春の陽気がやってきましたね。
花粉症とかの症状とかも出てきています。
目が痒くなるのだけは勘弁してください。
〜時の庭園 side 高町なのは〜
フェイトちゃんのお母さん、プレシア・テスタロッサさんの逮捕をする為に乗り込んだまでいいんだけど……やっぱり妨害とかあるわけで、目の前には傀儡兵って呼ばれる機械が立ちはだかっててとても強いから他の人達も手こずってるんです。
「なのは!フェイトとアルフがこっちに向かってるって!あと、超ご機嫌斜めの護も!」
ユーノが私に言ってくれた安心と不安の言葉。
絶対あの雷のことで怒ってるんだよね……
「レイジングハート、まだ行けるよね。」
『all right master』
「ありがとう……」
レイジングハートもまだ行けるって言ってるし、ユーノくんが足止めしてる間に私はチャージに入る。
「ディバイーン……バス……えぇぇぇ!?」
唐突に壁を破って藍色の魔力砲が飛んできて、傀儡兵を巻き込んだ。
破られた壁の方を見てみたら護くんがライフルを肩に担ぎシューターを16個周りに浮遊させて入ってきた。
「護くん!」
「なのはか…」
「大丈夫なの?」
「大丈夫だ……ただ、あのクソ婆をちょっとぶっ飛ばしてくる。」
そういいながら傀儡兵のいるところ平然と歩いていこうとする護くん、まあ傀儡兵はそれを許す訳ではなく攻撃を仕掛けてるんだけど展開させてるシューターで傀儡兵を無力化してあたり流石としか言えない。
ユーノくんがこちらに向かってきた。
「護はやっぱり化け物なのかな?」
「にゃはは…否定できないよ…」
「おい!なのはとユーノ!上に気を付けろよ!」
「「?」」
護くんにそう言われ上をみる。
真上に展開されている金色の魔法陣……フェイトちゃんだ!!
アルフさんがそこから出てきてこちらに向かってくる。
「なのは!ユーノ!」
「アルフさん!」
「良かった、間に合ったみたいで…」
「うん!フェイトちゃんも大丈夫そうだね。」
「ああ、あいつが言った言葉でなんとかね。」
そう言ってアルフさんは護くんの方を見る。
「あんた!これ、忘れ物だよ!!」
アルフさんはそう言って護くんのデバイスを投げた。
待って、デバイス忘れてきたの!?
「あ、悪い!助かった!」
護くんの言葉を聞き、アルフさんは鼻を鳴らした。
そして一層したのかフェイトちゃんもこちらに向かってきた。
「ごめん、遅くなった。」
「ううん、ううん!!大丈夫!!」
私は若干涙をしながら首を振りそう答える。
すると、フェイトちゃんがデバイスをこちら向け魔力を送ってきてくれた。
「まだ行けるよね?」
「っ!うん!!」
私はそう言いフェイトちゃんと一緒にデバイスを構える。
そして現れた今まで1番デカイ傀儡兵、恐らく1番強いと思う……でもフェイトちゃんと一緒なら……
〜side 護〜
フェイトとなのはが合流し息を合わせて共闘し始めた。
金色と桃色シューターが飛び交い、フェイトは高速で空を駆け、なのは移動しながら砲撃を入れる。
まともな共闘が初めてだっていうのによくもまあこんなにコンビネーションよくできもんだ……え、いまのタイミングめっちゃギリギリやん……なんで避ける上に躊躇なく打てるんだよ……
そして、アルフとユーノがバインドで拘束、とどめか……
なのはとフェイトは並びながら魔法陣を展開、魔力チャージに入った。
「サンダァァァァァァ…」
「ディバイィィィィィン…」
「レイジッ!!」
「バスター!!」
満身創痍での強力な一撃が直撃……爆風がここまできてますよ……末恐ろしいですね……
そして爆風が晴れ、中からボロボロになった傀儡兵がガタガタと音を立て立ち上がろうとしている。
しゃーなしか……俺はチャージしていたライフルを手にトリガーに指を掛け狙いを定める。
『ロックオン、チャージ完了です。』
「オーケー……スナイプバスター。」
俺の掛け声と共トリガーを引き、銃口から細く圧縮された砲撃打たれる。
はたして砲撃と言っていいのか分からない細さの魔力砲。
まあ、極限まで圧縮してるから威力に関してはピカイチだと思う。
『命中確認、対象の再起動確認できません。』
「魔力再チャージ、ライフルをそのままでジャケットとファンネルをガイアで展開。」
『『了解。』』
そして俺はいつもの姿になり、スカート部のファンネルを周りに展開させ、プレシア・テスタロッサの元へ急ぐ。
とまあ、急いだのいいけど思いの外簡単に着いてしまった訳で……目の前にはプレシア・テスタロッサがいるのです、はい。
「あなたは……一体…」
「おめえの雷撃が毎回命中する光陰 護だ。」
「そう……あの子にお仕置きとして放ってるのに当たってないのはあなたが居たからなのね……っ!?」
俺はクソ婆の目の前に短距離転移をして思いっきり頰を殴ってやった。
肝心のクソ婆は2、3メートル吹っ飛んだ所で尻餅をついている。
「てめえのせいで毎度毎度雷に打たれて落ちてんだよ!!なーんで俺にあたんだよ!!フェイトに対しての命中率0パーなのになんで俺には100パーな訳!!」
「あなた……私を捕まえに来たんじゃないの……」
「いまは、んなことどうでもいいからさ〜……取り敢えず殴られてくんない?」
多分とてつもなくいい笑顔で言ってると思うけど俺は悪くないと思う。
〜side クロノ〜
はやてに援護してもらい、目立ったダメージを特に受けずにプレシアの元に辿りつけたのはいいのだが、何故か僕達よりも後に出た護が先に着いていて……プレシアを殴りに掛かっていた。
「いやあ、流石に堪忍袋が切れたんちゃうかな……」
「……落ちる理由が毎回プレシア・テスタロッサの雷撃だったからな……」
言わずともわかる理由だが本来の目的は逮捕なのだ。
あ、プレシアのシールドを殴り壊した……
かなり驚いてプレシアが硬直してるし……しかもそのまま殴っちゃったし……これ……傷害罪で彼を捕まえた方がいいのではないのだろうか?
「護!!」
「ん?おお、はやてにクロノ!!」
「気ぃ済んだか?」
「いやあ、すっきりした。」
人を殴り倒したと言うのにいい笑顔をこちらに向けてくる。
本当にイライラしていたのだな……
そして、落ち着いたらしくこちらに飛んできた。
「か、母さん!?」
「ちょ!フェイト!?」
そして入れ違いでフェイトとアルフがプレシアの元へ飛んでいく。
なのはとユーノも一緒に来たらしく、恐る恐る部屋に入って来た。
「なにをしたの?」
「いや、ただ殴っただけ。」
「適当だな……僕達が来た時には既にいて、プレシアがシールドで拳を防いでいたらそれを壊し、その勢いでプレシアを殴っていた。」
なのはとユーノは口を開き唖然としていた。
そして、プレシアが体を起こした。
「なにを…しにきたの…」
「私はあなたに……母さんと話がしたくて来ました。」
「…そう…私は話すことなんてないわ…」
「…私はあなたにとったら人形かもしれない……でも、いままで育ててくれたのはあなたなんです……だからあなたがなんて思おうと…私にとってあなたは母さんです……」
「…………もう、いいわ…」
そう言ってプレシアは立ち上がって、ジュエルシードを展開した。
「数は足りないかもしれないけど……これで…アルハザードに言ってアリシアを蘇らせる!!」
ジュエルシードが起動した!!
「護!!!!」
「はいよー!!!!」
『『エグザムドライブ……イグニッション!!』』
デバイス達がそういうとファンネルの装甲が開き青いラインが浮かび上がっていた。
〜side 護〜
ジュエルシードが起動したので俺は、エグザムドライブを使用して急速接近する。
エグザムとは試練……これは俺がこの世界に来た理由でもあり、生きるための試練……
そして今目指すのは……ジュエルシード。
「ガイア、到着と同時にジュエルシード展開、並びにファンネルの圧縮魔力全開放。」
『了解。』
「ジェイド、ライフルの魔力チャージ率は?」
『98%です、着く頃にはフルチャージになる予定です。』
「了解、そのままチャージを維持、何かあっても打てるように。」
『了解。』
床はひび割れ、虚数空間が見えている。
落ちたら魔法も使えない空間、奈落の底まで真っ逆さまだから気を付けなければ……
後3秒……2……1……0!!!
『ジュエルシード展開!!魔力開放!!』
「エグザムドライブ!!シールブレイクモード!!」
『封印の開放確認、スペルの詠唱を!!』
ガイアにそう言われ、封印を解くスペルワードを口ずさむ。
「Seal release……Tell me your true wishes and accept all your sorrows and anger. Because I will be the light of salvation to help you.(貴方の真の願いを教えて、 悲しみも怒りも全てを受け入れる。私は貴方を助ける救世の光になるから。)」
『暴走率の低下を確認!!次のワードを!!』
「So now it's one and come down here with a true figure.(だから今1つに成りここに真の姿で降臨せよ。)」
『暴走率さらに低下!!ラストワードを!!』
「Jewel Seed ... Seed of Wish ... Now show up! ... ... Persephone!(ジュエルシード…願いの種よ…いまこそ姿を現せ!……ペルセポネ!)」
ラストワードである封印されている者の名を口にした。
その瞬間……眩い光を放ちながら、21個のジュエルシードが1つになり青いクリクスタルになった。
『我の封印を解きし者よ……我は冥府の王妃ペルセポネ……主は我の真の名を知りし者……』
「はい……」
『何故我は願いを叶える宝石になっていたのだ?』
「…………はい?」
なんか凄く怖い雰囲気だったから恐縮してしまっていたが……封印されてた理由分からないのか……
『……やはり理由は分からぬと……まあ良い、其方が解いてくれたのは感謝する……だが、もうこの体はそこのガイアと同じくデバイスとなってしまっておる……我の印を解いて何をする気だったのか聞いても良いか?』
「え?まあいいんだと思うけど……」
『周知には言えぬ事か……今、この空間は我らだけしか存在しえぬ場だ、気にせずに話してくれ。』
「あ、そうなの……じやあ遠慮なく………」
そして俺はどのような経緯でここに来るまで至ったかをペルセポネ様(ペル姐と呼ぶ許可は貰った。)に事細かく説明した。
『なるほどな……あのジジイがようやった動いたか…』
「知ってるんですか?」
『知り合いと言えば知り合いだが……まあ今は良い……今は其方が何を目的にこれから行くのかを聞かせて貰いたい。』
「いや、さっき言った通りなんですが……」
『その後の話だ…その任を終え、その後はどうしたい?』
「その後…」
そう、ここにきてあのジジイからの頼みが終わったら俺はどうするつもりだったのか……消える?いや今度こそ輪廻転生に沿った生まれ変わりをするのだろうか?
そうだったら嫌だな………この世界に来て、友達や家族がたくさん出来たんだ、前世とは大違いなんだから………
でも、あのジジイが用済みと言われれば消える運命なのかもしれない……仕方がない………
その時、アーニャの顔が浮かんできた……レストランで食事しながらした約束……一緒に旅をする。
隣に寄り添い笑顔のアーニャ……恥ずかしくてモジモジしてるアーニャ……
ああ、そうか……転生者同士だから彼女に惹かれてるんじゃなくて彼女自体が本当に大切な存在なんだ………
『ふふ、決まったようだな。』
「うん……俺はこれを終わらせて……大切なものを守る者になりたい……」
『ふむ……良い答えだ……では、これが終わったらアーニャの元へ顔を出すとするか?』
「はい!!……え、待って、なんでアーニャが出て来るの?」
『其方が心を寄せている者の名ではないか。』
「なーんで分かんの!!人の心勝手に読むなよ!!」
『はははは!愉快な奴よの!まあ、心を読んだ事には詫びを入れよう…なにこの空間内でしか心の内の声は聞こえんから安心することだ……それに、アーニャは古くからの付き合い故、あの子に心を寄せてくれている其方にはあの子から聞かなくてはならぬ事があるのだ。』
「……転生者の事情…ね。」
『そのようなことだ……さて、この空間の維持も難しくなってきたことだし、出るぞ!!』
「えっ……ちょっ……」
そして間を置くこともなく、結界が破れていく。
〜side はやて〜
護達が謎の結界に入り、何故か時の庭園も崩壊が止まり、私達はプレシア・テスタロッサの身柄確保をしていた。
のだが、プレシア自身、体力的限界と持病を抱えていてそうは持たないととの事と、ジュエルシードを使用しアルハザードへ飛ぶ計画も失敗に終わり心身崩壊しかけていた。
「とりあえず、次元震も今の所起きそうないな……」
クロノくんはそういい球体状の紫色をした結界を見ている。
「なにやっとんのかな……」
「エグザム……たしか試練などの意味を持った言葉の筈だ……もしかしたらその試練を中で繰り広げているんじゃないか?」
「そなのかな……なんや談笑してそうな気もするやけど……」
「……彼のことだから否定し辛いな。」
そういいお互いに苦笑いする。
「まあ兎も角、今はプレシアの身柄確保が僕達は優先だ。」
「せやな。」
今度はプレシアに目を向ける。
そこには心配そうにプレシアを見るフェイトちゃんとそのフェイトちゃんを心配そうにみるアルフさんという心配の連鎖が起きていた。
なのはちゃんとユーノくんは出口の警戒……いま私たちのやることはプレシア・テスタロッサの移送だ。
「フェイト……」
「分かってる……」
「プレシア・テスタロッサ……遺失物違法所持、並びに執行妨害で逮捕する。」
そう言ってクロノくんはプレシアをバインドにかける……
「アルフ、頼めるか?」
「ああ、構わないよ……」
アルフさんにプレシアを担がせる。
まあ、クロノくんの体格からして無理があるのは確かやから1番デカイアルフさんに頼むのは懸命やな。
そして、クロノくんが私を見る。
「君は何か失礼なこと考えてないか?」
「いやいや、何も考えとらんよ。」
こいつは心でも読めるんかい!?
内心では焦りつつ否定の言葉を言えたから良かったものの……
「さて、脱出するか……足元には十分の注意を払うだ!!」
「護はどないする?」
「ここまで来たんだ、放っておいても帰ってこれるだろ。」
クロノくんの投げやりな答えに何故か納得出来る自分がおるのが不思議やな……
「なのは!ユーノ!出るぞ!」
「「はい!!」」
皆んなで部屋を駆け足で出始めた。
そして崩壊がまた始まった……
「なんでや!?」
「もうこの庭園自体が劣化していたんだろ!!」
「だとしても急がないと虚数空間に真っ逆さまなんだからとにかく急ぐよ!!」
「きゃああああああああああ!」
「なのは!急いで!」
この上なく急がしくなった。
ホンマに護は無事に帰ってこれるんやろな!?
とか思っとったら目の前の床が抜けて虚数空間が現れた……絶対絶命……
「なあ、クロノくん……」
「なんだ?」
「私、無事に帰れたら告白するんや……」
「はやてちゃん!それはフラグってやつだからダメなの!!」
そして私達の真下の床も壊れ始め………
「「「「「「ああああああああああああああっ!!!」」」」」」
『其方の知り合いは喧しいな。』
「放っておけ……To this person invincible floating.」
軽い詠唱で私達は浮遊魔法をかけられて浮遊していた。
そして詠唱した本人は護……無事に戻ってきおった……
ただ、見かけが……髪の毛が紫と黒が入り混じって背中にその色に沿った翼が6枚生えていた、ファンネルもエグザムドライブ中なのか装甲が開いているが青ラインではなく紫のラインになっていた。
「さあ、転移するぞ。」
「そ、その姿は!?」
「説明は後だ……それとも死ぬか?」
クロノくんが説明を求めたが首を大きく横に振る。
「では……The power to fly to other places with them.」
詠唱が始まり、紫の六芒星の魔法陣…神術が発動し、短い詠唱で私達は光に包まれた。
『ドサどさどさどさどさどさどさ……』
私達は落ちた、文字通りアースラ艦内のブリッジへと……ただ……山のように積まれて落ちてきたのだから下敷きになる人は出るわけで…
「「「「護(くん)!?」」」」
案の定というかなんというか…護下敷きになり気絶していた。
なんというか……毎度毎度ようオチを作ってくれるなぁ……
そろそろ真面目にプロフィールをざっと書こうかと思っています。