大分時間が空いてしまいましたが生きてます。
取り敢えず一言…纏まった休みをください…
〜光陰邸 side 護〜
ただいまの季節は4月、庭にある大きな桜の木が一本だけあるのだがこれまた綺麗に咲いている。
そして、その桜を見ながらテラスもどきでお茶会中である。
メンバーは俺にはやてちゃん、アーニャにすずかちゃん…ついでに膝の上にいるナスカ。
アーニャとすずかちゃんは初顔合わせだが、猫好きという共通点で話が盛り上がっている…と言うかアーニャが猫好きなのを今日知ったのだが…
「なんか居心地悪いな…」
「ぶひ?」
「……今更だが周りが女子だらけだからかな?」
ホントに今更だが周りが女性ばかりで、男は俺と田島とジェイルさんしか居ない気がする…
「ホンマに今更やな…まあええんやないか?護くんだって女の子みたいなんやし。」
「俺のタブーに触れるなし…しかしもう春か…時間が経つのは早いなぁ。」
「なにおっさんみたいなこと言うとるんや…」
いやだってさ、この世界に来てもう5年目に入ろうとしているんだもん、早く感じるに決まってるわい。
「護様、ジェイルがお呼びです。」
真島が急に現れ要件を言う。
「はいよ、悪いけど一旦席外すね。」
「了解や。」
「うん。」
「いっらっしゃいぃ。」
3人に断りを入れ、ナスカをはやてちゃんに預けてから席を立ち、真島と共に歩いて行く。
「しかしジェイルさんにはさん付けしないんだな。」
「あのマッドサイエンティストには必要ありません。」
「…酷い言われようだな…」
そんなことは言いながら歩いて行くのだった。
〜side はやて〜
護くんが去った後も変わらず猫ちゃんの話で盛り上がっていた。
「ところではやてぇ。」
「ん、なんや?」
「ジェイルさんってどんな感じの人?」
「あ、私も気になる。」
「せやな…変わった人っちゃ人やけど、でも娘さんたちも仲良いし私もようしてもらっとる、最近は来た時よりもだいぶ変わっとるし。」
「なにが変わってるの〜?」
「ん〜まずは服装やな、来たばっかん時は白衣ばかり着とったやけどな、最近はジーパンとかTシャツとかも着るようなったし偶に買い物とか行くようなったな。」
「へ〜、買い物って1人行ってるのかな?」
「いや、ウーノさんと一緒に行っとる見たいやで、よく荷物持ちにされとるみたいやし。」
「…確かに男手があると助かるときってあるよね。」
「そうだね〜まあ家はパパが荷物持ちになるけどねぇ。」
ジェイルさんのことを聞かれ、ついつい長い話になってしまった。
「ところアーニャちゃんはいつまで日本におられんるん?」
「多分、今週いっぱいかなぁ…でも、パパがこっちに転勤になるから直ぐに戻ってくるけどね〜」
「なんや、こっちに引っ越してくるんか。」
「うん、今来てるのはこっちの会社と土地の下見だからね、本格的には来年こっち引っ越しかな〜」
「そっか、なら小学校も一緒になれるといいね。」
「そうだね〜」
この後も談笑は続き、夕方になるまで話していたのだった。
〜side 護〜
俺はジェイルさんに呼ばれ地下の工房に来ている。
「やあ、待っていたよ。」
ジェイルさんは俺を見てそう言う。
となりにはウーノさんもいる。
「…俺を呼んだってことは闇の書の件?」
「うむ、だいぶ前のデータで進んだからね、その進捗諸々だね。」
「そうかい…んで進捗は?」
「…闇の呪いと夜天の書の分離までは可能なのだがその呪いが問題で、分離した後に暴走という結末は変えられないね。」
「オーバーホールとか出来ないの?」
「呪いの方がオーバーホールや初期化が不可能だからね、本体を初期化しても呪いが消えることはないよ…ただ分離した後暴走する前に完全封印出来れば話は別なのだが…流石の私もこればかりはお手上げだよ…」
どうにも暴走だけが何とかならないようだ。
そうなるとエグザミアの回収も難しいかな…
『横槍失礼しますよぉ。』
そして唐突にポケットから勝手に浮遊して出て来たガイア…自立行動出来るんかいな…
「まあ構わないけど…」
『マスターの許可も降りたしちょっとだけ話しますね。』
「ふむ、興味深いね。」
『そんな気持ち悪い視線向けんな変態マッドサイエンティストのクソ野郎。』
「き、気持ち悪い…」
「ど、ドクター気にしちゃダメですよ、所詮デバイスの戯言なのですから。」
『そんな愛らしい視線を変態に向けるあんたも変態野郎だな。』
「へ、変態…」
ガイアにそう言われ2人仲良く項垂れてしまう。
というかガイアよ、いつの間にそんな辛辣になってしまったんだ…
「ガイア落ち着け、話が進まない。」
『りょーかい』
「ほら、ジェイルさんとウーノさんも話し始めるよ」
「う、うむ、そうだね。」
「変態…私が変態…」
ジェイルさんはなんとか持ち直したがウーノさんが戻ってこない…
『まあ話は簡単なんだけど、その呪いなら私の中で封印出来るよって話。』
「っ!?どうゆうことだい、何故君が封印出来ると…」
『だって私たちはそうゆう存在だから…文明を凌駕してしまった力を封印する存在、それが私達…六芒の神器
「…なるほど、君たちの製作者はアルハザードなどに関係していると言うことかね?」
『まあ少なからずは、滅亡の元凶とだけ言っておきましょう。』
「っ!?」
なんか俺にはよく分からん言葉ばっかでてきてチンプンカンプンだ。
『まあ今回の件は私達が必要不可欠と言うことなのでちょっとだけなら中身を除いてもいいですよ?』
「ほう、勿論制限付きなのだね?」
『それは勿論、無いと貴方にはコピーされ兼ねないのでそこはご了承を。』
「私も流石に滅亡の元凶をコピーするなどはしないが…まあ分かった、護くん、ガイアくんを少しだけ預かるけど大丈夫だね?」
「ふえ、まあ、大丈夫だけど…」
急に声をかけられ素っ頓狂な声を上げてしまった。
『では当分ジェイルのところに居ますので、脱走だけはしないで下さいね。』
「うっ…分かった…」
そう言ってガイアはジェイルさんの手元に飛んで行った。
『では、説明しながら解析と分離を行いますので行きますよ、ジェイル。』
「分かった、ついでに君に登録してある術式も多少調べたいのだが大丈夫かね?」
『基本の事なら可能です、さあ行きますよ。』
その言葉を最後に再び研究室にこもってしまった。
「…どんくらい掛かるかな?」
「…はあ、分かりませんよ…まったくいつも勝手に決めて事を進めてしまうだから…」
嵐の様に去って行ったジェイルさんに漠然としウーノさんに尋ねたが呆れている様子で知らないと言ってきた。
「どうするかな…」
「…そうだ、訓練室でも使って行く?いまならチンクとクアットロがいると思うし模擬戦とかも出来ると思うわよ。」
「それいいっすね、じゃ行きましょう。」
「ちょ…」
そう言って俺は1人でに歩き出した…そしてふと思った…訓練室ってどこ?
「…訓練室ってどこにあるんですか?」
「はあ、やっぱり分からなかったのね…こっちです、付いてきて下さい。」
そう言って歩き出したウーノさんを追いかけて部屋を出る。
「ここが訓練室よ。」
そう言ってただただ広い部屋に着いた。
「ちょっと暴れるだけなら壊れないし音も漏れないわよ。」
「でも、殺風景過ぎますね…」
「そうね、でもシンプルな訓練が出来るわよ。」
「あら、ウーノお姉様に護くん?」
そう言ってご登場したクアットロのクソ野郎。
「そのクソ野郎を見るような目やめてくださいませんか…」
「おっと失礼つい顔に出ちゃったよ。」
「そう思ってたってことですわね…」
思うも何もそう思われる事しかしてないからしょうがない。
「そうだ、魔法の練習していいかい?」
「ええ、構いませんけど…あのバリアジャケットでですか?」
「…まあまだあのままだけど武装とか作ってみたから試したいんだよね。」
「そうゆうことですか、それなら全然構いませんよ。」
「ほいきた、ジェイド!セットアップ!!」
『Set Up!!』
そう言ってジェイドをセットアップしてこの前の格好になる。
違うとすればロングコートの丈の下方にひし形のファンネルを6機ほど付けたことだ。
「ぷ…とてもお似合いですわよ…ぷぷ…」
「…後で覚えとけよ…」
「格好は兎も角、よくファンネルを作れましたね。」
「流石ウーノさん、ファンネルに気づくなんて…まあ材料はなんとかなりそうだったからね、問題は知識だったんだけどその辺はガイアが分かってたから作れたんだよ。」
そう言ってファンネルを魔力を使って分離させ浮遊させる。
「…なるほど、コントロールの練習をしたかったのですね。」
「その通り、作ったわいいけどコントロール出来なくちゃ意味ないからさ、的もあるこだし丁度良いかなって…」
「的?」
そう言ってクアットロの方を見る。
するとクアットロは後退り口を開く。
「わ、私は的ではありませんわよ!」
「お前が的と思ってなくても俺にとっては的なんだよ。」
「では、逃げさせ…」
クアットロが喋ってる途中にファンネルを1機クアットロに向けて飛行させた。
「ダメじゃん、的が動いたら…」
「だから私は的じゃありませんわ!!ISは…ってちょっと!!」
そしてまた逃げ出そうとするクアットロに向けて全機飛行させる。
「…これってさ、動けるだけじゃないんだよね…」
「え?な、なんでファンネル全機私の方に魔力収束していますの?」
ファンネルでクアットロを6方向から方位して先端に魔力収束を始める。そして、ファンネルには俺の魔力の半分をさらに6分割した魔力が入っている。
俺は右手を銃の形にしてクアットロに向ける。
「…バーン…」
「き、キャァァァァァァァァァ!!!」
『ドカーーーーーーン!!!』
俺の言葉と同時にファンネルから放たれた光の咆哮がクアットロを包み込み爆発する。
「ふう、良い運動した。」
「ち、ちょっとやりすぎたでは?」
「そんな事ないでしょ…」
俺はちょっと心配になって煙ってる方を見る。
煙は徐々に晴れるがクアットロの姿が無い。
「あの野郎逃げたな…」
恐らくギリギリで逃げ出すことに成功してそのままは逃走したのだろう。
俺はまだ鬱憤が晴らせきれた訳ではなかったのでクアットロを追いかけるために走り出した。
「ま、護くん!!」
「ちょっとクアットロの野郎探してきます!!」
そう言ってウーノさんを置いて部屋から飛び出した。
〜訓練室 side ウーノ〜
護くんが急に部屋を飛び出してしまい、私は部屋に取り残されてしまった。
それにしても初めて使うというのにあそこまで使えるなんて…自分で作ったのなら使いやすいようにはなっているかもしれないけど…
「…クアットロ、もう行ったから大丈夫よ。」
「ほ、ホントに?ウーノお姉様?」
そう言って何も無いところからクアットロが出てきた。
これがクアットロの固有武装“シルバーケープ”
「ホントよ…クアットロ、あの子はどんな感じだった?」
「…一言で言うなら化け物……あの年齢であの魔力、運用、収束…成長しきってしまったらとんでもない化け物になりますわ…」
クアットロは小刻みにだが震えながら言った。
私達はとんでもない所に匿われてしまったみたいだ。
そんなことを思いながらクアットロの頭撫で、護くんが出て行った扉を見つめ続けた。
戦闘描写がとても難しいでふ。
とんでも会話になったりしてるかもしれないのでごめんなさい。