今回文字数多めです。内容は最低です。ご注意して下さい。
⚠︎原作2巻とは関係ありません。
今回は、変態達に襲われるどうでもいい話です。
2巻の内容は次話からが重要です。
もう一度いいます。
今回は変態回です!
「おっ、これなんかいいんじゃないか?」
雑貨屋の中を見てレベッカに渡す物を考えながら商品棚に置かれた人形が目についた。レベの好みはわからないが女の子が好きそうなファンシー系はどうだろう。ありがち過ぎて駄目かな。キュートな
うーん、うーんと悩んでいると髪飾りを見ていたイヴが話しかけてきた。
「遅い。いつまで選んでるのよ!
レベッカへのプレゼントなんて
早く決めなさいよ」
イヴはそう言いながら店に置かれている髪飾りやネックレス、指輪などに興味を示し普通の少女達のようにアクセサリーに夢中になっている。
俺はイヴをあまり待たせないようにしないといけないなと思い、人形が置かれている一角を見渡した。
視線が人形が置かれている店内の商品棚からアクセサリー売り場、小物売り場へと回り店内の骨董品が置かれている棚の前を通った時に
「む、これは……」
それを手に取ってよく見ると小さなピンク色の竜綺結晶が嵌められており、商品棚にはミスリルを使って造られた一品という説明が書かれている。
「ミスリル……あの国の特産品にアヴェロン聖皇の聖竜綺晶を使った品が……。
本物ならかなり値が張るはずだが……」
値札を見ると通常料金は桃まんクレープのおよそ10倍。通常なら貴族の嫡男とはいえ、一学生である俺には手が出せない値段だ。
「やっぱり高いな」
商品を戻そうとすると店員が声をかけてきた。
「お客様、そちらの棚の商品はただいま80%OFFとなっております」
店員の説明通り棚には『アンサリヴァン市災害復興支援セール』と名歌われた手書きのポップが置かれていた。よく見てみるとこちらの棚は80%OFFとなっている。
安い。これは買わないと。
「これと髪飾り下さい!」
店内を出て学院の道を歩きだす。隣を歩くイヴは上機嫌だ。髪飾りを買った後、桃まん+クックベリーとアンサルが入ったクレープを購入し食べたからだ。クレープを一口でパクリと口の中へ入れてしまったが喉に詰まらせることなく咀嚼してしまった。
夕陽によってあかね色に染まる坂を登り、学院までの道をショートカットしていると民家が立ち並ぶ先の道端で座り込む眼帯を付けたメイドが目についた。
俺自身はまだ交友を結べられるような関係ではないがレベの話と原作知識からメイドさんが誰かなのかはよく知っている。
彼女の前を通り過ぎようとすると彼女の呟きが聞こえてきた。
「ちっ、あの糞虫どこにいきやがった。
手間とらせやがって見つけたらただじゃおかねぇ」
原作通り口調はかなり悪いな。
ドMには需要がありそうだが。
今すぐ関わる必要はないのでそのまま前を通りすぎ学院に戻った。
この時間なら講義は終わっているはずだがアッシュやマックスはまだ寮に帰っていないのでイヴを先にジュリアス館の部屋に入れてから講義が行われていた講堂に足を踏み入れた。
「あれ?真っ暗だ。誰もいないのか?」
_____ガタン。
室内が暗く灯りもついていない講堂の中に入ると扉が閉められ、室内の真ん中に突然椅子に縛ら口を布で塞がれたアッシュの姿が闇の中から光を照らされ確認できた。
「な、なんだよ……これ?」
状況がわからず混乱する俺に向かいアッシュがなりやら喚いていた。
「うーううー」
何を言ってるのかはわからんがここは危険だという事を解る。
「悪いなアッシュ、お楽しみの所邪魔したな……」
アッシュがドMだったとは知らなかった。
ロープを使ったプレイなんてマニアックすぎだろ。なんて思いながら部屋から出ようとしたが先程までかかっていなかったのに戸に鍵がかけられていた。
「どうなってんだ?」
戸をガチャガチャ引いたり押したりするがびくともしない。
誰かに鍵をかけられたようだ。
「冗談じゃねぇぞ……」
閉じ込められるとかまるでラノベみたいだな。もっとも普通は男女だけど。
脱出方法を考えていると突然部屋全体が照らされ、あまりの眩しさに思わず目を瞑った俺がその瞼を開らくとそこには覆面をつけた総勢30人程の覆面集団が俺を取り囲んでいた。
「な、なんだ⁉︎」
「「「「「我ら、RRFC(レベッカ・ランドールファンクラブ)‼︎」」」」」
覆面集団の中でも赤色のマントを着けた5人の覆面達がそう名乗った。
この5人は着ている服も奇抜だ。
こいつらの着ている服を見たら気分は最悪になった。
普通の学生服ではなく覆面にマント、それに赤を基調にしたフリフリ、ヒラヒラのドレスみたいな地球でいうロリータファッションに似た服にミニスカを履いてる。
「うっ……」
ダメだ。吐きたくなってきた。
可愛い美少女が着るならまだわかる。
女子なら許せる。
だけど……。
「お前ら、どうみても男だろ‼︎」
全員、
こいつらには羞恥心とかないのかよ。
「「「「「我らを恥らせられるのはただ一人のみ!」」」」」
全員声を揃えて言ってきた。
「「「「「レベッカ会長ただ一人‼︎」」」」」
「……」
「くふふふ、言葉がないか!」
「我らの愛を思いしれ‼︎」
「ハー、ハー。会長に罵られたい……」
「レベッカ会長ファン規則その1」
「会長に近づく不穏分子には、死を!」
「その2」
「会長にいい寄られた男には鉄槌を!」
「その3」
「「「会長を溺愛せよ‼︎」」」
「モテる男子には?」
「「「「「死を‼︎」」」」」
「八つ当たりだろ⁉︎」
ダメだこいつら。早くなんとかしないと。
「うー。うー」
縛られているアッシュが何かを言っている。
一体何をいってんだ?
わからん。仕方ない、ここはS⚫️Kで習った読唇術を使おう。
「うー。うー(姫様、もうすぐ来る)」
「何、何……鞭で叩かれたい?」
「うー。うー。ううー(早く縄を解いて)」
「えーと……ロウソク垂らされたい?」
「ううー。うっー(誤解される。早く!)」
「私は豚です?」
アッシュの奴、マニアックな趣味してるんだなー。
「うううー‼︎(違うー‼︎)」
大丈夫!大丈夫。勇気と友情だけは最期まで友達のままでいてくれるさー。
「……明日からアッシュとの関係考えないとな」
とか言ってると。
「「「「我々を無視するな_____‼︎」」」」
覆面集団が切れた。
「異端審問を始める!」
「「「「「意義な_____し」」」」」
手に釘バットやら鋸やら鉈やら鎌やら出刃包丁やらを持った奴らが集団で襲ってきた。
「被告人は会長と無断デートしたとある」
「裁判長、判決は?」
「死刑‼︎」
「「「異議なーし」」」
「弁護士いないの⁉︎」
俺の味方はいないのか。
「死ね!」
「殺殺殺殺……」
「滅滅滅滅……」
「ホルマリン漬けホルマリン漬け……」
鉈、斧、鎌、バッド、釘、包丁。
それらの攻撃から身を守る為、俺は窓を突き破って外にでた。
生徒会室に逃げ込むとマックスがいたので匿ってもらうことにした。
「その恰好じゃすぐ見つかるね。
そうだ!いい物がある。
これを着てみてくれ!」
渡されたのは女生徒が着る制服だった。
「
マックスはそう言って『ズズッ』と勢いよく制服を渡してきた。
「……まあ、死ぬよりはいいか」
着たくなかったがしょうがなく着ることにした。
五分後。
「可憐だ……」
マックスの呟きが聞こえたような気がしたが気のせいだ。気のせいったら気のせいだ。
俺は何も聞こえない。
マックスが「ノア……いや、リアちゃん最高〜♪」とか言ってても聞こえない。
「リアちゃん、結婚しよう!」
マックスが壊れた。
マックスと騒いでいると、覆面集団に見つかり簀巻きにされた。
なんでかアッシュもされていたが理由を聞くと『制服デート』の一件がばれたらしい。
その後。
生徒会室に入ってきたRRFCのメンバーは、後から来たシルヴィア、コゼット、レベにより強制排除され、全員二週間の停学となった。
アッシュと俺の命はおかげで救われた。
代わりに大切な物をいろいろ無くした気がするが……。
ヴェロニカ訪問まで、後6日……。
ちょっと今までと書き方変えてみました。
微妙に改行とかルビとか変えてます。
今までと今回のような書き方どちらが読みやすいか意見があれば活動報告にお願いします。