ドラゴンボール - Episode of Super Saiyan Mary   作:桂ヒナギク

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Episode 4

 メアリーの精神世界。

 メアリーはベビーの卵から孵化したシモベと戦っていた。

「お前なんかに、操られて堪るか──っ!」

 メアリーの特大の気功波がシモベに炸裂する。

「ぐっ……! べ、ベビー様……!」

 シモベを倒したメアリーは精神世界から帰還した。

 ベビーベジータが笑い声を上げている。

「あなたも、サイヤ人ですか?」

 と、悟飯がメアリーに訊ねる。

「え?」

「その尻尾、サイヤ人ですよね?」

「うん、まあ……」

「おい、悟飯、悟天」

 と、ベビーベジータ。

 二人はベビーべジータを見る。

「何でしょう、ベビー様」

「お前たちは家に戻れ。俺は地球人をツフル化しに行く」

「わかりました」

 悟飯と悟天が飛び去っていく。

 続けてベビーべジータが飛び立つ。

(カカロット……そやつがベビーを倒す? そう言えば、フリーザを倒したやつもそんな名前だったっけ)

「ま、私には関係ない。……と、言いたいところだけど……」

 メアリーはベビーべジータを尾行した。

 ベビーが次々に地球人をツフル化している。

(カカロットさんが戻って来る前にこの惨状を何とかしないと……)

 メアリーは道路に横たわるべジータを見つけた。

(今がチャンス!)

 メアリーはべジータに接近し、彼を人気のない場所に隠した。

 目を覚ますべジータ。

「目が覚めたのね」

「お前は?」

「メアリーよ」

 べジータはメアリーの尻尾に気付く。

「サイヤ人なのか?」

「ツフルとの混血だけどね」

 と、ベビーの様子を見ながら答えるメアリー。

「なに?」

 睨め付けるベジータ。

「そんな顔しないで! 私はあいつとは違うわよ!」

 ベビーはべジータがいなくなっていることに気付く。

「どこへ行った、べジータ?」

「ここにいて」

 メアリーはベビーの前に飛び出した。

「メアリーか」

「波──っ!」

 不意打ちのエネルギー波をベビーに浴びせる。

「貴様、何をする!?」

「もうあんたになんか操られないんだから」

「ならば死ぬがいい!」

 ベビーがエネルギー波を繰り出した。

 メアリーはエネルギー波を弾き飛ばす。

「おのれ!」

 ベビーが気弾を連射する。

 メアリーは無数の気弾を残像拳でかわす。

「そんな攻撃、当たらないわよ!」

 メアリーは特大気功波を放ち、ベビーを粉砕した。

 ベビーの肉片が地面に散らばる。

「やったのか?」

 べジータがやってきた。

 ベビーの肉片がべジータに侵入した。

「はっ!?」

「どう………うっ!」

 ベビーべジータの渾身の一撃がメアリーに炸裂した。

「うわああああ!」

 吹っ飛んでいくメアリー。

「残念だったな、メアリー。俺は少しでも体が残っていれば再生できるのだよ」

 瓦礫の中から埋もれていたメアリーが出てくる。

 メアリーは一瞬でベビーべジータの懐に潜り込み、腹部に強力な打撃を浴びせる。

「ぐおえ!」

 体がくの字に曲がるベビーべジータ。

「終わりだ!」

 メアリーはベビーべジータを蹴り飛ばし、気功波を放った。

 ベビーべジータは気功波を受けるが、全く効いていなかった。

「なっ!?」

「今度はこっちの番だ」

 と、ベビーべジータがメアリーに接近してきて……。

 

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