いづなとフェイトがダンジョンに居るのは間違い、です? 作:いづなたん大好き
リヴェリア
ベートとフェイトがやらかした件から数日。私の目の前にはアイズとベル。フェイトといづなに行ったテストの答案用紙がある。
試験内容は両親の二人には子育てに関する事も含めて合計500点のテストを作成した。こちらはオラリオに居るファミリアのご家族の方にもご協力していただいた。
そんなテストでアイズは平均485点。ベルは371点。一週間で叩き込んだにしてはよくできた方だろう。さて、フェイトといづななのだが……いづなは授業が嫌いな為か、よく逃げる。窓をたたき割って四階から逃走したりもした。逆にフェイトは貪欲に知識を収集している。そして、テストの結果だが……いづなは400点中2点。フェイトは400点。いや、アイズ達のテストも満点でクリアしたので500だな。
差が激しすぎる。しかし、テストの後。いづなを捕まえて補習を行おうとしたのだが、もう一度食べ放題で釣ってテストを受けさせれば満点をとったのだ。
「これはどういう事だ……まさか、カンニングを……いや、そんな事はできないはずだ」
「できるぞ、です」
「なに?」
「視力を血壊で強化したら余裕だ、です」
それはつまり、素早く動いて他人の解答を見るという事だ。だが、その前提として回りに人が居ないと無意味である。つまり、今回はありえない。
「しかし、これはどういう事だ?」
「そんなの、いづながすげーだけだ、です」
そっぽを向いて答えるいづな。これは明らかに隠し事をしている。
「いや、違うな。白状せねば食べ放題は無しだ」
「卑怯だ、ですっ!」
「何、教えてくれるだけでいいのだぞ」
「……ふぇ、フェイトの記憶と知識を見ただけだ、です」
「……」
つまり、なんだ。変身すればその記憶や知識は引き継がれるという事か? いや、そもそもが性格と能力がかわっているとはいえ、同一人物なのだから間違いはないのか? どちらにしろ、いづなにではなく、フェイトに教え込んだ方が建設的な事だと理解した。
「そうか、わかった」
「じゃ……」
「次はこっちのテストだな」
「こ、これは知らねーぞ、ですっ!」
「誰が一枚だと言った。さあ、勉強して貰うぞ。少なくとも常識ぐらいな」
「騙されたぞっ、ですっ!」
必要最低限の事は教え込まなければ大変な事になるからな。主に私や他の者の胃が。
いづな
この街に来て、一週間が経ったぞ、です。ダンジョンにはまだ行ってないけれど、まーまと街の探検に出かけたり、戦ったりしておもろかった、です。ぱーぱが本当によわっちーので、鍛えてやるのも重要だ、です。
「はい、次」
「くっ」
ぱーぱとまーまが訓練している間にいづなも、感謝のせーけんづきをいちまんかいやっているぞ、です。血壊してだけど。その後は
「うし、やったるです!」
「ん?」
全身の細胞を疾風迅雷の雷で活性化させ、増幅して収束させると同時に腕から手に纏わせる。そして、自ら飛びながら高速回転させて突撃する。命中した標的は普通に砕けたけれど、違う。
「たかまくり、うまくいかねーです! これなら、ちどりの方が楽だっ、です!」
地団駄を踏みながら悔しがる。かといって、他の技だと面白味がない。キルアの心臓をえぐる奴は普通にできるし、北斗神拳のおまえはもう、死んでいるぞ、ですは普通に七つも穴をあけたら、死ぬに決まっているだろっ、て事で意味ねーです。いっそ、ふぇいとの方から考えるか、です。あ、ふぇいとはふぇーとじゃねーです。剣を隠す風の奴だ、です。
「どうしたの?」
「まーま、風で剣を隠したりできるか、です?」
「やった事はないけど……エアリエル」
まーまの剣に風が纏う。
「消すって事は景色と同化させるっと事だよね。じゃあ、こんな感じ?」
あっさりとまーまの剣が消えやがった、です。
「これは便利かも」
「凄いです。僕も頑張らないと」
「ベルは才能があるから、直ぐだよ」
「そうだぞ、です。でも、身体がかてぇーから駄目なんだぞ、です」
「え?」
「ほぐしてやる、です」
「ちょっ!」
ぱーぱを押し倒して、電撃を軽くあててマッサージしてやるです。
「あぁ、これ、凄く気持ちいい~」
「次、私」
「まかせろ、です」
マッサージが終ったら、徹底的に素振りをさせるです。姿勢と剣筋が大事だって聞いた気がする、です。まーまにマッサージしたら、まーまの上げる声にぱーぱが真っ赤になって、前屈みになってたぞ、です。
「じゃあ、次はいづなに訓練法を聞こう。色々と知ってそうだし」
「そうだね」
「任せろ、です」
高町式戦闘訓練とネテロ式を徹底的に仕込んでやる、です。
数時間後、ぱーぱとまーまが倒れた。何故っ! いづなの一撃のせーだぞ。一万回の素振りと素振り中に襲い掛かっただけだ。明日はふぇーとに任せてやる、です。
私は回避技術向上の為にフォトンランサーの弾幕ゲームを二人に施した。そしたら、二人共魔法を斬れるようになっちゃいました。