とても眠い日が続きますが生きています。
〜??? side スカリエッティ〜
「…という訳だドゥーエ、君は引き続き老ぼれ達の監視を頼む。」
スカリエッティは空中に表示されたディスプレイの向こうの金髪の女性に今回の依頼の事を話していた。
「了解しました、こちらも手が空いたらそちらお邪魔させて頂きます。」
「分かったよ、では。」
そう言ってディスプレイを切るスカリエッティ。
「ドクター、こちらは準備が終わった。」
「こっちも終わりましたわ〜」
銀髪に右目に眼帯を付けた女の子と眼鏡を掛けた茶髪の女性が部屋に入ってきた。
「ご苦労、チンクにクアットロ…トーレはどうしたんだい?」
「また訓練室に篭ってると思います。」
「はぁ…あの子はまた…クアットロ呼んできてくれる?」
「利用です、ウーノお姉様〜」
ウーノ言われ部屋を出て行くクアットロ。
「クアットロが戻って来たら出発だ。」
スカリエッティが周りを見ながら言った。
ちなみにクアットロが戻って来るのに1時間くらい掛かったの余談である。
〜光隠邸 side 護〜
今ははやてちゃんと一緒に庭で魔力の使い方をナスカに習っている。
スカリエッティがナスカに聞いた方が良いと言ったのでナスカに聞いてみたら光に包まれて肩まで伸びてる桃色の髪の毛の20代前半くらいの女性化けたのだった。
ナスカの話では保護された時には既に自分も虫の息だったらしく、母さんと使い魔?の契約をして生きながらえてるらしい。
使い魔と言うのは死に掛けの動物、又は死んで間もなく魂の残ってる動物に契約を結びつけるとかうんたらかんたら言われた。
まぁそんな訳でナスカから色々と教えてもらっている訳なのだが…家の人達の殆ど魔法関係者だったらしい、魔法関係者じゃ無さそうとか思った自分が恥ずかしい…
スカリエッティの方は昨日連絡を貰い今日にはこちらに来れるそうなので今真島が色々準備をしている。
「ふぅ、疲れたわぁ〜」
「じゃそろそろ頃合いだし休憩しよっかぁ。」
ナスカはそう言うといつもの子豚サイズになりはやてちゃんの膝の上に乗り、俺は近くにあるテラスみたいなところまで車椅子を押して行き置いてあった飲み物を飲む。
「しかしまぁナスカまで魔法に関係してたとはなぁ。」
「まだ多少なりとも分っとったからええやん、私なんて魔法だ言われた時になんやこいつって思ったんから。」
「でもナスカを見て信じたと。」
「そゆことやなぁ。」
今はまだ魔力放出をして魔力という感覚を得ることからしている。
魔力量は人によって違うらしくはやてちゃんは現段階AAA+俺はSS+らしく、ナスカは驚愕していたがランクの基準が分かっていない俺達は聞いた時には頭に?を浮かべていた。
この後も普通の会話をしていたらそこに真島がやってきた。
「ジェイル様がお見えになられましたのでご案内の方をお願いします。」
「はいよ〜。」
そう言って俺は立ち上がりはやてちゃんの車椅子を押し始めるのであった。
「楽しいやなぁ、ジェイルさんの他にも来る人がおるんやろ?」
「あぁ、ウーノさんって人と他にもう2人来るらしい。」
「ホンマか?いやぁ楽しみやなぁ。」
はやてちゃんは笑顔でそう言う、よっぽど楽しみなようだ。
ちなみにはやてちゃんには魔法関係の人と言うのと、セキュリティ関係と護衛で雇ったと話してある。さすがに、犯罪者と言う説明は出来ないでござる。
そしてはやてちゃんとナスカと雑談しながら歩き客間まで着いたのである。
「久方ぶりですジェイルさん、ウーノさん、そしてそこのお二方は初めまして、光隠 護です。これからよろしくお願いします、そしてこちらが…」
「初めまして、光隠 はやてです、こんな身なりですがよろしくお願いします。」
「私はチンク・スカリエッティだ、こちらこそよろしく頼む。」
「私はクアットロ・スカリエッティですわ〜。」
俺とはやてちゃんは会釈して挨拶し、それに対して銀髪の眼帯女子も丁寧一礼して挨拶して茶髪の眼鏡女は戯けた様に挨拶をした。
そして2人ともピチピチスーツを着用している…目のやり場に困るんだが…
「クアットロ!あれ程礼儀正しくと言ったじゃない!」
「別にいいじゃないですかぁ、それに堅いのは好きじゃないですわ。」
「貴女はいつもいつも…」
「お、落ち着きなさいウーノ…」
クアットロさんがへらへらしてるのを見てウーノさんが額に青筋を立ててわなわなと震えてるの見越してジェイルさんがそれをオドオドしながら止める入る。
「まあまあ、2人とも落ち着いて下さい。俺もクアトロさんの言うことには同感で堅いの嫌ですから。」
「クアトロじゃなくてクアットロ!!」
「私も堅いのはそんな好きじゃあらへんのでクアトロさんと同感です。」
「あ、貴女まで…」
俺とはやてちゃんが弄ったことにより今度はクアト…クアットロさんがわなわなと震えだした。
「さ、それよりもまずは家の中を案内しますね。」
「それもそうですね、これ以上やっていると話が進みませんからね…」
「じゃ行きましょう。」
ウーノさんはそう言うと溜息を吐き、ジェイルさんもそれを見てホッとしていた。そして、家の案内を始めるのであった。
〜side ウーノ〜
このだだっ広い屋敷を案内してもらってかれこれ30分くらい経ちはやては車椅子を人の形態になったナスカちゃんに押されている。
しかし、いま案内をしている光隠 護はホントに子供なのだろうか?あんな小さな子がこんなにも丁寧に説明を出来るとは思えない…クアットロよりもしっかりしているし…
ふとそんな事を疑問に思っていたらはやてが隣にやって来た。
「どないしたんですか?難しい表情しよって?」
「ごめんなさいね、ちょっと考え事をしてたともので…」
そう言っていま説明している護に目を向ける。はやても気付いたようでうんうんと頷き始める。
「護くんのことですか…確かに無駄に大人びとるから疑問に思うとる事は分かります。でも、やっぱり子供かなと思うときもあるからな〜。」
「どうゆう時に子供って思えるのかしら?」
「うーん、例えば良く脱走して山に遊びに行っとることや、何か夢中になると中々止まらなくなることですかね。」
「なるほど、確かにジェイルも夢中になると他のことそっちのけで集中し始めますね。それとはやてさん、もっと砕けた口調で構いませんよ?一応雇い主のお子さんなのですから。」
「了解や!それと、私にも敬語とかさん付けは入らへんからな?ただ無駄にになるんは構わへんのやけど食事とかお風呂に入らへんでやっとるのがちょっと気がかりなんよ…
「それは分かるわ、ジェイルも何日もシャワーも浴びず作業するときがあるから匂いが…」
「分かる分かる…やっぱ男の人ってそんなんなんかなぁ」
そう言った後にはやてと私は肩を落として溜息を吐いた。その後に顔を上げてはやてと目が合い、クスクスと笑い合う。
「なんや話がよう合うな〜」
「そうね、まさかこんな事で話が合うなんて…」
まさか男の人についてで話が合うなんて誰が思うことか…
「ほなまぁ、これからよろしくな…ウーノお姉ちゃん!」
ちょっと間を置いてから少し頬を赤らめ、満面の笑みでお姉ちゃんと言われた…ヤバイ可愛い過ぎる…
「こっちこそよろしくね…はやて」
私を動揺を笑みで隠してそう言う。
「っ!?…うん!おおきに!!」
「っ!?」
天使の様な笑みではやては言ってきた。
ヤバイ可愛い過ぎる…何故そんなに天使の様な微笑みができるの!?
こんな風に感じることなんて今まであんまり無かったけど…悪くはないわね。
そう思いはやてを再び見るとはやてもこちらを向き再び笑みを向けてきた。
……いや…反則でしょ…
ウーノさん、キャラ崩壊寸前。