最近、野良猫がやたらいるなと思い表をみたら小さい子猫がずっと家の前に張り付いていたので拾ってしまいました。
ワクチンやら打つのにお金が飛びます、お財布のポイント管理はしっかりしましょう。
〜アースラ艦内 side 光陰 護〜
意識失ってからどれくらい経ったのだろうか……デバイスも無し、拘束も無しで本当に捕まっていると言えるのだろうか……でも、今確実に言えることは1つ、とてもお腹が減ったのである。
恐らく魔力消費が半端じゃなかったからエネルギーも半端じゃなく使ったのだろう……あ、拘束されてないの魔力使えないと思われてるからか。
「おや、起きたようだね。」
急に声をかけられそちらを振り向くとそこには恐らく管理局の制服だと思われる制服の上に白衣を着たおじさんがいた。
「ええ、今しがた意識は戻りました。」
「ふむ、どこか痛むところや異常は感じるかね?」
「異常とかは無いのですが……」
『グゥゥ…』
お腹が減ったと言おうとしたら先にお腹が答えてしまった。
あまり人前でお腹を鳴らすようなことはしないようにしているがいざ鳴ってしまうと恥ずかしいものだ……
「ははは、この通りです。」
「ふふ、その様子だと大丈夫なようだね、取り敢えず食事が用意できるか聞いてみよう。」
「面目無い……」
俺がそう言うと再びおじさんはクスクスと笑いディスプレイをだし、どこかに連絡を入れてくれた。
そして、ノックが聞こえ扉が開く……そこには難しい表情をした高町 なのはとフェレットくん…もといユーノ・スクライアが立っていた。
「やあ、なのは。」
「護くん……」
「……」
「……」
『グゥゥ』
そして再び鳴ってしまうお腹がここに……
いや、確かにスゴくお腹は空いてるのは確かだけどさ、この暗い雰囲気の中で鳴るのは流石にどうかと思うわけで……
ほら、スクライアくんになのはが唖然としちゃってるよ……
「……あはは、なんか別人さんみたいだと思ったけどいつもの護くんなの!」
「いや、別人ではないと思うけど……」
「ううん、本当に変装してるときは別人かなってくらい口調も乱暴になってたの。」
「まあワザと乱暴には喋ってたけどさ……そんなに違うのかい、フェレットくん?」
「ええ、だいぶ違いますよ、それとフェレットじゃなくてユーノです!ユーノ・スクライア!」
俺がフェレットと言うとスゴイ勢いで否定してきた。
「でも、どうして護くんがジュエルシードを?」
「それは僕も聞きたいです。」
「ん〜、今はまだ言わない方がいいだろ。」
「え、なんで?」
「今、多分だけどはやてと俺のデバイス達が艦長さんに話してる所だとおもうから艦長さんの判断次第ってところだな。」
「「なるほど。」」
そう言うと2人揃って納得したみたいで返事を返してきた。
「護くん、でいいかい?」
おじさんが名前を呼んできたのでそちらを振り向くとちょうどディスプレイを閉じたところだった。
「別に構いませんが、何か?」
「食事の方は準備するそうだ、すぐにできると思うから……なのはちゃん、取りに行ってもらっていいかな?」
「はい!」
そう言って駆け足で部屋を出て行くなのは。
「ちょ、1人じゃ大変そうだからついて行きます!」
そう言ってなのはの後を駆け足で追いかけて出て行くスクライアくん。
「怪我するなよー……ってもう聞こえないか……」
「元気があるのは良いことだ、まあ多少は気をつけなければならないのだけどな。」
「失礼するわ。」
なのは達が駆け足で出て行ったの心配した矢先、新たな人物とはやてが来た。
『バカますたー、大丈夫?』
「大丈夫だ……それよりもバカはないだろ、仮にもマスターなんだぞ。」
『バカなことしたんだからバカを付けて何が悪いの?』
『落ち着いてくださいガイア姐、荒れる気持ちは分かりますがそれでは気が持ちませんよ。』
「……あの、フォローになってないと思うんだけど……」
「んん。」
そんなこと話していると黒い肩から棘の生えた服を着た少年?が目を瞑り唸ってきたのでそちらを向く。
「すみません。」
「ああ、少し気を付けてくれ……時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。」
「それと、ここの艦長を勤めているリンディ・ハラオウンよ、よろしくね光陰 護くん。」
「よろしくお願いします。」
「まあ、そんなに畏まらなくていいわ、話ははやてさん達から聞いたし……問題はこれから貴方達、いや、貴方がどうしたいかと言うことよ。」
やはり、ガイア達はあの話をしたみたいだ。
まあ、確かに1人じゃ回収なんて限界があるのは確かだけど、かと言って完全に時空管理局を信用しろってのも無理な話であるからして、どうしたいかなんて言われても答えは難しい。
「そう難しく考えなくていい、それなりには僕らは納得してから君に尋ねているんだ。」
「そう言われてもね〜……ガイア?」
『私はいいと思うよ、理由は説明したし万が一ってことになればまた私達だけになればいいと思うからね、ただ私からすればまだ貴方を失いたくはないよ。』
「俺もまだ死にたくはないさ……まあガイアが薦めるなら管理局と手を組むとするかな。」
「随分と上から目線だが…まあいい、君は貴重な戦力にもなるから万年人手不足な管理局なら喉から手が出るほど欲しい逸材だ、こちらも助かる。」
うんうんと頷きながらそう言う執務官。
そして、俺に手を差し出してきたので俺はその手を握る。
「兎も角、これからよろしく頼む。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
艦長はこの光景を微笑みながら見ている。
あれ、2人ともハラオウンってことは……
「もしかして親子?」
「あら、よく気づいたわね、やっぱり似てるのかしら?」
「いや、普通にファミリーネーム言っとるから気付くと思うんですが…」
「あ、そうだったわね、あははは……」
「はあ……」
「まあいいや、なんか必要な書類とかはあるんですか?」
「いや、いまはまだいい、取り敢えずは嘱託として働いてもらうからこちから本部に申請するだけだ、それと堅苦しい喋り方はやめてくれ、もっと柔らかていい。」
堅苦しい感じに見えるが意外とそのようなことが苦手なようだ。
「……わかった…クロノ?」
「……いきなり馴れ馴れしすぎる気もするが…まあいい、護。」
馴れ馴れしいと言いながらも自分も充分に馴れ馴れしいじゃないですか、それに若干笑ってやがるし。
「ところで1ついいかしら?」
「構いませんが。」
「貴方は本当に男の子なの?」
はい、来ましたね、いつもの質問……まあ、初めから女の子扱いされてなかったからはやてあたりが男の子ってこと伝えてはいたんだろうけど……
「歴とした男児です。」
「そ、そうなのね……髪の毛とかツヤツヤだけどやっぱいいの使ってるの?」
「いいのかは分かりませんけど、馬油のシャンプーリンスで洗ってなるべく自然乾燥はさせずにタオルなど巻いて水分を吸収して最後に軽くドライヤーをかけてます。」
「馬油なのね……ドライヤーとかで一気に乾かすのはやっぱり髪質痛める原因なのかしら?」
「そうですね、軽く程度なら問題はないですけど一気に乾燥させるのならばやっぱり痛む原因じゃないですかね。」
「やっぱりそうなのね……」
「艦長、いい加減にして職務に戻りますよ。」
「あら、そうね……長々とごめんなさいね、取り敢えず回復するまではゆっくりしてちょうだい。」
「はい、ありがとうございます。」
「では、一旦失礼する。」
そう言ってクロノに引っ張られる形で艦長は部屋を出て行った。
そして残った、はやてとおじさん。
「護くん!持って……はやてちゃん…」
「なのはちゃん…」
そして入れ違いで入ってきたなのはさん。
台車に乗せたたくさんの料理を運んできてくれたのはいいんだけど、はやての顔を見るや静寂に包まれてしまった。
「……」
「……」
『グゥゥ…』
俺のお腹は素直でした。
「……護……それはKY言うんやで。」
「俺に責は無いはずだ。」
「……護くん……流石にそれはないの……」
「………何故にこんなに責められてんの?」
『『仕方ない(ありません)。』』
味方はいなかったよ……
まあそんなことを言いながらも俺の目の前に食事を持ってきてくれるあたり優しさが伝わる。
「はい、これがここの食事だよ。」
「ありがとさん。」
「ところで……はやてちゃん達はどうやって魔法を知ったの?」
食事を渡され手をつけようとした瞬間になのはからの質問。
普通なら知る由も無く、平穏に暮らせたであろう日常だったからな、最もな質問であるのは確かだけど。
「俺は元々魔道士の家庭だから普通に知ってただけ、はやては家にきてからちょっとした成り行きでこうなった。」
「そうなんだ……じゃ家族全員魔道士なの?」
「んや、リイン、シグナム、ヴィータ、シャマルは使えない、ザッフィーははやての使い魔だけど子供達のお守りが基本だからほとんど魔法は使わない、それと蛍も魔道士の才能とレアスキル持ち。」
「レアスキル?」
なのははレアスキルの事を知らないようで首を傾げている。
俺も説明するには詳しい事を知っているわけではないのでおじさんの方を向く、おじさんも分かっていたみたいで頷いてくれた。
「では私が説明しようか…レアスキルって言うのはその人が無意識に発動してたりできるスキルで簡単に説明できるスキルなら…魔力変換資質だな、まあ名前の通り魔力をなんらかに変換してしまうスキルでなのはちゃんが戦っていたあの女の子は電気を纏わせていたみたいに魔力を変換してしまうんだ、訓練などすれば出来ることには出来るが無駄に魔力を消費したり時間が掛かったりとデメリットがある、だがレアスキルと言うのはそのデメリットがほぼ無いんだよ、まるで息をするのと同じくらいの感覚で出来てしまうからね、あとはレアスキルは先天的なものと後天的なものがあると言うのが分かってるという位しか解明はされていない…まあ生命の不思議の1つだね……で、護くんのところの子はなんのレアスキルなのかい?」
「……飛行。」
「ひ、飛行?」
「はい、生まれてスグに飛べていたらしいく偶々ミットチルダの病院での出産だったから良かったらしく、そのままレアスキルの認定なども貰ったので検索すればスグにヒットすると思います……まあ飛べる魔道士自体結構いるからレアスキルなのかと言われればなんとも言えませんが……」
「ま、まあ、一応は天性的なレアスキルと言うことでいいのではないかな……兎も角、そう言うことだよなのはちゃん。」
「は、はい。」
話もこれで一区切りついたみたいなので食事に手をつけるとしましょう。
でも、見た限り肉、肉、肉、なのだがこれはなんの悪意があるというのだ……確かに摂取出来るエネルギー量は多いかもしれないがこんな肉づくしは初めてだぞ。
まあ、取り敢えずお腹が減っていることには変わりないので食べるとしましょう。
そう思い、手を合わせてから箸を持ち食べ始める。
「はやてちゃん達はここに残るの?」
「せやな……護にもこれ以上は無理させられへんし、ここに残って少しでも気落ち着けられたらな思うとる、まあその前に家には1回帰らへんと行けへんけどな。」
「そうだね、お父さんお母さんにちゃんとお話ししなくちゃだもんね。」
「ん〜、家の場合はリインか田島さんにちゃんとお話しせーへんとあかんからな……」
「あ、そう言えばそうだな……あの2人どうやって説得すればいいんだ?」
「私に振らへんでくれるかな、私だってあの2人に捕まったなんて言うたときにどんな顔されるか分かるんやからな。」
「なんでお父さんお母さんよりも田島さんとリインさんなの?」
「いやな、あの2人やたら心配性でな、なにかあるたんびに心配そうな顔でうちらんとこにくるんよ。」
「まあ俺は田島と、じゃなくてリインだけなんだけどな。」
「そりゃそうやろ、しょっちゅう無駄外出、外泊してくるんやからもう呆れられてもしゃーないやろ。」
「でも、最近はちゃんと一言言ってたから外出もするし外泊もするだろ。」
「それは、リインがやたらしつこいからちゃうんか?」
「その通りでござる。」
「はは、なんかリインさんってイメージとだいぶ違うんだね。」
「なのはちゃんはどないなイメージやったん?」
「なんかいつも冷静で後ろから見守ってくれてる頼れるお姉さんって感じだったけど……」
その言葉を聞きはやてと目を合わせ、笑い出す。
「「あははは!!」」
「きゅ、急にどしたの?」
「いやいや、悪い悪い、やっぱりあいつそう言う風に思われてたんだなって思うとな。」
俺はそう言ってはやての方をみる。
はやては今だにクスクスと笑い続けている。
「クク、ま、まああれやな、家と外でとのギャップちゅーやつやな。」
「そ、そうなんだ。」
俺らの事をキョトンと見続けるなのは。
確かにリインは表では冷静に落ち着いた行動をと言って父さんから教えて貰ってたけど、家とか身内とかだけだと普通に赤面したり心配したりとどこにでもいるお姉さんって感じだからな。
そんなことを話していると再び扉が開き、クロノが入ってくる。
「度々すまない。」
「なんか不備でもあった?」
「いや、そいう訳ではないのだが……」
そう言ってクロノは何か確認するかのようにおじさんの方を向き、おじさんも分かっているみたいで俺の時同様に頷く。
「君たち2人の正確な実力が知りたいから模擬戦をしてくれないか?」
「模擬戦?」
「まあええちゃうか?」
「まあだいぶ回復してるし大丈夫だと思うけど…相手は?」
「僕だ。」
「「……それ大丈夫(なん)?」」
「なっ!?これでも僕は執務官なんだぞ!?」
「いやあ、執務官殿にはここでの無駄労力を費やして欲しくないところですね〜」
「せやな〜」
「ぼ、僕をバカにしているのか!?」
「いや、真面目な話すると鍛えてる方法が違うっていう感じだからあんまし意味がないと思うわけ。」
「なんならうちら2人の一対一の方が互角に測れると思うで。」
「……はあ、実力が分かればそれでいいから構わないが……まあいい、取り敢えず付いてきてくれ……なのはも来るか?」
「うん!」
そう言って食べ終わりかけていた食事を中止し一旦クロノについて行く。
廊下に出るとやはりというべきか、フィクションの世界に入ったみたいな光景が広がっている。
でも、思うところもあるわけで……廊下がこんなに長いのに徒歩の移動なんですね……
そして歩き続け2分位でクロノが止まった。
「ここが訓練場だ、ここで模擬戦を行ってもらう。」
クロノがそういい目の前の扉が開く。
中に広がっている光景はなにもないただの殺風景な部屋。
「なにもなくてええやん。」
「そうだな、これならはやては小細工使えないな。」
「なんや、あんなので1回負けたからってまだ根に持っとるん?」
「根に持つとかじゃなくて、まさかあんなどこにでもあるような物が敗因になるなんて思ってなくて忘れられないんだよ。」
「一応、色々設定して風景とか変えることは可能だが…どうする?」
「「このままで。」」
「分かった、では僕たちあの部屋でモニタリングしているから準備出来たら合図をくれ。」
「「了解(や)。」」
クロノ達は少し上層の階にある部屋にいるということだし、防壁とかもしっかりしてるだろうから怪我とかの心配は無用だろう。
「デバイスはどないする?」
「そうだな、あいつら実力測りたいって言ってたからな……ジェイド行けるか?」
『問題ありません。』
「なるほどな、今までのベースとは違う形の見せとこうってことやな。」
「まあそれもあるけど……」
「なんや試してみたいんやな。」
「そんなところ。」
そして俺は手を挙げ合図を送る。
『問題ない、始めてくれ。』
クロノからの許可が下りたのではやてに近づき握手を求める。
はやてはそれを見てニヤリと笑い手を握り返す。
さあ、ここからが本番だ。
〜side クロノ〜
いまこの部屋にいるのはなのは、ユーノ、それにエイミィ。
エイミィには2人の戦闘データの記録をお願いしてある。
しかし、許可はだしたものの握手したまま2人とも動こうとしていない。
「いったい何をやっているんだ。」
「さあ、私達には分からないことでもやってるんじゃないの?」
「それだと意味ないだろ……」
そう言いながら僕は腕を組み視線を再びガラスの向こうの2人に向ける。
だが、本当に何をしているのか分からない……握手をしたまま動かずにもう1分は経っているぞ。
「何の動きも……ちょ、クロノくん!!」
「どうした。」
「どうしたじゃないよ、これ!!」
エイミィが画面に指差しながら言ってきたので覗き込む。
そこに写し出されている2人の魔力反応に大きな変化が出てきた。
その変化はまだまだ続き、魔力反応が大きくなっていく。
「スゴイ魔力量の反応だよ!!」
「ああ、だけど妙だ。」
「…確かにね。」
魔力反応が大きくなったと思ったら急に下がったりとはやてと護の魔力量が上下に変化している、大きく見せるのは良いことだし小さく見せるのもまたいいことなのだが、上下させるのは正直意味が分からない。
「ねえクロノくん、私分かっちゃったかも……」
「何がだ?」
「2人の反応の理由が……」
「何故分かったんだ?」
「この2人、今尚も魔力量を変化させてるけど……だんだんと2人の魔力量の変化が均等になってきるの……」
「まさか、2人とも同じくらいの魔力量に調整していると言うのか!?」
「まだそれは分からないよ……」
「…それもそうだな、すまない。」
僕は怒鳴って言ってしまったことに詫びをいれ、再び視線を戻す。
そして、視線を戻した瞬間に2人がセットアップしながら後ろに後退するのを見て視線をモニターに戻してしまう。
「エイミィ!」
「……2人ともピッタリ同じ魔力量を維持している。」
「誤差なしなのか!?」
「ピッタリもピッタリ、もうドンピシャって感じ。」
「そんなバカな…」
そしてまた視線をガラスの向こうの2人に戻す。
はやては相変わらずの手ぶらに防護服、護の方は腰に付いているファンネルはいつも通りなのだが防護服と手にしている物がいつもと違い、防護服の方はいつものにプラスでマント、手にしている物はスナイパーライフルのように長い銃。
一対一ではそのような物が向いている訳ではないのだがファンネルもあるのだ、考え無しというわけではないだろう。
しかし、何故かはやてが護を指差しゴネているのが見える。
恐らくあのような物で相手をしようとしている護に不満でもあるのだろう。
そして数分の時が経ち、2人とも構えをとった。
ここから本番の勝負、さてどのように動くのかお手並み拝見だ。
2人が構えをとり見つめ合い、お互いに動きをみているようで、2人とも動こうとしない。
が、次の瞬間、はやてが高速で護の目の前に移動し手を前にかざした。それを護は防がずに横に移動しはやてのかざした手から魔力弾が発射される。そしていつの間にか後方に移動している護が銃をはやてに向けて先端に魔力をチャージしているのが見える。
はやてはそれに颯爽と気付き自身の後ろに1つの魔法陣を出し、その瞬間に護は魔力チャージが完了したらしく発射をした。しかし、はやてはニヤリと笑い自身の後ろの魔法陣に入っていき、その直後そこに魔力砲が着弾した。
護は避けられることを予想していたのかどこから襲ってくるか分からないにも関わらず、ファンネルを自身の周りいったいにシールドとして配置し、魔力チャージを再び始めながら移動を始めた。
移動を始め、数秒経ち護が急に飛び始め、元いた地面を見下ろしている。そして、キョロキョロと辺りを見回し始め誰もいない方に銃口を向けて発射した。魔力砲が真っ直ぐに誰もいないはずの場へ向かって行く途中にはやてが姿を現し魔力砲を避けながら護に接近している。
護もそれに気付かない程のバカではない、ファンネルを4機飛ばしはやてに接近させる、そしてここではやては初めて杖を出し、古代ベルカ式の魔法陣を展開した。
「な、あれは!?」
「ふぇ!?」
僕が大声を挙げてしまうなのはが驚きヒョンな声を上げてしまった。
「なのは、あれはね古代ベルカ式って言ってかなり珍しい物なんだよ、しかもはやてって子の場合1つののデバイスで2種類の術式をこなさせているんだ、普通はありえないからね。」
「そ、そうなの?」
そう言って僕の方を見てきたので、頷き口を開く。
「ああ、今でも何人かの使い手はいると聞くが実物を見るのは僕は初めてだ…ましてやデバイス1つで2種類もの術式を使うなんて聞いたことない。」
「まあ、そんな感じなんだ…分かったかな。」
「な、なんとなく。」
なのはも納得したようなので視線を戻す。
すると、先程の光景とは変わり2人空中に浮かびながら距離が遠く離れながらも向き合っていた。
恐らくこれで終わらせるつもりだろう。
はやては古代ベルカの魔法陣を自身の後ろに10個展開、護もファンネルを自身の後方に円状で展開させて銃口をはやてに向ける…はやては詠唱を、護はチャージを開始した。
そして、数秒の時が経ち2人の魔法が発射された。
はやての魔法陣からは無で巨大な直射砲が一斉掃射、護はファンネル8機からの砲撃に加え自身の銃から極大の魔力砲が発射される。
10個の直射砲と9個の砲撃はぶつかり合いが大気を震わせ、ガラスが音を立てながら震える。
だが、護はこのタイミングでニヤリと笑い、次の瞬間落下し、マントで身を包み消えていく。そして主人を失った9個の砲撃は消え、10個の直射砲は壁に激突し戦艦を揺らす。
はやては辺りを見回し護を探し初めている。
そして、護ははやての後方からマントを広げながら現れ、はやてもそれに気付いたが護の方がはやく、今までとは打って変わって極細の砲撃……いやもはやビームだろうか、それがはやての頭にヒットし墜落していく。
「ここまでだな……」
「そうだね……もう凄過ぎなにがなんだか分からないけど……」
「僕も同じ意見だ……」
僕は目を瞑り眉間を指で揉んでから、目を開けガラスの向こうの彼らを見る。
彼らいったい何者で、どこでどのように魔法の知識をつけ、その上あの特殊なデバイスを手に入れたのか。
謎は増え続けるばかりで、厄介な拾い物をしてしまったのではないかと考えてしまう。
まともに戦闘シーンを書いたことなかったのでなんか変な感じがします。
ごめんなさいまし。