I S-釣りバカ日誌-   作:ソーダガツオ

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運営から報告があったので書き直しました
許してつかあさい


第1話 旅立ち

啓吾視点〜

 

 

「君が⋯⋯⋯金城啓吾くん?」

 

 目の前の女性は俺にそうそう質問して来た。何を驚いているんだろう⋯⋯⋯というかこの人誰?

 

「えぇと⋯⋯⋯はい、俺が金城啓吾ですが⋯⋯貴女は?」

 

「啓吾、この人はI S学園の教師をしておられる織斑千冬先生という方だ」

 

「!?」

 

 いやいやちょっと待ってよ!I S学園? 教師? なんでその先生がわざわざ俺の家に?

 

「おい啓吾、先生はお前がI Sを動かしたと仰ってるが⋯⋯⋯お前、なんかやらかしたんじゃねぇだろな?」

 

「チョイ待て親父、俺が今まで犯罪に走った事があったか?正直言って思い当たる節はないよ?」

 

「ホントに何もなかったの〜?」

 

「お袋まで何言ってんの⋯⋯⋯俺は人様に迷惑かけた事無いって。それに俺は男だしISなんか乗れる訳ないじゃないか」

 

「いや、ISに乗った事はなくとも触った事は有るんじゃないか?たとえ一瞬でもな」

 

 困っちゃうな、先生まで変な事言い出して⋯⋯⋯ん?⋯⋯⋯⋯あれ⋯⋯⋯⋯?ひょっとしたら⋯⋯⋯⋯まさか。

 

「あ、あぁ〜〜⋯⋯⋯」

 

「何か心当たりが有ったのか?」

 

「ゴメン先生、ひょっとしたら今日の朝触ってたかもしれない⋯⋯⋯⋯」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   〜約8時間前〜

 

 やぁ皆、俺の名前は『金城啓吾』16歳、もうすぐ新学期で高校二年になる俺は残り少ない春休みを素晴らしい友人達と共に、ISの展覧会が開催されている那覇市の国際通りに来ているんだ!ん?何を言ってるんだって?気にする事は無い。少し第四の壁を突破したに過ぎない。

 

「おいキングジョー、何で俺らがISの展覧会なんかの為に、こんなに長い行列を並ばなきゃいけないんだよ?」

 

「仕様がないだろうが、元々お前が妹の将来の為の視察とか言って我がまま押し付けてきたんだろ。それに元ネタの人の名字が同じだからってキングジョーはやめてくれよ」

 

 *分からなかったら金城 哲夫で調べてみて下さい。

 

「ハハハ、冗談だよ啓吾。勿論、俺だって感謝してるぜ」

 

「だからってまだ10歳そこらの子の為に野郎二人でIS見にくるかね⋯⋯⋯⋯お、列が動き出したぞ」

 

「おし、じゃあ乗り込むぜ!」

 

 

  〜15分後〜

 

「あんまり参考にならなかったな⋯⋯⋯」

 

「そうだな⋯⋯⋯帰ろう⋯⋯⋯」

 

 ほら見た事か、俺も急いで帰って釣りの準備をするかね⋯⋯⋯ッ!とっと、こう人が多いんじゃ中々出口につかn『pipipi!』

ん⋯⋯⋯何か鳴ったような?

 

「おーい啓吾、置いてくぞー!」

 

「あ、あぁ今行くよ!」

 

 

 

 

 

    〜現在〜

 

 

「これが事の次第にございます⋯⋯⋯」

 

「なるほどな⋯⋯⋯金城啓吾、そういう事なら君は今後、I S学園に通わなくてはならない。二人目の男性操縦者として色々辛い事も有るだろう。勿論、我々としても全力でサポートするつもりだ。だから⋯⋯⋯」

 

 ⋯⋯⋯俺がI S学園入学⋯⋯⋯か、だとしても⋯⋯⋯俺は⋯⋯⋯。

 

「その⋯⋯⋯千冬先生、一つ聞いて良いですか?」

 

「あぁ、何でも質問してくれ」

 

「その、I S学園の近くに海はあるんですか⋯⋯⋯?」

 

「?⋯⋯⋯I S学園は人工島の上に建てられた学校だから周りは海だが⋯⋯それがどうしたんだ?」

 

 やる事は一つだ!!

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯お⋯⋯」

 

「⋯⋯⋯お?」

 

「おっっしゃアァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!」

 

「!!!!!!????」

 

「親父!お袋!俺⋯⋯⋯⋯⋯I S学園行ってくる!!」

 

「おう、頑張ってこいよ!」

 

「じゃあ今日はお祝いしなきゃね〜♪」

 

(何なんだこの家族⋯⋯⋯)

 

 

 

   〜30分後千冬視点〜

 

 

 

 ⋯⋯⋯⋯⋯どうしてこうなったんだ

 

「皆さ〜ん、今日は沢山飲んでいって下さいね〜」

 

「ほら先生、もっと飲んで!」

 

「い、いやもう結構でs「美人の女子《オナゴ》先生来てるって聞いたから酒持って来たぜ〜!」」

 

 なんか増えてる!?

 

「すいません千冬先生。近所の人達、フレンドリーだから何かイベントが有ると皆集まって来ちゃうんですよ」

 

「いや、大丈夫だ啓吾。私も誰かとワイワイ酒を飲むのは久しぶりだからな⋯⋯⋯それにしても不思議な風味のビールなんだな」

 

「あらあら〜、オリオンビールも初めてでしたか?」

 

「えぇ、名前だけは聞いた事があったんですが飲むのは初めてですね」

 

「うふふ、沖縄県民の心、と言っても過言ではありませんよ♪お酒の肴と一緒に存分に飲んでいってくださいね〜」

 

「これは⋯⋯⋯?」

 

「俺が作った『カンパチの照り焼き』です。どうぞ召し上がって下さい!」

 

「ほう、先ほど釣って来たカンパチか。では一口⋯⋯⋯!!」

 

 ⋯⋯⋯これは少し、いやかなり反則じみた美味さだ⋯⋯!

 

「⋯⋯⋯⋯⋯(゜。゜)」

 

「口に合いましたか?」

 

「ヘ!?あ、あぁとても美味かった」

 

「それは良かった!これ結構、自信作なんですよ」

 

「うん、弟にも負けないクオリティだな」

 

「えっと⋯⋯たしか弟さんもI S学園に?」

 

「あぁそうだ。だから仲良くしてやってくれると嬉しいな」

 

「勿論!今から会うのが楽しみですよ!」

 

 フフッ⋯⋯⋯彼なら一夏も上手くやっていけそうだn「おーい啓吾!そろそろあれ歌え!」⋯⋯⋯アレ?

 

「おい親父⋯⋯先生の前だぜ?流石に恥ずかs「こんだけ皆集まってるんだから固い事言いっこなしだ!」⋯⋯⋯はぁ、分かったよ」

 

「えっと⋯⋯⋯何が始まるんですか?啓吾も三線を抱えて⋯⋯⋯」

 

「沖縄県民の魂の唄よ〜。先生もビール掲げて歌ってくださいね♪」

 

「?」

 

  〜啓吾視点〜

 

 全く家の親父殿には参ったな⋯⋯⋯⋯ま、暫く一緒に歌えないと思うと寂しいか。それなら今日は心行くまで騒ぎますか!

 

 

「スゥ⋯⋯⋯⋯おっしゃ、皆ビールは持ったな!それじゃ合いの手頼むよ!」

 

 「良いぞ−!」「啓吾くん素敵!」「俺らのこと忘れるなよー!」

 

 

(フフッ、なんだか暖かいな⋯⋯⋯いつか⋯⋯⋯一夏ともこんな風に過したいものだ)

 

 

  〜4時間後〜

 

 

 

 

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯ふぅ」

 

 皆、飲むだけ飲んで帰って行きやがった⋯⋯⋯⋯少しは片付ける身にもなってほしいぜ

 

「ご苦労だったな啓吾」

 

「千冬先生、まだ起きてて大丈夫なんですか?もう夜の11時ですよ」

 

「それはお前も同じだろう。それに誰かの家に泊まるなんて久しぶりでな、緊張して中々寝付けないんだ」

 

「ハハハ、すこし子供っぽいとこ有るんですね」

 

「まだ十六の若造に言われたくはないな⋯⋯⋯⋯ほら、お互いもう寝るぞ。明日も早いんだ」

 

 随分とおせっかいな先生だな。でも、まぁ⋯⋯⋯⋯⋯

 

「フフッ」

 

「?⋯⋯⋯どうした?」

 

「何でもないよ、お休み!千冬先生」

 

「あぁ、お休み」

 

 

 これから楽しくなりそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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