やりのはしらで消えたアカギ様、そしてその後を追って行ったあの少年とポケモンリーグのチャンピオンシロナ…。あの後どうなったかは知らない
「ジュピターよ、ハードマウンテンにあるとされる”かざんのおきいし”これで儲けてみる気はないか?」
とあのじーさんに言われて来たけど、なんなのよここ。熱いし、灰が鬱陶しいし
「じーさん、あんたの言うかざんのおきいしなんてのは本当にこんなところにあるのかい?」
「わしに任せておけ、この天才プルートにな!」
また始まったよ、どう見てもただのじーさんにしか見えないんだけど…。
そしてハードマウンテンの内部に入ったその時、好都合なことが起きた
「お前は…」
なんとあの時の少年がやって来たのだった。先に勝負を仕掛けたマーズだったが惨敗した。同じ幹部として恥ずかしい。そして私もアカギ様の事を聞くために勝負を挑んだが…
「そん…な…」
これまたあっさりと負けてしまった。マーズの事も言えないな。そう思った時、マーズが突然こんなことを言い出した
「私ギンガ団やめるから、ジュピター後はよろしく!!」
前々から思ってたけど、マーズって身勝手な女だわ。だけど…
「マーズと同じことするのホント嫌なんだけど、私もやめるわ。アカギ様のいないギンガ団いてもつまらないしね。ということでじーさん頑張りな、ギンガ団すきにしていいからさ」
「というわけで、私たち普通の女の子に戻ります!」
そう言い残しマーズは去って行った
「普通の女の子は無理でしょ。さて、私はどうしましょう。…こういうときは旅かしら」
そう言い残し私もその場を後にした
旅に出るならまずは支度をしないと、私は懐からモンスターボールを取り出しゴルバットを出した
「ゴルバット”そらをとぶ”トバリに向かってちょうだい」
そう私はギンガ団アジトに行くつもりである。あそこには私の私物がいくつか残っているからだ
「いらっしゃいませ、ここはギンガ…ジュピター様!?なぜここに!?」
「ああ、私もうギンガ団やめたのよ。後のことはプルートのじーさんに任せてあるから、頑張ってね」
「は、はあ…」
唖然していたのか、じーさんに期待していないため息なのか分からなったが私にはもう関係ない
ウィーン…
幹部専用のフロアに入ると青髪の男が立っていた。同じ幹部だったのサターンだ
「…ジュピターか。どうした?プルートのじいさんとハードマウンテンに行っていると聞いたが…」
「サターン、私ギンガ団やめたのよ。マーズもね」
「…そうか」
「あら、意外な反応ね。もっと驚くかと思ってたわ」
「どうせ、プルートのじいさんに嫌気が差したんだろ?」
「さすがはサターンね、よく分かってるじゃない。で、サターンはこのあとどうするの?」
「ここに留まって残ったギンガ団の世話をする予定だ」
「そう。もう会うことはないでしょうけど、元気でね。マーズが来たらマーズにもよろしく言っといてね」
「ああ、ジュピターも元気でな」
そして私物を取りギンガ団アジトを後にした。いよいよここから私の冒険が始まる
「楽しみね、せっかくだから他の地方のジムでも回ってみましょうか」
そしてキッサキシティに向かい船に乗りカントー地方を目指して冒険を始めたのだった