果たして、シスターを狙う悪魔の正体とは?
衛宮邸 居間
氷室:
さて、いつもどおり会話判定値の高い方にお願いするとなると
セイバー:
佐伯:
(あ、これルート固定されたかな)
アーチャー:
では、半分当事者のような宇佐からでよいだろう。
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1サイクル目
十六夜市 メシア教会内託児所
ちびっこたち(てきとーなPLがアドリブ):
「「「わーわー」」」
アンジェラ・F・グレゴリウス(GM):
「そうですか、先生のお耳にも入ってしまいましたか・・・」
子供たちの手前、笑顔は崩さないがその声音は沈んでいる。
宇佐(セイバー):
「御身に万一の事があれば、あなたに救われている多くの方が悲しみます。教会には優れた自衛組織が居るとは
アンジェラ(GM):
「そんな、先生にご迷惑をおかけするわけには・・・」
宇佐(セイバー):
「お気になさらないでください。それに、先ほど申し上げました『悲しむ方々』には私も含まれているのです。何もせずに後悔するようなことはしたくありませんから」
アンジェラ(GM):
「・・・恐れ入ります」
宇佐(セイバー):
「それで、そのつけ狙っている悪魔というものの姿を実際にご覧になられたので?」
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会話判定
命運1点使用
会話判定値58+20=78% ・・・48 成功!
経験点130獲得*1。
アンジェラ・F・グレゴリウスとの絆+2d10=10点 増加
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アンジェラ(GM):
「いえ、残念ながら・・・ただ非常に邪悪な気配というか視線のようなものをたびたび感じる事があるのです。
先生、私を思っての行動は大変有り難いのですが、先生ご自身が危険な目に遭わぬよう、くれぐれも無茶はなさらないでください。
ご相談させていただいた身でワガママを言っている自覚はありますが、先生が私の身を案じてくださっているように、私も先生や皆さんの事を心配していることをどうか、忘れないでください」
宇佐(セイバー):
「えぇ。もちろんです」
KW アンジェラの周囲に現れる悪魔の気配 を調査可能になった。
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佐伯:
ということで、いつものコネボーナスでアイテムをもらえますがいかがしますか?
セイバー:
現時点では敵の情報もありませんし、やはり宝玉でしょう。
佐伯:
はい。では持ち物に加えておいてください。
蒔寺:
そういや、新しくKWが出たって事はハズレじゃないんだろ? なんで絆ポイントが2d10なんだ?
佐伯:
それなんですが実は今回は情報項目が少ないので成功やクリティカルでの追加情報は無しにしているんです。なので成功時はいつものコネボーナスとしてのアイテムに加えて、絆ポイントもいつもより多く獲得できる仕様に変更されています。
もしクリティカルしたら、さらにアイテム1個か絆ポイント1d10追加のどちらかを選べるものとします。
アーチャー:
それは有り難い。では早速、社はプッチ神父*2に悪魔の気配について詳しく訊ねてみるとしよう。
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1サイクル目
十六夜市 メシア教会 執務室
ガブリエル・プッチ(GM):
「またもちゃんと手続きをして面会を求めてくるということは、例の恋人のことかね? その後音沙汰もなかったので結果は残念だったようだが」
重三(アーチャー):
「あ、まぁ、そっちは、はい。結局レンは居なかったっす。でも他の行方不明になってた人を何人か救うことはできました」
プッチ(GM):
「なるほど。そっちはということは、用件は別なのかね?」
重三(アーチャー):
「はい。
知り合いから聞いたんすけど、ここのシスターが悪魔に狙われてるだかストーカーされてるだか・・・」
プッチ(GM):
「む。外に話が漏れているのか。緘口令をしいたはずだが、人の口に戸は立てられれんか。
それで? その事で何を聞きたいのだね」
重三(アーチャー):
「知り合い、てか
その悪魔の姿をチラッとでも見た人とか居ないんすか?」
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会話判定
命運1点使用。
会話判定値58+20=78% ・・・94 命運1消費して振りなおし!
・・・30 成功!
経験点130点獲得。
ガブリエル・プッチとの絆+1d10=2点増加
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プッチ(GM):
「・・・本来ならば我々教会で内々に処理すべき問題なのだがな・・・。
言って素直に退くほど聞き分けが良くはないか」
重三(アーチャー):
「解ってるじゃないっすか」
プッチ(GM):
「はぁ。少しここで待っていろ」
彼はそういい残して席を立つとそのまま部屋を退出する。
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数分後
プッチ(GM):
「待たせたな」
ガチャリと扉が開くと、大司教が1人の人物を連れて入室してくる。
その人物はドクロの仮面をつけており顔は解らないがその仮面や体つきに重三は見覚えが有る。メシア教会の異端狩りに属するエグゼクター、シンハだ。
プッチ(GM):
「直接彼女の護衛にあたっていた者から話を聞くほうがよいだろう」
重三(アーチャー):
「シンハさんがシスターの護衛だったんすか?」
シンハ(GM):
「えぇ。その折、何度か怪しい影に遭遇していましてね。
まだ距離をとってこちらの様子を伺っているだけという印象ですが、いつ仕掛けてくるとも限らず、
重三(アーチャー):
「そうだったんすね。それでどんなやつらでした?」
シンハ(GM):
「人体骨格のような姿をしておりましたな。しかしただのスケルトンにしては纏う魔力が異質。おそらくはギリシャの神造兵 スパルトイでしょうな」
プッチ(GM):
「奴らが気配をチラつかせるサイクルもあるようなので、今はそれを調べて待ち伏せの体勢を準備しているところなのだ。
首を突っ込むなと言ってもきかんだろうし、せめて自分の身の安全はしっかり確保するように」
重三(アーチャー):
「解ってるっす。情報感謝するっす」
※KW 悪魔の出現時間、悪魔データ妖鬼 スパルトイが調査可能に。
宝玉×1 獲得。
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サーバンツ:
(
三枝:
なんでシンハさんの絆も上がったの?
アーチャー:
ん? あぁ。せっかく2d10振れるなら演出にあわせて2人と交流した扱いにならないかとGMに提案したら受け入れられたのだ。
佐伯:
そっちのほうが自然な気もしますしね。
美綴:
んじゃ、綴はボスのデータでも調べに行くか。
佐伯:
あ、すいません。スパルトイはボスではありません。いわゆる中ボスです。これを撃破することで、ボスへの道が開けると考えてください。
ライダー:
おや。そうなのですね。そうなると早々にスパルトイを撃破したいところですが。
セイバー:
中ボスでしたら■アナライズでデータを抜けないでしょうか?
佐伯:
すいません。今回はシナリオギミック上、スパルトイもボス同様全貌は不明とさせていただきます。BOSS特性を持つので準備はしっかりとした方がよいでしょう。
美綴:
了解したよ。そういうことならやっぱりデータ調査ね。
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1サイクル目
十六夜市 繁華街 廃ビル
GM(佐伯):
綾織がいつものフロアに踏み入ると友人でもある魔獣、
綾織(美綴):
「すいません、お食事中でしたか」
パスカル(GM):
「カマワナイ キニスルナ」
綾織(美綴):
「すいません。
実は最近街のシスターを付けねらう悪魔が居るらしいのです。彼女は街の人々にとてもよくしてくれています。彼女の身に何かあれば街の人々が悲しみます。
スパルトイという悪魔なのですが、何か注意すべき点など知りませんか?」
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会話判定
KW:街*4 一致
会話判定値:57+20=77% ・・・19 成功!
経験点130点獲得。レベルアップ!
□呪縛の祈り、■メディア 習得
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パスカル(GM):
「グウゥ、スパルトイ おにノせんし ぶきツカウ。
タタカウ チカラ タカメル シッテル」
綾織(美綴):
「・・・なるほど。骨の化け物と聞いてゾンビのような物をイメージしていましたが、油断できませんね」
パスカル(GM):
「ミ マモル ダイジ。ダゲキ ツヨイ。
コレ モッテイケ」
綾織(美綴):
「いつもありがとうございます」
スパルトイ行動パターン
3 ■武器攻撃
9 ■タルカジャ
BOSS専用アクション ■ヒートウェーブ
宝玉、マハブフの石 獲得
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美綴:
ちっ、片方通常攻撃だったか。
セイバー:
ですが武器を持っているということは、その通常攻撃も同じレベル帯の悪魔より強力という事ですよね。
アーチャー:
そうなるな。
ライダー:
いつもの順番ならサーですが、相性を調べるにしても何を調べましょうか?
氷室:
雪か替寺のために剣かガンは調べたいところですね、相性如何によってはこの2人は封殺がありえますから。
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1サイクル目
十六夜市 繁華街 路地裏
GM(佐伯):
人の寄り付かない薄汚れた路地、その奥で人の手から脱走した1匹のデモノイドは、繁華街からくすねてきた残飯をむさぼっていた。
SE:ガサリ
「!?」
小さな音に過剰とも思える反応で警戒する彼。
サー(ライダー):
「こんにちはー」
グラナーダ(GM):
「うぅ、ナンの ヨウだ」
サー(ライダー):
「がいこつたいじー、かたいかなー?」
何かを振り下ろすようなしぐさをするサー。
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会話判定:
会話判定値:36% ・・・49 失敗・・・
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グラナーダ(GM):
「ガイコツ イロイロいる わからない」
サー(ライダー):
「そっかーじゃーねー」
GM(佐伯):
デモノイドは、サーの足音が遠ざかり聞こえなくなり、更には周囲に他の気配がないことを確信してから、食事を再開した。
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ライダー:
ふぅ、申し訳ありません皆さん。命運を切るべきでしたでしょうか。
氷室:
いえ。サーは戦闘要員ですし、ここで使うのはもったいないでしょう。
蒔寺:
残る人間3人はもっと判定値低いからアテにはならねぇけどな。
三枝:
うぅん。それでも調べてみるだけ調べてみようかな。
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1サイクル目
十六夜市 繁華街 BARマダム
SE:からんから~ん
マダム・ニュクス(GM):
「いらっしゃいませ。あら ミキ*6さん」
雪(三枝):
「こんにちは。えぇとロキさんは・・・」
SE:がちゃり
ロキ(GM):
「ん? あぁ、きみか」
雪(三枝):
「あ、ロキさん。あの・・・」
ロキ(GM):
「? どうかしたのかね?」
雪(三枝):
「今月分なんですけど・・・」
ロキ(GM):
「きみも律儀だね。別に急がなくとも」
雪(三枝):
「あ、ありがとうございます。実は今手持ちが少なくて。
それでロキさんが珍しいものをコレクションするのが趣味だとお聞きして」
ロキ(GM):(方眉をピクンと跳ね上げる)
「何か面白いものでも手に入ったのかね?」
雪(三枝):
「ロキさんのお眼鏡にかなうか解りませんが、こういうものでお支払いはできますか?」
と、マグネタイトが入った容器を差し出すよ。端数の45MAGだけだけど。
ロキ(GM):
「? ほう? ほほう。これはなかなか良質なマグネタイトのようだ。よいだろう。コレを買い取らせてもらおう*7。
ママ、新しいボトルを開けてくれ。これは良い肴になる」
マダム・ニュクス(GM):
「はいはい。
それで、ミキさん。今日は返済だけに?」
雪(三枝):
「はっ、そうでした。
ロキさん、スパルトイという悪魔はスケルトンのようなものと聞いたのですが、直接切りつけたり殴ったりするには頑丈な体だったりするんでしょうか?」
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会話判定
ロールプレイの結果、ロキが上機嫌になったのでGM権限で自動成功
経験点130点獲得。
ロキとの絆ポイント+1d10=3点上昇
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ロキ(GM):
「? あぁスパルトイか確かにその体は竜の牙で創られているからな、並みの武器では刃がたたんだろう。
魔法での攻め手に欠ければ長期戦は必須だろうな。きみに何かあれば私の楽しみも減ってしまう。お守りにこれを持って行きたまえ」
雪(三枝):
「ありがとうございます」
スパルトイの相性:剣耐性
観音神符(自分へのクリティカルを通常成功に変更する)獲得。
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三枝:(鞭での攻撃=剣相性しかない)
あうぅ、銃と弾丸買おうかな・・・。
美綴:
これでガンもいまいちだったら笑えないから落ち着け。
セイバー:
ガンの効きも確認しておきたいところですね。
蒔寺:
っすね。ゆきっちじゃねぇけど攻撃手段なくなるのは困る。
アーチャー:
対策が間に合わなくとも、無効ではなだけマシではあるがな。
蒔寺:
まぁそうっすけど。念のため確認はしておきたいな。悪魔の事だしゆり子に訊いてみるか。
佐伯:
(あ、ここでそっち行くのは想定外。でも、今回のギミック的には・・・)
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1サイクル目
十六夜市 聖龍会事務所
SE:プルルルルルル
GM(佐伯):
暴力団事務所の電話が着信音を響かせる。他の組員が居ないのかしぶしぶという様子で電話を取る替寺。
替寺(蒔寺):
「あいよ」
ゆり子(GM):
『きいたわよ。シスターの護衛をしているんですって?』
替寺(蒔寺):
「・・・」
ゆり子:
『うふふ。そう警戒しないでちょうだい。
それで、何か進捗はあったのかしら?』
替寺(蒔寺):
「・・・スパルトイ。骨野郎相手にしなきゃなんだが何か解ることはあるか? こちとらチャカ以外のカチコミ方を知らんのだが」
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会話判定
会話判定値:24% ・・・78 失敗
ゆり子・ローゼンバーグとの絆ポイント 1点上昇
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ゆり子(GM):
『・・・さてね。地面に蒔いた竜の牙が人型に変形したなんていわれているものだもの。何が起きても驚きはしないけれど』
替寺(蒔寺):
「おまえに期待した俺が馬鹿だったよ。用が無いなら切るぞ」
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蒔寺:
しってた
佐伯:
(GMとしてもここでの失敗はたすかります)
さて、最後はメガーヌさんですが。
氷室:
さてどうしたものか。ルイに話を聞きにいくのはシャクだな・・・。他に悪魔関係者のコネは
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1サイクル目
十六夜市 繁華街 路地裏
グラナーダ(GM):
「オマエカ コンドハ」
ウンザリしたような口調で呟くグラナーダ。
メガーヌ(氷室):
「用が済みましたらすぐに退散しますので、どうかご容赦を。
サーさんから聞いているかもしれませんが、スパルトイという悪魔について何か知りませんか? 竜の牙から作られたとなると近代兵器でも傷つけるのは難しいように思えるのですが」
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会話判定
会話判定値:24% ・・・01 クリティカル!
経験点130点獲得
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グラナーダ(GM):
「ジュウ キク シパルトイ デモ カタイ
ココ イロイロ ステラレル モッテイケ タベモノイガイ」
メガーヌ(氷室):
「やはりそうなのですね。ありがとうございます。おじゃましました」
GM(佐伯):
グラナーダから離れ路地の一角のゴミ山に目を向けるメガーヌ。
メガーヌ(氷室):
「とはいえ、ゴミ捨て場に有用なものなんて・・・なぜこんなものが?」
スパルトイの相性:ガン耐性
宝玉獲得。
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氷室:(鼻息ムフーッ)
これは風向きが向いてきているのではないかね?!
蒔寺:
どこがだよ! マキデの攻撃も半減じゃねぇか!
三枝:
長期戦は覚悟しなきゃだね。
あとは魔法が使える人の相性を調べるのがいいのかな?
美綴:
そうね。あと出現時間を調べれば戦いを挑めるのかしら?
佐伯:
はい。そうなります。
(そこで間違ってくれると面白いんだけどなぁ)
セイバー:
では、先に出現時間を抜いておいて相性を調べるのが良いのではないでしょうか。
アーチャー:
あぁ。それがいいだろう。
ライダー:
最悪、相性は判らなくても戦えますからね。
佐伯:
ではそのあたりの相談をしつつ少し休憩にしましょう。
つづく
アプローチフェイズ1をお送りしました。
このメンツならこう動くだろうとか、そういうプレイヤーに対するメタ読み無しにギミック考えた結果、ギミックが死んだ気がします。
あと、判定値が低いキャラの不意のクリティカルは、全然演出用意してないので困ります。
次回はアプローチ2サイクル目。
果たしてシスターを救うことはできるのか?
しばらくお待ちください。