この素晴らしい焔に祝福を!!   作:黒曜菫青香

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どっかで矛盾が起きそうだし、ルークは最強に近くなるし、どうしようか
でも、転生者ってチート持ちか。
努力してるからいっか
ということでこのままいきます。
何処まで続くだろうか………



2016.10.14.
ジャイアント・トード討伐まで新たに地の文を追加しました。
知らない人が見ると訳がわからなかったようで……すみません
以後気を付けます。これからはまず付け足し更新をします。
感想をくれた方、ありがとうございます!!

2017.1.25.
追加・変更しました


この聖なる焔の光に出会いを!!

討伐クエスト

《3日間で「ジャイアント・トード」5匹討伐せよ》

雲一つ無い、ピクニック日和の今日。

平和にのんびりと暮らしたい俺は今、全長3メートル程のカエルに追いかけられている。

「ああぁぁぁあ!助けてくれアクアー!!ハァハァ助けてkうおぅ」

「プークスクスチョーうけるんですけどーカズマったら顔真っ赤にして涙目でチョー必死なんですけどー」

「こいつはあとで埋めて帰ろう」

草むらの影からずっと歩き続けていたルークが登場

「あ、やっと人を見つけた。この辺、ほんとカエルばっかりで嫌になるな」

ジャイアント・トード。こいつらはたかがカエルと侮ってはいけない。繁殖の時期になると、産卵時の体力を蓄えるため、人里まで現れ、農家のヤギを丸のみにするらしい。実際、毎年このカエルの繁殖期には子供や農家の人が行方不明になるそうだ。ただ、金属を嫌うので、装備さえ整っていれば楽に倒せるため、冒険者には人気のモンスターだ。しかし、現在進行形で狙われているのは………お金がないせいでろくな装備を持って無いからなのさ!というか必要最低限のショートソードしか買えなかった。アクアは『女神が武器持つとかあり得ない!』と言い無装備である。

ちなみに、その肉は多少の固さはあるものの、タンパクがさっぱりとしていて、食材としては喜ばれるらしい。そしてカエルの唐揚げはアクセルの名物料理である。

「カズマー!!助けて欲しければまずこの私を『さん』付けするところから始めましょうかー!」

「アクア様ー!!」

 

「しょうがないわねー!助けてあげるわよひきニート!その代わり、明日からはアクシズ教会の女神の私、アクア様をあがめなさい!!」

「喋ってないで早く助け………ってあれ?」

半泣きになりながら逃げていたのだがカエルの追う音が無くなったのを変に思い後ろを向く。

だがもう俺に興味が無くなったのか違う方向を見ていた。

その視線の先にいるのは……

「町に帰ったら~アクシズ教会に入信して~」

「あんなに声を出したら狙われるって」

「一日三回のお祈りに~」

「よくティアから注意されたなぁ~」

パクッ

ふんぞり返りながら大声で俺に話しかけていたアクアだった。

食べているからなのかは知らないがカエルはうごきをとめている。

口からはみ出したアクアの足が何とも言えない状態だ。

「って喰われてんじゃねー!!」

ショートソードを抜くと、俺はカエルに向かって走り出す。

「まぁ、あの遠くのカエルも倒すか。あの二人があいつに喰われることも無いと思うけど……な」スタスタ

途中アクアの反対から聞こえた声がまた聞こえた気がした。

この世界に知り合いは少ないはずたがどこか聞き覚えのある声に違和感を覚えながら……

 

 

 

 

「ハァハァアクアを喰ってる間動けなくなってて助かったー」

「ううぅぅひっぐっ、がずまー!!ありがどぅありがどうね」

俺の前にはカエルの粘液でねちょねちょになったアクア。

その隣にはぐでっと伸びた息絶えたカエル。

「うーん……ローレライが譜術使えるって言ってたな。アッシュのなら確実だよな」

こちらのルークはカズマたちから少し離れたカエルのところへ歩きながら考え事のようだ。

ルークは元々譜術を使っていなかった。習わなかったからだ。そして仲間であるティアやジェイドと譜術の練習はしていたがレプリカである故に起きる隔離を防ぐため、譜術の使用を仲間から禁止されていた。そのためにルーク自身がなにを使えるのかわからないのだ。ただルークは被験者〈オリジナル〉であるアッシュから作られているため、アッシュの使う譜術は使えるのではと考えているのだ。

カズマたちのほうからまた声が聞こえてくる。

カズマはアクアに手を貸そうと前屈みになる。

「(うわっおまっ生臭っ!)そ、そのもう今日は帰ろう。これは俺達の手に負える相手じゃない………もっと装備を整えて、仲間を増やしてからにしよう」

今回、アクアのおかげで止まっていたからド素人の俺でもカエルを倒せたが、正面から勝負すれば間違いなく食べられて死ぬ。無理。これは

「私はもう汚されたわ。今の私をアクシズ教徒が見たら信仰心駄々下がりよ!」

「日頃、喜んでおっさん達とあせまみれになって?夕食と一緒に飲む酒を唯一の楽しみとしているお前が汚されたって……」

そう、この女神は誰が見ても信仰したくなくなるような振る舞いをいつもしている。

「なんか言った?カズマ。」

「いえ、何にも……」

「……こんなところで諦める訳にもいかないわ。ここでカエル相手に引き下がったと知れたら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわ!!」

「(し、仕切り直したー)」

ただ、アクアからしたら仕切り直すほどショックだったようで……

「うおぉぉぉおお!!」

「あ、アクア!?ちょっと待て!」

止める声も聞かずに走り出してしまった

遠くで朱がちらつく

「神の力、思いしれ‼ゴッドブロー!!」

「おお!!」

俺は驚いた。なんか必殺技みたいで倒せそうだったから。

それが打撃の技であることに気づかずに

言われてはいたんだギルドから。俺がそれをうっかり忘れていただけで……

「あ、おい!それ打撃だから効かねーぞ!!……っしゃーねー」

ルークはアクアが向かったカエルへと走りだした。

今までカエルを避けていたが何度も観察していたのできづいたのだ

その間にもアクアはカエルに迫る

「ゴッドブローとは女神の怒りと哀しみをのせた必殺の拳。相手は死ぬ!!」

「くそっ間に合うか!?」

ボヨンと音を立てながらカエルは平然とアクアを見つめる。そんなアクアを助けようとルークは走る。

「……………かっ、カエルってよく見たら可愛いと思うの……」

カエルの口がアクアに迫る。あと一歩のところでルークが勝った。アクアをどちらが捕まえられるかだ。ルークの場合は助けるだが……

「アクアー!!」

カズマが叫ぶと同時にルークは空中で詠唱を始める。

「雷雲よ 我が刃となりて敵を貫け サンダーブレード!」

サンダーブレードとは風の上級譜術

雷の刃を地面に差し、回りに余波で攻撃する術である。

高威力なのに使い勝手が良く、多くの場面で使われる。

術が発動し、きれいに着地した。

そしてアクアをおろし、カエルを警戒する。

「………死んだか……おい大丈夫か?」

「えっと……助けて頂いてありがとうございます。」

「ございます。」

見ず知らずの人に助けてもらった。なんか恥ずかしい。

ただ……なんで困ったように笑うんだ!それをしたいのはこっちだ!!

「いいんだ…けど………その、ここ何処ですか?」

「…………は?(知らないってことか?俺達と同じ…かもしれない)それなら俺達、町に帰るので、一緒に来ませんか?」

「いいのか?俺、起きたら知らない場所で困ってたんだ」

「俺は佐藤和真です。カズマって呼んで下さい。で、こっちが」

「アークプリーストのアクアよ」

「俺は……ルーク、ルーク・フォン・ファブレだ。カズマ、普通に話してくれよ」

「わかった。ルーク…か。どっかで聞いたことがあるような気がしてなぁ」

「カズマー!!早く帰りましょうよ!」

「おう!」

アクアを助けてくれた朱色の青年はルークと名乗った。やっぱりどこかで見たような気がする。

「なぁカズマ。アークプリーストってなんだ?」

「え?えっと……プリーストの上級職で回復を特に得意とするんだ。」

簡単にアクアから教えてもらったことを言う。でも冒険者なら誰でも知っているんじゃ……

「回復か。治療士〈ヒーラー〉みたいなものか。」

「ん?ヒーラー?おいルーク。お前何処出身だ?」

何気ない質問が俺の記憶を呼び起こすこととなる。もう5年程前の記憶を

「キムラスカだけど……」

「世界をなんて呼ぶ?」

「オールドランドだろ」

 「………(まさかアビスのルークか?)預言〈スコア〉ってどう思う」

「んー起こる未来のひとつ…かな」

俺はこのルークの答えでおもいだしたのだった。

テイルズオブジアビスというゲームでお馴染みの主人公ひよこルークだ

ストーリーがひどかったことを覚えてる。たった7才にする仕打ちてはないとよく思ったものだ

「ルーク、異世界へようこそ!!」

「へ?」

「だーかーらーここはルークの知るオールドランドじゃないんだよ。」

「おいどういうことだローレライ。超振動で消してやろうか」

「ちょっと待てルーク。あいつはお前に生きて欲しかっただけじゃないのか?」

「それでも言えばいいじゃねーか」

「で、あの……できれば俺達のパーティーに入ってくださいお願いします!」

丁度良い機会だった。

アクアはダメ神だからまともな人が欲しかったし、ラスボスを倒すくらいだから俺達よりも凄く強い。これはチャンス以外の何物である。

それにルークを幸せにしたかった

頭を下げる価値がある。めんどくさがりやで人付き合いが苦手な俺がきちんと頭を下げるくらい!!

「えっと…」

「俺達この間ギルドに入ったけど全然ダメで……」

「いや、俺、ここわからないし一緒にいたいんだけど………いいのか?俺で」

「ああ!ありがとうルーク」

「こちらこそ」

「遅いわよー二人ともー」

「わかってるー!じゃ行くか」

ルークが仲間に加わった

そんな文字が見えた気がするが

「夜にでも冒険者登録に行こうか」

「え?誰の?」

「ルークだよ」

アクアはルークのことをあまり知らないが大賛成だった。

俺はアクアにもルークにしあわせを与えて欲しいと思う。

このダメ神なら言わなくてもやりそうだけど後で話しておくか

「俺もパーティーに入ることにしたんだ。よろしくなアクア」

「えぇよろしく!!」

「まずは着いたら風呂だな。アクアのそれを落とさないと」

「ならルークもはいるといいわ。そのあと、仲間募集の張り紙、書いておくわね」

 

本日の成果

《ジャイアント・トード2匹を討伐》

カエル×2=10000エリス

 

 

ギルドにて

風呂に入ったあと3人集まり、同じテーブルを囲んだ

これから反省会をかねた夕食だ。

本日のメニューは俺らがとってきたカエルの肉の唐揚げである。

「カエル一匹5000エリス……命懸けなのに土木作業とあんまり変わんない……トホホ」

「に・く!!キラキラ」

「ハムハム意外と美味しいわねちょっと固いけど歯応えがなかなか……」

「ハムハム」

おっと、食べてるだけじゃダメだ。しっかりしないとほんとに死活問題なんだよ!

「仲間募集かけたっていっても、ろくな装備もない駆け出しパーティーと組んでくれるやつがいると思うか?」

「このあたしがいるんあかあ(だから)○☆○☆」

「美味しいのはわかるが飲み込め!飲み込んでからしゃべれ」

水の入ったグラスをアクアに渡した。

その間もルークはずっと食べ続けている

「ハムハムゴクッハムハム」

「ゴクゴクプハー私は最上級職のアークプリーストよ?何処のパーティーも喉から手が出るほど欲しいに決まってるわ。わかったならカズマの唐揚げ、もうひとつ寄越しなさいよ」

「へぇー?って唐揚げ取るんじゃねー何でルークのは取らないんだ!」

「だってこんなに可愛く食べてたら取るに取れないじゃない!」

「ハムハム」

「まぁ確かに(こいつレプリカだから七歳なんだよな)所々が可愛いしな」

「ん?なんだよ。二人して俺をじっと見て」

やはり気配には敏感なのかすぐに見ていたことがばれた

「え?あぁルークはどんな職業になるかなって二人で予想してたんだ」

「ちょっとーなに言ってんのよー」コソッ

「しょうがないだろ?ルークに変な風に見られたくないし……」コソッ

「そうね。確かにルークにはそう見られたくないわ」コソッ

「俺は剣士系のやつになると思ったんだ(元々アルバート流剣士だったしな)」

「私は魔法使い系になると思うわ」

「ということで登録に行こうか!!」

「おぉ!」

「な、何でそんなに元気なんだ………」

 

というわけで、ギルドカウンターへとやって来た俺達

いつものようにあのお姉さんだった。

「はい。今日はどうされましたか?」

「こいつを冒険者ギルドに登録したいんですけど」

「はい。ではまず初めに登録手数料がかかります」

「え?金かかんのか?」

「俺らが払うから。先行投資って思ってもいいぜ」

「いや、でも……」

「お願いします」

さっさと払わなかったらルークが遠慮してしまいそうだった。

無理なりにでもこれだけは俺らがやらないと格好がつかない

「はい。確かに。ではギルドの説明を行います。冒険者には各職業というものがございます。そしてこの冒険者カードにはどれだけ討伐したか等が記録されます。レベルが上がるとスキルポイントが与えられますので頑張ってレベル上げをしてくださいね。それではこちらの水晶に手をかざして下さい」

「こう、ですか?」

「はい。これであなたのステータスが判りますのでその数値にあわせて職業を決めて頂きます」

「うわぁぁキラキラ」

ルークの世界にはこんなものがなかったからか素晴らしい笑顔で冒険者カードを見ていた

「はい。ありがとうございます。えっと…ルーク・フォン・ファブレさんですね。ええぇぇえ!!」

「ど、どうしたんですか?」

「幸運が少し低いのと、知力が平均なの以外はすべて平均を越えています!アクアさん程ではないですが、高ステータスですよ!これだと……ギリギリですが全ての最上級職になれますよ」

「何になるかしらね」

「全てからだと予想が…しずらい」

「魔法と剣術を使える職業ってありますか?」

「ありませんね……」

「なら冒険者で」

「え?ええぇぇえ!!」

「わかりました。それでは冒険者ギルドへようこそ!ルーク様。スタッフ一同今後の活躍を期待しております。」

「どんな職業にもなれるのに冒険者を選んだんですねー」

「最強の冒険者誕生だー」

「私、スキル教えに行こうかな」

「あ、私もー」

「キョウヤさんからルーク君に乗り替えようかしら」

「ルーク君にサービスだな」

 

 

ギルドの人達の興奮が少しずつ収まってきた

あとは馬小屋で寝るだけとなったこの時間……

「…………なぁカズマ。」

「なんだルーク」

「スキルってさ、普通まっさらだよな」

「あぁ」

「これ」

「た、多分向こうで習得してたからじゃないか?」

「そうだよな。これからよろしくなカズマ、アクア」

「もちろん」

「えぇ」

こうしてルークが冒険者となりカズマのパーティーへと加えられたのだった。




次回予告

めぐみん「我が名はめぐみん!!紅魔族随一の………」
アクア「はじめからルークにスキルがあるなんて……」
カズマ「まぁあっちの時のだろうな」
ルーク「ADスキル、アルバート流、シグムント流、パペッタースキル、コンタミネーション……」
アクア「剣術があるなら剣を買わなきゃね」
めぐみん「ちょっ、聞いてるんですか!?」
カズマ「次回はアークウィザードの女の子が登場!」
アクア「私はルークの活躍が見たいわ」


ゆっくりまったり書いていきます。
黒曜菫青香
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