玲士「ダメだよ?」
はい‥‥‥‥。
オーズ、前回までのあらすじ!!
1つ!
イギリス代表候補生、セシリア オルコットに話しかけられ、決闘を持ち込まれる!!
2つ!
セシリアから生み出されたヤミー、通称『クイーン』から敵意がない事が知らされる!!
3つ!
クラス代表を決める試合まで後5日!!
オーズ、count the medal!!
現在、オーズの使えるメダルは!!
1027室
玲士「え~と、つまりオルコットさんがルームメイトなんだね?」
セシリア「そ、そうなりますわね‥‥‥‥」
玲士「で、さっきのヤミーの事なんだけど」
セシリア「はい、なんですの?」
玲士「いったいどうして生み出されたんだ?」
セシリア「実は‥‥‥‥」
なんと、一人でいるところに背後から『その欲望、解放しろ』と言われ、何かを入れられたそう。
しかし、蜂ヤミー、もといクイーンはセシリアから生み出されたため、人間には全くと言っていいほど敵意がない。
さらには人間が好きになったとの事だ。
ついでにセシリアの本心を聞いてみた。
ちょっとデリカシーがなかったかな?
どうやらセシリアは早くに両親を亡くし、皆から過度な期待を受け、それに応えようと努力していたそうだ。
しかしここで同情してもおせっかいだと思われるからあえてしなかった。
でも、あまりにも不憫すぎて同情せざるを得ないかもしれない。
玲士「そうだったんだね‥‥‥‥」
セシリア「えぇ‥‥‥‥ですが何故悩みを聞いてくれたのですか?」
玲士「多分一夏でも同じ事をしたと思うよ。だって困ってるのに、後少しで手が届きそうなのに、手が届かない、手をさしのべられない、そんなのは嫌なんだ。ずっと後悔すると思うからさ」
セシリア「まさか貴方にも‥‥‥‥?」
玲士「いや、父さんの受け売りさ。きっと父さんは俺にそんな思いをしてほしくないから言ったんだろうね」
セシリア「優しいお父様でしたのね」
玲士「うん。流石二代目オーズだよ」
セシリア「あの、火野さん」
玲士「なんだい?」
セシリア「えっと、今までのご無礼申し訳あr『そんなの良いよ』え?」
玲士「オルコットさんは周りの皆から期待に応えたくてやった。違う?」
セシリア「それは‥‥‥‥そうですけど‥‥」
玲士「ならそれでいいじゃないか。考え方が変わっただけでも大きな進歩だよ」
セシリア「火野さん‥‥‥‥」
玲士「ま、明日は皆にちゃんと謝って、誤解をといてもらおうよ?」
セシリア「そう‥‥‥‥ですわね」
玲士「あ、もうこんな時間か。じゃあそろそろ寝るね」
セシリア「ちょ、ちょっとお待ちください!!」
玲士「なぁに?」
セシリア「あの、これからは‥‥‥‥セシリアとお呼びください」
玲士「‥‥‥‥わかった。じゃあ俺の事を玲士って呼んでよ」
セシリア「はいっ!!」ニコッ
玲士「さぁて寝ようかな『玲士ぃ!!助けてくれぇ!!』え‥‥‥‥?」
セシリア「いったい何事でしょうか?」
するといきなりドアが開かれ、一夏が入ってきた。
何事かと聞いてみたけど、
一夏「い、今はとにかく匿ってくれ!!」
玲士「あ、あぁ。わかったよ」
数秒後、竹刀がドアを突き破り、貫通し、一夏の頬をかすめた。
俺は一夏とセシリアを奥に避難させ、恐る恐るドアを開くと、憤怒の形相を浮かべた箒ちゃんが竹刀を構えていた。
玲士「や、やぁ箒ちゃん。どうしたの?」
箒「いいから一夏を出せ!!一度性根を叩き直す!!」
玲士「ま、まぁまぁ落ち着いて!!とにかく訳を聞かせてくれないか?」
箒「む‥‥‥‥わかった」
話のわかる子でよかった‥‥‥‥!!
で、訳を聞いたところ、どうやら一夏は箒ちゃんがシャワー中にも関わらずノックせずに入ってしまい、箒ちゃんの怒りを買ってしまったそう。
これには流石に俺とセシリアは呆れ、
玲士「一夏、流石にそれはないよ」
セシリア「一夏さん、貴方馬鹿ですの?ドアノックなんて基本中の基本ではありませんの?」
一夏「ごもっともです‥‥‥‥」
箒「まったく‥‥‥‥次からは気をつけてくれ」
一夏「はい‥‥‥‥」
ま、こちらでゴタゴタはなんとか解決できたけど‥‥‥‥部屋の入口からもんのすごい殺気が流れてきた。
まぁ殺気出してる人は知ってるけど‥‥‥‥。
千冬「お前達、いったい何時だと思っているんだ?」
一夏「げぇっ!?千冬姉」
千冬「織斑先生だ馬鹿者」ヒュッ
『ズパァンッ!!』
一夏「うぐぐ‥‥‥‥」
玲士「あー、すいませんでした‥‥‥‥」
で、5日後。
結果はこんな感じ。
火野 玲士 一勝一分け
織斑 一夏 零勝二負
セシリア オルコット 一勝一分け
ちなみに俺はオーズを使わずに打鉄で一勝。
だってまだオーズに慣れてないし。
で、なんで一夏が二負かというと、セシリア戦では単一仕様能力『零落白夜』を使用したところ、シールドエネルギーを使いすぎて自爆。
俺との戦いでは突っ込みすぎて自爆。
もう救いようがないね。
で、俺とセシリアとの戦いでは最初こそセシリアのブルー・ティアーズのビットに苦戦されたけどなんとか持ち直して反撃。
しかしタイムアップで引き分け、という結果に。
勝ったのはいいけどやっぱり一夏にクラス代表を譲って経験を積んでもらおうかな。
翌日
クラス代表就任会が終わり、今日は休み。
たまにはのんびりしたいな~。
けどアンクがそうさせてくれない。
だって朝イチに
アンク「玲士、ガタキリバが使えるように特訓すんぞ」
って言われたもんだからのんびりできない‥‥。
でもセシリアも協力してくれるそう。
優しいなぁ~。
第二アリーナ
アンク「よし、ほらメダルだ。早速変身しろ」
セシリア「も、もし暴走したらどうしますの?」
玲士「大丈夫だよ。きっとセシリアやアンク、一夏が止めてくれるって信じてるから」
一夏「オーズってのを初めて見るからな‥‥‥‥どんな風になるんだ?」
アンクは俺にクワガタコア、カマキリコア、バッタコアのメダルを渡し、俺はオーズドライバーを腰にセットした。
玲士「アンク、これのリスクは?」
アンク「五分五分ってとこだな。じゃ、早くやれ」
腰にセットしたオーズドライバーに三枚のメダルを装填する。
そして一気にスキャンして変身した!!
玲士「変身!!」
『キンキンキンッ!!』
《クワガタ!!カマキリ!!バッタ!!》
《ガータガタガタキリッバガタキリバ!!》
玲士「うおおおおおおおっ!?」
一夏「うわすげぇ!!」
セシリア「ですが今の歌は‥‥‥‥?」
アンク「歌は気にするな」
玲士「す、すごい!!力が溢れてくる!!」
すると遅れて箒ちゃんが到着。
箒「ぬおっ!?あれは誰だ!!」
一夏「あれは玲士だよ!!」
箒「何っ!?」
アンク「よし、上出来だな。そのコンボは分身ができるぞ。やってみろ」
玲士「わかった!!ハァァァァァァッ!!」
その直後、俺を中心に50人の分身が現れた。
一夏「増えた!?」
セシリア「すごい!!」
箒「なぁ、アンクと言ったか?」
アンク「なんだよ」
箒「あれは何だ?全身装甲のISか?」
アンク「いや、あれはオーズ。そのガタキリバコンボだ」
箒「ガタキリバ?」
アンク「オーズの基本形態であるタトバコンボから頭と腕を虫系のメダルに変更、スキャンしてできるコンボだ。ただ、タトバ以外のコンボはかなりの体力を消費するからある意味切り札だな」
箒「いや、私が聞きたいのはあれはISかどうかなんだが‥‥?」
アンク「まぁあれはISじゃねぇ。それだけは言える」
箒「そうか。で、玲士はいったいどこの会社に所属しているんだ?」
アンク「あー、確か鴻上ファウンデーションだったか」
セシリア「鴻上ファウンデーション!?」
玲士「あれ、セシリア知ってるの?」
あ、そういえば確か鴻上ファウンデーションって色んな事業やってるんだっけ。
IS開発とかスイーツ開発とか等々。
アンク「よし、もういいぞ。変身解除しろ」
玲士「わかった」
俺はオーズドライバーの傾きを直し、元の姿に戻った。
???
女子生徒「‥‥憎い、あのセシリアが憎い‥‥!!いつか殺してやる‥‥!!」
青色の水棲系グリード「あら、いい憎しみの欲望じゃない」
女子生徒「だ、誰!?」
青色の水棲系グリード「そんな事は関係ないわ。さぁ、その欲望を解放しなさい」
女子生徒「い、イヤァァァァァァァ!!」
青色の水棲系グリードは女子生徒の胸にメダルを入れた。
その直後、女子生徒の中からヤミーが生み出され、すぐさま分裂し卵へと形を変えていった。
青色の水棲系グリード「さぁ私のかわいい子供達、彼女の憎しみの欲望を糧に大きくなりなさい」
すると物陰から、緑色の虫系グリードが現れた。
ウヴァ「メズール、随分手の込んだ事するじゃねぇか」
メズール「そうねウヴァ。ここの女子達の憎しみの欲望は人一倍大きいから明日にはいっぱい子供達が増えているはずだわ」
どうやら緑色の虫系グリードはウヴァ、青色の水棲系グリードはメズールと呼ばれている。
メズール「あぁ、楽しみだわ‥‥‥‥ウヴァ、邪魔はないわよね?」
ウヴァ「いや、オーズの三代目が現れた。また邪魔されるかもしれねぇ」
メズール「そう。なら強くなる前に早めに摘み取りましょうか」
ウヴァ「だな」
メズールには不敵な笑みが浮かんでいた。
次回仮面ライダーオーズ&バースfromIS!!
一夏「な、何だこりゃあ!?」
セシリア「これは‥‥‥‥魚の卵?」
アンク「野郎‥‥‥‥ついに動きやがった!!」
メズール「こんにちは、三代目のオーズ」
玲士「クッ、やるしかないのか‥‥‥‥!」
第四話 『異変とグリードと初戦闘』
オーズ、count the medal!!
現在、オーズの使えるメダルは!!
前回と変わらず
はい、次回はオリジナル回です。
お楽しみに。
では次回の更新で。
ではでは(´・ω・`)ノシ