黒円卓の聖杯戦争   作:tonton

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「誓言(ノロイ)」

 

 

 

 時臣自身、目の前の男の言葉を狂言だと笑い捨てたかった。

 何しろ自らをサン・ジェルマンなどと過去の異人を名乗り、それすらも記号にすぎないと言う。客観的に見ても、妄言の過ぎた異常者と判断する方がしっくりハマるだろう。

 だと言うのに、時臣の口は掠れた笑い声すら漏らすことができなかった。端的にいえば、この時から既に彼は目の前の男の持つ雰囲気に飲まれていたのだろう。

 

「根源、だと、なにを」

 

「その疑問は理解できなくもないが、まずはそういうものだと受け止めてもらえると私としても助かるかな。事の咀嚼などあとでいくらでもできよう」

 

 だが、それでも代々受け継いできた悲願の在りようを、こうもあっけなく見せられたのでは困惑を通り越して怒りが湧いてしまう。例えば宝石のように大切に持っていたそれを、まるで無価値の石ころだと貶められた、とでもいえばいいのか。思考を重ね、失敗を繰り返しても前進してきた道に突如正解を投げられたような気分。この男がどういうつもりでその言葉を口にしたのかは知れないが、疑う余地なく、“親切心”等である筈がない。

 

「……ここが貴方のいう“根源”、であると仮定しよう。だが、疑問も当然残る。会話と言ったな。ならば、多少なりこちらの質問に答える気はあると?」

 

 故に、これ以上相手のテンポに乗るのは悪手だと、彼は平静を努めるために息を吐きだし、交渉に移った。

 

「然り。ああ、別段妄言だと切って捨ててくれて構わんよ。先にいった通り、“名前”も"この姿"も"演出"一つにしても会話を円滑にするためのいわば潤滑油のようなもの。とはいっても、一から十まで端から問いに答えていては、時はいくらあっても足りるはずもない。となればある程度の絞りこむ必要があると思うが――さて」

 

 そう言って顎に手を当てて思案する姿は堂に入っているようにも見れるが、その中で交錯しているものが録でもないだろうことは、出会ったばかりの時臣ですら解る。問題となる次の言葉、如何な文句が飛び出すのかと身構えていた彼だったが、対峙していた男が口にしたのは時臣に最初の問いを任せると言う予想をずれたもの。

 これも一興だろうと笑うメルクリウスの考えを時臣は全く読めなかった。

一貫したて求めるものの見えてこないという、彼が今まで歩んできた人生の中でこれほど異質な存在というのは、雲を捕らえようとするように掴み所というものがない。

 

「では、一つ。まずここが"根源"と仮定して、私には問わなくてはならないものがある」

 

 だがしかし、ならばと問わなくてはならない。ここが根源だというのなら尚更に、自身の、それこそ“遠坂家”にかかわる大事なのだから。

 

「我が遠坂が仰ぐ大師父。彼は自力で根源に到達した。対して、遠坂が長きにわたる歩みはこの通り。率直にいえば、私が此処に招かれた理由を聞きたい」

 

 つまりは始まりの御三家にして、その系譜の末裔である“遠坂家”当代として、彼のキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが根源へとたどり着き“魔法使い”に至ったという事実。その時代から今日時臣の代まで、悲願たる根源に到達した物は誰もいない。その歴史が示す事実。時臣自身がもっともよく知っている。“己が単独で根源に至る事はない”のだと。

 

 遠坂 時臣という男は、何も産まれたときから突出した才能を持っていた訳ではない。寧ろ彼の魔術師としての才は平均の上。歴史ある遠坂の系譜を辿れば凡人とすら呼べたかもしれない。

 だが、彼は自身の力量というものを誰よりも弁え、常に努力を怠らなかった。

 “遠坂たる者、常に余裕を持って優雅たれ”

 その家訓に従い、彼は一の試練に十の備えをし、それで届かなければさらに積み重ね、それでだめならより多くの研鑽をと繰り返してきた。その歩みは傍から見れば泥に塗れたものだろう。しかし、結果だけ見るなら、彼は臨んだ試練に対して常に過不足なくこなしてきたのだ。全ては誰よりも己を知るが故に。その彼が自ら下した判断なのだ。如何に悲願の到達点だとはいえ、手放しで喜べるような人間ではない。

 

「大師父?」

 

 対して、時臣の問いを受けたメルクリウスは別に関心を持ったのか首を傾げてみせ――

 

「ああ宝石翁の事か。随分懐かしい響きだ」

 

「その通り名、やはり大師父は此処にっ」

 

「やはりも何も、彼は一度“根源(ココ)”に侵入を果たした数少ない人間だ。私が言うのもなんだが、中々に変わった男だったかな。それなりに楽しませてくれた礼として、私なりに魔業(おくりもの)もさせてもらったのだが――その後、彼は息災かな?」

 

 何か聞き捨てならない言葉(ノロイ)を吐き出した。

 

「ナニか不思議な事でもあったのかね? 根源、世界の境界の向こう側、たった一人で穴をあけて訪れた人間が、まさか無事ですんだなどと夢物語を信じていた訳ではあるまいに。ああ、君の質問は何故ここに自分が来れたのかだったか。だが、事はより単純だ。そもそも悩む必要性が何処にあるという。君自身己が至らないと自覚していたはずだ。であれば、そう。この現象には外的要因あの場での衝突、衛宮 切嗣、そしてセイバーとアーチャーの戦いという要素以外、第三の力が働いていたはずだと、聡明な君の事だ大凡の察しがついていたのではないのかね。だからそう、君は最初の問いに選んだのはつまりそういう事。故に態々私に問いかけた」

 

 その通りに、時臣はこの場にたどり着いた事を認識し、目の前の男が講釈を垂れ流す前に、事の全体像が見えてしまった。

 人間一人でたどり着くには奇跡にも等しい異界。

 届かない筈の己の力量。

 異界に待ち構えていたメルクリウスと名乗る謎の男。

 この状況で疑うなという方が無理がある。

 

「だが言葉を少々間違えているのはいけないな。質問とは的確に且つ解りやすくまとめるべきだ。そうこの場合は“何故此処に来れた”のではなく、“何故己をこの場に呼んだのか”という事ではないのかね?」

 

 常人には到達すら不可能。優れた魔術師でさえ、到達した物は両の手程もおらず、また帰ってきたものは片手で足りる。そんな場所にいるこの“メルクリウス”と名乗った男が真面である筈も、この邂逅が偶然である筈がない。時臣にして常に警戒心を抱かせていた違和感というのはつまりそれだ。

 沈黙は肯定。

 睨み返すように時臣の鋭い視線にしかし、やはりというか目の前の男はまるで堪える様子が無い。寧ろどこ吹く風だと嘲る様に更なる爆薬を投下していく。

 

「別に隠すつもりはないし高々にいうものではないと思ってはいるが、それでも君に解りやすくいうのなら私は君の考えを肯定しよう。その通りだと、私は君たちが言う■という存在だよ。どうかな、目の前にすれば何とも陳腐な言葉である事この上ないだろう」

 

 瞬間酷い雑音が周囲を流れ時臣の脳内を掻き乱したが、その程度が障害になる筈もなく、目の前にいた彼は確かにこの男の名乗りを耳にしてしまった。自分が目の前にした存在がどういう存在か。過程でしかなかったモノの裏付けを得、その主張が嘘偽りの無い紛う事なき真実であると。

 

「馬鹿なっ、お前如きがそんな――」

 

「であれば、なんだというのかな? 水銀や詐欺師など、長く生きていればそれなりに忌名をもらってきた身であるが、率直な意見を聞かせてもらいたい」

 

 咄嗟に稚拙な否定を口にしてしまったのもそう。つまりは彼の思考はメルクリウスの存在を肯定しており、図りかねている。言葉を変えるなら、あまりに大きな存在に恐れているとも取れた。

 

「ふむ、答えが無いというのなら、此処は一先ず先の問いに戻るといようか。ああ、確か君の祖先がこの場に訪れたのか。私の答えは肯定。彼が訪れた事も、此処から逃れたもの事実に変わりはない。そして、君が此処に訪れた理由。それに対する君の推理に対して、私は肯定の意を示そう――いかにも、私が君を“根源”へと招いた張本人だ」

 

 “根源”

 万物の起源であり終焉を迎える場所。この世のありとあらゆる全ての知識を記録しているが故に、如何なるものも作り出せ次元の頂点。いうなれば“神の座”であり、その空間を機能させ時臣単体を招きよせたという事はつまり、

 

「戯れで、このような愚弄を謀ったというのかっ」

 

 天神の気紛れ。

 本来来れる筈の無いところへ到達する片道切符。この男が時臣の何に興味をそそられたのかは知れないが、相手の了承もなく問答無用に巻き込んだ一連の流れは、時臣に下であると見せつける悪業に他ならない。

 

「私はっ、一魔術師として真理たる“根源”に近づこうと邁進していただけだ! 始まりを名乗る上で恥じない者であろうと、始祖の意思を体現してきたっ」」

 

「であれば、今互いに殺し合うかつての盟友、他の御三家は志が歪んでいると? 目的と手段が入れ替わった? 笑止。私に言わせれば君の家も大して差などありはしない。そも君は“根源”に至り何をなすというのか」

 

 激昂にかられた時臣に被せられたのは、嘲笑と問答を打ち返される一方的な言葉の暴力。至れることが第一。己でなくても次代の遠坂がと、そう歩み続けた彼にとって、描いてきたビジョンというのは当然根源への到達。未だ到達した者は数少なく、帰ってきた者も更に少ないとなれば描くのは既に妄想でしかない。が、今できる事を全力で、目の前の障害を丁寧に取り除く事を処世術としてきた彼にとっては事象を知ることが大前提。知識として得られないモノに備えろと言われても難航するのは無理からぬ話。

 だからそう、何処までも現実主義者で合理主義。悪く言えば夢の無い彼であるが為に、彼はその質問に限って、答えられるだけの言葉を持っていなかった。

 

「かの大師父とやらは何を託し後世を芽吹かせようとしたのか。単身至れたとしても、未熟な君がいったい何を得られるというのかね?」

 

 上辺だけではない芯に抱くモノを。

 失敗が無いよう事前に備えるという事はつまり、彼は仕損じる選択肢を遠ざけてきたという事。冒険心が無い熱意が冷めている。遠坂 時臣という人間が人として機械のようだという訳ではない。だが、困難である筈の道を無難にしてしまう、渡れるようにしてしまう彼の器用さと弛まぬ努力は確実に、小さな歪を積み重ねてきた。その弊害がこれだ。

 

 弄りが過ぎたかと興が乗ってしまったと謝罪する態をとる男だが、その姿勢に誠実さはまるで感じられない。男がそう口にする様に、自身の悪癖として憚らないそれに対して、彼は終始余裕を崩されていた。

 

「お詫びという訳ではないが、君の質問、心の疑問の一つにお答えしよう。そう、此処に招かれた理由。何用か、と。しかしこれまた答えるなら単純明快、私は単に“見たくなった”のだよ」

 

「私に? いったい何を――」

 

 何を聞く必要があるのかという問いを投げかける前に、メルクリウスが時臣の言葉を遮るように重ねてくる。

 

「万事が全て滞りなく障害足り得ない。確かに生きていく上では羨望を集めるだろうし理想であろう。が、その様な脚本のどこに面白味があると言うのかね」

 

 まるでそれを目にしてきたかのように語る物語、脚本とはとある人間の人生録。

 いったい何時から、いつの間にという疑問は無意味だ。ここが全ての始まりであり終わりであり、全てを記録しているのだとしたら、男は全てを知っている、もしくは知ることができるという事になる。

 

「羨まれはしよう。だが憧れなどはしない少なくとも私は欠片も食指の動かない三文芝居だ。変化のない物語などあくびが出る」

 

 彼の祖父が三度目の聖杯戦争に向かったという当時を。

 実父から課題を積み重ね、いつか廻りくる大願を託された重責に必死で堪えようとしていた時を。

 妻を迎え、次代に託すにたる才児を授かった幸福を噛みしめていた頃を。

 

 彼の人生すべてを、男は“つまらない”の一言できって捨てる。

 

「だが目を離すには些か手心を加えすぎた。しかし耐え忍ぶというのもコレで堪えるモノでね」

 

「手を加えただと?」

 

 それですら我慢がならない冒涜。だが、メルクリウスの暴虐はその程度で終わりはしなかった。

 

「ああ、そうか。君は、いや君たちは今の“聖杯”を真実過去の偉人が残した遺産であると信じて疑わないのだったか」

 

「何がおかしい」

 

「いや、失礼。気を悪くしたのなら謝罪しよう。なに、知らないという事はやはり幸せなものかと持論を変えるべきか一考させられたのでね」

 

 まるでこの“聖杯戦争”の暗部を、御三家である時臣ですら知らない恥部を滑稽だとこれまたやはり嘲笑いながら、メルクリウスは斬りつけた傷口を広げていく。嬉々として。 

 

「私と君に本来接点はない。此処にいるという意味で私から一方的に接続する事は出来るが、引き込むには少々繋がりが弱い。強引に事を運ぶこともできるが、それで万が一支障をきたせば興醒めもいいところ。故に、過去冬木の“聖杯”に触れたあの時は実によい拾いモノをした」

 

 知らぬと、関わりたくもないとそう思わせるこの男と作らえていた繋がり。時臣がまだ幼かった過去、第二次世界大戦が開戦する直前、その裏で死闘が繰り広げられていた中で掠れてしまった真実を紐解いていく。

 

「彼のアハト翁でさえ覚えていないのだから無理もないが――当代の聖戦より前、第三次においてアインツベルンに取り入ったのが私だよ。中々に面白い試みに思えたのでね。世界が混沌を迎える二度目の大戦を前に、中々の余興だと少々手を加え(狂わ)させてもらった。疑問に思わなかったのかね? 御三家の同意で聖堂教会にまで委託し万全を期した三度目の戦が勝者不在、器を破壊されるという前代未聞の失敗に終わったという事態に」

 

 だからそう。彼等が、時臣たち御三家が悲願として臨んだ“万能の願望器”など既に跡形もなかったという悪夢。今冬木に残り脈動を続けるのは“聖杯”の皮を被ったナニか。この男、“水銀の蛇”の興味を引き付けてしまった時点で、この儀式は狂わされていたのだ。

 

「そう、聖杯の中身は既に“万能の願望器”等とは程遠い。器に満たされた“黄金”は八つの魂を喰らいつくし、世界を呑込む。あの宝石翁が自ら立ち会った聖杯を破壊しようと四苦八苦する姿にはなかなか笑わせてもらったよ」

 

 そんな光景をただ指をくわえて壊させるわけがないだろうと謗る水銀の王。

 だが彼の言葉通りだとしたら、サーヴァントが残り二騎である先程の現状は、男のいう“黄金を”降誕させるのに不足ない舞台を整えていたのではと、彼が一抹の不安に駆られた時だ。

 

「そうして、私と君の家の間には相互に繋がりというべきものが出来ている。折角“彼”が興味を抱いてくれた催しだ。脚本家としてここは腕を振るわなくてはなるまい。故にそう、だからこそ私は君を招き、手ずからその人生に彩りを加えてみようかと思ったわけだよ」

 

 男が煽っていた恐怖の風が、その対象が明確に時臣を捉えてきた。“水銀”手ずから人生を改悪する。できる筈がないと笑い飛ばす事がどうしてできよう。

 

「なに、ただの助言にすぎないしそう気にすることでもない。心にとどめるか笑い捨てるかはそれこそ君の自由というもの」

 

 助言?

 呪いの間違えだろうと知らず後ずさった彼はここで思い知った。地平の果てぬ黄昏の浜辺、誰も彼もいないこの空間で、そもそも逃げ場など初めからないという事実。単独で至れなかった彼に戻るべき手段がないという非業を。

 

 一歩、また一歩と“水銀”が歩み寄り、同じ歩幅だけ時臣が後ずさる。誰もいない浜辺には男の語りと、二人の歩みだけが響いていく。

 

「君が歩んできたこれまでの道とは即ち起伏のない人生。大きく躓く事もなく成功を重ねてきた人生は、同時に他者より上にたってきた。君にその気があろうとなかろうと、羨望を集めるとはそういうこと。知らず省みず積もり積もった盲念はやがて君の足を引くことになるだろう」

 

 言わせてはいけないと心の奥底で警報がうるさく響いているのに、彼には耳をふさぐことも、背を向けて逃げ出す事も出来ない。否定する為の言葉も出ず思い浮かばない。

 

「そう、君はこれから―――」

 

 無駄だとわかっている後退を止める事も出来ず、もたついてしまった彼の手が、その時腰に据えられていた固い感触に触れた。

 

 

『läßt!!』

 

 

 無心でただ振り抜いた刃、“アゾット剣”。彼が師である父より授けられた一人前の魔術師としての証。彼が最も頼りとしている大粒の宝石と比べれば見劣りする品だが、重ねた年月で言えば、これは間違いなく彼の切り札ともなる礼装の一つ。だが、それすらも届く光景が描けず、彼は不安なまま闇雲に、優雅とはかけ離れた粗暴さで振るった剣はしかし、

 

「――やれやれ、君はもっと思慮の深い人間だと思っていたようだが、どうやら買被りだったようだ」

 

 外套を横一文字に裂かれ、目深に被ったフードを落した彼が素顔を晒していた。

 裂けた外套以外に目立った外傷はない。だがその存在がゆるりと薄れていくのを目の前にした時臣は確かに感じていた。

 

「っ、く、はぁっ」

 

 無意識に止まっていた呼吸に、肺が酸素を求めて過剰に脳へと訴えている。その動悸をどこか遠く感じながら、薄れ汚れた外套を残して口元だけが輪郭を残したソレが、半月を描いたまま悦に浸るように呪を刻む。

 

『恐らく、やがて、きっと、君が人生で得てきたモノ、栄光の代償を清算する時が訪れる。必ずそうなる。私にはその様が目に浮かぶ。その時君が浮かべる絶望を』

 

 その時こそ再び見えようと、言の葉を刃のように刻み付け、今度こそ“水銀の蛇”は消えていく。

 同時に、時臣の意識がまるで夢から覚めるように体が浮き上がる感覚を自覚した。正確には、“根源”からはじき出されているのだろうと認識しながら、彼は現実に戻る。

 

 一帯を灰塵と一変した建物の残骸が残る一角で、彼は目を覚ましてしまった。

 

 

 






 せ、セーフ?
 水銀さん語り多くてやり過ぎると一話に収まんないよ(
 やっぱり、黄金と並んで取扱い要注意人物なだけあるね(白目
 (決してアンチではないつもり)

 さあ、次回こそケリィの出番――あ、はい閣下の出番ですよね()

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