2人で1人の略奪者   作:bakabakka

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ボコるのはまだ先だよ!ごめんね、焼き鳥野郎!


Let's修行Time→もうすでにカンストです

 

参戦が決まった翌日から、せっかく10日も時間を貰ったのだからと修行をすることになり、参加者は全員権力という武器を用いて公欠としてリアスの所持している山を登っていった。

 

「はぁ…はぁあ、きつい」

「ははは、イッセー君頑張ろうよ」

「けどよぉ、この荷物は多いだろ!」

「僕と大差ないだろう?」

 

そんな中、根をあげてるものが約1名。眷属なり立てのまだまだ逸般人になれないイッセーだ。自分より大きい荷物を背負っているのだからつらいのは当然と言えば当然なのだが、同じくらいの荷物を抱えている木場は疲れた様子もなくひょいひょい上っていく。さらには小柄な子猫に関してはイッセーよりもはるかに多い荷物に関わらず息1つ乱していない。

 

さらに非常識な組もいると言っちゃいるが…

 

「兄さん、大丈夫ですか?」

「このくらい余裕だって」

「さすが兄さんです!」

「ははは、そんな褒めるなよ」

 

なんて会話しながら妹と荷物を載せた煌びやかな牛舎を引く兄が1人。

これは別物である。うん。基準に加えてはならないものだ。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで山のコテージまで全員無事に到着し、これ時から修行に入るかと思われたら、

 

「それじゃあまず、須臾と永久について聞こうかしら」

 

なんだかんだずっと放置されてた問題をリアスが切り出した。

その問いに対して2人は、

 

「「半分人間あと半分はごちゃごちゃ、以上」」

 

なんとも簡素で分かりにくい回答である。

 

「…もうちょっと詳しく教えてくれないかしら?」

 

頭がいたそうに手を額に当て問い直すリアス。それにしょうがないなぁって顔をして語りだす須臾。

 

「いいか、リーアたん。俺たちもよく知らないんだ。

 

分かっているのは、母が半分人で半分人外な理解の範疇を超える化け物で、父が半分人であと半分が鬼やらなんやらよくわからん母を口説けた理解の範疇な存在ってことだけだ」

「なにそれ意味わからないのだけど」

 

聞いていたみんな意味が分からない。分かったのは2人が半分人でなくあとは人外。あと両親が理解範疇を超えた存在と言うことくらいだろうか。

 

「それじゃあ、あなたたちの能力は何なのよ?」

「「企業秘密だ(です)」」

「今回は一緒に戦うんだからそのくらい教えなさい!」

「「ちょっとした冗談だ(です)。リーアたん」」

「いい加減リーアたんやめてくれないかしら?やめてくれないかしら」

 

大事なことなので2回言いましたよこの人。

 

「うんじゃあまず俺から」

 

そう言って語りだしたのは兄の方である。

 

「俺は魔力とか妖力、気もなんもないから身体能力に任せた格闘戦しかできない。あとは魔力とかの保持もできないし外部から喰っても自分には還元されないし、そのくせそれらのコントロールは天才的ってだけだ」

 

その言葉にリアスたちは絶句である。ライザーをぶん殴ったり、堕天使3人を撃破したりしたのにそう言った力を一切持っていないという。そして堕天使3人は光によって倒されていたのだ。それではつじつまが通らない。

 

「ちょっと待って、堕天使を光の楔で倒してたじゃない!それはどうやったの!?」

「相手が光の槍投げてきたから俺のものにして使ってただけ。言ったろ?扱いが天才的だって」

 

絶句である。これは本気の本気で絶句ものである。相手の振るった力を自分の制御下にして思うが儘扱うのだ。意味が分からない。

そう絶句していると、今度は妹が

 

「では次は私ですね。私は適度な身体能力とあとは上限の分からない魔力などを保持するタンクがあるくらいです。細かいコントロールが兄さんみたいにできないのでどうやっても広域殲滅攻撃になってしまうんです」

 

そう困っちゃいますよねぇって感じに語る妹。

だがこれもこれで意味が分からない。上限がないってどないこっちゃ?

どんな強いものにでも上限というものがある。リアスにも魔力の最大値があるし、魔王と称される存在にもある。無限の龍神と言われる計り知れない力を持つものでも測れないだけで上限は存在するのだ。

 

「あ、上限がないといっても私たちが知らないだけなんでせいぜい母くらいだと思います!」

 

その言葉に皆安堵した。あ、よかった。まじものの無限ではないんだと。

 

「ちなみにお母さんの容量ってどのくらいかしら?」

 

怖いもの見たさである。ついつい聞いてしまったリアス。

この後すぐ後悔することになる。

 

「母は”昔オーフィスに勘違いされて困っちゃた”って言ってたのでそのくらいだと思います!」

 

埒外だった。

うん、この妹はおかしい。

 

「あと、普段から上限いっぱいに魔力などを持っているわけではないので安心してくれていいですよ?」

「どういうことかしら?」

 

オーフィスと呼ばれる無限の龍神のことを知っている者たちの空気が絶望に突入したのが分かったのか、少し言い含める永久。

 

「私は魔力などを自分で回復することはできません。私の力のもとは兄が喰ったものですから。さっき兄さんが言ったでしょ?外部から体内に取り入れても自分には還元されないって。還元の対象が私なんです。兄の取入れた力は私のものになるんです」

「つまり…どういうことかしら?」

 

めちゃくちゃ過ぎてなかなか追いつかないオカ研メンバー。

 

「要するに、俺たち双子は互いに才能が偏って生まれったんだよ。保持する才能は妹に。操る才能は俺に。あとはまぁ、元が一つの存在だからパスかなんかがつながってるんだろうな」

「そういえば一卵性だったものね」

 

一卵性双生児。一つの卵細胞から2つの生命が生まれること。だからこその繋がりなのだろう。

まぁなにより…

 

双子じゃなしに生まれて来たなら、とんだ化け物が生まれていたな!

 

ってことを思った一同だった。

 

 

「それじゃあ謎も解決(?)したことだし、修行を始めようかしら」

「あ、それ俺たち不参加で」

「あらあら、それは何でかしら?」

「あけのんよ、下位職のレベル1の修行を上位職のレベル最大がしてためになると思うか?」

「差がありすぎてどうしようもないと思いますけどあけのんやめてくれません?」

「ま、要は格が違いすぎるから俺たちはメシの用意とかサポートで働くとするよ」

「それはうれしいのだけど…それじゃあお願いするわ」

「あいよ、そんじゃあまずみんな整体からな。お前ら魔力の流れ雑すぎ。あ、イッセーはいいぞ。前やったから」

「あ、通りであの後から急に転移魔法陣使えるようになったわけだ」

「あぁ、お前の魔力の流れ無駄が多すぎてロスしまくってたからな。ってことで全員これやってからスタートな」

 

こうして修行の幕が上がるのだった。

 




修行かかずに飛ばすか修行かいていくか迷う
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