IS~インフィニット・ストラトス 失われし青い翼の騎士と平和の歌姫   作:ダークエイジ

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うおおおお、久しぶりの投稿!!みなさんよろしくお願いします。


第六話「セカンド幼馴染」

 キラとセシリアの戦いから数日後の事。クラスではお隣のクラスに新しく転入生が入ってくるという事の話題でもちきりであった。

「おはよー織斑君!転入生の話を聞いた?」

「いや?」

後ろにいるキラ達は既に知っていた。これほど噂になっているのだ、知らないわけがない。話によるとどうやら中国の代表候補生と言う話らしい。それに結構腕が良いらしい。

「こんな時期に転入生とは珍しいな。」

「しかも、代表候補生でクラス代表なんだよね?ということは織斑君と激突するってこと?」

これも噂だが、どうやらその代表候補生はお隣の二組のクラス代表を説得してクラス代表になったらしいとの事だ。

「あんま激突はしたくはないかな・・・」

一夏がぼやいていると、ボサボサ頭のユウイチがクラスに入って来た。

「ふああ、うい〜っす。」

「おはようユウイチ。また夜遅くまで起きてたの?」

「へへ、まぁな。」

すると、クラスの騒がしさを疑問に思ったのか彼は首を傾げる。

「なんの騒ぎだ?」

「それがですね、代表候補生の方がお隣のクラス代表になられたとの事で・・・。」

「ふぅ〜ん、興味な〜し。」

そう言って彼は自分の席に向かおうとした時、いきなり何者かがユウイチの脇腹に強烈なケリを入れた。

「うぎゃっ!!!」

「ユウイチ!?」

「ユウイチさん?」

「大丈夫か?」

 変な声を上げて崩れ落ちるユウイチを尻目にみんなは入口に目を向ける。そこに居たのはアジア系の女の子だった。しかし、日本人ではない。恐らく、中国であろう。

「いろいろ噂になっているだろうけど、私がその代表候補生よ!!」

件の代表候補生の登場にクラスの注目が注がれる。

「私がクラス代表になったからにはクラス対抗戦は簡単には優勝出来ないから!!」

その自信たっぷりな表情にクラス全員が唖然とした表情で彼女を見つめる。しかし、一夏だけがべつの表情で彼女を見つめていた。

「鈴?お前、鈴か?」

どうやら彼女と一夏は知り合いらしい。

「そうよ!中国代表候補生、凰鈴音!今日は宣戦布告に来たってわけ。」

「なにカッコつけてるんだ?似合わないぞ?」

「んなっ?なんてこと言うのよっ!」

二人がそんなやりとりをしていると彼女の背後にある人物が現れた。その人物を見た瞬間、生徒達が固まった。

「おい。」

「何よっ!」

バシンっ!!!

「もうSHRの時間だ。教室に戻れ。」

現れたのは千冬だった。彼女を見た瞬間、鈴は後ずさりする。どうやら、彼女は千冬の事が苦手らしい。

「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ、そして入口を塞ぐな。邪魔だ。」

「す、すみません。」

そう言って彼女は素早く二組の教室に戻っていった。その瞬間、箒がと他の生徒が一夏に詰め寄った。

「一夏っ!今のは誰だっ?知り合いか?えらく親しそうだったな?」

バシン、バシバシバシン。彼女たちの頭に出席簿アタックが炸裂する。

「席に着け馬鹿者。ほら、レイヴンもだ。」

千冬は容赦なく倒れているユウイチにケリを入れた。

「ぎゃあああああっ!!!!」

哀れ。朝からユウイチは災難であったのであった。

 そして、昼休み。鈴と一夏は食堂でお昼ご飯を食べていた。そんな二人を多くの女子生徒達が心配そうにまたは、興味津々に見守っている。

「あのさ・・・一夏。ISの操縦・・見てあげるけど?」

「いや、いいよ。」

あまりの速さのお断りの返事に鈴は憤慨しながら一夏に詰め寄る。

「だって、俺。あの二人に見てもらってるんだ。」

そう言って一夏は何やらジャンケンをしているユウイチとキラを見つめた。

「ああ、篠ノ之博士が発表した一夏以外の男性操縦者ね。」

「そうだ。あの二人めっちゃ強いんだぜ。千冬姉ぇも勝てるかどうかわからないって言ってた。」

「あの千冬さんが・・・」

恐怖の対象である千冬でさえ勝てるかわからないと言った相手。鈴はつばをゴクんと飲む。

「わかったわ。」

そう言って彼女は二人のところへ向かった。

「ねぇ、ちょっといい?」

「はい?」

「んん?」

当然と言えば当然だが、此方に向き直った二人にほんの少しビビる。しかし、そんな事では鈴は止まらない。

「一夏から聞いたんだけど、あんた達は千冬さんよりも強いらしいじゃない。クラス対抗戦が終わったらあんた達二人共相手にしてあげるから、楽しみにして待ってなさいよね。」

そう言うと彼女は勢い良く食堂を出て行ってしまった。残された一夏に箒が詰め寄る。

「一夏!これはどういう事だ!?あの女は何者なんだ!!?」

「鈴は幼馴染で・・・。」

「なんだとぉぉぉ!!?」

一夏の首を思いっきり絞める箒を止めに掛かるキラとラクスとセシリア。それらをユウイチは眺めながら呟いた。

「やれやれ、また面倒な事になったな。」

因みにその日の夜も当然のごとく、問題が起きていた。鈴が箒に向かって部屋を代われと言ってひどくモメタらしい。それを聞いたキラは部屋で一人溜息を吐きながら一夏に同情する。そして、彼のパソコンの画面にはアリーナのピットに取り付けられた監視カメラの映像が映し出されていた。そこでは鈴と一夏と箒がいる。音声は聞こえないが、何やら話しているようだ。鈴のちょっと紅潮した顔を見る限り、キラはなるほどと呟く。しかし、一夏が余計な事を言ったのか分からないが鈴がいきなり腕に部分展開したISで壁を殴りつける。鋼鉄の壁は不自然な形で変形した。急ぎ足でピットを出て行く鈴とそれを後ろから眺める一夏と箒。それらを画面越しに見つめながらキラはゆっくりと呟いた。

「一夏、大変だね。」

キラや一夏達がそんな事をやっている時、日本海ではあることが起きていた。ストライク・フリーダムとアイズ・フリーダムと同じタイプのISが浮かんでいた。いや、IS化したMSが浮かんでいた。アルファ・アレスである。その手にはボロボロにISが握らていた。

「こちら、ヴァイス。アダム聞こえるか?」

『こちら、アダム。どうした?」

アルファ・アレスを身に纏うヴァイスは苦笑しながら、ボロボロのISを見つめた。

「いやぁ、日本海でな。奇襲してきたISがいてな。倒したんだけど・・・。このIS、ゴーレムだった・・・。」

『ゴーレム?まさか、篠ノ之束が新しく作ってIS学園のクラス対抗戦に乱入させる筈だったあのゴーレムか!??』

「ああ・・・」

通信画面越しの金髪の男は深〜く、深〜く溜息を吐いた。

『何やってんだよ。まだ、今の段階では他の世界の歴史には介入してはいけなのは知ってるだろう!?』

「そんな事は分かってる!!しかし、この世界にキラ・ヤマト達を送り込んだ時点でこの世界の歴史を狂わせてる!」

『とにかく、代わりをIS学園に送り込まなければな。手配するよ。』

「ああ、頼む。」

アダムが通信を切るとヴァイスはホッとした感じでアレスのブースターに吹かす。

「キラ・ヤマト・・・どう出るかな?」

ゴーレムを掴んでる右手に力を入れる。すると、ゴーレムはミシミシと嫌な音を出したかと思えば粉々になって爆発してしまった。しかし、ヴァイスは気にも止めずに愛機と共に日本を目指した。




次回は企業連の敵VS一夏&鈴
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