???「何してんだ!」
サイク「ゲボッ!」
突如現れた何者かによってサイクが蹴り飛ばされた。その者の姿は、赤い髪のショートヘアーで身長はルーシィより少し低いくらいの少女だった。
蹴り飛ばされたサイクが顔を押さえながら立ち上がる。
サイク「痛ててて、何しやがるサラ!どこに実の兄の顔面を蹴る妹がいるんだ!」
サラ「ここにいんだよ!兄ちゃんこそ、狩りを終えてお腹を空かせて家で待ってる妹をほっといて、何遊んでんだ!」
サラはナツ達の方を見る。
サラ「誰、あんたら?」
ナツ「俺はナツだ。妖精の尻尾の魔導士だ」
ルーシィ「私はルーシィ。私も妖精の尻尾の魔導士よ」
ハッピー「オイラはハッピーだよ。オイラも魔導士なんだ」
ハッピーが喋ると、
サラ「猫が喋った!!!」
サラが驚愕した。
ルーシィ「さっきも同じ光景を見たわね」
ツッコミをルーシィが放つ。
サイク「中途半端に終わったが、確かに飯の時間だな。お前らも一緒に食うか?」
ナツ「よっしゃー!飯だー!」
ハッピー「あいさー!」
ルーシィ「いいんですか?」
サイク「ああ。飯は大勢で食う方がうまいからな」
食事をするために小屋に戻ることにした。小屋が見えてくると、小屋の前にサラが仕留めた体長2メートル程の猪が置かれていた。
ルーシィ「デカっ!」
思わず声をあげてしまうルーシィ。
サイク「今日は小ぶりだったな」
サラ「しゃーないだろ。こいつしか見つからなかったんだから」
ルーシィ「いや、全然デカイんですけど」
サイク「ここの動物は大きいものが多くてな、今までの最高の大きさで5メートルくらいだったか」
ルーシィはこの山に来たことを後悔した。
サイクは猪の調理を開始した。とても手際が良く、あっという間に料理が完成した。調理をする時に出た毛皮は今度、町に行くときに質屋でお金に交換するようだ。
ナツ「ふぁー、食った食った」
お腹を擦りながら言う。
ルーシィ「食事ありがとうございました」
サラ「気にすんなって」
サイク「作ったのは俺だろ!」
短期間の内に4人と1匹は仲良くなっていった。
ルーシィ「サイクって、そんなに強いのになんでどこのギルドにも入ってないの?」
ルーシィは疑問に思ったことを聞いてみた。
サイク「今はサラと一緒に修行の旅をしているからギルドに入るつもりは今はない。それに、入ろうと思うギルドは決めているからな」
サラ「私ははやく入りたいんだけどね。もう貧乏で仕方がないのよ」
ナツ「なら、妖精の尻尾に来いよ。お前らなら感激するぜ」
ナツの言葉を受けてサイクは考え出す。
サイク「そうだな。ちゃんとギルドに入って仕事するか。元々入ろうと思ってたのは妖精の尻尾だし」
サラ「やった!これで貧乏暮らしともお別れだ!」
サラは子供のようにはしゃぎ出す。
サイク「これからよろしくな、ナツ、ルーシィ、ハッピー」
ナツ「こっちこそよろしくな」
ルーシィ「よろしくね」
これから、妖精の尻尾に新しい人が2名入ることになった。
短いですけど、よろしくお願いします