落ちた欠片   作:半径1mm

22 / 27
どうも半径1mmです。
前回からだいぶ日が経ってしまい申し訳ありません。

就活をしていたため中々に時間が取れませんでした。


ナスカの訓練

〜アースラ艦内 side 護〜

 

「え、決闘?」

「そう、フェイトちゃんと2人だけの最初で最後のジュエルシード全部を賭けた勝負!」

「ええんやないの?」

「どうですか、ナスカさん?」

「ん〜、あれを使えばワンチャンあるんじゃない〜」

 

 

俺の頭の上で子豚モードで答えるナスカ。

てか、一応なのはのことも面倒みてるんだからそんな適当な返しはどうなの。

 

 

「その為の必殺技だもん。」

「ま〜、負担は掛かるけど技術的にも経験的にもあっちが上だからね〜、一発までなら許可する。」

「「……なんか嫌な予感…」」

「もう、クロノくんには言ってあるから大丈夫なの!!」

「「早い!!」」

 

 

この行動力には流石に驚きを隠せない。

しかし、俺が1個だけ所持しているジュエルシードはどうなるのか。

 

 

「まあ、兎も角今日は一旦家に帰るんだろ?」

「うん、アリサちゃん達と一緒にお茶するの!護くんとはやてちゃんは本当に降りないの?」

「この2人は降ろしちゃ駄目だからね〜ってナスカがリンディさんとクロノくんに釘打っとったみたいやからな…」

 

 

はやてがジト目でナスカを見ながら言う。

用は地球だと逃げ場があるがここならトコトン訓練させれるからということなのだろう……なんという拷問だ…

 

 

「ま〜2人にはガイアが提案してる訓練の様子を見ながら調整かけたいし、それにここの人員の強化を頼まれてるからね〜」

「「……修羅場待ったなし(やな)」」

「あ、あはは……」

 

 

苦笑いしているなのははじゃ行ってくるねと言ってフェレットモードのユーノを連れて降りてしまった。

ちなみにスクライアくんと連呼をしていたら呼ばれ慣れてないからユーノでいいよっとのことスクライアくん呼びは卒業だ。

 

そして、俺たち3人は艦長室に呼ばれている為移動をする。

 

 

「ところでナスカは父さんからどんくらい魔力吸い上げてなのはと模擬戦してたのさ?」

「ん?ほぼ自前の魔力で終わったよ。」

「まあ相性的にはナスカの方が有利やったしな。」

「ま〜ね〜、でもあれはあれで異彩の型だから成長したらいまより化け物になるよ。」

「「化け物って…」」

「でも、私の中じゃ2人も紛れもなく化け物認定だからね。」

 

 

こちらに振り向きウィンクしながら言ってきた。

その化け物相手にまだ負けていないあんたなんなんのですかね、間違っても口にはしないが。

 

それにしても、俺が化け物認定されるのは転生者だから仕方ないとしてもはやてに関しては素で化け物認定を受けているあたりこの物語の登場人物だったのではないだろうか……まあ何にしても俺と言うイレギュラーがいる以上はもはや物語ではなく新たに構成された世界だろうから物語ではないだろうけど。

 

そんなことを思ってるうちに艦長室の前まで来た。

そして、ノックもしないでナスカが扉を開ける。

完全に無礼者だ。

 

 

「失礼しま〜す。」

「なっ、ノックくらいしてから入らないか!」

「いいのよクロノ、ささ、こっちに来て座って。」

 

 

いいのかよ!?っと心の中でツッコミを入れ、座れと速されたのまあ取り敢えず座る。

 

 

「取り敢えず、これからの行動についての話をしたいと思うのだが……ガイアは来ていないのか?」

「なんか録画してたドラマを見たいからって言ってジェイドとエリアルと一緒に部屋で見てる。」

「……本当にデバイスなのかと疑いたくなるが…」

「……もう人としての扱いでええんちゃうか?」

「人格もちゃんと入ってることだしな、まあそんな訳で見終わった来るみたいだから。」

「……勝手に来るのか…まあいい…内容だが、ジュエルシード、管理局としては民間人に任せることは法的にできない…」

「ごもっともで。」

「なら君たちはどうする?」

「ここの艦に揃ったときにさりげなく掻っ攫う。」

「まあ、大胆な発言するのね……でも、私達も黙ってはいないわよ?」

 

 

リンディさんがそう言い、その横でクロノが腕を組みながら頷く。

 

 

「本来ならやりたくないけど……ジュエルシードを無理矢理にでも暴走させればそっちは黙るのでわ?」

「君は物騒な事を普通に言うな……でも、それは確かなことだ、僕達はそうなった際はそっちの処理をしない限り動けず仕舞いになる…」

「でも、かといってこちらの話も信憑性がある訳ではないからそれでも渡したくはない。」

「その通りだ、君達の行いが仮に嘘で、暴走させて世界をめちゃくちゃにでもしたらこちらの問題になる。」

 

 

そして、俺とクロノはんーと喉を鳴らしながら悩み始めた。

 

 

「だったらいっそのことジュエルシードを護くんに預けちゃう?」

「「「なっ!?」」」

「いやそれは……いや、アリじゃない?」

「どうしたらそう言う思考になれるんだ!!」

「だって、俺が勝手に持ち出したことにして嘘だったら俺が犯罪者でそっちからしたら損害は低いはず、仮に本当だとしてもジュエルシード全部集めたらこうなりましたって言えば良いだけだし。」

「…君はそれでいいのか?」

 

 

クロノにそう言われ俺は一旦はやてとナスカを見る。

2人とも無言でだが頷いてくれた、なので俺は続ける。

 

 

「俺は構わない、だけどこの2人は俺に騙されてたってことでそっちで保護してほしい。」

「そんな都合のいい話があるわけ……」

「2人の戦闘を見ただろ?」

「……」

「だろ?悪くなるのは俺だけだ、これなら問題はないだろ?」

「……分かりました。」

「か、艦長!?」

「でも、あなた1人で全てを背負い切れるつもりですか?」

 

 

リンディさんが普段の穏やかな表情とは打って変わって真剣な表情になった。

なので、俺は笑う…高らかに。

 

 

「はははは!」

「ちょ、流石に失礼やろ!」

「な、なにがおかしいんだ!?」

「いやさ、だって俺が嘘吐きなの前提の話なんだもん、俺だってそんなのやなんだから嘘吐く訳がないのに。」

「まあ、たしかにそうね…わかりました、では時を見計らって貴方にここで所持しているジュエルシード全部お預けいたします。」

「了解です、感謝します。」

 

 

そう言って俺は頭を下げたが正座しているため土下座みたいな形になってしまった。

 

 

「ふふ、土下座までしなくていいものを。」

「いや、なっちゃったんですよ……」

「では、これから艦の人達にも紹介したので着いてきてもらえるかしら?」

「「はい。」」

 

 

そうして俺たちはリンディさんが立ち上がったのに続き立ち上がる。

 

そして、ブリッジで俺達のことを紹介したのはいいのだが……その後スグにここの魔道士全員に軽くナスカの指導が入るということでまたまた訓練室に来ている訳なのだが……

 

 

「これって大幅強化されるんちゃうか?」

「……まあ任務成功確率が格段に上がると考えれば良いほうじゃないの?」

「まあせやけど……」

「2人はサボってないで瞑想して常に集中することを体に覚えさせてね。」

 

 

俺らに指導することを忘れてはいなかったみたいだ……

俺とはやてはため息を吐きながら座禅を組み目を閉じ集中をする。

 

一瞬の集中力の途切れが命とり、そんなやられ方だけはしちゃダメと念押しにナスカには言われている。

だからこそ、疲労を残さないようにと休息多めの修行をそこそこという感じで修行させられている。

そして、成長期に入っていうことも含め精神集中や無理のない体力作りなどを中心としたメニューでやらされている。

 

まあ集中力に関したら本当に助かる場面がいくらでもあるからいいんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜side クロノ〜

 

彼らの修行には驚かされてばかりなのだが、戦闘を行う上で最も必要なことばかりなので悪くはないと僕は思う、だが、地味だ。

僕はそう言った指導は師匠達からしっかりとされてきたからまだいいが他の局員はどうなのだろうか、どのような訓練をされてきたのかなどは知るよしもなかったため、こういった全員纏めての訓練で均等な戦力アップは重要だ…だが、今までこの訓練をしてきた護とはやては基礎がかなり固まっており基本技術の匠のレベルに達していると思う……魔力運用の仕方、冷静さを欠けさせない集中力、特に魔力運用なんか磨きをかけられているらしく普通では出来ない程の運用の速さ、操作を行っている。

そして今もひたすら瞑想をして集中力を高めている。

 

とても普段の2人からは感じられない感覚。

ふとナスカが僕を見て口を開く。

 

 

「クロノはしっかりと基礎をしっかりと叩き込まれてるみたいだから護達に混ざってみる?」

「確かに基礎は叩き込まれたがあの域には……いや、ちょっと挑戦してみよう。」

「そうだね何事も出来ないと肯定するのではなく一歩、いや半歩ずつでもいいから前に進む意思は大事だよ〜……護!!」

 

 

ナスカは護の方を向き名前を呼ぶが反応がなく、今もひたすらに瞑想している。

そんな護を見てナスカはため息を吐きながら近づき手の平を握り振りかぶる。

誰もが拳骨をするのだな思い護を見やる……そしてその拳は振り下ろされ当たったなと思った瞬間、護は消え、いや高速で移動したと言った方がいいだろう、ナスカの後ろに回り込んでいた。

 

 

「こういうのには反応出来るんだから呼ばれたら返事くらいして。」

「いや、完全に集中しきってるときに言われても……で、なにさ?」

「クロノをこっちに混ぜてみたいんだけど大丈夫?」

「まあ大丈夫だとは思うけど……はやて?」

 

 

護ははやてを呼び確認を取ろうとしたのだろうがはやても反応がなく、今度は護がため息を吐きながら手の平を握り振りかぶってから振り下ろし、護みたいに反応するのだ、と思っていたら……普通に拳骨を喰らい倒れ込んだ。

 

 

「えっ…」

 

 

僕は思わず呆気にとられそんな言葉を発してしまった。

はやては頭を抑えながら起き上がり護を見据える。

 

 

「なにすんや?」

「いや、返事なかったから寝てんのかと思って。」

「まあええわ、でなんかあったん?」

「ん、クロノを俺達と混ぜて瞑想させたいらしいんだけどどう?」

「ああ、ええんやないか?」

「じゃ決定だね〜、クロノ。」

「はい。」

 

 

僕は呼ばれ護達の方に向かう。

 

 

「まあ詳しい話は護達から聞いて、私はあっちの方が気になるから。」

 

 

ナスカはそう言ってちょっと離れた場所にいる隊員達をみる。

そこには唸りながらも集中している者達、今は魔力運用をやっているみたいだがナスカの内容がちょっとばかし難しいみたいで訓練は難航している。

そして、ナスカは手を振り護に後はよろしくと言ってこの場を去って言った。

 

 

「その座禅というのは必ずしなくてはならないものなのか?」

「いや、別に人によって集中の仕方ってのは違うから別にいいよ、自分が1番落ち着く体制を維持して、目を閉じて、音だけを聞いて周りを想像する、ただそれだけ。」

「…理解はしたが……本当にそれだけでいいのか?」

「まあ最初のうちはただそれだけに見えるかもしれへんけど、後々にこの意味が分かってくるんよ、ま、地道にコツコツってやつやな。」

「分かった。」

 

 

僕はそういい、態勢は気にしないでいいと言われたが取り敢えず座禅を組み目を瞑る。

ただ静かに物音を聞く……

 

……隊員達の声…それを指導するナスカの声…さらにこの艦のエンジン音…

 

様々な音が聞こえる、だが護達が言っているよう想像というのは中々に出来ない。

そして気になり目を開けてしまった。すると護は瞑想をしないで僕の方を覗き込んでいた。

 

 

「そろそろだと思ったけどドンピシャだと思わなかった。」

「…何故目を開けることが分かった?」

「それは俺達もそうだったから、音は聞こえるけど周りは想像出来ないから目を開けたってことは分かる……最初のうちはそれで良いよ、周りを見て目に焼き付けて目を閉じて音を聞いてを繰り返す、そうすればそのうち目を閉じたままでもイメージ出来るようになるからさ。」

「なるほど…」

「はい!今日はここまででまた明日、自主練やらは自由でいいけどやり過ぎは思った以上に疲労が溜まるから気を付けてね〜」

 

 

ナスカがそういい何人かは立ち上がり、残りは座ったまま自主練を始めた。

 

 

『クロノ、ちょっといい?』

 

 

突然の通信、母さんこと艦長からきた。

 

 

「はい、大丈夫です。』

『あのフェイトって子の使い魔が見つかったのよ。』

「ど、どこでですか!?」

『なのはさんのお友達の家で保護されているそうよ。』

「分かりました、今そちらに向かいます。」

 

 

敵対している少女の使い魔が一般市民に保護されていると聞き驚くが、その一般市民がなのはの友達というのも驚くポイントだろう。

 

 

そして僕は立ち上がりこの部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒドイな……」

「そうね……」

 

 

僕と艦長は使い魔 アルフの話を聞き事は結構深刻だと判断した。

 

 

「エイミィ……」

「分かってる、プレシア・テスタロッサについてだね………あった、ヒュードラの事故の関係者、この事故で自身は解雇、さらに実の娘アリシア・テスタロッサを亡くしてる……けどその後の情報は無いよ。」

「そうか……」

 

 

エイミィのその言葉の後、ここの場は静寂に包まれる。

 

プレシア・テスタロッサ、事故を起こしその責任から解雇、その上事故に巻き込まれ実の娘アリシア・テスタロッサを亡くした……ここまではいい、ではあのフェイトと呼ばれていた子は何者なのか、そして何故虐待をされながら命令を聞き続けているのか、まだまだ問題は山積みのままだ。

 

 

『クロノくん、ちょっといい?』

「なんだ、なのは。」

『あのね、フェイトちゃんと最初最後の全力全開のジュエルシードを賭けた勝負がしたいの。』

「………」

『ダメ、かな?』

 

 

唐突の一騎打ち宣言に驚き黙り込んでしまう。

確かにその勝負に勝てばこちらはかなりのリターンだが逆に負けてしまった場合のリスクが……いや…

 

 

「うん、いいかもしれない。」

『本当!?』

「あ、ああ。」

『分かった、じゃアルフさんに言って頼んでもらうね!』

 

 

なのははそういい通信を切った。

 

 

「本当に良かったの?」

「……まあいいんじゃないか。」

「こんなの賭事にクロノくんが賛成するなんて珍しいね。」

「いや、考え無しに言った訳ではないのだが……ま、いいか。」

「?」

 

 

いまは取り敢えずその時の作戦やれを練っていればいい、そんなことを思いながら勝手頷いた。

 

 

「ところで、護くん達は本当に降りなくて良かったのかな?」

「そういえばそうね、親御さん達も顔くらいみたかったんじゃないかしら?」

「いえ、それについてはナスカが言っていたのですが、抜け出さずに訓練するいい機会だって言ってたのと両親やるからにはやりきれとのことなのでおちおち帰れないとか。」

「随分としっかりしたお家なのね。」

「まあ、なのは曰く、金持ちなのに金持ちに見えないとか。」

「あら、そうなの?でも、一度でもいいから会ってみたいわね〜」

 

 

そう、僕も会ってみたい。

使い魔を使役出来る魔道士、魔力タンクの所持、そして護とはやてのデバイス……魔法がない世界でどのようにそれらを作り出しているのかを……

 

 

「でも、なんか不思議なかんじよね。」

「?」

「何が不思議なんですか艦長?」

「なんか纏ってるオーラっていうのかしら?護くん達、特に護くんはなんか雰囲気がね、何処と無く大人びている上に何かに忠実なかんじがね。」

「「何かに忠実?」」

「そうよ、だって危険だと分かっていてもロストロギア集めたり、ましてはそれが自分の使命みたいなこと言ってたじゃない?」

「確かにそれに似たような事は言ってましたけど……」

「まあ誰に忠実かは分からないし、尻尾を出さないでしょうね。」

 

 

オホホッと笑い艦長は背もたれに仰け反る。

でも艦長の言葉も確かに理解できる。

ガイアがただインプットされただけの事を言っていて信憑性が欠けているかもしれないのにも関わらずガイアのことを……いや、製作者の事を何よりも信用しているみたいに意見を変えることがない。

それは何故なのか……もしかしたらその製作者に実際に会っているのかもしれない……ただその製作者が生きているかも分からないからなんとも言えないが……

 

 

「まあ兎も角、今は協力してくれてる事なんだし取り敢えずこの話は置いときましょ。」

「それもそうですね〜……うわっ!!」

 

 

突然の揺れが襲いエイミィは椅子ごと後ろにひっくり返り、僕と艦長は魔力が急に膨れたがったの感じていた為辛うじて転ぶ事は無かった。

 

 

『リンディ、ちょっといい?』

「あら、ナスカ……さっきの揺れってもしかして…」

『うん、ちょっと色々あって……』

「分かったわ、いまそっちに向かうわ。」

 

 

ナスカは本当に申し訳なさそうにゴメンね〜と言って通信が切れた。

 

 

「それじゃ行きましょうか。」

「「……はい。」」

 

 

僕とエイミィは嫌な予感しかしないが艦長に言われ渋々部屋から出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「うわぁ……」」」

 

 

訓練室に来てみると他の隊員達も来ていて、普段は声に出して驚く事が少ない艦長も今、目の前の状況には声を出してしまったみたいだ。

訓練室は黒焦げになっており、ガラスも粉々に割れている、そしてまだ自主練していであろう隊員達が気絶していた。まあその一角だけ余り汚れていないのみる限りナスカがシールドを張り守ってくれたのだろう。

そして、この惨劇の原因だと思われる2人は……いた……いたのだが…護が倒れており、はやてがその目の前に立っている状況…しかもはやての姿がいつもと違い、目が紅くなり緑色の魔力の翼みたいのが背中から生えていた。

 

ナスカがこちらに気づいたようで駆け足でやってくる。

 

 

「いやあ、ゴメンね〜…なんか護とはやてが一発触発な雰囲気になって止める事が出来なくて2人が喧嘩してこの状況になっちゃった。」

「「「喧嘩!?」」」

「う、うん、はやてが集中し過ぎて護の声に反応しなくて護が切れて魔力弾を撃ってそれが直撃して喧嘩になっちゃった……」

「で、はやてさんは本気で護くんをノックダウンさせたと……」

「そう、リミッターを壊すくらいに魔力を増大させて今の姿……なんか魔力を増幅させると目の色が変わって翼みたいのが生えるだよね、恐らくは体に停滞させきれない魔力を放出してるだけかもしれないけど……」

 

 

そう言われ僕達ははやての方をみる。

確かに翼にも見えるが何かを噴射させているような感じで先っぽの方は粒子になり消えている。

そしてはやてもこちらに気付き目が合い微笑んできたが、次の瞬間、目を瞑りながら正面に倒れこんでしまった。

 

 

「魔力が底尽きたみたいだね〜」

 

 

ナスカはそう言いながら倒れてしまった2人の元に行ってしまう。

 

 

「随分と派手な喧嘩したのね。」

「仲よさそうに見えたんですけど、やっぱり喧嘩もするんですね。」

「……喧嘩の範疇に纏めては駄目な被害な気がしますけど……」

 

 

僕達は苦笑いしながらそう言い、ため息を吐く。

 

実力、才能、どちらも天才的なのに訓練をしっかりと積んできているのだからこれくらいの被害はあの2人にしてみたら普通なのかもしれないな……

 

 

 

そして、後にこの2人は管理局全体だ怒らせてはいけない人物にリストアップされるのだった。




はやてさん、チート化説。

それはさておき、もうそろそろ終盤に差し掛かろうとしています。
一応A's編も書くつもりではいますが、現在進行系で原作ぶっ壊しているのでオリジナル要素てんこ盛り盛りになります……はい、申し訳ありません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。