「よお兄弟、こんな所で立ち止まってるつもりかい?」
「………」
――この惑星では、しばしば「理不尽」と遭遇する。
「さあ兄弟、この袋とブーメランを装備するんだ、修行はまだこれからだぞ」
「嫌デス」
「まあまあそう言わずに!」
「…………ッ!」
「よし出来たな、この罪の字は俺が書いたんだ。良いもんだろう?兄弟」
「さ、他の兄弟達も待ってる。まずは体力づくりの基礎、走り込みだ!」
――神々や妖怪の範疇にすら入らない存在、突飛な他人の考え方。
「1、2、3、4!」
「「「「「1、2、3、4、1、2、3、4!!」」」」」
「ゆかりんゆかりん可愛いよ!」
「「「「「ゆかりんゆかりん可愛いよ!」」」」」
「ほのかに漂う少女臭!」
「「「「「ほのかに漂う少女臭!」」」」」
「加齢臭じゃねえ!」
「「「「「加齢臭じゃねえ!」」」」」
「少女臭だ!」
「「「「「少女臭だ!」」」」」
「ほら兄弟! 声が小さいぞ!」
「ハイッ!!」
――その形態は実に様々だ。
「見た感じ年がいってそうだが、着いてくるとは中々スジが良いじゃないか」
「アリガトウゴザイマス(モミモミ)」
「ゆっくりしていってね!(モマレモマレ)」
「お、何を揉んでるかと思えば『ゆっくり』じゃないか。この辺じゃ珍しいな」
「ソウデスカ(モミモミ)」
「……気に入ったのか?」
「………(モミモミ)」
――ただ…。
「まあ、もう少ししたら再開するから、それまでに」
「それまでに、何かしら?」
「なっ!?」
「……!?(モミモミ)」
「変な格好で私の名前を叫んで回るなんて、良い根性してるじゃない……スキマ送りね」
「えっ……うわあーっ!」
「オオ―ッ!」
※ ※ ※ ※
変更
宇宙人ジョーンズ:農民
滞在記録:農村その3
「ほらジョーンズさん起きて」
「ユックリ…ツミブクロ………ハッ!」
「? 何それ、聞いた事無いわね」
「……」
「大丈夫? この短い休憩でうたた寝なんてしてると思ったらうなされてるし」
「それにどうしたの? 低反発枕なんて両手に抱えて」
「……大丈夫デス」
「大丈夫なら良いわ。私達は先に行って稲を刈り取って束ねておくから、後で稲木の組み立てをお願い」
「…ワカリマシタ」
「あなたの分の缶コーヒーもあるから、飲んでからで良いわよ」
「穣子様、ジョーンズさんは起きやしたかい?」
「ええ、今起きた所だから大丈夫よ。 私も今から戻るわ」
「分かりやした」
「それじゃジョーンズさん、先に行ってるからね(ヒラヒラ)」
――この惑星に、ゆっくりは、
「……(プシュ)」
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ユックリシテイッテネ!
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「!?」
――居る。
もう勢いだけで書きました、反省はしてません。