BOSSまで無事に到着できるんでしょうか(今の時点で想定より消耗しているなんていえない)
衛宮邸 居間
佐伯:
さて、それでは戦闘後の処理と描写をしていきましょうか。
氷室:
我々の回復。それと倒れた宇佐先生の仲魔を復活させるか否か……。
GM(佐伯):
そのあたりの判断材料にもなるので先に描写のほうを。
戦闘が終わり敵の増援などにそなえて周囲を警戒していると、あることに気がつけます。
それは皆さんが戦闘していた場所のすぐそばに扉があるということです。
蒔寺:
そりゃ自衛隊の建物なんだドアの1つや2つ……はっ! 探してた部屋か!
GM(佐伯):
残念ながら違うだろうことは、自衛官の雪さんが断言できそうです。
三枝:
え? 中を確認しなくても判るの?
GM(佐伯):
はい。というのもまずその扉が皆さんの目に止まった一番の理由はその扉の形状と材質からでした。
美綴:
何か変なの? 二笑亭みたいとか?
GM(佐伯):
さすがにそこまでは(苦笑)
ですが木製という点は共通ですね。
セイバー:
? わざわざ木製を強調するということは他のドアは違うのですか?
アーチャー:
日本国内の建築物、とくに商業施設や公的施設は法律により難燃材の使用が義務付けられている。自衛隊基地ならば言わずもがなだろう。
GM、この基地は木造部分が残るほど古い施設なのかね?
GM(佐伯):
いいえ。仮にそうだとしても今居る建屋は鉄筋コンクリートで他のドアも鉄扉で作られていることを考えると、改築改装が行われたことになります。そうなると木製扉と残すことは難しいかと。
ライダー:
わざわざ法に触れてまで存在するドアですか。木製であることに何か意味があるのでしょうか。他に何か特徴はありますか?
GM(佐伯):
そうですね。まず大きさでしょうか。高さ4mはありそうです。
氷室:
大きいというレベルではないぞ?! ホテルの催し会場の入り口などでもそこまでの高さはなかろう!?
GM(佐伯):
構造は観音開きなのですが両の扉合わせて幅も4m弱というところでしょうか。幅のほうが少し短く見えます。
蒔寺:
それはもう、武家屋敷の正門とか、寺社の山門レベルだろ! 屋内にあるドアじゃねぇよ!
GM(佐伯):
そうですね。脇に潜り戸があっても違和感はないかもしれません。
三枝:
違和感しかないよ! 屋内だよ?!
美綴:
さっきから頑なに「扉」て表現してるのもそういうこと? 「ドア」て雰囲気じゃない……いや「扉」でもおかしいわ。蒔寺のいうとおり「門」でしょ。
セイバー:
しかし、他と明らかに違うドア、ゲートですか? だとしたら怪しいと思うのですが雪はこれを目的地ではないと断言できるのですよね?
三枝:
あれ? そういうえば?
GM(佐伯):
はい。この門はいくつかの自衛隊施設に共通して存在しているもので、その中にはある特定の施設が入っているので、雪さんの感覚としては
「こんな所にさらってきた人たちを閉じ込めておいたりはしないだろう」
と考えると思われます。ということで、この門の中に何があるのか。三枝さんにこのカンぺをお渡ししましょう。
三枝:(そっとメモを受け取る)
え? カンペってRPで説明しろってことだよ、ね……ナオミちゃん。これ本気?
GM(佐伯):
えぇ。本気ですとも。というかこの施設自体は実際にルールとして存在する施設です。自衛隊基地にあって良い物かどうかは深く考えないでいきましょう。
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十六夜市 山中 自衛隊基地内
重三(アーチャー):
「ここ明らかに他と違うよな。ここなんじゃね?」
雪(三枝):
「あ、えぇとそこは違うと思うわよ」
替寺(蒔寺):
「あん? なんでわかんだよ」
雪(三枝):
「ここは、その、道場だから」
宇佐(セイバー):
「道場……自衛隊の施設ですし鍛練場なのですね」
綾織(美綴):
「武道場ならそれなりの広さがありそうですけれど、人を閉じ込めておけないですか?」
雪(三枝):
「師範がそういうことに道場を貸すとは考えにくいかなぁ」
メガーヌ(氷室):
「普段、自衛隊に協力しているのに?」
雪(三枝):
「師範ならひょっとしたらレンジャー部隊にも勝てるんじゃないかしら」
サー(ライダー):
「すごいの?」
替寺(蒔寺):
「つってサシならだろ? 数で囲みゃ従うだろ」
雪(三枝):
「うぅん……」
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三枝:(RPの限界)
ナオミちゃぁん
GM(佐伯):
ははは。お疲れ様です。
他の皆さんがあまりにも警戒しているのでぶっちゃけるとですね、この門の向こう側は回復施設です。
PL(三枝以外):
『は?』
GM(佐伯):
「回復道場」といいます。
美綴:
なにそれ?
アーチャー:
あぁ、原作にもあったな。あの何をどうして回復してもらえているのか判らない施設。
GM(佐伯):(苦笑)
皆さんが利用できる回復施設で自衛隊の基地にあっても許されそうなのは道場かな、と
セイバー:
使えない施設があるのですか?
GM(佐伯):
ロウ属性かカオス属性の人しか利用できない施設があるんですよ。自衛隊なのでカオス施設の方が自然かもですが、PCが利用できない回復施設に何の価値もありませんからね。
ライダー:
医務室のようなものはないのですか?
GM(佐伯):
あ
氷室:
「あ」?
GM(佐伯):
確かに医務室というテもありましたね。
蒔寺:
おい。
GM(佐伯):
でもメガテンで医務室ってカヤマ先生のイメージが
アーチャー:
養護教諭を自衛隊に配属させようとするな。
GM(佐伯):
ここではお金を払ってHPやMPを回復できます。復活も可能ですよ。
三枝:
道のり的には中間地点だよね。回復は必須だよね。
セイバー:
ヤカーは復活させなくても良いかもしれませんね。
美綴:
え?
セイバー:
400マッカは高額すぎますし、先ほどの戦いを見る限りお役に立てるかというと……
ライダー:
敵の攻撃を分散してくれるの助かりますが確かにコストが大きいですね。
GM(佐伯):
レベルとしてはビットボールとそんなに差はないはずなんですけどねぇ。
蒔寺:
ビットボールは相性に剣に強いがあるのにスキルにも■物理耐性があるからな。硬さだけはレベル帯の中では高いほうな気がするけどな。
GM(佐伯):
誰をどれくらい回復させますか?
氷室:
全員の回復に必要な費用は……879か。ヤカーを蘇生しないのであれば479ですむが……
三枝:
みんなのお金の合計は1679マッカだね。蘇生しても半分は残るよ。
美綴:
残金を均等割りするとして1人110くらいか
セイバー:
ヤカーの蘇生前提なのですか?
アーチャー:
ここからBOSSまでの道のりに召喚するかは悩むところだが、BOSS戦では数回でも的になってもらえるならPCたちの生存確率につながりもするだろう。どうしても削る必要があるほどのコストでも無かろう。
セイバー:
そういうことでしたら。
ですがこのままヤカーの蘇生も行うのであれば残金はアルトを除く6人で分けてください。所持金が足りないのはアルトだけですから。
ライダー:
よいのですか?
セイバー:
どうしても出費が必要になればマグネタイトを換金する選択肢もありますから。
GM(佐伯):
では、ヤカーも含めて全員完全回復させるということでよろしいですか?
PLs:
いぎなーし
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SE: ギギィ……
GM(佐伯):
木製の扉(門?)を押し開くとそこは板張りの武道場。その中央に武士のような甲冑を身に着けた男性が正座の姿勢で瞑想しています。男性は静かに目を開くと静かに口を開いた。
「かような時間に怪我人かね」
雪(三枝):
「は、はい。お願いしてもよろしいでしょうか」
道場師範(GM):
「問題ない。そこに*1」
と促されるままみな床に座り瞑想にふける。師範の指示通りに心を落ち着かせゆっくりと呼吸を繰り返す。具体的な診察も薬品の使用も無く傷と疲労が癒えていく。
「ふむ。もう大丈夫だろう」
雪(三枝):
「ありがとうございました」
メガーヌ(氷室):
「(瞑想による精神の回復はわかるけれど、肉体的な負傷も……ましてや)」
替寺(蒔寺):
「おぉ、あんた機械修理もできるのか。助かったぜ」
瞑想で目を閉じてたんでマシンまで回復してることは修理してもらえたって思ってるぞ。
宇佐(セイバー):
「悪魔まで。感謝申し上げます」
師範(GM):
「すべて私の役割に過ぎない。
命を粗末にすようなことだけはするなよ」
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ヤカー蘇生。全員HP・MP全回復。*2
所持金
雪・重三:134マッカ、宇佐:0マッカ、左記以外:133マッカ
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GM(佐伯):
では、回復道場を後にして先に進みましょう。セイバーさんトランプ引いてください。
セイバー:
わかりました……ダイヤの8ですね。
GM(佐伯):
(ということは、ニュートラル勢力の……)
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GM(佐伯):
柱によって創られた、窓から差し込む月光と月光の隙間から音も無く人影が皆さんの前に姿を現します。
PCs(PLs):
『!』
???(GM):
「おまちください。私はあなた方とことを構えるつもりはありません」
その人影は全身を覆うマントを羽織り、その前を閉じています。フードは無く顔はわかります。人間の女性のようですが月光のせいか顔色は青白く見えます。慇懃な一礼で腰まである金の長髪がするりと垂れ下がるさまは、月光もあいまって非常に妖艶で幻想的な光景に見えることでしょう。
「名も所属も明かせませんが私は皆さん同様に自衛隊の暴挙を暴かんと動いております。無償とはいきませんがお手伝いできればと思い声をかけさせていただきました」
そう言うとマントの中からどうやって隠していたのかと思わせる大きさのザックを取り出し床に降ろしました。
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GM(佐伯):
と、いうわけでここでは物資の売買が可能です。
ライダー:
このような場所でですか?
GM(佐伯):
今回、自衛隊の動きに不信感を覚えた各勢力それぞれ独自に諜報活動をしておりその諜報員の1人と鉢合わせした形ですね。同様に自衛隊に関して探りを入れていた皆さんのことも把握済みで助力する価値あり、と判断したようです。
氷室:
本業のスパイではない我々が忍び込めている時点で言うことではないのかも知れんが、この基地のセキュリティはどうなっておるのだ?
GM(佐伯):
まぁ一番ザルな方法で進入しているのはおそらくPCのみなさんで、目の前の女性は小動物に返信できるので進入も追跡も脱出もお手の物です。
蒔寺:
人間じゃねぇのかよ!
三枝:
マント、変身……妖艶
ひょっとしてこのヒトって吸
GM(佐伯):
おっと彼女も極秘でこの場に居ますので過度な詮索は身を滅ぼしかねませんよ
三枝:
んぐ。
そんなヒトと取引かぁ……
美綴:
雪は立場的にビミョーかもだけれど綴としちゃ今更だしなぁ。
てか、大金使った後に出てこられても全員合わせても800マッカしかないよ。
氷室:
メガーヌが少量ながらマグネタイトを持っているからそちらを換金しても良いが、改めて何か必要なものあるかね?
セイバー:
BOSS関連で新たに判明している情報も無いですし、回復アイテムを買い足すくらいでしょうか。
アーチャー:
BOSS戦までまだ戦闘も控えているだろうし、MP回復手段を増やしておくぐらいか。
ライダー:
1番安いチャクラドロップでも600マッカですからメガーヌの厚意に甘えても3個購入が限度ですが。
PLs:
うぅ~ん……
GM(佐伯):
必ず何かを買わないといけないわけでもないですから、スルーでも良いですよ?
氷室:
それはそうなのだが……いや、しかし……
蒔寺:
これがラストなんだしパーッと使っちまうのもアリだよな?
三枝:
たいかに、そうだよね。ここまできたのに準備不足で負けちゃうのはイヤだよね。
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メガーヌ:MAG140売却→1,400マッカ
チャクラドロップ×3購入。綾織、宇佐、重三が1個ずつ所持。
残金:雪・重三:68マッカ、宇佐:0マッカ、他:66マッカ
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???(GM):
「ありがとうございました。道中お気をつけて」
そう告げると女性は影に溶け込むように姿を消しました。
替寺(蒔寺):
「オレが言うのもなんだが、なにもんだ?あのネーちゃん」
重三(アーチャー):(ぽけぇ~)
「キレイな人だったスねぇ」
綾織(美綴):
「重三さん?」
重三(アーチャー):
「あ、イヤ、オレはレン一筋だよ? あくまでも、一般論で、ね? きいてる? 綴ちゃん?!」
==========
GM(佐伯):
なんてこともありまして、さらに探索しているとまたしても妙な扉を発見します。
美綴:
また? 今度は何よ。
GM(佐伯):
扉としては近代的な金属製の扉なのですが、明らかに重厚で気密性を意識した設計に見えます。
セイバー:
何の部屋なのでしょうか。
GM(佐伯):
判然としませんが、生物災害のハザードシンボルが掲示されていることから危険物を保管しているか、実験を行うための部屋だろうとは察することができるでしょう。
アーチャー:
バイオハザードの警告? 自衛隊に?
ライダー:
国軍であれば生物兵器の研究をしていても不思議ではないのでは?
氷室:
他国の軍であればそうなのですが、自衛隊がとなるとキナ臭くなります。
もちろん、テロ等に利用されたときの対策として研究しているだけの可能性もありますが……
蒔寺:
製薬会社みたいに有機生命体兵器を開発してたり?
三枝:
さすがに生体兵器は飛躍しすぎじゃないかな。生物兵器関連だと思
GM(佐伯):
いえ。部長の言葉は的を射ているとまでは言えませんが的に掠ってはいます。
美綴:
どゆこと?
GM(佐伯):
ハザードシンボルは形状でジャンル。さらに色や付記される記号などで詳細を知らせるようになっているのですが、
アーチャー:
バイオハザードのシンボルなら色が知られているか、赤であれば液状・泥状のものを示すなどがあるな。
GM(佐伯):
そうですね。厳密にはその辺りは廃棄物に表示されるシンボルですがそういう細かいことは置いておいて、目の前のシンボルには別のシンボルが付記されています。
セイバー:
それはいったい?
GM(佐伯):
正面から見たヤギの顔を図案化したものがハザードシンボルの隅に小さく付記されています。
ライダー:
あの、たしか聖堂教会でヤギは悪魔のシンボルですよね?
氷室:
そうですね。GM、この世界のメシア教における悪魔崇拝のシンボルもヤギかね?
GM(佐伯):
そう思っていただいて問題ないと思います。悪魔データにバフォメットもちゃんと居ますよ。
蒔寺:
ちゃんと、とは。
三枝:
ということはこの扉の向こうは悪魔が閉じ込められている、の?
美綴:
それは変じゃない? 宇佐先生にしろ替寺にしろ、必要なときに呼び出せるんだし、普通の動物みたいな飼育施設は不要でしょ。
セイバー:
今回はユキカにメモを渡さないということは、ミエも知らない施設ということですよね。
GM(佐伯):
そうですね。あんまり警戒されて進まないのも困るのでぶっちゃけますが、邪教の館です。
アーチャー:
なに?
GM(佐伯):
厳密には「邪教の館と同じ機能を有する実験施設」ですね。ここでは悪魔合体が可能です。
美綴さんにツッコミ入れられちゃったので言いにくいですが、新たな悪魔も購入可能です。併設の召喚装置にコストとして現金を奉げることで自衛隊がアーカイブ化している召喚が可能になるとかそんな感じで。
氷室:
GM(佐伯):
ははは……
ライダー:
利用しますか? セイバー、鐘。
氷室:
私はアプローチで利用できたので大丈夫です。さらに合体でレベル20のオニにできますが、威力補正が上がる代わりに命中補正が下がるので見送りましょう。
セイバー:(合体表とにらめっこ中)
アルトは……ん、これを使えば強化できそうですね。
----------
宇佐(セイバー):
「ここは……」
GM(佐伯):
重厚な扉の中には大きな円筒状のガラスケースがいくつかとその下部から延びるケーブルが床を覆いつくす不思議な部屋だった。
ケーブルは、ガラスケースに囲われる位置にある1段高くなった円形の台に集中しているようだ。台の天面には六芒星に様々な文字や記号が書かれた図形が描かれている。ケーブルの一部は部屋の隅にある大型のコンピュータに繋がっており、ここで操作を行うらしい。
メガーヌさん、宇佐先生、サーさんは
綾織(美綴):
「サー。勝手に触っちゃだめだからね」
サー(ライダー):(先に釘を指されて不満げ)
「ぶー」
宇佐(セイバー):
「動かせそうですか?」
装置の招待の推論と、これからしたい事をミエに伝えて起動を試みてもらいます。
雪(三枝):
「えぇ。起動自体は他の端末と大して変わらないシーケンスみたいなので……
ここからは私には不明な単語の羅列が多くなってきてどう操作したものか」
起動はできるけれど、実際の合体に関しては立ち会ったこともないからお手上げです。
メガーヌ(氷室):
「手順は都度、支持されるようですね。これなら」
と、宇佐先生と画面を覗き込みながら雪に操作を指示していこう。
宇佐(セイバー):
「これで、大丈夫だと思いますが」
ガラスケースに満たされた液体の中に浮かぶ仲魔を見上げながらつぶやきます。
雪(三枝):
「では、実行します。 !」
意を決して実行コマンドを入力するよ。
GM(佐伯):
部屋全体が駆動音とともに振動し、溶液の中の悪魔の体が泡を吹きながら溶け、ガラスの中は液体をたたえるのみとなる。液体が下部から排水される。どうやらケーブルの一部がホースのようになっているらしく、中央の台に繋がるものの何本かがゴボゴボと振動を見せる。それが収まると中央の台が強い光により何度も明滅する。ひときわ大きな光に視界を覆われたのち、目の前には、
かろうじて二足歩行と言えなくもない前傾姿勢。後ろ足は蹄を持ち、顔はどこか犬を思わせる。前足――手は短くも鋭い鉤爪が見える。皮膚は所々産毛のようなものが生えているがほぼ無毛に近く、膜状のゴムのような印象を受ける。その悪魔が口を開き早口で泣くような喋り方で挨拶をしてきた。*3
「お、おで幽鬼グール。こんごともよろしく」
~~~~~~~~~~
・幽鬼ヤカー(レベル14)×外道モウリョウ(レベル11)=幽鬼グール(レベル17)
継承スキル:■一分の活泉、■スクンダ、■回避強化、■吸い付き
==========
GM(佐伯):
では、次のトランプをアーチャーさんお願いします。
アーチャー:
私はこういうくじ運は自信がないのだが……スペードのAだ。
ライダー:
ボードゲームでトランプを使う場合、Aは絵札同様な特別扱いのイメージがありますが……
アーチャー:
んぐっ
ど、どうなのだねGM。
GM(佐伯):
あはは……
えー。通路の奥から何か大きな物を引きずるような音が近づいてきます。硬い足音と子供の笑い声のようなものも聞こえます。
みなさんは身を隠すための回避判定をお願いします。
※当然、全員成功などあるはずもなく。
みなさんの前に現れたのは、巨大な柱でした。
氷室:
柱?
蒔寺:
鬼退治のエキスパートでガタイがデカイ奴って言うと……岩か?
GM(佐伯):
違います。そもそも柱は2本です。
柱といっても有機的な柔らかさがあり、うねうねと曲がりながら伸びています。天井の高さを超える長さがありそうですが、天井に突き刺さっているというか、天井を透過しているように問題なく移動をしてきています。柱の表面には床から天井まで縦に螺旋状のヒビというか隙間のようなものが何本も走っておりその中に真っ赤な球体が並んでいます。キョロキョロと向きを変えているところを見るとそれ1つ1つが目なのかもしれません。*4
三枝:
それが2本もいるの?
GM(佐伯):
はい。ばらしちゃうと種族:魔王なので2体といいますか、2柱といいますか。
美綴:
ダブルミーニングてか?
GM(佐伯):
そういうつもりは……
あと2種4体の悪魔が一緒です。
セイバー:
計6体。多いですね。アーチャー?
アーチャー:
むぅ……
GM。他の悪魔は?
GM(佐伯):
はい。2種のうち片方はみなさんもご存知です。
ライダー:
既に戦闘したことがあるということでしょうか。
GM(佐伯):
と、いうかつい今しがた仲魔になりました。
氷室:
今しがた?
PLs:(視線がセイバーに集まる)
と、いうと……
セイバー:(悪魔管理シートをぺらりと持ち上げる)
これ、でしょうか?
GM(佐伯):
はい。硬い足音の正体は蹄が床を打つ音だったのです。というわけで6体中2体は幽鬼グールなのでアナライズ済み扱いとします。
蒔寺:
他にもまだ居るんだよな?
GM(佐伯):
はい。2体とも宙をふよふよと浮遊しています。片やランプシェードのついた電気スタンド。スタンド部分に大きな口と点が2つだけの目が描かれています。
もう1体は小さい子供が遊ぶお人形ですね。いわゆる3分料理のアレですね。
三枝:
あれ? 3種て言ってなかった? 柱とグールと、スタンドと人形?
GM(佐伯):
あぁ、外見上の差はありますがどちらも同じ悪魔です。
では、戦闘を開始します。
つづく
というわけで次回は雑魚戦です。
なぜ前半のように省略しないのか? ご想像にお任せいたします(苦笑)
今回出てきた悪魔、3種ともすべて原作と違う姿で描写したことになりますね。
グールに関しては、注釈にも書きましたが解説文やらKWやらにドリームランド出されたら某コズミック・ホラーシリーズの方に合わせたくもなろう、というものです。
柱に関しては、まぁ、Fateの二次創作ですしスマホゲームのほうのキャラ(NPC)が出ても良いですよね? ここまで書けば「種族:魔王」と合わせてお察しいただけるのではないでしょうか。慣例なら彼らの種族は堕天使だと思ってたのでデータを管理シートに書き写しているときに少し驚きました。
電気スタンドと人形は、まぁ、解る人居ると嬉しいなぁ。くらいのノリで出したのですがエンディングまで泣いてはいけないRPGの初戦と2戦目のアレらです。……正体がバレバレになってしまった気がする……。
次回は戦闘回です。しばらくお待ちください。