side斉木
僕の名前は斉木楠雄、超能力者である。
今日も日課の資源集めを終え、僕は司令室へと戻ってきていた。
さて、日課を終えたはいいが…。
「問題はこっちですね…。」
長門のいうことはもっともだ…。
何が問題なのか、それは目の前の縮んだ如月のことだ…。
轟沈を回避させるため、やむ無く応急修理女神を使用して事なきを得たのは良かったのだが…。
今度はその如月が縮んでしまって困り果てている…。
しかし、このまま放置しておけば鎮守府に混乱が訪れる。
仕方ない、もうこうするしかなさそうだ…。
如月、少しの間じっとしていろ…。
「え?…ていとく?」
【……カッ!】
「…!?如月の姿が…。」
ふう、ひとまず、周りからは如月の姿は別人に見えるように誤認させた。これで当分は凌げるだろう…。
容姿のイメージは某悪魔学園のオカルト研究部の副部長の幼少期だと捉えてもらえばいい…。
「なるほど、これなら確かに混乱は起きませんね…。ですがこのような小さな子供が鎮守府内を歩き回っていては確実に不振がられると思うのですが…。」
それについてはもう考えてある…。
こいつをどうするか…。
「あの…わたし、どうしたらいいのかしら…?」
やれやれ、こうなれば最終手段だ…。
如月、お前は今から僕の妹だ…。
「え?…いもうと…?」
そうだ、名前は斉木來月とでも名乗っておけ…。
「く…つき?」
「なるほど、確かに提督のご兄妹なら疑われることはありませんね…。」
そういうことだ、分かったな?
「わかったわ、わたし、きょうからていとくのいもうとになるわ!よろしくね!くすおおにいちゃん!」
・・・いや、事情を知ってる僕たちの前でまでやる必要はないんだが…。
「いつどんなときでもいもうとになりきれるようにならなきゃダメでしょ?」
そんなものか?まあボロを出さないでくれればそれでいいか…。
「ひとまず、問題は解決ですね…。っと、そうでした、提督少し報告しておきたい事が…。」
なんだ?まだ何かあるのか…?
「はい、実は…。」
sideout
side吹雪
こんにちは、吹雪です!
目が覚めた私は睦月ちゃんが寝ているベットを見ます…。
「睦月ちゃん…。」
すると、同じく起きてきた夕立ちゃんと目が合いました。
「……」
目が合うと夕立ちゃんは悲しそうに首を横に降りました。
「そっか、睦月ちゃん、今日も…。」
今日も波止場で如月ちゃんの帰りを待っているんです…。
sideout
side夕立
やっほー、夕立だよ。
朝の艦隊総起こしから時間がたった頃っぽい
今ようやく授業が終わって那智さんが出ていったっぽい…。
「んぁ~…!やっと授業終わったっぽいぃ…。」
「みっともないわね…。そんなんじゃ一人前のレディーなんて程遠いわよ?」
「いや、これはちょっと気持ちがいいな…。」
ほら、響だってやってるっぽい。
「響まで真似してるんじゃないわよ」
だって気持ちいいんだからしょうがないっぽい…。
「ん?ねえ電、そういえば、今日の授業って何やったっけ?」
雷ちゃんが電ちゃんに聞いてる…。
そういえば何したっけ?
「もう、雷ちゃんは弛んでるのです!今日は…何をしましたっけ?」
そう言う電も弛んでるっぽい…。
「あれ?なんかみんな元気ないね?」
『え?』
私達は一斉に睦月ちゃんの方を見る…。
「そうだ!間宮さんの所にでもいかない?甘い餡蜜でも食べたらきっと元気出るよ!」
睦月ちゃん…。
私達は反射的に如月ちゃんが座っていた席を見る…。
「…およ?」
再び教室を暗い雰囲気が包み込むっぽい…。
「…睦月ちゃん!」
その雰囲気に最初に耐えきれなくなったのは吹雪ちゃんだったっぽい…。
「なぁに?吹雪ちゃん」
「あ…その…」
言えるわけないっぽい…。
何て言えば正解なのかここにいるみんなも分からないんだから…。
その時、那智さんが戻ってきたっぽい。
「吹雪、島風、長門秘書艦がお呼びだ…。すぐに司令室へ…。」
「あ、はい!」
「オゥ!」
吹雪ちゃんに島風ちゃん急に呼び出されるなんて何かやったっぽい?
そんなことを考えているうちに二人は教室を出ていったっぽい…。
sideout
side斉木
長門に今後の作戦は伝えてきたし、僕達は別でやらなければいけないことがある…。
「やらなければいけないこと…?」
お前の衣服だよ…。ずっとその格好のままでいるわけにはいかないだろう…。
「う~ん…たしかにそうねぇ…それじゃあきょうはおにいちゃんとデートね!」
あーはいはい…。ソーダネ、デートダネ…。
「むぅ…!なんだかてきとう!いいもん、かわいいふくいっぱいかっちゃうんだから!」
あまり羽目を外しすぎるなよ…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふっ…。きょうはありがとう!おにいちゃん」
やれやれ、大量に買わされてしまった…。
何処に仕舞うんだこんな量…。絶対要らないだろ。
「おんなのこはオシャレをだいじにするのよ?」
ソウデスカ…。
まあいい、とにかく戻るから僕に掴まれ。
「はーい」
よし、誰もいないな?
【瞬間移動!】
よし、無事に到着したな…。
「すごいわよね~おにいちゃんがまさかちょうのうりょくしゃだったなんて…ビックリ…。」
まあ、すぐに慣れる…。
さて、やることは終わった…。間宮にでも行くか。
「ふふっ…。そうね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん?なんだ?あれは…。
「なんだかひとだかりができているわね」
とりあえず行ってみるとしよう…。
おい、これはいったいどういう状況なんだ?
「え?あ!司令官さん、と…誰なのです?」
不詳、僕の妹だ…。
「はじめまして、さいきくつきよ。よろしくね」
「あ、はい!私は暁型四番艦の電なのです。よろしくお願いします」
それで、これは何が起きてるんだ?
「それは金剛さんと那珂ちゃんさんの歌対決をやってるのです。お祭りなのです!」
お祭り?というか、金剛はいつからアイドルになったんだ?
歌を持っていた事にも驚きだが…。
あいつらには任務を申し付けていたはずなんだが…。
「さっきまで金剛型の人達と吹雪ちゃんが一緒に歌ってたけど那珂ちゃんが来てから何処かに行っちゃったわ」
「比叡だけはそこにいるみたいだけどね…。」
「なんだか誰かを探してるみたいだったわよね」
『うん』
探してる?なるほど、大体わかったぞ…。
なら、そっちは大丈夫か…。いくぞ來月。
「あ!まってよ!それじゃ、いなずまおねえさん。またね」
「あ、はい!またねなのです!」
金剛がいるなら僕が出張ることはないな…。
さて、間宮でコーヒーゼリー餡蜜を食べるとしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふぅ、甘味も満喫したし、満足だ。
「おいしかったわ~とくもりあんみつはやっぱりさいこうね」
お前、その体でよく食べきれたな…。
「あまいものはべつばらなのよ♪」
・・・そうか…。まあいい
とりあえず吹雪の様子でも見ておくか…。
【千里眼!】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、吹雪は…。いた!
なんだ、またピンチになっているじゃないか…。
助けに…いや、今回はそれはよさそうだな…。
【ガンッ!ヒュルルルゥン…ボーン!】
金剛、まさか裏拳一発で砲弾を弾き飛ばすとはな…。
何時もこれなら苦労はしないんだがな…。
まあ、吹雪も何かに気がついたようだ、僕の出番は無さそうだ…。グッジョブだ!金剛!
よし、そろそろ切るか…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あら、もどっちゃった…。」
ん?來月じゃないか、何をしてるんだ?
「うふふっ…。これをみて」
ん?なんだ鑑…?…!?
なんだこれは…!
「うふふっおにいちゃんのかお、メイクしてみちゃった♪」
・・・・どうやらお仕置きが必要なようだ…。