Fate世界でだらけて過ごす   作:見習い蟹

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最近寒くなりましたね。

玉藻の尻尾で夜寝たい。


13話:新しい仲間(保護者)

 

いや~色々あったがなんとかなるもんですな!

サインも貰えて結構楽しめたし、中々ファインプレーだったのでは!?

 

「へぇ……あの後家でお仕置きされてわんわん泣いたのはどこの誰かしらねぇ?」

 

う、うるさい!それは言わないお約束だろ!?

 

「でも、これで主要キャラにある程度接点を持ちましたね」

 

「そうなのよねぇ……今回は透のせいで不意を突かれたけど、万が一というのもあるから…………よし、アレを使いましょう」

 

ん?アレって?

 

「透の護衛というか、親衛隊?みたいなものね」

 

……またなんか召喚するのか?マシュが合体するのは勘弁だぞ。

 

「そんな事はしないわ。今回は作るのよ、安心なさい。強さだけで言えばマシュ以上だから保障できるわ」

 

「………私はお払い箱ですか?」ウルウル

 

そ、そんな訳ないだろ!マシュには強さなんかよりもそのフワフワな母性があるじゃないか!どれだけ俺がダメ人間に拍車をかけていると思っている!!!?

 

「よしよし、マシュはお払い箱なんかじゃないわよ。ほら、透もそんなに慌てないの」

 

え、じゃあ一体……

 

「取り敢えず説明より見た方が早いわね、地下室に行きましょうか。もう、そんなに泣いちゃって。よしよし、マシュは偉い子よ~」ナデナデ

 

「グスッだってヒックもう先輩を甘やかしたり、お仕置きしたり出来なくなると思うと、涙が止まらなくて……」

 

うん!どんどんやっていいからね!!(マシュが泣くなんて初めて見たぞ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~地下室~

 

 

 

そんで?その親衛隊とやらをどうやって作るんだ?

 

「これを使うのよ。よいしょっと」ゴトゴト

 

これは…………コピーロボット?

まさかこれでメアリーをコピーするなんて言うんじゃないだろうな。

 

「まあ見てなさい。今から作る物は多分透も知っていると思うわよ?」

 

俺が知ってるねぇ………コピーロボットの数は13体、サーヴァントではないって言ってたし、うーん。

 

俺がそう考えていると、メアリーが何処からか御札を取り出していた。そしてそれを1枚ずつ貼っていく。するとコピーロボットがまるで生きているかのように立ち上がってきた。

 

う、動いてる!?怖ッ!こ、これ本当に大丈夫なんだろうな!?

 

「大丈夫よ、見てて」

 

 

 

 

<●><●>カッ!!!!!!

 

「何してるんですか先輩」

 

いや、光るタイミングでペルソナ!!ってしようと思って……つい。

 

「何ふざけてるの?もう、折角成功したんだから見ときなさいよねぇ」

 

あ、ごめんごめん。さぁて、一体何が出てくるのやら。

 

 

 

 

そこに現れたのは、全員が黒服の軍服のようなものを着ていた軍人のようだった。中には背の低い女の子や白髪の男までと中々個性的な特徴をしている。特に目を引くのは、真ん中に佇んでる黄金とも呼べる金髪をたなびかせ、素人の俺にも分かるくらいのカリスマ的オーラを放っている長身の男。

 

 

そう、彼等こそ、黄金の獣ことラインハルト・ハイドリヒが率いる聖槍十三騎士団黒円卓その人等だ。

そしていつの間にか黒円卓の視線が俺に移っていた。

 

え?なにこれ怖いんですけど(ガクブル)

 

「大丈夫よ、皆透に忠誠を誓ってるから、逆らうどころかドン引きするくらい言うこと聞くわよ。透にもわかるように言うなら、某死の支配者(オーバーロード)が従えている階層守護者みたいな感じね。ちなみにコピーロボットの鼻を押したら元に戻るなんてことわないわ。普通に血だって出るし、透が死なない限り永遠に存在し続ける仕組みよ。あ、ついでに言うと性格までは考慮してないから気をつけてね」

 

うへぇ……まじかぁ。つまり俺がマスターってこと?

 

「そういう事になるわね。透が好きな時に呼び出せるようになってるから、困った事があったら呼ぶといいわ」

 

後、気になってるんだけど。水銀とハイドリヒ卿ってもしかして………………

 

「勿論、二人共覇道神の状態よ。偽者だと色々弄りやすいから、存在してるだけで周りに被害が出るなんてことはないから安心して頂戴」

 

過剰戦力過ぎませんかねぇ。

 

「それに、丁度家事の手伝いも欲しかったしね」

 

おい、それが本音なんじゃないだろうな。

 

「いいじゃない。透も少しは嬉しいんでしょ?さっきからチラチラ女性陣の方を見てるし、ホントにわかりやすい子ねぇ」

 

だ、だってさぁ。まさか黒円卓が出るなんて誰も思わんだろ。いや、そんな事はいい。折角マスターになったんだから、最初の命令をだそうかなぁ(ウヘヘ

 

「うわぁ…………先輩下心丸出しですね」

 

「あ、言っとくけど余り女性陣の方は(ガシッ)……言わんこっちゃない」

 

あれ?身体が動かない。何で……あ。

 

ちょっとしたイタズラ心で近づいた瞬間に、一瞬で後ろに回られ、肩を掴まれていた…………ザミエル卿ことエレ姐さんに。

 

あるぇ?なんかこの構図デジャヴってるような…………ちょ!?小脇に抱えて何しt

 

 

バチィィィィィィン!!!!

 

痛った!!?

 

 

 

 

 

 

「女性陣の人格はマシュを元に作ってるって言おうとしたんだけれど、手遅れだったみたいね」

 

「あれ?先輩の耐性がすり抜けられていますね。またなにか付与したんですか?」

 

「後から気づいたんだけど、透の耐性はある条件によって貫通することが出来るのよ。一つは私、もう一つは…………透に純粋な愛情と母性を持った好みの女性の攻撃、正確には攻撃というよりはマシュがやってるお仕置きみたいに、子供を叱るような感じね。それに対しては素通りするみたいよ。まぁ、あの子相手にそんな事出来るのは限られてるでしょうね。私達を除いては」

 

「通りで私が強度で格上の先輩にダメージを与えられるかと思ったら、そういう事だったんですね」

 

「ええ、だから最初はマシュにギャグ補正や色々な効果を付与したのだけれど、意味なかったみたいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでもいいから助けてぇぇぇぇぇ!!!!

 

バチィィィィィィィィィィィン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 


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