原作と内容がことなるかもしれません。
人生には選択しなければならない時がある…。
選ばないという選択も実は選んでいるんだ…。
いや冒頭から何をいってるんだ?と思うかもしれないが人間時には選ばなくてはならない時があるということをいいたかっただけだ。
けっして幼馴染の圧力に屈したとかそういうわけではない……と思いたい。
全ての始まりはとある人物の来訪からはじまった。
屍灰竜襲撃事件から数日後、彼女はやってきた。
「ノアはいるか?」
バン――――という音をたてて扉を勢いよく開け、この町の市民なら誰でも知る彼女のトレードマークともいえる学院の制服姿でノアの自室に飛び込んできたのはアンサリヴァン学院生徒会のトップ、生徒会長のレベッカ・ランドールその人であった。
彼女は部屋を見渡すとノアのベッドで寝ているイヴに舌打ちをしてからノアに歩みよった。
彼女は手に持つ書類をノアに見せつきつけた。
「先日の事件により生徒会の力不足を我々は痛感した…よってノアとイヴ、二人を私の権限で生徒会長補佐とマスコット2号に推薦した!!
ちなみに理事会の許可は了承済みだ!!」
いきなり部屋に押しかけてきた彼女はとんでもないことを宣言した。
「はぇ―――――――――!?」
突然の許嫁の宣言に理解が追いつかずついついそんなマヌケな声をあげてしまったノア。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」
スーハー、スーハーと大きく息を吸い込み深呼吸をすませるとノアは彼女に問いかけた。
「えっと…今日は雨降ってないよな?」
「ああ、晴天だな。雲一つないぞ?」
「じゃあ、風邪でも引いて熱でも出したか?」
「あいにくと生徒会長として健康管理には人一倍気を使っている」
「薬物と「顕現せよ!」タンマ!!冗談だ!」
「就任式はもう少し先だが、あと三人アッシュとエーコ、シルヴィアにはこれから就任の打診をしに声をかけるつもりだ!!
今のうちに就任の挨拶でも考えてくれ!!」
「待て、俺たちは強制かよ!?」
「イヤのか?」
「俺たちにも選ぶ「5年前…」!?」
「5年前がどうしたんですか?」
声が聞こえて振り返るとそこにはマックスとニコニコ顔のコゼットさんがいた。
「い、いやなんでもない!!
就任式いつでしたっけ!!
会長補佐全力でやらせていただきます」
「ノア?
いったいどうしたんだ?」
生徒会の誇るまじめなメガネキャラ(後にとんでもない性癖に目覚める)マックスは心配そうな顔をして声をかけてきた。
「べ、べ、べべ…べつに何でもありませんことよ?」
「おい、震えてるぞ?」
「いかんな過去の刺激的な思い出の一部が強力すぎたか…」
「一体何をしたんですか!?」
「ふふふ……それは二人だけのヒ・ミ・ツ(ハート)」
「…ノア、とりあえずドンマイ」
「あらあら……」
レベッカの言葉に呆れてノアに同情するマックスと面白がいながら情報収集していくハイスペックメイドのコゼットさん、彼らに囲まれて過去の思い出?にひたっていると相棒(パル)であるイヴが目を覚ました。
「ん、ん~うるさいわね…なんの騒ぎよ?」
イヴは起き上がると放心状態でなにやら呟いているノアを一瞥してから騒ぎのおおもとであるレベッカに尋ねた。
「うちの肉奴隷になにしたの?」
「なに、ちょっとした夫婦の話し合いさ…」
バッ―――――――――バチィ―――――
激しい視殺線が繰りひろがれる中マックスは勇敢にも二人に声をかけた。
「あ、あの…会長、そろそろ時間が…」
「ふむ、そうだったな…アッシュの部屋でパルの祝いをするから二人ともきてくれ!!」
「パルの祝い?」
「その名の通りパルの誕生を祝って飲み食いする催しだ。
シルヴィア王女殿下も出席してくださる、当然料理も豪勢だ!!」
「ご馳走!!」
じゅるり…。
「私としてはぜひ二人にも来てほしい、というか二人も主役なんだが…」
「いくわ!!
ご馳走…じゅるり…」
「即答かよ!!」
「おっ!!
ノアが蘇った…」
「ふむ、耐性がついてきたな…では次は3年「待て待て…早く行こう、な?」む、そうだな…」
ノア達はアッシュの部屋に向かった。
「生徒会の新メンバーと二人のパルの誕生に乾杯~~~~!!」
シルヴィアとアッシュは原作通り生徒会に加入した。
シルヴィアの尻に敷かれた感じがしたがアッシュは庶務に、シルヴィアは生徒会風紀員にそれぞれ抜擢され、エーコはマスコット第1号の座に着いた。
宴会は進み謎の生徒会就任儀式としてノアはレベッカにキスをされ、アッシュはコゼットが襲いかかろうとしたがキレたエーコとシルヴィアに折檻され、ノアもイヴに噛みつかれるなどというお決まりな展開を迎えた。
「はぁ~テンション高すぎる…」
「ああ、いつもより激しいな…」
アッシュとノアは二人してダウンしているとやたらハイテンションなマックスとレイモン(生徒会員ではないが友人なので参加)は急におとなしくなったと思ったら眠り始めた。
「おいおい風邪引くぞ?
うん…これ、ジュースのように見えるが…」
「うん、それ、私が持参したぶどうジュースだが?」
「いや…これ…」
「ただの大人のジュースだが?」(にっこり)
「…」
「つっこんだら負けだ…諦めろ」
アッシュの肩を叩いて諦めの視線を向けるノア…。
「ほら二人ともグラス空じゃないか?
まだまだ夜は長いぞ?」
宴会は朝まで続いた……。
数日後
学院内にとあるファンクラブが誕生した。
「はぁ~~~~~あの方の子種がほしいですわ」