宇宙人ジョーンズ︰幻想郷調査延長記録   作:もっちい

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転戦記録:外~天界 幕間

 

 

 

※ ※ ※紀元前480年、テルモピュライ街道※ ※ ※

     

     宇宙人ジョーンズ:スパルタ兵(最前列)

 

 

 

「奴らはここで食い止める、我々はここで戦う! 奴らはここで死ぬのだ!!」

 

「盾の誇りに賭けて!」

 

「「「「「おおーっ!!」」」」」

 

「オーッ!」

 

「今日という日を覚えておけ、そなたらの名が歴史に刻まれる日だ!」

 

 

 

 ――この惑星の住人は、何万年もの間、

 

 

 

「奴らに何も与えるな、奴らから奪え! 全てを!!」

 

 

『『『『『うおおおおおおおっ!!(ドドドドドドドドドドドドドドド)』』』』』

 

 

「来たぞ!!」

 

 

『『『『『(ドドドドドドドドドド……ズドドドンッ!!)』』』』』

 

 

「グッ……!」

 

「押せーっ! その程度の力かあーっ!!」

 

「ジョーンズッ! 押せ! 押せえーっ!!」

 

「ッ……オオーッ!!!」

 

 

 

 ――戦い続けてきた。

 

 

 

※ ※ ※1184年、一ノ谷の裏手、鉄拐山※ ※ ※

 

     宇宙人ジョーンズ:騎馬武者(義経直属)

 

 

「見ろ、奴らは崖を背にして安心しきっている。今ここで駆け下りれば、勝機はある」

 

「正気ですか!? こんな険しい崖を降りると言うのですか!」

 

「馬を二頭、馬具を外して降ろさせる。ここからなら奴らからは見えまい」

 

「「ヒヒーンッ!!??(ガラガラガラ)」」

 

「ああっ! 馬の片方が転んでしまいました!」

 

「だが見ろ、もう片方は無事に降りたではないか。心して下れば馬を損なうことはない」

 

「そ、そんな、だからって」

 

「ははっ、まさか後世の者も本当に降りるとは思うまい。ジョーンズも準備は良いか?」

 

「…………(コクリ)」

 

「皆の者、駆け下りよ!!(パシッ、ヒヒーン!)」

 

「三浦では常日頃、ここよりも険しい所を駆け落ちているわ!(パシッ、ヒヒーン!)」

 

「佐原殿まで……うわあーっ!もう滅茶苦茶だあーっ!(パシッ、ヒヒーン!)」

 

「…………(パシッ、ヒヒーン!)」

 

 

 

 ――戦い方やその目的は、時代や状況によって入れ替わっているに過ぎない。

 

 

 

※ ※ ※数年前、『外』某所、将棋教室※ ※ ※

 

     宇宙人ジョーンズ:アマチュア棋士

 

 

「…………(パチリ)」

 

「……ふむ、お前も中々やるな。待った、は無しか?」

 

「無シダ」

 

「そうか……すまない、正直これ程とは思わなかった(パチリ)」

 

「…………(パチリ)」

 

 

 

 ――ただ…。

 

 

 

※ ※ ※現在、天界比那名居邸、天子の私室※ ※ ※

 

     宇宙人ジョーンズ:天子の使用人

 

 

「…………(パチリ)」

 

「へえ、結構やるじゃない。こんなに頭を使ったのは久しぶりよ(パチリ)」

 

「…………(パチリ)」

 

「とは言っても、将棋盤自体引っ張り出すのも久しぶりだけどね。柄じゃないし(パチリ)」

 

「…………(パチリ)」

 

「………ちょっと待って」

 

「イヤ、無シダ」

 

「そういう意味じゃないわ。試合そのものが中止よ」

 

「…………?」

 

「またお迎えを名乗る連中が来たみたい。巻き込んだら悪いから下がってて」

 

「……ワカリマシタ」

 

 

 

 ――この惑星の住人は、

 

 

 

※ ※ ※同時刻、比那名居邸外部※ ※ ※

 

 

「お姉様、ここがあの女のハウスね!」

 

「ああ、そうだ。奴の部屋はこの見取り図に書いてある」

 

「はーい! これを成功させて、私とお姉様を馬鹿にした奴らを見返してやるんだから!」

 

「……そうだな。だが身の安全が最優先だ。これは弾幕ごっこなんてお遊びじゃない」

 

「うん、気を付けるね」

 

「よし、私が正面から奴に戦いを挑む。合図が届いたら裏口から侵入するんだ」

 

 

 

 ――これからも、戦い続ける。

 

 

 




構成:CM人類史篇
引用:洋画「300(スリーハンドレッド)」、一之谷の戦い(wiki)

Q:ジョーンズさんが居るスパルタとか怖い
A:CM見る限り、ジョーンズさんは時代に合わせて(自身の生存を除いて)能力を縛っているイメージがありますね。ほらそこ、目から光線とか言わない。

Q:源氏に混じるジョーンズさんとか歴史がry
A:記録や記憶に残らない位彼なら楽勝でしょう。尚一之谷の逆落としは諸説ありますが、真実は筆者も分からないです。彼のみぞ知る。
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