待ってろよ!焼き鳥ぃ!
~男子会~
なんで自他ともに認める女好き足る俺は男三人肩を並べて風呂に入っているのだろうか。
「やっぱイッセー体できてねぇなぁ」
「そうだね、それにしても須臾先輩はすごいですね」
「それほどでもねぇよ。木場は…まぁ速さ重視だからそんなもんか」
「はい。筋肉は重過ぎると邪魔になりますから」
「俺は重くなって速度が落ちたならその速度を出せる筋肉をつければいいやって考えだからなぁ」
なんで筋肉談議で盛り上がってるんだよ…
もうちょい女性の魅力について話すもんじゃないのか、男子会って。
ここは俺が無理やりそっちに持ってくしかなぇ!
「先輩に木場!どんな女性のおっぱいが好きですか!」
「永久」
「あははは…」
脳タイムで自分の妹の名前を口にする先輩と苦笑する木場。
「先輩…一応聞きますけど血のつながった兄弟ですよね?」
「もちろん」
「近親相姦って知ってますか?」
「もちろん」
知った上で…だと?
度し難い。俺よりも度し難い変態がいる!
「須臾先輩は永久先輩のことどう思ってるんですか?」
木場、お前まで聞くか。俺はこれ以上はちょっと怖いぞ。
「愛してる」
どこまでも真っ直ぐだよこの人。一切ぶれねぇよ…
「イッセー。お前は好きなやついないのか?」
「え?いや俺はその、おっぱい大好きですから!」
「胸が大好きってことはあけのんか。あいつがお前の知り合いなら一番大きいだろ」
いや、そういうことじゃ。
でもあの朱乃さんのもっちりおっぱいは大好きです!
「そうビビるなよ。誰もお前を殺そうなんてしねぇさ」
「へ?」
思わず変な声が漏れてしまう。
「俺よりも木場の方が付き合い長いよな?あいつらは人を裏切るような連中か?」
「そんなことはないよ。僕はこのグレモリー眷属はどの悪魔より身内を大切に思ってると思います」
「一癖二癖抱えてるやつばっかだけどな。いや~いい地雷の香りだ」
「先輩、面白がって踏まないでくださいね」
「悪い、もう地雷原の上でタップダンスしてきた後だ」
「あなたって人は…」
うん、人を励ましたと思ったらすぐに話が飛んでいきやがった。
まじめに話す気があるのだろうか?
「それでイッセー。お前はリアスのこと好きか?」
「ハイぃぃ?」
ちょっと待って。話が振り子レベルで動きまくってるよ!
「残念だったな、今回ライザーをボコれなくて」
「なんで俺じゃボコれないこと前提だよ」
いや、俺とあいつの力の差ぐらいわかってるけどなんか悔しい。
「俺があいつを潰すからな。ま、お前御分も殴るから安心しろよ」
「いや!自分の分は自分で殴る!アイツに部長の処女を渡してたまるかよ!」
「おう、いつの間にか結婚から初夜にワープしてやがる」
「イッセー君だからね」
ごめんね!欲望にまみれてて
「なら、俺は初めは妹と観戦でもしとくよ。だから安心して戦って来い。当たって砕けてこい。お前が目標達成したらあとは俺がやっといてやるから」
「まるで俺が一発殴るだけで精一杯見たいな言い方だな」
「一発当てれたら十分金星なレベルだよ、今のお前じゃ」
ぐ、言い返せねぇ。
「ま、そう言われねぇようしっかり体作れや」
そう言って俺のあと間を乱暴になでて湯から上がる先輩。
どこがとは言わないけど…でけぇ
~小猫篇~
「あら、今度は妖怪か」
「っ!」
その須臾先輩の言葉に思わずびくっとしてしまう。
「リーアたんの眷属はバリエーション豊富だねぇ。色物ぞろいともいうけど」
「…なんでわかったんですか?」
警戒しながら訪ねると
「なんでって力の種類の把握ぐらいできなきゃ操れるわけないだろ?」
「それもそうですね」
言われてみればそこそこ納得できました。
「そんで何の妖怪なの?」
「須臾先輩には関係ありません」
「そうなの、猫又さん?」
「わかってるじゃないですか」
「まぁね。妖怪は身内みたいなもんだから割と判断つくんだ」
身内ということは親の人以外の血筋に混ざっているのでしょか?
「猫又ってことは猫になれたりする?」
「術を使えばなれなくもないですが嫌です」
「そっか…」
そう言って落ち込みだす須臾先輩。
「猫、好きなんですか?」
「妹と両親の次に愛してる」
三位入賞ですか。いえ、両親が二位タイなので四位ですか。
「ってことで猫になってくれないだろうか」
「嫌です」
「肉球だけでも」
「嫌です」
「なら耳としっぽだけでも」
「嫌です」
「ならなんだったらいいんだ!!」
「どれも嫌です」
orzと崩れ落ちる須臾先輩。
「なら奥の手だ!」
急に起き上がり私の手を掴むと、私に猫耳としっぽが生えました。
妖怪としての力を使うときのように。
「え?え!何で!?」
自分の手で確認してもう一度驚きです。
「はぁ~和む」
そう言って先輩が頭をなでてきます。
ほとんど関わったことのない人になでられているのに不思議と嫌な感じがしません。
それどころか懐かしい感じがします。
「…なにしてるんですか?」
「撫でてる」
「そういうことじゃありません」
「勝手に妖力活性させて、仙術を勝手に使ってる」
仙術。姉が変わってしまった原因である恐ろしい力。
私は急いで先輩を振りほどこうとしますが力が出ず、されるがままです。
「そう怖い顔すんな。今のうちに仙術を使う感覚に慣れとけ。仙術なんて珍しいもんのコントロールなんてそうそう体験できるようなもんじゃないだろ」
言われてみれば仙術が扱える人なんて私は姉さん以外に知りませんし、暴走する気配も毛ほどもありません。
「今やってるのは身体を休める仙術だな。落ち着けるし、力の循環にも集中できるだろ」
確かに体に集中してみると暖かい力が全身をゆっくり回ってるのが分かります。
「…仙術って怖いものじゃないんですね」
私のぽつりと漏らした言葉を須臾先輩は
「いんや、怖いよ」
一瞬でぶった切ります。
「この世のに優しい力なんてもんはない。所詮力は相手を傷つけるもんだ。ただこんな使い方もできるってだけなんだ。薬も用法と容量を適切にだし、包丁も人に向ければ凶器で食材に向ければ便利器具。要は使い方だ。だからしっかりと使い方を今学んどけ」
「…はい」
そうして先輩に身を任せます。
私が仙術を体感してる間、耳をふにふにしたりしっぽをさすさすしてましたが…
先輩が楽しみたかっただけじゃないですよね?
なんて思ったりしてましたがだんだん瞼が重くなってきて、私は先輩の膝を枕に眠ってしまうのでした。
「兄さん、そんな猫コスがいいなら言ってくださいよぉ~♥
私はいつでも準備万端ですから!だ・か・ら♪
祖の泥棒猫は始末しましょう。保健所行きです。飼い主見つからずに殺処分です!」
私は無事起きれるのでしょうか?
ps.兄が妹とハッスルしたため無事です。
~アーシア篇~
「久しぶり、アーシア」
「はい、お久しぶりです!須臾さん」
「いや~アーシアが悪魔になるとは思わなかったなぁ」
「私も思っても見ませんでした。でも、今はイッセーさんたちと一緒ですから。何の後悔もないです」
「イッセーのやつ愛されてんなぁ」
イッセーさんへの気持ちを言われ頬が熱くなってきます。
「…そんなわかりやすいですか?」
「イッセー以外はみんな気が付いてるんじゃない?」
「そんなにですか!」
もっとばれてないと思ってたのに…恥ずかしいです。
「ま、イッセーは今女に殺されて軽くトラウマってるから、癒してやれば簡単に落とせるぞ!」
「そんなにひどいんですか?」
「いや、エロいことは考えれてるんだから周りがちゃんと受け入れてやれれば何の問題もないだろうよ」
「よっかたです」
「ホント愛されてんなぁ」
イッセーさんが女の子を好きになれなくなったらどうしようかと思いました。
私知ってます!桐生さんがBLというものがあるって教えてくれましたから!
「イッセーさんがBLじゃなくてよかったです!」
「…アーシアさんや?そんなことどこで覚えたんだい?」
「クラスの親切なお友達が教えてくれたんです!」
「うっし、学校で表立って兵藤と関わるのはやめとこ」
なんででしょうか?お友達なのですから仲良くすればいいのに。
「あ、今回のレーティングゲーム、アーシアはずっと永久といっしょにいてくれ」
「はい、わかりました?」
「ヒーラーってポジションは真っ先に潰されるからな。永久の近くにいれば100%傷1つ負わないから安心してくれ」
「永久さんってすごいんですねぇ」
「当然だ。俺は核戦争が起これば死ぬけど永久は無傷で生き残れるからな」
「そこまでなんですか!」
「そこまでなんだよ。ってことで永久のそばにいてくれ。そうすればイッセーの過去いいところが見れるぞ」
「はい!絶対傍にいます!」
イッセーさんのかっこいい姿…ふはぁぁぁ
たまりません!
って感じで妹(鬼)の登場もなく平和に過ぎて行った貴重な時間でしたとさ
さぁ、待たせたな焼き鳥!
それでは次回、焼き鳥対イッセー、焼き鳥対兄鬼
「ライザー死す!!」