鎮守府提督のΨ難   作:榛猫(筆休め中)

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駆逐艦吹雪Ψ燃!(後編)

side斉木

 

僕の名は斉木楠雄、超能力者である…。

 

そして僕、斉木楠雄の朝は早い。

 

さて、今日の日課を終わらせるとするか…。ん?あれは…。

 

 

「そうそう、その感じだよ」

 

 

「は、はい!ってうわぁぁぁっ!!」(ズデーンッ!!)

 

川内に吹雪じゃないか、そういえば昨夜から何かやっていたな、まだやっていたのか…。

 

やれやれ、無茶をして沈まれでもしたら気分が悪いじゃないか…。仕方ない、忠告だけしておいてやるか。

 

 

《特訓もいいが、程々にしておけよ…。》

 

 

「え!?え…??あれ?今のって…。提督の声…?」

 

さて、僕は行くか…。瞬間移動!

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

さて、今日もある程度資源は集められたな…。

 

ん…?あれは…。

 

 

「主砲は教唆よ、それが出来れば必ず当たる」

 

 

「はい…。」

 

なんだ、今度は神通と吹雪か…。

 

川内型の三姉妹が付きっきりで特訓か、良いことなのだろうが…。仕方ないな…。

 

 

《吹雪が心配なのは分かるがやり過ぎるなよ…。》

 

 

「っ!?…え?今のって、提督…?」

 

 

「神通さん?どうかしました?」

 

やれやれ、世話の焼ける駆逐艦だ…。瞬間移動!

 

 

 

 

 

 

ふぅ、ようやく着いたか…。

 

 

「お帰りなさいませ、提督」

 

ん?あぁ、長門か、来ていたのか…。

 

 

「はい、いつもの御日課ご苦労様です…。」

 

気にするな、僕が好きでやっているだけだ…。

 

 

「そうですか、では、艦隊の総起こしに行って参ります…。」

 

 

あぁ、頼むよ…。

 

さて、少し休むか…。zzz…。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

ん、よく寝たな…。今は何時だ?

 

ふむ、午前8時か…。吹雪は大丈夫か?千里眼!

 

 

「スゥ…スゥ…zzz」

 

吹雪は…あそこか、って寝てるのか?

 

 

「それでこうなっちゃった訳ね」

 

 

「無理ないよ、昨日殆ど寝てないんだもん」

 

なんだ、やはりあまり寝ていなかったのか…。

 

それでこんなところで寝転けているのか…。

 

 

「レディのする顔じゃないわね!」

 

 

「可哀想なのです…。」

 

 

「吹雪ちゃーん!」

 

ん?この声は確か…。

 

 

「あ!いた!」

 

やはりお前か、自称、艦隊のアイドル。那珂

 

 

「吹雪ちゃん!起きて!起きてよー!」

 

止めてやれ、吹雪は寝不足なんだ…。

 

 

「ふぇ…?」

 

起きてしまったか、仕方ない、もう少し様子を見てみるか…。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「みんなー!艦隊のアイドル!那珂ちゃんでーっす!」

 

自称の間違いじゃないのか?

 

 

「今日は新しい子が入ったから紹介するね!特型駆逐艦の吹雪ちゃんでーす!」

 

吹雪、眠そうだな…。大丈夫か?

 

 

「え?あ、吹雪です…。」

 

 

「そんなんじゃダメだよぉ!アイドルはスマイル!ニカッ♪」

 

 

「…ニカッ♪」

 

 

「アイドルはパワァー!」

 

 

「えっへん…!」

 

普通に釣られてるな。僕ならあんな目立つこと絶対にしないがな…。

 

 

「アイドルは!キュート!」

 

 

「吹雪!です♪」

 

 

「そう!出来るじゃん!」

 

 

「でも!恥ずかしいです!!」

 

まあ、そうだろうな…。

 

 

「えー?なんで?」

 

 

「というか!どうしてこれが特訓になるんですか!!」

 

もっともな疑問だな、僕でも全く想像つかないぞ…。

 

 

「だって、艦娘にとって一番大切なのは、如何にアイドルになれるかだよ?

並み居る無数の艦娘の中で…。

如何に目立ち!如何に羽ばたき!如何にセンターを奪うか!

それが旗艦の、そして秘書艦になるために一番必要なことなんだよ!」

 

良く分からない理屈だな…。

 

 

「そうなんですか…?」

 

 

「そうなんだよ!だからほら!吹雪ちゃんも頑張って歌って?」

 

 

「へ?歌…?」

 

なんだ?那珂のやつ歌なんて持ってたのか?

 

 

「そう!みんなー!聞いてね!初恋水雷戦隊!」

 

 

~~~~~~~~~~~♪♪♪

 

やれやれ、なんか伴奏始まってしまったな…。

 

ここは千里眼を切って…って、ん?

 

 

「あ!きったかっみさーん!」

 

おい、那珂のやつマイク放り出して行ったぞ…。

 

アイドルがそんなんでいいのか?

 

 

「探してたんだ!ねえねえ!吹雪ちゃんに魚雷の撃ち方教えてあげてよ」

 

 

「……魚雷?」

 

 

「見れば分かるでしょ!今忙しいのよ!あっち行きなさい!シッシッ!」

 

大井のやつ、見事に犬扱いだな…。

 

 

「えー!良いでしょ?ちょっとだけ♪」

 

 

「あ゛ぁ!!あなた!何してけつかる!です!」

 

興奮しすぎて方言が出てるぞ、大井…。

 

 

「けつかる…?」

 

 

「…な…なんでもないです…。行きましょう北上さん」

 

 

「あぁ、痛いよ大井っち…。」

 

……行ってしまったな。

 

 

「もう!訳分かんない」

 

 

「それは…こっちの台詞です…。」

 

全くもってその通りだな…。

 

さて、そろそろ切るか…。

 

 

 

 

 

 

ふむ、以前長門が考えていた事が原因でここまで過剰な特訓が行われているのか…。

 

これは少々面倒だが僕が一肌脱ぐしかないようだ…。

 

 

 

 

さて、どうするか…。

 

 

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