「生まれました男の子ですよ」
ここはどこだ、俺はたしか転生してくれと言われて。
ああ、もう転生したのか。
「あれっ、なかないですね大丈夫でしょうか」
まずいな、なくか。
「おぎゃあ、おぎゃあ」
「いや、なきましたね、元気?な赤ちゃんですね」
「よかったわ、無事生まれてくれてありがとう」
「ああ、よかった」
「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあ、はあ」
なくのもつかれるな。
まだあまり見えないがどうやら三人いるな。
おそらく俺の両親とあとは助産婦さんだろう。
「力強い命を感じる、いい当主になる」
「そうか、俺よりもか?」
「比べものにならない」
んっ?もう1人いたのか、しかし当主とはなんだ。
もしかして貴族に生まれたのか、つかれそうだな。
だがとりあえず寝るか、この体ではあまり長く起きていられないな。
で・・は寝・る・・か。
男は寝てしまったのでこの後の会話を聞けなかった。
「そういえばまだ名前をきめてないな」
「あら、それでしたらもう考えてますよ」
「考えていてくれたのか、すまん」
「いえいいんですよ」
「それで名前はなんていうの」
「レイジ、この子の名前はレイジよ」
「レイジか、いい名前だな」
「奥様、いいお名前ですね」
「レイジ、いい」
まず一つ目の聞けなかったことは自分の名前だった。
「それにしても、これからうるさくなる」
「そうだな、アスティライト公爵家に跡つぎができたんだからな」
「暗殺もあるかも」
「気をつけなけねばな」
2つ目はアスティライト公爵家に生まれたことだった。
「それにこの子の魔力量、すでに初級冒険者くらいある」
「それはすごいな」
3つ目は魔法能力が高いことだった。
そして、目もしっかりと見えるようになってしばらくたった。
ふぅ、このごろは魔法能力をきたえてばっかりいたな。
今日はどうやらピクニックにいくようだ。
メンバーは俺と母さんとメイドのイリナのようだ。
そういえば俺の名前はレイジになったらしい、俺が寝ていた時に決まったようで起きたらそう呼ばれていた。
そして、やはり俺は貴族らしく助産婦だと思っていた人はメイドだった。
おっと、どうやらもういくらしい、母さんが俺を持ち上げた。
あと大事な確認すべきことはスキルくらいだな。
攻撃スキル、防御スキルともに2つずつあった、使い方も覚えた。
「じゃあピクニックにいこうねレイジ」
「あぅあうあ~」
「ではいきましょう奥様」
「イリナ、名前だけでいいんですよ」
「わかりましたリーン様」
「様もいりませんよ」
「いきましょうリーン様」
「様もい「いきましょうリーン様」
「レイジ様もお待ちしておりますよ」
「はぁ、わかったわ行きましょう」
どうやらやっといくようだ。
いまさらだが、母さんの名前はリーン、メイドの名前はイリナというらしい。
ついでに父さんはラインというらしい。
「あ~、あうあぅう~」
「レイジ様、いまからいくのでもう少しがまんしてくださいね」
そういえばこのごろ夜がさわがしいな。
おそらくだが暗殺者だろうな。
このピクニック、何もなければいいんだがな。
こうして、レイジたちはピクニックにいった。