理力の導き   作:アウトウォーズ

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ダイとポップのその後の足取りと、アナキンのバランとの対峙を同時に書き始めたところ、前者の方が圧倒的に早く書き進められたので、こちらを先に投稿します。

肝心のマアム本人を登場させられませんでしたが…。

どうぞよろしくお願いします。


マアムさん

ダイとポップのネイル村への旅は、しごく順調であった。

現地への到着後もことはしばし順調に進み、マアムの母でありアバン先生の元仲間でもあるレイラさんに快く迎えられた。

しかし…肝心のマアムというアバン先生の高弟は、村の周囲を巡回中とのことで、会うことは出来なかった。

 

師のアバンに緊急時の頼りとされ。

兄弟子のノヴァを思い出だけで震え上がらせ。

アナキンにモンスターであることを看破された。

 

そんなお化けみたいな存在が、この村ではさも本当に人間の娘のであるかのように愛着ある存在として語られていた。

その事実にダイは相好を崩し、ポップは顔を顰めた。

 

「何でそんな顔するんだよ…仲良きことは良き事かな、って言うじゃんか。」

 

「あのな、そりゃこの村のみんなはマアムを見慣れているから愛着も抱くだろうよ。でも俺達はお互いがどんな姿形をしてるかすら知らない。これは結構、厄介な問題だ。本来は、面通しする迄は村で待たせてもらうべきだったんだよ。」

 

「ど~せサボりたいだけだろう?ダメだよ、これからお世話になるところなんだから。手伝いもせず呑気にしてる姿は見せられないよ。」

 

「バカ、そりゃ手伝いは面倒だからしたくないけどさ、そういう話じゃないぞ!もし今オレ達がマアムに突然出会って、悲鳴でも上げて怒らせてみろ。下手しなくても大怪我じゃないか。」

 

なるほど。

確かにネイル村の人たちはマアムが可愛らしい女の子と言い張るばかりで、本当のモンスターとしての様相はついぞ語ってくれなかった。この状況で遭遇を果たせば、まず間違いなく自分たちは驚き、それはマアムを傷つけてしまうことになるだろう。

 

ダイはそこまで考えていなかったなぁ、とまた一つ友人を見直したが、いっぽうでサボりたかったのは事実なのかと落胆した。

 

「まあでも、薪集めくらいはちゃんとやろうよ。…それに、レイラさんが言ってるとおりだと、そんなにヒドイ奴じゃないと思うけどなぁ。」

 

「わかったって、残念だけどおまえの言う通りだよ。…いや、あの人は包容力があり過ぎるから話半分くらいに聞いておこうや。」

 

二人は地面の枝葉を拾い集めながら、ついでにダイがパプニカのナイフで程よい大きさにスパスパ斬っていく。

先日の雨で少ししけっているのがあれば、ポップがそれらを集めて火炎呪文で乾かす。

結構いい具合に協力しながら、燃料の収集活動を進めていった。

 

「よし、とこれで結構集まったな。」

 

「そろそろ戻ろうか。」

 

その後、ダイとポップはネイル村にとって返し…。

見事に森で迷った。

 

「そんなに気落ちするなって。…そうだ、ポップはマアムさんのこと、どんな人だと思う?」

 

「…そりゃ、おまえの先生が言ってたじゃんか…って、ああ、あの場には居なかったか。だから恐ろしいモンスターだと何度も伝えて…」

 

「それはもういいよ。そうじゃなくてさ、デルムリン島のモンスターのみんなは、一人ひとり違っただろ?皆いい奴等なんだけど、それぞれに違う優しさがあるって言うかさ…とにかくそんな感じでさ。」

 

「なる程ね、プロフィール的なやつか。」

 

う~ん、と考えに集中し始めるポップを見て、ダイはひっそりとため息をついた。

ようやく、この浮き沈みの激しい友人の扱い方がわかってきたのである。

 

「城壁も壊す怪力で好戦的な性格…普通ならみんな怖がって近寄れない……。う~ん、きっと、敬遠されてることを自覚しながらも、必死に人間らしく振舞おうとしてるんじゃないか?生来は狂暴なんだけど、必死に優しさを身に着けようとしている…そんな不器用な姿が、みんなの心を打ったんだよ、多分。」

 

確かにそう考えると、レイラさんをはじめとする村のみんなが、絶対にモンスターだと言わなかった事実にも説明がつく。

 

「仲良くしたいね。」

 

「あまり高望みすると後悔するぜ、きっと。殺されないだけでも良しとしようや。」

 

ダイはポップ以外に初めて会うアバンの弟子に、少なからず希望を抱いていた。そんな友とは対照的に、ポップは悲観視しすぎているきらいがある。

 

ちょっと刺激的なスタイルの良い女の子を思い浮かべていた幻想が、冷めたジェダイの”どう聞いてもいても凶暴なモンスターだろ”という一言に粉砕されたのである。

彼には、思い出すだに腹立たしかった。

 

「大体なあ、ノヴァがはっきり話さないからこんなことになるんだぜ?始めから可愛い子じゃないって言ってくれればさぁ…」

 

「それ、もう10回以上聞いたよ…」

 

そんなやり取りをかわす彼らが”それ”の存在に先に気がついたのは、偶然の重なり合いにしても出来過ぎた話であった。

ちょうど、話す言葉を失い黙ったのが幸いしたのかもしれない。

そして、それは、そこに。

 

いた。

 

彼らが今まで、まさしく頭の中で思い浮かべていたような圧倒的な存在が、わずか数メートル先で鎮座し、深く目を閉じていた。

常ならば騒がしい悲鳴をあげていたであろうが、さすがに生命の危機に直結する事態とあってはそうも言っていられない。

 

「あ…あれが…マアムさん?」

 

「…た、多分な…。」

 

ダイですら、言葉をかわす前にさん付けを始める有様である。ポップに至っては泣き出しそうな顔で、鼻水を垂らしている。

それほどまでに目の前の存在は大きく、そして驚異的であった。

 

まさしく怪物!

もといこれはもう、怪獣である。

 

いや、その表現すら生ぬるいかもしれない。

その存在は、それらの頂点に立つ王者のような貫禄をまとっていた。

 

ゴツゴツとした素肌は何物の攻撃も寄せ付けず、半端な魔法では傷一つつけられないだろう。

人間の腰回りほどもある腕は城壁ごときは軽く粉砕しそうである。

 

ノヴァ伝いに聞いたアバン先生の弟子の特徴と、だいたい合致する。

あまり速く動けそうなイメージは無いが、この圧倒的威容を前にしては誤差の範疇であろう。

そしてそんな”マアム”の正体を看破してのけたジェダイの偉大さに、その弟子と親友は心の底から感謝するのであった。

あらかじめそうと知らされていなければ、絶対に悲鳴を上げていただろう。

 

ダイとポップは完全に言葉を失っていた。

 

そうしてどれほどの時が経ったであろうか。

 

さすがに二人も、この状況は頂けないと考えるに至った。

 

(ど、どうしよう…寝てるみたいだけど。)

 

(だ、ダイ?おまえ…モンスターと仲良くなるプロだろ?それにあのピンクの肌なんか、よく見ると可愛いらしいじゃないか。こ、声かけて来てくれよ。)

 

(無茶言うなって!)

 

普段の10分の1ほどのボリュームで話す彼らである。

しかしさすがに気配を察したのか、怪獣王の右眉がピクリと動いた。

 

(や、ヤバイよ!目、さましちゃうよ!ポップが変なこと言うから!)

 

(バカやろ!おまえの声がデカイんだ!…って、やばいやばいやばい、マジヤバイって!)

 

鬱陶しそうに右の目を開いた王者は、非常に鷹揚そうに口を開いた。

 

「オレに何か用か?小僧ども。」

 

「……こ、こんばんわ。良い夜ですね…。お休みのところ、すみませんでした~…」

 

真っ先に逃げを打ったのは、言わずもがなポップである。

しかし、そうは行くか、とばかりにダイがその手を掴む。

 

「早速逃げるのかよ!ってか、逃げる意味がないじゃないか!おまえの姉弟子だろ!?」

 

「し、知るかそんなの!オレはまだ死にたくない!」

 

「オレだって死にたくなんてないよ‼︎」

 

そんなやり取りを小声で、しかし必死になって唾をとばしながらやり合っていては、聞くなという方が無茶な話である。

怪獣王は不機嫌そうに瞼を見開くと、彼らをギロリと見据えた。

 

「小僧、いま何と言った!」

 

「は、ハイッ!とても可愛らしいご容貌であられます、と申し上げましたぁ!」

 

周囲の空気すら震わせる怒気を孕んだ声に、反射的に大声を上げたのはポップである。

 

ダイはその間、逆に闘気に当てられたことで感覚を研ぎ澄ませた。

何となく、自分たちは自ら破滅の道をひた歩んでいる気がする。

そう嗅ぎ取ったダイの第六感は、まさしく正鵠を得ていた。

 

「…貴様、死にたいのか?」

 

その言葉に、いやその言葉に込められた怒気に、ダイは背筋を寒くした。

おそらく、さっきからこの存在に対して、知らず識らずのうちに致命的な言葉を吐いてしまっているのだ。

怪獣王は見るからに、誇りすら傷つけられたような怒気、いや覇気を放っている。これはまずい。本格的にまずかった。

 

「ももも、申し訳ございません、マアム様!どどど、どうか、平に、平にぃぃぃ!」

 

ーーもうダメだこいつ!

脳の回路が切れたように地に伏せり始めたポップを見て、ダイは必死になって現状を打破する策を探った。

 

何か決定的なすれ違いがあるはずなのだ。

しかしそれが分からないこのままに現状が推移すれば、冗談抜きで勘違いで殺されかねない。それほどまでに目の前の存在は怒気をみなぎらせ、凄まじい殺意を放っている。

 

「ワシは獣王クロコダインだ!マアムなどという軟弱な響きを持つ名で呼ばれる謂れはないわあ!」

 

続けて放たれた獣王の絶叫で、ダイは確信を持った。

 

この堂々たる誇り高さ。

この神々しさ。

そしてこの、覇気。

 

間違いない、これはマスターが言っていたジェダイの目指す気高さに他ならない。目の前の存在は間違いなく光の側に属する人だ。この恐ろしい外見に惑わされてはいけない!

最早、この人がアバンという人の教えを受けた豪傑・マアムさんであることは疑いようが無い!

 

では何故、これほどまで激昂してしまっているのか。

――それは、名前が気に入ら無いからだ!

これは、デルムリン島で人間の言葉を解し無いモンスター達と数多く触れ合ってきたダイだからこそ、辿りつけた結論である。

 

実際、ダイの名付けが気に食わなくて不機嫌になるモンスター達は数少なくも、確かに存在したのである。

マスターも言っていた。名前は生命、そのものであると。

しかしご両親たる存在が愛情を込めて名付けたその名を、本人が受け入れられ無いとは何たる悲劇であろうか。

 

ダイはこの悲劇を目の前にして、いてもたってもいられなくなった。

このままではいけない。マアムさんにこれ以上、悲しい思いをさせていい筈が無い。

しかしこの場を収める方法が、まるで思い浮かば無い。

 

そんなダイを置き去りにして、まさかの行動を起こした者がいる。

ポップである。

 

「ヒイイイいい、お、お許しを〜〜〜‼︎…って、こうなりゃもうヤケクソだ‼︎ くらえ‼︎」

 

「待って下さい、マアムさん!このポップはアバンさんの弟子で、あなたの…って、何やってんだよこのバカ‼︎」

 

完全に頭の中から存在を忘れていたポップのとっさの動きに、ダイは反応すらでき無かった。

ポップはその掌から巨大なメラゾーマを放つと、たちまちその炎でマアムさんの姿を包み込んでしまった。

おそらく何かが切れてしまったポップは、臆病さとともに正気まで消し飛ばし、目の前の存在が仲間であるという事実すら見失う有様である。

 

「クタバレこの、クソ姉弟子いぃい!さんっざんにビビらせやがって!人間ナメんなぁ!」

 

デルムリン島でフォースの妙技に触れたポップの魔法は、来島前のそれとは歴然たる差がある。

頭に上った状態でとっさに放ったために、島でのような合成を行うことこそ出来てはいないが、その温度や威力は以前のそれの倍を下回るまい。超高温を放つその炎の色は、赤というよりもオレンジ色と化していた。

 

「やめろ、ポップ!」

 

真っ青になったダイは、ポップの魔法発動に一拍遅れて闘気を発動させた。額の紋章を輝かせ、全身に闘気をまとうと、マアムさんとポップの間に躊躇いなく飛び込んだ!

 

そしてこの時ばかりは本気で、ダイは友人の才を恨んだ。

自身の闘気コントロールは完璧に近いく、出会った当初の彼の魔法くらいはものともしない筈だった。

それにもかかわらず、成長したポップの放ったメラゾーマの炎はダイの闘気を突き破ってその身を焼き、凄まじい苦痛を彼にもたらした。

 

「ばっか、おまえ!何やってんだよ!」

 

さすがにその姿を目にして、ポップも魔法を止めた。正気に立ち返ったのであろう。

呆然とする彼が暴走を止めたのを見てどこかホッとしたダイは、恐る恐る背後を振り向いた。

どうか、最悪の事態にはいたっていないことを願って、である。

 

「どうやら遠慮はいらないようだな。」

 

しかし!

悠然たるセリフを伴って炎の中から現れたマアムさんの素肌には、傷一つついていなかった。

 

ことここに至っては、絶望のうめき声すら上げられない。

 

ダイは焦った。

おそらくはここまでに放たれたマアムさんにとっての許されざる言葉の数々が、その精神、その誇りを傷つけ、揺さぶり、結果として魂すら昂らせてここまでに肉体を強化しているのである。

 

自身も闘気を用いて肉体を強化するダイは、その有様が手に取るようにわかった。そしてマアムさんの哀しい怒りが、最早収束不能なまでに高まり、自分たちにとって致命的な結果をもたらすことであろうことが。

 

「この獣王クロコダインをここまでコケにしておいて、その身が残るとおもうなよ!」

 

そう言い放って彼が振るった斧の一振りは、周囲に残っていた炎の残滓をまとって、真空呪文としてダイとポップに襲い掛かった。

 

ダイは両手を眼前でクロスさせると、闘気を高めて防御の姿勢をとる。

――これは不味い、耐えきれるかどうか…いやそれより、ポップはこれを凌ぎ切れるのか?!

そんな心配を浮かべた時にポン、とその肩にその人物の手が乗せられた。

 

「ダイ、オレは決めたよ。」

 

――そうか、ついにその気になってくれたか!

 

「オレは全っ力で逃げるぞおぉぉぉ!」

 

「フザけんな‼ オレの信頼を返せ‼ 今すぐ!」

 

さすがのダイも、これにはプツンと来た。

そして先ほどの心配はどこへやら、とっさにポップの肩を掴んでグイっと前方に押し出した。

 

「ば、バカヤロー!こんなんじゃマジで死ぬぞオレえええ!」

 

「うっさい!何とかしてみせろ!」

 

「む、無茶いうなぁあ!ひぃい、もうダメだあぁあぁああ!」

 

次の瞬間、極度に高められたポップの恐怖心がそのままに、高密度の魔力を含んだ壁を形成した。

自身だけでなくダイも庇える位置で形成するあたり、耄碌していない証拠である。

 

兎にも角にも、その障壁はメラゾーマの炎と真空呪文を遮断し、彼等の身を守り切ったのである。

 

「や、ヤレバ出来るじゃないか、オレ…。ははは、フバーハできちゃったよ…。」

 

安心してヘナヘナと座り込む彼に対して、ダイは色をなして怒鳴りつけた。

呆れ果てると同時にうれしくもあったが彼にしては珍しく、本気で怒っていた。

 

「そうだよ!はじめからそうやるんだよ‼ 魔力任せのメラゾーマなんて撃つなよ‼おかげでこのザマだ!おまえわかってんのか!?」

 

頭に血が上って思ったことそのまま口にするダイてあったが…。

アナキンに鍛えられただけあって、なかなかに有用なことを言っていたりする。ポップは魔力任せに大呪文を放つよりも、天性のセンスでもってそれを収束させて打ち出したりすることで真価を発揮するのだが…。

それが成就するのはもう少し後の話となる。

 

「ほ、本気ですまんかった…。」

 

それに現実の問題として、そう謝るポップは魔力切れだった。

 

「なかなかに器用な真似をする小僧だが…ワシを侮辱した報いは受けてもらうぞ!」

 

「オレが相手だ、マァムさん!」

 

「その妙な名を口にするなと、言った筈だ!」

 

「それでも貴女の名は、マアムなんだ!ご両親から授かった名を、そんな風に扱うなんて悲しすぎますよ!」

 

「…もう殺す!」

 

「この分らず屋ぁ!」

 

ここに、壮絶な死闘が幕を開けた。

 

誇りを傷つけられたマアムさんが闘気すら発現させて猛威を振るい。

小さなジェダイの弟子も負けじと額の紋章を全開にして、全身を発光させる。

 

両者の激突は衝撃で木々を揺らし、大地を震わせ、そして轟音をまき散らした!

 

一方的に吹き飛ばされるダイの身は木々を数本まとめてなぎ倒し、土を掘り返す。

その状態から全身の体重と闘気をまとった一撃を繰り出しに行っては、受け止め反撃を返すマアムさんの足元が大地を削り取る。

 

「も、森が切り開かれていく…つか、何でダイは剣を使わないんだよ…」

 

全てを出し尽くし木に寄りかかることでなんとか立位を保ったポップは、そんな怪獣大決戦のような激突の様相を見ながら、ボソリと呟いた。

 

彼には知る由もなかったがこの際、ダイは意図してアナキンから受け継いだ剣を使わなかったのではない。

ポップと同じく初めての実戦に舞い上がり、完全にその存在を忘れていたのである。拳で殴り合う勝ち目のない消耗戦を仕掛けているのは、単純にマアムさんの迫力にあてられているだけであった。

 

結果としてマアムさんを傷つけずに済んだのは良かったかもしれないが、結果としては絶望的である。

 

「が、頑丈すぎるよ…。こんなの反則だ…」

 

ダイが遂に闘気を切らし、へなへなと崩れ落ちたその時。

マアムさんの身にまとった鎧はところどころ消し飛ばされている状態であったが、その身に実質的なダメージは与えられていなかった。

 

 

 

 

結局、二人は魔力を回復したポップのルーラでその場から離脱した。

そこから更に森に迷って、ほうぼうの体でネイル村にたどり着いた彼らの姿はまさしく敗残兵のそれであった。

 

更にマアムという少女と出会った二人は、怪獣王がなんだと意味不明な供述をして騒ぎ立て、村中を騒動に巻き込むことになる。





今回の獣王クロコダイン戦ですが、完全な遭遇戦闘です。
散歩後の就寝中に女の子扱いされて騒ぎ立てられれば、さすがのクロコダインも怒りに我を忘れて新たな力を発揮する筈です!
実際、原作では彼の誇りをここまで傷つけることを堂々としでかす愚か者は居なかったはずですし。

やはりダイの大冒険の愛読者としてはクロコダインのおっさんには、このくらいのタフネスさを期待してしまいますよね!
あまりやり過ぎるとカイザーフェニックスをベアハッグで消し飛ばしてしまいそうですが、そこまではさすがにやらない予定です。

今回もいろいろと無理があるかもしれませんが…。

ご意見・ご感想をお待ちしております。



そして気づいたら、ユニークアクセスが何ともスゴイことに!
拙作をお読み頂きました皆様、どうもありがとうございます。

経験不足で行き当たりばったりな展開が多いですが、頑張って味のある話を作り上げていきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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