金髪の新総統ーDer blonde neue Führer 作:シモン0011
いない人を偶像化しても意味ないかなと思いまして。
総統官邸 1936年2月1日
ここはベルリン・ヴィルヘルム街に存在する総統官邸である。
ここで、5か年計画の軍事部門についての会議が開かれていた。
主な出席者は総統、SS長官、国防相、海軍・空軍両総司令官、東部・西部両方面総監、自動車輌総監に総統副官と若干の国防軍、親衛隊将官である。
「今回、卿らに集まってもらったのはほかでもない。五か年計画の軍事関連の詳細をつめることである。その前に一人、紹介しよう。入り給え」
ハイル・ライヒ
「紹介しよう。裏の人間として、総統直属軍団指揮官になってもらう。ジークフリート・フォン・アルフレッド親衛隊大佐だ。親衛隊中将に今回昇進してもらう。」
ジーク・ハイル ハイル・ライヒ
「総統直々の紹介。光栄であります。ジークフリート・フォン・アルフレッドであります。」
「総統閣下。それはよろしいのですが陸軍も海軍も空軍も再建を始めたばかりで戦争をする余裕はありません。」
「私も国防大臣の意見に賛同いたします。」
そのとき、金髪の総統は思案していた。
「国防大臣、海軍総司令官閣下。総統閣下はなにも今すぐ戦争を始めようとは思ってらっしゃらない。そのための5か年計画なのです」
「シェレンベルク親衛隊少将。それは我々もわかっている。しかし現に参謀本部も、陸軍も再建途上なのだ。」
「陸軍総司令官。海軍も同様だ。艦艇は一日で完成するものではない。」
「空軍も未だ英・仏に勝ったとはいえん。このままではどうにもならん。」
そのとき、金髪の総統が発した。
「では、国防軍諸兄はいつになれば英・仏に宣戦できるというのだ。」
それに対し
「少なくとも、陸軍兵力は1940年にはできると思いますが…」
「海軍は1945年以降と思っています。」
「空軍につきましては前総統とソ連との間で結ばれたラパッロ協定によって訓練は容易に行えましたが、新型兵器への換装および英仏の航空機情報も気になります。」
「その点につきましては親衛隊情報部としましてはすでに諸国への協力者を外務省と連携し確保に動いております。」
「東部方面総監といたしましては、戦力の充実とともに配備戦力の隠匿と東部と西部どちらに重点を置くかということが重要かと思われますが。」
「無論、そんなことは言われなくてもわかっている。」
ここで議論は決した。
「では、私の考える5か年計画と戦争時期を決めるものとする。東部方面総監麾下に5個軍団と3個SS師団、西部方面総監麾下には7個軍団と2個SS師団を配備することを目標とし、随時海軍戦力と空軍戦力を配備する。その他には総統直下軍に配備する。」
「「「「「了解いたしました。」」」」」
「無論、随時更新する。そして戦争開始はやはり1941年とする。」
「では、本日の会議は終了とさせていただき早速各方面の調整に動いてもらおう。」
ジーク・ハイル ハイル・ライヒ
こうして、ドイツ新総統の国防案が決定され戦争計画は動いていくこととなる。
新たなドイツの誕生となるのか。
それを知るのは後世の歴史家のみである。
1個軍=4個軍団=12個師団という換算で動いていこうと思います。
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