ソードアート・オンライン Dragon Fang《リメイク版》   作:グレイブブレイド

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どうも、グレイブブレイドです。

アリシゼーション編後半の映像が少し公開されて見ましたが、たった数秒だけでも凄く楽しみだなと思いました。秋の放送に向けて少しでもアニメに追いつきたいなと思っています。

そして、7月17日には令和初となる仮面ライダーの発表が決定。この頃は忙しいですが、どういう仮面ライダーなのか今から気になっています。もちろん、ジオウの本編と映画も楽しみです。

ここ最近は色々ありましたが、楽しみなことを糧に前向きにいきたいなと思っています。


第3話 消えない記憶

今日の授業が終了し、俺は長年隣に住む1つ年上の幼馴染の響と一緒に家を目指していた。

 

日を追うごとに気温が下がっていき、冷たく乾いた風が頬を叩いている。季節も秋からすっかり冬へと移り変わっていた。

 

「今日もALOにログインしないのか?」

 

「ああ。今日だけじゃなくてこの1週間は無理だ。もうすぐ大会も始まるからな」

 

「だったら仕方ないか。近いうちに新生アインクラッドの第21層から第30層までアップロードされるらしいから、その時にはちゃんと参加してくれよ。アスナは特に張り切っているからな」

 

「わかってる」

 

話をしながら歩いている内に、家の前まで着いた。そこで響と別れ、持っていた鍵を使って玄関の扉を開け、家の中へと入る。

 

家の中は静まり返っており、誰もいる気配はない。親父とお袋は仕事が忙しくて家を空けることが多く、俺は昔から鍵っ子だった。俺には大学生の姉と中学生妹がいるが、2人とも大学のサークルや部活があるため、まだ帰って来ない。

 

自室に行き、リュックサックを机の上へと置く。服も制服から私服に着替える。早速GGOにログインしようかとアミュスフィアに手を伸ばそうとした時、朝に姉貴から学校帰りにドラッグストアで洗剤を買ってくるようお願いされたのを思い出した。

 

すっかり忘れてしまっていた俺は、急いでアーケード街にあるドラッグストアへと向かうことにした。

 

 

 

 

 

アーケード街には時間帯も影響しているためか、買い物袋を手に持った主婦や学校帰りの学生が所々で見られる。

 

ドラッグストアで洗剤を買い、家に帰ろうとしている途中、2つの建物の隙間にある狭い路地から声が聞こえ、何なのか気になって振り向く。そこには他校の服を着た女子生徒が4人いた。だが、3人が1人を囲んでおり、何か様子がおかしい。よく目を凝らして見てみると、囲まれている女子生徒は見覚えがある顔だった。

 

「あそこにいるのってまさか……」

 

近づき、彼女を呼ぶ。

 

「朝田?」

 

3人に囲まれているメガネをかけた黒髪ショートの女子生徒が反応する。

 

「か、神崎君……」

 

彼女は《朝田詩乃》。朝田とはGGOのソフトを買おうとした際に知り合い、その縁もあってゲーム内でも共に行動することが多い。《冥界の女神》の二つ名を持つ凄腕スナイパー、シノンの正体でもある。

 

「おい、どうかしたのか?」

 

今の朝田は顔色も悪く、立っていられるのもやっとの様子だ。この状況を見る限り、この3人から恐喝を受けていたようだ。

 

俺は恐喝の首謀者だと思う女子を睨み、怒りがこもった声で問う。

 

「お前ら、朝田に何したんだ?」

 

「な、何もしてないよ!ただ、朝田が急にこうなっただけだよ!」

 

首謀者だと思う女は俺にビビりながらも答え、取り巻きの2人も「そうだ」と言う。だが、俺は首謀者の女が朝田のサイフを持っているのを見逃さなかった。

 

「何もしてないか……。なら、どうして朝田のサイフを今お前が持っているのか説明してもらおうか?」

 

更に殺気を出し、首謀者の女の右手首を強めに握る。

 

「い、痛っ!そ、それは……」

 

首謀者だと思う女は完全に俺にビビってしまい、まともに答えることもできなくなっていた。取り巻きの女たちもだ。

 

この間に首謀者の女から朝田のサイフを奪い返し、手を放して軽く突き飛ばす。

 

「お前たちみたいな姑息な手段を使う卑怯者が俺の視界に入るだけでも目障りだ。失せろっ!」

 

「「「ひっ!」」」

 

奴らは今にも泣き出しそうな顔し、急いでこの場から逃げ去って行った。

 

「ったく。大丈夫か、朝田?」

 

「ありがとう、神崎君……」

 

「早くここから出た方がいいな」

 

朝田にサイフを返し、彼女を支えて路地から出た。

 

「落ち着いたか?」

 

「うん、大分よくなった……」

 

そう言った時の朝田は、先ほどよりも顔色がマシになっている。これを見た俺は安心したと同時に、あの女たちへの怒りを抱いた。

 

今度会ったらただじゃ済まさないぞと思っていると、後ろから声をかけられた。

 

「あれ、朝田さん、隼人君?」

 

聞き覚えのある声だ。振り向くと、そこには黒い野球帽を被った痩せた少年がいた。

 

彼は新川恭二。夏休み前までは朝田の同級生だった。だったというのは、二学期以降から学校に行ってないからだそうだ。朝田から聞いた話によると、恭二は所属していたサッカー部の上級生から酷いいじめを受けていたかららしい。恭二の家は大きな病院を経営しているから、それに目を付けられたのだろう。

 

このことを知った時は、ソイツに文句の一つでも言ってきてやろうかとした。だが恭二に、返って大きな問題になって親や俺に迷惑をかけたくないから止められた。それ以来、このことに触れることはなくなった。

 

ちなみに、恭二と知り合ったのもGGOのソフトを買おうとしたした時だ。今から半年ほど前……今年の6月頃のことだ。家電量販店でレジの前に並んでいた2人の高校生組の内、1人が傘を忘れてしまいそうになった時に、話しかけたのがきっかけだった。この2人が朝田と恭二だ。それから、同じソフトを買いに来たということで2人と仲良くなり、現実でもGGOでも親交があるほどの仲となった。

 

「ところで何かあったの?」

 

「何でもない。ただ、そこで朝田と偶然会っただけだ」

 

恭二にはさっきのことは伏せて置き、朝田と偶然会ったということにしておいた。

 

「何でもないならよかったよ。それで2人とも、何か飲まない?奢るからさ」

 

「ほんと?」

 

「いいのか?」

 

「うん。一昨日の話を聞かせてよ。ここの裏通りに静かな喫茶店があるんだ」

 

数分後、恭二に案内されて裏通りにある静かな喫茶店まで来た。俺はホットコーヒー、朝田はミルクティー、恭二はコーヒーフロートを注文し、それらが来てから話が始まった。

 

「聞いたよ、一昨日の話。2人とも大活躍だったんだって?」

 

「作戦的には失敗だったわ。こっちのスコードロンは7人中4人やられたんだから」

 

「待ち伏せで襲ってその結果じゃとても勝ったとは言えないぜ」

 

「でも凄いよ。あのミニガン使いのベヒモスは今まで銃弾戦で死んだ事がないって言われているし、スカルなんて前回のBoBでベスト5に入るほどの実力者だからね」

 

「スカルはともかく、あのミニガン使いってそんなに有名なのか?」

 

「BoBのランキングでもベヒモスっていうプレイヤーの名前なんてなかったから知らなかったけど…」

 

俺も朝田もスカルのことは知っていたが、ベヒモスの方は知らなかった。俺たちより前からGGOをプレイしている恭二が説明し始める。

 

「そりゃそうだよ。いくらミニガンが強力って言っても弾薬を500発持てば重量オーバーで走れないんだ。BoBはソロの遭遇戦だから遠くから狙い撃たれて終わりさ。その分、集団戦で十分な支援があれば無敵だけどね。反則だよ、あんな武器」

 

子供のように口を尖らせる恭二に、朝田は微笑む。

 

「それなら私のへカートⅡだって思いっきり反則って言われてるよ。使う方にしてみればそれなりに苦労はあるんだけどね」

 

「ちぇ、贅沢な悩みだなあ。それで、次のBoBはどうするの?」

 

「出るよ、もちろん。前回20位までに入ったプレイヤーのデータはほとんどそろったからね。今度はヘカードを持っていくつもり。次こそは全員ころ……上位入賞して見せるわ」

 

朝田は『殺す』と言おうとしたところ、慌てて誤魔化した。

 

「朝田さん、今回は本気で行く気みたいだね。隼人君も次のBoBに出るの?」

 

「ああ。俺は今回はM4カービンの代わりに無双セイバーを使うつもりだ」

 

これを聞いた朝田はまた微笑み、恭二は驚愕する。

 

「む、無双セイバーの方を持っていくの?いくらスカルを倒したことができたからって、BoBでそれを使うのは自殺行為だと思うよ……」

 

「確かにM4カービンも悪くないが、やっぱり無双セイバーの方がしっくりくるんだ。それに、銃じゃなくて剣でも戦えるのは第1回BoBの優勝者が証明してくれただろ?」

 

「《サトライザー》のことだね……。まあ、確かに彼は強かったけど、今のGGOだと自殺行為って言ってもいいかもしれないよ……」

 

サトライザーは、ナイフとハンドガンのみで敵を次々と倒し、第1回BoBの優勝者となったアメリカ人のプレイヤーだ。しかし、第2回目BoBからは、参加資格が日本国内からの接続のみになり、大会で奴と戦うことは不可能となった。それでも俺は何か機会があれば、サトライザーと戦ってみたいとも思っている。

 

元々GGOを始めたのは、SAOやALOとは違う世界観のゲームをしてみたかったという興味本位だった。そんな俺が今もGGOを続けていられるのはある意味、サトライザーを目標にしているからなのかもしれない。

 

「確かにお前の言う通り、俺のやることは自殺行為かもしれない。だけど、それでも俺は俺のやり方で頂点を極めて見せる」

 

「そっか。2人とも凄いよ。朝田さんはあんな物凄い銃を手に入れて、ステータスもSTR優先。隼人君もバランス型で、銃の世界であんな戦い方ができるからさ。僕より後にGGOを始めたのに、今ではすっかり置いて行かれちゃったな」

 

「そんなことないぜ。恭二も前の予選は準決勝まで進んだだろ」

 

「いやダメさ。AGI型じゃよっぽど凄いレア銃じゃないともう限界だよ。ステ振り間違ったなぁ」

 

恭二が操るアバター《シュピーゲル》はGGO初期の時に流行ったタイプAGI一極型だ。

 

このタイプは、サービス開始半年くらいまでは圧倒的な回避力と速射力で他のプレイヤーを圧倒してきた。だが、マップが攻略されるにつれ登場した強力な実弾銃を装備するのに必要なSTR、つまり筋力値が事欠き、また銃自体の命中精度が向上することによって回避も思うようにいかなくなって、8ヶ月を経過する今では主流ではなくなった。

 

それでも、連射力がものを言う大口径の強力なライフル《FN・FAL》や《H&K・G3》などのレア武器が手に入れば、AGI一極型でもまだまだ一線で通用する。それに、スカルや前回のBoBで準優勝《闇風》というプレイヤーはAGI一極型だから、まだこのタイプのアバターでも十分にトップレベルでも戦えると俺は思っている。

 

だが、俺に言わせれば、1番重要なのはプレイヤー自身の心の強さだ。一昨日戦ったスカルも、俺に銃弾を切られても冷静沈着に戦えたのはそれがあったからだろう。

 

ため息混じりにコーヒーフロートを掻きまわす恭二を見た朝田は、会話を収束させようと決めた。

 

「じゃあ、新川君は次のBoBにはエントリーしないの?」

 

「うん、出ても無駄だからさ」

 

「もったいない気がするが、恭二は勉強もあるからしょうがないか」

 

「確か新川君って医学部受けるんだったよね?」

 

「うち、病院だからね。父さんと医学部に入学するって約束したから仕方がないよ」

 

恭二は夏休み以降不登校になった件で、父親と相当やりあったらしい。

 

恭二の父親は大きな病院を経営しており、恭二は昔から医学の道を目指すよう言われていた。話し合いの結果、自宅学習は認められ、再来年には大学入学資格検定を受けて、タイムロス無しで父親が出た有名私立大学の医学部に合格すると約束させられたことで、なんとか問題は終息したらしい。

 

「予備校の大検コース行ってるんでしょ?模試とかどう?」

 

「うん、大丈夫。順位は学校に行ってた頃と同じぐらい維持してるよ。問題ありません、教官殿」

 

「よろしい」

 

朝田に向けて敬礼する恭二。朝田も冗談めかして微笑んで答えた。俺はコーヒーを飲みながら、軽く笑みを浮かべて2人を見ていた。

 

「実はちょっと心配してたんだよ。新川君っていつ入ってもオンラインだもん」

 

「勉強は昼間にちゃんとしているよ。こういうのはメリハリが大事なんだよ」

 

「確かにそれは言えるな」

 

2人と会話を交わしながら、ふと店内の壁にかかっていた時計を見ると時計の針は18時を過ぎていた。俺は姉貴と妹が帰ってくる、朝田は晩飯の支度があるということで、今回はここでお開きとなった。

 

喫茶店前で恭二と別れ、朝田とは帰る方向が同じだったため、彼女を送ることにした。朝田は途中でスーパーに寄るからいいと言ってきたが、あの女たちがまたやってきた時のために買い物に付き合うことにした。

 

あの女たちがまた来ることもなく、買い物は無事に終了。そのまま、朝田が住むアパートへと向かった。

 

アパートの前まで着くと、朝田は俺にお礼を言ってきた。

 

「今日は本当にありがとね。送ってもらうだけじゃなくて買い物にも付き合わせちゃって。それに、あの時は助けてくれて……」

 

「気にするな。アイツらが目障りでやっただけだ」

 

そう言い、少し間をおいてから話を続ける。

 

「…………あんなことは、いつもあるのか?何だったら、次に何かあったら俺に知らせてくれ。すぐに駆け付ける」

 

「ううん、大丈夫。私も強くならないといけないから……」

 

自分は平気だと言っているかのように、朝田は微笑む。

 

「そうか、じゃあな」

 

俺も無理に追及しようとはせず、家へ向けて足を動かす。

 

 

 

 

 

家に着くと、玄関先にある照明に灯りが付いていた。姉貴か妹のどちらかが、もしくは2人とも帰ってきているのだろう。持っていた鍵で玄関のドアを開けて中に入る。灯りが付いているリビングに向かうと、姉貴と妹がいた。俺の帰りが遅かったこともあり、今日の夕食は近所にあるファミレスで済ませることとなった。その後は、家で順番に風呂に入ったりと、いつもと変わらない平日の夜を過ごす。

 

風呂上がりに、リビングにあるソファーに腰掛け、冷蔵庫から取った冷えたスポーツドリンクが入ったボトルのキャップを開けて一口飲む。

 

いつもと変わらない変わらない平日の夜。だけど、今日はどうしても朝田のことが心配で気になっていた。

 

朝田は、あの女たちのことはもちろん、他にも何かを抱えているような気がした。しかも、意地を張って、誰にも頼ろうとはせずに自分1人で解決しようとしている。

 

――何だか俺自身を見ている気がする……。

 

今から1年と1ヶ月ほど前まで、2年間続いたSAOでのデスゲーム。

 

開始されてからからしばらくの間、俺は響……ザックとコンビを組んで行動をしていた。当時は元βテスターへの評判がよくないという影響が強かったからだ。そんな中、俺たちと同世代の3人のプレイヤーたちと出会い、攻略ギルド《ナイツオブバロン》を結成することとなる。

 

ギルドのリーダーは、コミュ力の高いザックがやるのではないかと思っていた。しかし、ザックは「オレよりお前の方が強いし、どんなに恐ろしい敵でも屈服することなく戦えるから」と言ってきて、他のメンバーたちもザックの意見に全員揃って賛同した。そのため、ギルド名は俺が付けるという条件付きでギルドのリーダーとなった。

 

《ナイツオブバロン》という名には、『貴族の様に誇り高く生きる・己の弱さを自覚して這い上がる』という意味が込められている。

 

ギルドは小規模でありながらも、「攻略組」の一角に名を連ねるようにもなり、数多くのボス戦にも参戦した。メンバーと苦楽を共にする日々は、当時は今までで一番充実しているとも思ったほどだ。

 

しかし、その日々は突如終わりを迎えた。ある殺人ギルドたちの罠にかかり、俺とザックは他のメンバーたちと分断。その隙に他のメンバーたちは奴らに殺害された。

 

仲間を失って悲しみにくれた俺とザックは、仲間の仇を取ろうと殺人ギルドたちとの戦いに参加することとなった。俺は復讐心や殺意を抱いていたこともあり、奴らの命を奪うことに躊躇はなく、最終的に2人のプレイヤーの命を奪った。

 

だが、奴らとの戦いを終えてから、初めて自分が犯した罪の重さに気が付いた。いくら仇を取るためだからと言って、人の命を奪ってよかったのだろうかと何度も自分にそう問いかけた。

 

この罪は一生記憶から消えることはない。俺は最終的に目をそらさずに罪を受け入れることにし、これまで過ごしてきた。完全に乗り越えたとは言えないが。

 

こうした経緯から、朝田を自分と重ねて見てしまう俺は本当にどうかしている。今すぐにでも、こんなことを考えるのは止めようと、アミュスフィアを目に着けてベッドに横になる。

 

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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドに横なって目を閉じると、彼の姿が浮かんでくる。

 

彼は、不愛想でぶっきら棒なところがあるけど、優しい面もあって今日もいじめられていた私を助けてくれた。そして、銃の世界ではクールでいながらも熱い闘志を持った強いプレイヤーだ。

 

どちらの世界でも彼は強い。そんな彼に最初は憧れを抱いていただけだったが、次第に異性として想いを寄せるようになっていった。いつか彼にこの想いを告げることができればいいなと何度も思った。

 

だけど、()()()の私には、普通の女の子のように恋することもできない。今までこのことを知った人たちは、私を避けるようになっていった。きっと彼もそうなるだろう。

 

一生逃れることができない苦しみに、黙って涙を流していることしかできなかった。

 

「助けて……。誰か……たすけて……」




執筆のために原作を読み返したりしましたが、改めて遠藤とかいうあのクソ女たちに怒りを覚えました。そのため、カイトさんに軽くお仕置きをしてもらいました(黒笑)

リメイク版のカイトさんはソニックアローを使わないため、GGOをやり始めた理由がかなりシンプルなものとなりました。ですが、それだけでは物足りないので、今後の付箋になることも少し追加して入れてました。

あとは基本的に話の流れは旧版と変わらず、修正したり加筆しただけとなっています。

次回もよろしくお願いします。

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