なんとか書いている状態です。
よろしくお願いします。
〜光隠邸〜
「「護くん」」
声が聞こえて振り向くとそこには両親がいて、母が物凄い勢いで向かって来た。
「会いたかったんよぉ護〜」
と言って抱き着いて来た。
「とりあえずおかえり、おみやげは?」
「父さんと母さんよりまずは土産なのか?」
今度は父が言ってきた。
「もちろん、まいかいおもしろいもの、もってくるし。」
「…まぁ確かに面白い物なのかもね。」
父は難しい表情で言ってきた。
まぁ父親の心境としては親よりもお土産のが大事ってのが考えもんなのだろうな。
「そんな護にはこれや!」
母が手に持って掲げたのは風呂敷で覆った犬猫用のケージだった。
「いぬ?それともねこ?」
「甘いなぁ護は、まぁ開けてええよぉ。」
そう言ってケージを渡してきたので風呂敷の中を覗いてみると…
「ぶひ」
「…………ぶた?」
「ただの豚てはないで、子豚や!まぁええ反応見れたしええか。」
母はうんうんと頷く。
いや、まぁかなり驚いたけどさ…なんで豚なんだよ…
「犬とか猫、最近じゃウサギとかも普通の家庭におるからな、あんまり見かけへん豚にしてみたんよ。」
「母さんはこう言っているが僕は普通に犬猫が良いんじゃないかって言ったんだけどね.」
はぁ、と溜息を吐く父。
確かに父さんは普通で良いって人なのに母さんは普通じゃつまらないってて言う人だからなぁ…
「ぶひっ!」
早く出せと言わんばかりに子豚が声を発したのでとりあえず出してやって抱きかかえて撫でてやる。すると気持ちよさそうに目を細めた。
「護くんだと随分と大人しいな…」
「せやなぁ、あっちで保護したばっかん時はかなりあばれとったのなぁ…」
「ほご?」
「せやで、散歩しとるときにその子豚さんがぶひぶひ言って来てな、付いて行ったら母豚だと思う豚さんが襲われとった見たいで死んどったんよ、だからうちらが保護しといて育て始めたわけや。」
ちなみ両親は一昨日まで外国いてその時の出来事らしい。
「たいへん、だったんだな」
そう言って子豚の頭を撫でてやる。
「なまえ…」
「名前は護くん決めていいよ。」
「ん〜」
何かいい名前ないかなぁ、某スタジオの飛べる豚が頭に浮かんだのは内緒で…
「ナスカ…」
「ぶひっ!!」
「ふふっ、それで良いみたいだね。」
子豚は頷くように鳴いて名前はナスカに決定した。
「これからよろしくやな、ナスカ。」
そう言って母さんが撫でようとしたら…
「ぶーひっ!」
ナスカがそっぽを向いた。
「なんでなんや!なんでお母さんだけ触らせてくれへんのや!!」
「悪戯し過ぎるからだよ…」
そう言って父さんが撫でてやる、父さんは大丈夫なのか大人しく撫でられている。
「じゃナスカと、さんぽしてくる。」
「うん…あ、なるべく早く帰ってきてね、これからお葬式行かなくちゃだから。」
「うん。」
父さんにそう言われ未だに項垂れている母さんを余所に部屋を出た。
〜海鳴霊園〜
ただいまお葬式の真っ最中でございます。
どうやら、母さんの妹夫婦が交通事故で亡くなったようで、急遽帰って来たみたいだ…幼い子供を残して…
そしてその子供なのだが、足に生まれつきの障害を持っており車椅子に乗って生活らしい。
まぁ、今眼の前に居る黒に近い茶髪をショートカットに揃えた黒い瞳の少女…泣かずにただただ唖然としている…絶望の表情を浮かべながら…
「護くん、ちょっといい?」
「うん。」
父にそう言われ付いて行く。
「あの子、八神はやてちゃんの事なんだけど…家で預かる事になったんだけどさ…」
「だいじょうぶ。」
「…そっか。」
父さんは一言言って微笑んだ。
「じゃ行こうか。」
そしてはやてちゃんの元に父さんと一緒に行く。
歩いてる途中に色々と話を聞いた、親戚がうちしかいない事、謎の足の麻痺の事、その他色々と…そしてはやてちゃんの元に着いた。
「やぁはやてちゃん。」
「…叔父さん……この度ありがとうございます。」
母さんと同じ訛り方でお礼を言うはやてちゃん…
「うん、そんな事くらいお安い御用さ…ところではやてちゃん。」
「はい。」
「僕達が君を預かる事になるんだが、その前に紹介しといた方が良いかと思ってね。」
「ども、光隠 護、です。」
「八神はやてです。」
軽く会釈を交えて自己紹介をする。
「軽く自己紹介も済んだ事だし、取り敢えず今日からはやてちゃんは僕達の家族だ…まだ悲しいかもしれない、いや悲しいはずなんだから今は無理をしないでちゃんと泣きなさい。」
そう言って父さんは優しくはやてちゃんを抱きしめる。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」
大泣きをし始めた、まぁ当たり前だろ、こんな小さな子が親が死んだのに泣かない方がおかしいからな…
そして、しばらく経つと泣き止み、泣き過ぎで赤くなった目を擦り顔をあげる、それをみた父さんは優しく微笑み手を俺とはやてちゃんに差し出した。
「さぁ帰ろう僕達の家に。」
「ん。」
「あのぉ…」
はやてちゃんはおずおずとてを上げた。
「私なんかが居ても大丈夫なんでしょうか?こんな車椅子に乗る生活が絶対のお荷物なのに…」
「…何言ってるんだい?もう僕達は家族だ、まだ、絆とかはないかもしれないがまだまだ先は長いんだ、ゆっくりと、そしてコツコツと絆を築いていけばいい。それにお荷物だなんて思ってないさ、僕にとってはもう君は大切な娘なんだからね。」
ウィンクをしながら言う父さんは容姿のせいか違和感がまったく無い。
「…わかりました、これからよろしくお願いします。」
「うん、それと喋り方いつも通りでいいよ?喋りづらいでしょう?」
「えっと…それは…」
「まぁ、僕達に慣れて来たらでも構わない、君がちゃんと君で居られる時を待つだけだよ。」
「はい…」
そして、僕達は母さんと合流して自宅に帰ったのだった。
なんか、エンカウントが早過ぎる気がします…
と言うか、容姿の表現が合ってるかまったく分かりません。