鎮守府提督のΨ難   作:榛猫(筆休め中)

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Ψ疑?深海棲艦(後編)

side斉木

 

 

 

FS作戦、それは棲地MO攻略の為に名付けられた作戦名である…。

 

 

ご覧のとおり僕も気合充分である……(ゲッソリ)

 

 

「おにいちゃん…かおがすごいことになってるわよ?」

 

『仕方ないだろう、めんどくさいんだから…。

 

 

『提督、聞こえますか?長門です』

 

 

『聞こえてるぞ。どうした?

 

 

『MO攻略の第三艦隊と第五遊撃部隊が出撃しましたのでご報告を…』

 

 

『報告ご苦労、後は千里眼で様子を見ておく。何かあればまた教えよう

 

 

『お願い致します…。』

 

さて、じゃあやるとするか…。

 

 

【千里眼!】

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

さて、吹雪達は…いた!

 

 

「瑞鶴さん、翔鶴さん、策敵機を出してもらえますか?」

 

 

「え?いいけど、作戦海域はまだ先だし…風上に進路を変えなきゃ」

 

 

「夕張さん達には先行してもらいます。あくまで念のためですから、大丈夫だと分かれば全速で追い付きます」

 

 

「…いいの?瑞鶴」

 

 

「大丈夫デス。ブッキーは自分のやることの意味をちゃんと理解してる娘ネ!」

 

 

「まーそうだよねー」

 

「だから旗艦にしてあげてるのよ?本当は北上さんの方が似合うのに」

 

 

「……皆さん」

 

 

「ま、戦闘そのものは旗艦のくせに勢いで突っ込み過ぎたりとちょっとどころか、かーなり危なっかしいけどね」

 

 

「!うぅ.……」

 

 

「oh、それは私も同感デース」

 

 

「もうっ!金剛さーん!!」

 

なるほど、吹雪の奴僕達が昨日話したことを良く理解しているみたいだ。

 

にしても、吹雪…旗艦はそうむやみやたらと突っ込むものじゃないぞ?

 

ん?あれは……。

 

 

【瞬間移動!】

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

 

な、なんだこれは……

 

帯びただしい数の敵艦載機、その中でもうもうと立ち登る曝煙……。

 

 

 

なっ!?あれは祥鳳じゃないか!僕の艦隊の艦娘じゃないがどうしてこんなことになっている?

 

………いや、今は考えるより助ける方が先か。

 

だが、姿を見られると不味いな…。

 

よし、これでいこう。

 

 

変身(トランスフォーメーション)!】

 

 

さて、この姿なら問題ないだろう…。

 

見せてやろう、超能力鳥の力をな…!

 

まずはコイツの周りを飛び回っているコイツ等からだな。

 

 

「……え?鳥?」

 

(なんでこんなところに鳥が?)

 

『話は後だ。今はじっとしていろよ?

 

 

「……え?な、どういうこと!?」

 

何か言っているがとりあえず無視だ。

 

ブンブン鬱陶しいぞ!

 

 

念力!(サイコキネシス)

 

 

 

《ボガガガガガガガガガガガガーンッッッッッ!!》

 

これで邪魔な奴等はいなくなったな?

 

祥鳳の所に戻るとしよう。

 

 

 

 

 

「ひっ…!」

 

『そう怖がるな、そして動くなよ?

 

 

【一日戻し!】

 

 

「え?痛みが引いていく…?」

 

僕のしたことは簡単だ。身体の状態を一日前の状態に戻した。

 

 

『少し治療しただけだ…明日のこの時間までに入渠しておけよ?

 

さて、吹雪達の所に戻るか。

 

 

「え!?あ、ちょっと…!!…行っちゃった…。何だったのかしらあの鳥…」

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

 

戻ってきたはいいものの……。

 

 

「瑞鶴!私をおいて逃げなさい!」

 

 

「そんなの!出来るわけない!」

 

どうしてこんなことになっている……?

 

何故翔鶴と瑞鶴の二人だけなんだ?

 

しかも翔鶴は大破している…。

 

吹雪達は何処にいった?

 

いや、今はそれよりも…。

 

 

「…………」(ガウンガウンガウンガウンガウンガウン)

 

『そこまでにしてもらおうか?

 

 

「ヲヲヲッ!?」

 

『二人のためだ…少し邪魔させてもらう!

 

 

【念力!】

 

 

『ギャギャギャギャッ!?』

 

 

「ヲヲッ!?」

 

しばらくここで足踏みしていろ…。

 

さて、二人は…。

 

 

「翔鶴姉スコールに入ろう彼処なら敵も追ってこれない」

 

 

「でも、私達だって発着艦が出来なくなるわ…それよりも私を囮にして…」

 

 

「大丈夫、永遠に続くスコールは無い。必ず切れ目がある、その一瞬があれば発着艦は可能だよ」

 

 

「……行きましょう!」

 

スコールの中に逃げ込むのか…。

 

確かにこの状況ではそれしか方法はないがな……。

 

まあ、僕がいれば何処に逃げてもいいんだがな。

 

『さて、お前達もそろそろ自由にしてやる、次はないぞ…。

 

 

【瞬間移動!】

 

雲の上に出たか、アイツ等は……。

 

ほう?待ち伏せか…。僕の忠告を聞かないとはな。

 

いい度胸だ、それなら僕の恐怖を存分に見せてやる…!

 

その前に姿を変えておかないとな…。

 

 

 

 

【瞬間移動!】

 

 

 

「ヲヲヲヲヲッ!?」

 

『僕の忠告は意味がなかったようだな…覚悟しろよ?

 

 

【念力!】

 

発火能力!(パイロキネシス)

 

水流操作!(ハイドロキネシス)

 

電撃使い(エレクトロマスター)

 

 

「「「「ギャァァァァッ!!」」」(ゴボゴボゴボ…。)

 

 

「「ーーーーッッ!!」」(モクモク…)

 

 

「ヲヲヲッ!?バ、馬鹿ナ…!何ダコノ攻撃ハ!」(プスプス…)

 

コイツ、喋れたのか…。まあ、なんだって構わないが…。

 

 

「え…?だ、誰か戦ってる…?」

 

不味い!瑞鶴達が来てしまったか…。

 

仕方ない、ここは退散するとしよう。

 

 

『命拾いしたな、去らばだ…!

 

 

【瞬間移動!】

 

僕はそのまま司令室に帰っていくのだった…。

 

 

sideout

 

 

 

side瑞鶴

 

 

 

敵空母機動部隊より逃げるため私達はスコールの中を進んでいた。

 

まだ…?まだ切れ目はまだなの!!

 

そう思いながらも懸命に進んでいく…。

 

すると前方に光が差し込む場所があった。

 

 

「っ!翔鶴姉!」

 

 

「えぇ」

 

やった!ようやく抜け出せる!

 

そう思った矢先、前方に敵影を見つけた…。

 

でも、なにか様子が変…。何かと争ってる?

 

 

「え!?だ、誰かが戦ってる…?」

 

不意に翔鶴姉が声をあげた…。

 

良く見れば確かに何者かと戦ってる人がいる…。

 

増援?いや、見たところ女性みたいだけど艤装はつけてない…。

 

でもあの人、宙に浮いてるようにしか見えない…。

 

どういうこと?艦娘は宙に浮くなんてこと出来なるはずないし…。

 

かと言って人間だって空を飛べる訳はない。

 

私はそう考えているとその女性はこちらをちらりと振り替えるとその場から突如消え去っていった。

 

……残る空母ヲ級一隻と軽巡の二隻を残して…。

 

 

もし駄目でも最後に一子報いて見せる!

 

 

「いっけぇぇぇぇっ!!」

 

私と翔鶴姉は渾身の力を込めて艦載機を発艦するのだった。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

side斉木

 

 

 

 

ふう、疲れた…。

 

 

「おつかれさま…。おにいちゃん」

 

『來月、それは……もういい…。

 

 

 

「うふふ」

 

『何がおかしい…。いや、その前に長門に報告だけしておくか。

 

 

『長門、僕だ聞こえるか?

 

 

《はい、提督、どうしました?》

 

 

『報告だ、つい先程、翔鶴が敵艦載機の爆撃を受けて大破した…。敵艦はあらかた沈めてきたが姿を見られそうになったので途中で帰ってきた。第五遊撃部隊がトラック基地に到着し次第様子をすぐに知らせてくれ。

 

 

《了解しました…。》

 

 

ふぅ…。

 

 

「おつかれさま…。」

 

 

『あぁ、僕は少し休む…。何かあれば起こしてくれ

 

 

「えぇ、わかったわ」

 

頼ん……だ……ぞ…。zzz...

 

 

 

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