今日の課題をおこなっていたら後ろから尋ねられた
レオ「達也、生徒会室の居心地はどうだった?」
達也「奇妙な話になった…」
エリカ「奇妙、って?」
達也「風紀委員になれだと、いきなりなんなんだろうな」
レオ「確かにそれはいきなりだな」
美月「でも、すごいじゃないですか」
達也「すごいか?妹のおまけだよ」
レオ「でも面白そうじゃねぇか、応援してるぜ達也」
エリカ「でも逆恨みする連中は出てくるだろうね」
そんな会話が成立あったがすでに放課後。重い足を引きずって生徒会室までやってきた
達也「失礼します」
入った瞬間鋭い視線を向けられたが見たことがない人だったので昼休みにいなかった副会長なのであろうと達也は瞬時に判断した。
??「副会長の服部刑部です。司波深雪さん、生徒会へようこそ」
こと一言で重たい空気になったが、それに関係なく気安い挨拶が飛んできた。
摩利「よっ、きたな」
真由美「いらっしゃい、深雪さん。淳平くんも、達也くんもご苦労様」
真由美「じゃあ、あーちゃんよろしくね」
あずさ「…ハイ」
ぎごちない笑顔で頷くと、深雪と淳平を壁側の端末へ誘導した。
摩利「じゃあ、あたしらも移動しようか」
達也「どちらへ?」
摩利「風紀委員本部だよ。色々見てもらいながらの方がわかりやすいだろうからね。この真下の部屋だ」
達也「本当に変わった造りですね」
摩利「あたしもそう思うよ」
服部「渡辺先輩、待ってください」
摩利「なんだ、服部刑部副会長」
服部「渡辺先輩、お話ししたいのは風紀委員の補充の件です」
摩利「なんだ」
淳平「(なんだって言わなくても十中八九達也のことだろう)」
服部「その一年生を風紀委員に任命するのは反対です。」
淳平「やっぱり」ボソッ
摩利「おかしなことを言う。司波達也くんを生徒会任命枠で指名したのは七草だ。たとえ口頭であっても、指名の効力は変わりはない」
服部「過去、ウィードを風紀委員に任命した例はありません」
摩利「それは禁止用語だぞ、服部副会長。風紀委員会による摘発対象だ。委員長である私の前で堂々と使用するとは、いい度胸だな」
服部「しかし、問題は彼の適性だ」
摩利「実力にもいろいろある、と言っただろう?達也くんには起動式を読み取り発動される魔法を予測することが可能だ」
服部「なんですって?しかし実際の違反の頑張りで、魔法の発動を阻止できないのでは?」
摩利「そんなのブルームも一緒だ」
服部「会長……私は副会長として司波達也の風紀委員就任にはんたいします。」
深雪「待ってください」
深雪「僭越ですが副会長、確かに兄は魔法実技の成績は芳しくありませんが、それは実技テストの評価成績方法に兄が適応してないだけなのです」
服部「司波さん」
服部「魔法師は事象をあるがままに、冷静に、論理的ににんしきしなくてはなりません」
深雪「御言葉ですが、私は目を曇らせてはいません!!!お兄様の本当の力を以ってすればー」
淳平・達也「「深雪」」
達也「服部副会長、新た模擬戦しませんか?」
服部「なに……?」
服部「思い上がるなよ」
淳平「ふふ」
服部「なにがおかしい!」
淳平「魔法師は常に冷静を心がけるべきではなかったのかなーと思いまして」
服部「くっ!」
達也「風紀委員になりたいわけじゃないんですが、妹の目が曇っていないこと証明するためならば、やむを得ません」
服部「……いいだろう、身の程を弁えることの必要性を、たっぷり教えてやる」
淳平「なら俺もと模擬戦しませんか?」
服部「なに?」
真由美「それは、まずいわ。仮にも十師族なのよ!」
淳平「なら、十師族レベルの強さならいいんですか?」
真由美「どういうことかしら?」
淳平「同じ十師族同士なら可能なのですか?と言ったのです」
真由美「それはつまり…」
淳平「ええ、七草会長、模擬戦しませんか?俺も知人のことを馬鹿にされるのはあまり好かないので」
真由美「で、でも…」
??「俺がやろうか」
真由美「え?十文字君?!」
淳平「俺は構いませんが、知人の目が曇ってないことを証明できれば」
十文字「まぁいいではないか。なぁ七草、どうだ?」
真由美「いいけど、どっちも過剰な攻撃は駄目よ?十師族の一員なんだからね」
淳平「わかりました」
十文字「わかった」
こうして模擬戦が始まろうとしている
戦闘は次回に回しました