「イヴ……私は……イヴ。
うん、愚図で馬鹿で、鈍感でノロマそうな顔をした女顔のくせにいい名をつけるじゃない。
気に入ったわ!!」
少女イヴはそう言いノアに向かって笑いかけている。
少女の顔立ちはまだ幼さがのこるものの整っており、髪の色はピンクで瞳はカナリアの瞳を持ち例えるなら某爆発虚無魔法使いと桃まん大好きピンクツインテール武偵をあわさったような感じの姿形をしている。
少女の声は高くいうなら●ぎみーvoiceなアニメ声だ。
「はっくちゅ~~ん……」
とその時、イヴは盛大なくしゃみをしてノアを軽く睨んできた。
「寒いわ……服を用意しなさい。
5秒以内に速く!!」
「いや……無茶いうなよ!!
女の子の服なんて持ってないし日頃から持ち歩いていたら変質者として騎士団に捕まるわ~~!!」
正論をいうがイヴはそんなことを聞くような娘ではなかった。
「うるさいうるさいうるさい……できなきゃ風穴あけたあとお仕置きして肉奴隷に格下げするわよ!!」
「無茶苦茶だろ!?
っていうか最後の肉奴隷ってなんだ?」
なんだか不穏な言葉が聞こえたぞ!!
「何って……非常食よ?」
「食用かよ!?」
などとツッコミをいれたノア。
「勘違いしないでね……確かに私を誕生させたのは貴方だけど、私の主人は私だけよ。
アンタは私の犬よ?
御主人様のいうことを聞きなさい。
アンタが私の主人じゃないのよ……
私がアンタの御主人様なのよ!!
わからないと風穴あけたあとに……噛み砕くわよ!!」
「何!?その理不尽さ……。
ひ、ヒデエ……。」
なんだか某神の左手を持つ少年やネクラ武偵少年と似たような境遇に格付けされたんだが……。
「不幸だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
その叫び声は森中に響きわたった。
そんな声をあげた後、ノアは落ち着きを若干取り戻した。
そして、少年は少女をあらためて見ると某貴族様方のような残念体型…かと思いきや、一部分がおかしいことになっていることに気がついた。
「あ、あれは……もしや……伝説の…………。
『胸革命』《バストレボリューション》!?
メロンちゃん降臨☆
いや、ルイズやアリア似なのに胸だけでかいとか奇跡だ~~!!」
「……今なんだか失礼な言葉が聞こえたわね。
もう一度いいなさい!!」
「や、なんでもないですよ?
……御主人様。(棒読み)」
「風穴と噛み砕かれるのと鞭で10万回叩かれるの……どれがいい?」
イヴは瞳から光彩を喪わせるとそう聞いてきた。
「申し訳ありませんでしたっ!!」
即座に謝る俺。
そんなことをしていると竜が近寄ってきた。
あれは……クー・フリン !?
ってことは……
「おやおや、心配して探しに来てみれば裸の少女と一緒とは……
随分いいご身分だな……ノア?」
「うっ……違っ……違うぞ!!
これには深~~~~~~~~い訳があってな……」
咄嗟にいい訳をしてしまう俺。
「訳か……………………後で個人的にたっぷり聞こう(ニッコリ)
それで……その子は誰なんだ?」
少女は笑顔で俺に話しかけてきているが……俺にはわかる。
全然笑ってねぇ―――――――――!!
目が怖い……不味い、誤解を解かないと彼女と彼女のファンクラブに殺される。
「違うんだよ……この娘は俺の……俺のパルなんだ!!」
「はっ?」
沈黙する少女。
まぁ、無理もない人型の竜なんて今までいない、前代未聞な出来事なのだから。
……。
「……。」
「……。
いや、信じられないかも知れないが……イヴの頭をみてくれ!!」
そういい、イヴの頭部を指差す。
そして、それを確認した少女の目は驚きのあまりに大きく開かれた。
「なんと……これは、驚いたな。
こんなことがあるとは……。
まぁ、わかった。
一応納得しとくとしよう……。
ところでもう一人の生徒、アッシュ・ブレイクはどこにいった?」
俺はアッシュの居場所……つまり崖下を教えた。
「なるほど……急がねばな。
では私は行く、君達は先に学院に戻りなさい。
では行くぞ……クー・フリン。」
そう叫ぶとクー・フリンは少女……レベッカを乗せていった。
「ちょっと待ちなさい。
あの、女は誰なの?
奴隷の分際で他所の女に手を出してるんじゃないわよ!!
噛み砕くわよ!!」
はい、イヴちゃんの容姿やあのキャラ登場の回でした。