エリカとの待ち合わせもしたあと、放課後の風紀委員本部では
森崎「何故お前がここにいる!」
とても再会とは思えない第一声であった。
達也「いや、それはいくならんでも非常識じゃないか?」
森崎「なにぃ!」
もう喧嘩が起こってもおかしくない雰囲気だった。
摩利「やかましいぞ、新入り」
この一声で森崎の態度が変わった
摩利「この集まりには風紀委員会の業務会議だ。ならばこの場に風紀委員以外の者はいないのが道理。その程度は弁えたまえ」
森崎「申し訳ありません」
摩利「まぁいい、座れ」
摩利の一声で会議が始まった。
摩利「諸君、今年もまた、あのバカ騒ぎの一週間がやって来た。風紀委員にとっては今年、最初の山場となる。気を引き締めてもらいたい」
その後自己紹介があって摩利の"出動"の合図ともに見回りが始まった。一方生徒会室では…
深雪「はい、淳平。必要なもの」
淳平「おお!サンキュー」
深雪「ちゃんと、ネクタイ閉めないと」
キュッ
淳平「わりーな、なにからなにまで」
深雪「いいのよ//そのー、怪我しないようにね?」
淳平「ほーい、じゃあ行ってくるわ。何かあったら風紀委員ではなくこっちに連絡をいれればいいですのね?会長?」
真由美「ええ、そうよ」
淳平「了解です。じゃあ」
深雪・真由美「いってらっしゃーい」
真由美「それにしても、深雪さん、さっきの夫婦みたいだったわよ」
深雪「え、いや、夫婦だなんて//そんなことありません//」
真由美「(前から思ってたけど深雪さんは淳平くんのことよっぽど好きなのね、私も頑張らなくちゃ)」
達也はその後風紀委員のCADを2個借りて、エリカとの待ち合わせ場所である教室に来たのだが…
達也「いないのか…」
携帯端末のLPSを立ち上げた。そうすると赤い点が点滅しているところを見つけたのでそこの場所に向かっていた。
その頃エリカは、
エリカ「お祭り騒ぎね、文字通り……」
と呟きつつも一人であることを考えていると
達也「エリカ」
エリカ「達也くん、遅いわよ」
達也「…悪かった」
エリカ「………謝っちゃうんだ」
達也「十分とはいえ、待ち合わせ時間を過ぎているのは確かだからな。俺が遅れたとはいえ、エリカが待ち合わせ場所にいなかったこととは別だろ?」
エリカ「あぅ……ごめん」
エリカ「達也くんってさ、やっぱり性格悪いって言われない?」
達也「心外だな。性格に文句をつけられたことはない。人が悪いとは言われたことはあるが」
エリカ「同じじゃん!てか、そっちの方が酷いよ?」
達也「ああ、違った。人が悪いじゃなくて悪い人だった」
エリカ「そっちの方がもっと酷いよ?」
??「悪魔とも呼べるな?」
達也「ん?なんだ淳平か」
エリカ「もういいよ、お腹いっぱい…」
淳平「達也、エリカとデートしてるのは別にいいけど仕事はしてくれよ?あと深雪にも言っとくから!」
達也「お、おい。それはやめてくれ!」
淳平「ばーい!」
淳平は風のように走り抜けていった。
達也「ちょっ、まじか。それにしてもエリカ随分疲れているようだが、大丈夫か?」
エリカ「……達也くん、絶対性格悪いって言われたことあるでしょ?」
達也「実はあるんだ…」
エリカ「いままでの流れ全否定なの!?」
などとくだらない会話をしていた。
そろそろ原作1巻が終わりますね。