最近頭痛が酷くて辛いです。
〜???side 護〜
「久し振りじゃのう。」
「…なんでいるんすか?」
俺は寝むった筈なのだが夢の中で意識が覚醒し、目の前に神のじいさんがいるという謎の状況に置かれている。
これって寝た気がしないやつかな?
「いやのう、デバイスのことをすっかり忘れておったからな、その説明をと思っての。」
フォッフォッフォと笑う神のじじい。
「そいや、金と魔力はたらふくあるけどデバイス?は貰ってなかったな。」
「そうゆうことじゃ、なので明日あたりにでも届けさせるわい。」
「いま渡すわけじゃないんだな…」
「まあ、所詮は夢だからの、物の受け渡しは出来んのじゃ…おっとそろそろ時間じゃな、では達者でな。」
「えっ?急す…」
そして、俺は現実で目覚めため息を吐くのだった。
とゆうか、やっぱり寝た気が全然しない件について…
〜光陰邸〜
歯を磨き顔を洗って長い髪を整えてから食堂に向かう。
しかし、神のじじいは届けさせるとか言ってたけど誰に届けさせるんだ?まさか宅急便とかいうんじゃないだろうな…てかあの世界に宅急便ってあるのか?
うーんと悩みながら歩きいつの間にか食堂に着いた。
「おはようございます、護様。」
「はよぉ〜」
田島に挨拶されたので返事をしてからいつもの席に着く。
座ってから辺りを見回してみると誰もいない、まだ起きてないのか?
そう思いながら置き時計を見てみると長い針が11を短い針が8を指していた。
「あ、俺が遅いだけだったのか…」
「そうです、珍しく寝過ごしてしまったようですね、一応お越しに行ったのですが返事が無かったもので…」
「いいよ別に、まだ学校とか行ってるわけじゃないし、この年の特権とでも思っておくよ。」
田島が食事を運んできながら言ってきたので俺は手をひらひらさせながら気にして無いことを伝える。
「…そのような考え方をするのは私達位になってから普通なのですがね…相変わらず年不相応な発言ですね。」
「そうゆう子供だとでも思ってくれ…そうだ、田島も一緒に食べよ、偶にはいいだろ?」
「はぁ、また唐突に…護様が構わないのであればご一緒させて頂きますよ?」
「おkおk。」
「分かりました、少々お待ちを…」
そう言って厨房の方へ歩いていく田島、俺は置いて貰った牛乳を飲む。
偶には上下関係なく楽しく食事ってのも案外いいからねぇ〜
ちなみに俺の朝食はサラダとフレンチトーストだ。
「お待たせしました。」
そう言いながら田島が戻ってきた。
田島が俺と同じものをテーブルに並べて、並べ終えてから座る。
「では、頂きます。」
「頂きまーす。」
そう言って2人揃って食べ始める。
1人は寝巻き、1人は執事服が長いテーブルに座り食事を取ってる光景はさぞかし珍しいだろうな。
「しかし、良くすんなりと一緒に食べるの了承したな。」
「まあ本来ならよろしくない事だと思いますけど、私も人間ですので空腹に耐えられません。」
「なるへそ。」
『リンゴーン』
食べていたら随分と立派な鐘が鳴った。
「お客かな?」
「おそらくは、まあ中島か真島がでるでしょうから放置で。」
「うわ、普通の執事からは聞かない言葉だ。」
「私は只今休憩中ですから仕事は一切しません、と言うよりもしたくありません。」
「まあ気持ちは分からんでも無いが…俺の目の前で言っていいのか?それ。」
「護様がどのよう方か分かっているので問題ありません。」
「納得。」
とてつもなく執事らしくない田島。
そして再び食事に手をつける。
ふと思ったがこいつらは休み取っているのだろうか?てか、今更だがこいつらの事何も知らないな。
手を止めて悩み始めると、田島が口を開いた。
「どうしたのですか?急に手を止めて。」
「いやさ、田島達は休暇とか貰ってるのかなって思ってさ。」
「ああ、そうゆう事ですか、確かに休みが無いイメージがありますが週2日は休みを頂いてますよ、私は日・水曜日、真島は月・木曜日、中島は火・土曜日という感じで休みがありますね。」
意外にも週2日の休みがあったようだ、確かに言われてみればいない時があるような気がする…あれ今日は月曜日だから真島が休みのはずじゃ…
「ちなみ、真島は休みだと昼まで寝て起きたらずっとゲームをしていますよ。」
心読まれてしまったのかと思ったが、田島が休みの曜日言ったのだからなんで真島がいるかという疑問は当たり前か。
「でも、それだとチャイムで出る事ははないんじゃない?」
「いえ、真島の場合は自分の荷物が届く事が多いので宅急便などの受け取りは大体彼女がしてますね。というよりも出るのが早いですね。」
俺は真島のプライベートを知ってしまい苦笑いしか出来ない。
真島よ、女性なのだから少しはショッピングと言うものを楽しんだらどうなのだ……
しかし、あの真面目な真島のプライベートでしている事がゲームとはな…人は見かけによらないね。
「失礼します、護様。」
噂をすればなんとやらで真島が入って来た…ボサボサ髪の豊満なバストが目立つパジャマ姿で……恥じらいを持って下さい…てかキャラ崩壊しないで下さい…
「真島!どんな格好で彷徨いているのですか!?」
「いやぁオフの日だとどうしても面倒でさぁ、護様には失礼かもしれないですけど一応休みなのでご勘弁を!」
そう言って手を合わせて頭を下げる真島…お主はこんなキャラだったのか?
「まあ、構わないけど…それより要件は?」
「そうでしたね、護様にお会いしたいという方がいらっしゃっているのですが如何致しましょう?」
「分かった、今行くから客間に通しておいて。」
「承知致しました。」
そう言って一礼して部屋を出て行く真島…パジャマ姿でそんな事されても似合わないだけだぞ.
「すみません、とんだ失礼を。」
「いや、いいよ別に、休みの日くらい自由がいいじゃん。」
「ふふ、護様らしいですね。」
真島に笑われながらそう言われた、俺らしいってなんだよ俺らしいって…
そう思いながらも食事を早々に済ませ食器の片付けを田島に頼み、客と会う準備する為に部屋を出るのだった。
俺は子供らしからぬスーツみたいな格好に着替え、背中手前位までの髪の毛を後ろで一本に縛っている。
いい加減髪の毛切りたいんだけどなんか真島が許してくれないんだよね、『男の娘という目の保養が欲しいから』とか言って…やばい、無理にでも切ろうかな…
そんな事を思いながら歩いていたら客間についてしまった。
「お待たせしました。」
そう言いながら部屋に入ると肩くらいまで金髪で碧眼の可愛らしい女の子がソファーにちょこんと座っていた。
「貴方が 光陰 護さんですか?」
「はい、そうですが…貴女は…」
「私はロシアから来ました、アーニャ、アーニャ・アルノルドです。どうかアーニャとでもお呼び下さい。」
アーニャと名乗った女の子は立ち上がり手を差し出してきた。
「ご丁寧にどうも、知っているみたいだけど俺は 光陰 護 、護でいいよって言うのとあと堅苦しい話し方しなくていいよ。」
「分かったよ、護。」
そう言って差し出された手を握り握手する。
そして、お互いに手を離し席に座り話を始める。
「今日は護に渡す物があって来たんだよ〜」
と言いながら彼女が持ってきたであろうバックを漁り始めた。
「ん〜あ、あったあった、これを君にって例のおじいさんが。」
そう言って出されたのは長方形のそこそこ厚い箱だった。
「アーニャはあのじいさんの使いって事か。」
「いえ、私も貴方と同じ存在です、そしてこちらに来る際に渡されたです、たまたま近くを通った使いの人に。」
「…そういう事か…長い付き合いになりそうだな。」
「そうですね、これからよろしくお願いしますよ!」
俺は溜息交じりに彼女は天使の様な笑みを見せて言った。
まあ、悪い奴じゃ無さそうだし大丈夫かな…
数秒の時が経ち彼女の視線が箱に向いた。
「ところで、開けないの?」
「ああ、そうだった…開けるか…」
そう言って箱の蓋を開け中を覗くとそこには携帯、いやスマホが入っていた。リンゴマークのロゴが入りそうなスマホが…
「「スマホ?」」
2人揃って声を上げてしまったが、俺たちは悪くないだろう。
なんせ、この世界の主流はガラケーなのだから…とは言っても数台は普及されているが…
すると画面が勝手に点いて受話口のちょっと上にある赤い宝石みたいな部分が点滅しだす。
『起動完了、おはようございます、貴方は私のマスターでしょうか?』
「っ!?」
お姉様みたいな声で急にスマホが喋りかけてきてかなり驚いてしまった。
「護、これデバイスだよ。」
「ああ、これが…じゃ俺がマスターってことでいいんだよな…?」
「そ、そうだと思うけど…」
「だ、そうだ、スマホくん…俺がマスターだ。」
『分かりました、ではマスター認証の為私を手に取ってください。』
そう言われスマホを手に取った。
『では、手順を説明します、私の正式名称、愛称を指定して下さい、その次に適当な言葉でいいのでそれを言いセットアップと言ってください。』
「え、適当な言葉でいいとか言われてもなんも分からないんだけど…」
俺がそう言うと同時に俺の足元に六芒星で6つの角に丸がありその中に変な模様が描かれている魔法陣らしき物が現れた。
『まあ、気軽に考えてください。』
「……了解…正式名称…ガイア=アース、愛称ガイア…大地は天を、大地は海を、生み出し力…この手に創成の力を…ガイア、セットアップ。」
そう言うと俺は光に包まれ、空中に浮いた。
『正式名称、愛称設定完了…バリアジャケット生成をしますが何かご所望はありますか?』
「…急に言うなし…お任せはと言う選択肢は…」
『あります、私の好みになってしまいますがよろしくて?』
「ああ、かまわ…」
構わないと言おうとしたら急に光が強くなり、最後まで言えなかった。
光は次第に弱まり部屋の中がしっかりと見えてきた。
『これでマスター認証は修了です。』
ガイアがそう言い俺は辺りを見回した。
光に包まれる前と変わらない部屋…変わったのはアーニャが驚いてる事くらいだった。
「どしたの、アーニャ?」
「い、いえ、とても似合ってるよ…」
そう言うとアーニャは顔を逸らしてしまった。
そして改めて自分がお任せでバリアジャケットとやら生成したのを思い出して今の服装を確認してみる。
何故かは分からないが可愛らしいへそが出ている甲冑ドレスを着ている。
「あ、あの、ガイアさん?これは?」
『おまかせと言われたので私の好みに合わせました。』
「任せちゃったんだね…」
そう言われる俺は前から倒れて膝を着いてしまった。
「何事ですか!?っ!?」
そう言って田島、中島、はやてちゃんその他諸々が凄い勢いで入って来た。
「そ、その格好は…」
「言わないでくれ。」
そう言って俺は項垂れていたのだった。
相変わらずの平常運転です。(やらかしてないとは言ってない。)