口調が面倒くさいので話し言葉はほぼカット‼
ではーどーぞーー
昼飯を抜いた俺はあまり眠気が出ず、珍しく授業をきいていたのだった。
みんな知ってるか?食べた後は消化に血液を回すから眠くなるんだぞ。え?みんな知ってるって?ダヨネーシッテタ
さて、今俺の前には一人のデブと後ろには女子が二人、身を隠している。
何でこんなことになっているのか。それは数分前にさかのぼる。
俺は放課後、いつものように?ボーダー行ってるからいつもではないな。奉仕部に向かっていたのだった。すると扉の前には、奉仕部の中をこそこそと覗くビッチと冷酷魔人が…由比ヶ浜と雪ノ下がいたのだ。
「なにしてんだ?」
俺は二人に声をかける。
「うひょっ」
「っ!? いきなり声をかけないでもらえるかしら。」
上から由比ヶ浜・雪ノ下だ。うひょってなんだよ。サルでもそんな鳴き方しないぞ。
「わるかったよ…で、何してんの?」
「教室に不審人物がね…」
「は? というか不審人物はお前らだろ。」
俺はくだらないとばかりに、部室のドアをあけ放った。
そこには、茶色のコートに黒の指ぬきグローブ髪を後ろで結んだ、美しい・・・とは口が裂けても言えないようなデブの男がいた。
「クククッ こんなところで出会うt」
うん、俺は何も見ていない。俺は満面の笑みを浮かべて雪ノ下に言った。
「さて雪ノ下、疲れたし今日の部活はここまでにしないか?なんで部室のドアが開いてたのかは知らんが、さっさと戸締りして帰ろうぜ。」
「っ! そうね、なぜかわからないけど今日は帰った方が息がするわ。」
雪ノ下は少し目を丸くして返してくる。そんな俺の笑顔気持ち悪い?泣いちゃうよ、マジで。
俺は雪ノ下から鍵を受け取りドアを閉める。
「まってまって‼お願いだから、話を聞いてください。」
デブはジャンピング土下座で俺に突っ込んで来た。
そして今に至るというわけだ。
「こいつは材木座義輝。クラスは2年C組。ぼっちの厨二病だ。こいつとは体育でペア組まされてる。」
「ムハハハッ‼ その名前をくt「黙れ」はい。」
「比企谷君、容赦ないわね。で、厨二病って何なの?」
さすが箱入り娘。厨二病を知らないとは。由比ヶ浜も首をかしげているがアホの子なので仕方がない。
「よく聞けよ。厨二病というのはだな、・・・」
中二病についての説明をするが雪ノ下はあまり理解してないようだ。正直俺もよくわからん。なんでかって?
馬鹿、厨二病の時期には夢のような武器を振ってたんだからなるわけないだろ。むしろそれが現実なんだから。
じつは、材木座との関係はほかにもある。中学二年生の頃、厨二病だった材木座を使ってやろうと、ボーダーの開発室に招いて勉強させたのだ。材木座は夢のような武器を作れるということで猛勉強し、今では俺の遊び用トリガーは全部こいつが作っている。米屋の槍孤月も何気にこいつの発明品だ。合成弾もこいつがかかわっていたはず。
開発室はどうしたのかって?
厨二病が鬼怒田さん達にけむたがれて人並みにしか仕事が回ってこないのだ。当然給料も少ない。たぶんこの無駄に高そうなコートも少ない給料を使って買ったのだろう。
「・谷君。難聴谷君。話聞いているのかしら。」
「あぁ、聞いてるぞ。で、なんだ? というか人の名前すんなり間違えんじゃねえよ。」
「聞いてないじゃない…まあいいわ。この人の書いた、ライトノベル?を読んで感想を教えて欲しいそうよ。」
雪ノ下が一人でそこまで聞くとは。てっきりその厨二病を治せばいいのね。とか言ってるかと思った。
「なんでここなんだ?いくら友達がいないからと言っても投稿サイトとかに乗せれば済むだろ。」
「はぁ、何か今とても悲しいことをさらりと言われた気がするわ。」
そりゃそうだろう。学校では、ここにいる4分の3がぼっちなんだから。
「投稿サイトは無理だ。あいつらは容赦がないからな。酷評されたら多分我、死ぬぞ。」
「メンタルよえ~。でもさ、たぶん雪ノ下の方が容赦ないよ。」
雪ノ下は首をかしげている。自覚ないんだな。
「よく分からないけれど、時間も時間なのだし、今日読んで明日また感想でいいかしら?」
「かまわねえぞ。明日はバイト無い。」
「わかった~」
「構わん‼」
「じゃあ、俺、これから用事あるし帰るわ。」
俺は鞄と小説の原稿を持ち立ち上がる。
勿論、用事とは米屋の言っていたB級だ。ついでに米屋に小説読ませるか。
あ~部活とボーダーは辛い。俺にも隊室があれば、本部でダラダラできんのに。
今度上司に直接言いに行こ。
俺はそんなことを考えながらボーダーへと向かった。
久しぶりの投稿。
いつも通りに書けてるか不安
というか前から思ってたけど題名のセンスが皆無。