バカとテストと右脳娘   作:シュレ猫

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どうも、今回はCクラスでのBクラス戦まで終了させたいと思います。ということで、今回は今までで1,2を争うほど長いお話となっています。

それでは、本編をどうぞ。


第二十話:夏樹の禁句とへ理屈と

「……ここはどこ?」

「よう、やっと目が覚めたか」

 

 島田を怒らせて今まで気絶していた明久(バカ)がようやく目を覚ましやがった。こいつといい、島田といい戦況を悪い意味で引っ掻き回してくれる。夏樹みたいな冷静な小隊長タイプがいてくれて本当に助かったな。

 

「あれ? 雄二。なんで僕教室にいるの?」

 

 あ? こいつ何言ってんだ? ……あぁ、夏樹の話では不意打ち気味の一発で意識を刈られたらしいからな。殴られたのにも気づかずに気絶したのか。

 

「顔を何発か殴られて廊下で気絶しているんだから心配したんですよ」

「試召『戦争』じゃからといって、本当に怪我をする必要はないんじゃぞ?」

 

 とりあえず、夏樹は俺以外の奴には誰があいつを殴ったかは言っていない。なんでも島田の名誉のためらしい。まぁ、既に普段の態度がそんな隠蔽でどうにかなるもんじゃないけどな。

 

「別に心配しなくても大丈夫だよ。当たり所が悪かっただけで普段に比べればずっとダメージはないし、半分くらいはあっきーの自業自得なんだから」

 

 流石の夏樹もここのところ仕事量が増えてイライラしてるみたいだな。いつに無く辛辣な言葉だ。どうやら夏樹の態度で明久も何があったか思い出したようだな。気まずそうな顔してやがる。

 

「あ、あはは。ま、まぁ、この話は良いや。それで試召戦争はどうなったの?」

 

 明久が起き上がりながら秀吉に現在の状況を聞いた。気絶していたならそうだろうな。

 

「今は協定通りに休戦中じゃ。続きは明日になる」

「戦況は?」

「一応計画通り教室前に攻め込んだ。だが、予定より少ないとは言えこちらの被害も少なくはない」

 

 とりあえずバカでも小隊長として動く男だから俺も戦況説明に加わる。説明していて思うが、夏樹がウチのクラスに来た影響はやはり大きいな。予想していた被害よりは大分少ないし、撃破数も多くなっている。

 

「ハプニングもあったけど、今のところ順調ってわけだね」

「まぁな」

 

 戦況についての感想を述べた明久にこう答えたが、相手は根本だから安心はできない。まだ何かを考えているはずだからな。

 

「…………(トントン)」

「お、ムッツリーニか。何か変わったことはあったか?」

 

 根本の次の策について考えていると不意に肩を叩かれた。視線を向けるとそいつは情報係にしていたムッツリーニだった。そして、その報告を受けたわけだが。

 

「Cクラスの様子が怪しいだと」

「…………(コクリ)」

 

 あいつらがAクラスを狙うような冒険を犯すはずはない。だとすると、

 

「漁夫の利を狙うつもりか。いやらしい連中だな」

「雄二、どうするの?」

 

 俺が自分の考えを口に出すと明久が俺に意見を求めてきた。

 

「んー、そうだなー」

 

 作戦を考えながら時計を見てみると四時半であった。まだそんなに遅い時間じゃないから教室にも大分生徒が残っているだろうな。

 

「Cクラスと協定でも結ぶか。Dクラス使って攻め込ませるぞ、とか言って脅してやれば俺達に攻め込む気もなくなるだろう」

「交渉が決裂しても実際に攻め込ませたりしちゃダメだからね。いくらなんでもDクラスの人たちが可哀想だし」

「大丈夫だよ、夏樹。相手は僕たちが勝つなんて思っていないだろうからきっと上手くいくよ」

 

 Dクラスに戦後交渉で何を言ったのか知らない夏樹はそういう手段があると思って注意してくるが、本当はDクラスを動かす手段はなくなったから当然ブラフだ。だが、この程度のブラフでも協定を結ぶのは難しくないだろう。

 

「よし。それじゃ今から行ってくるか」

「分かった」

「そうだね」

 

 俺に続いて夏樹と明久が立ち上がる。おっと、一応交渉が失敗したときの保険は残しておかないとな。

 

「秀吉は念のためにここに残ってくれ」

「ん? なんじゃ? ワシは行かなくて良いのか?」

「お前の顔を見せると、万が一の場合にやろうとしている作戦に支障があるんでな」

「よく分からんが、雄二がそう言うのであれば従おう」

「じゃ、行こうか。ちょっと人数少なくて不安だけど」

 

 明久の言葉で俺、明久、夏樹、姫路、ムッツリーニというメンバーでCクラスに向かう。

 

「あっ、神谷さん。島田はまだもう少し時間がかかりそうだぞ」

「あうっ、本当にしまっちには悪いことしちゃったなぁ」

 

 教室を出たところで島田の様子を見てくるように頼んだ須川が帰ってきた。その須川を明久が誘っていたがおそらく盾扱いするつもりだな。まあ、俺としても盾が多いのは助かるし、文句は無いな。

 

「そう言えば、むっつー。Cクラスの代表ってどんな人なの?」

 

 Cクラスに向かう道すがら夏樹がムッツリーニに質問していた。だが、口数の少ないあいつの説明よりは俺がしたほうがマシだろうと思い、俺が代わりに説明する。

 

「ああ、Cクラスの代表は小山友香だ。バレー部のホープらしいから聞いたことくらいはあるんじゃないか?」

「へー、小山さんなんだぁ」

「ほう、面識があるのか?」

「話に聞いたり、遠目にチラッと見たくらいだよ」

「お前って付き合いやすい性格だし、結構顔が広いと思っていたんだがな」

 

 そう言うと、夏樹は陰のある笑顔を使って俺から目をそらす。

 

「……女の子との付き合い方が良く分からない」

「……お前も女だろうが」

「ちゅ、中学校時代は女の子の友達が全然いなかったんだよ!」

 

 マジで意外だな。コイツはたくさんの友達に囲まれているイメージなんだが。だが、そう言えば一年の頃は大抵俺らとつるんでいて、他の奴といるのはあんまり見たことなかったな。そう思っていると明久が割り込んでくる。

 

「中学校時代の夏樹は女子からの人気が凄くてさ。ファンクラブとか親衛隊みたいなのがたくさんあったんだよ。実際、ウチの学校にもイケメンで部活のエースとかってファンクラブができて当然って男子がいっぱいいたんだけど、それをあわせても中学で5本の指に入るくらいの人気だったんだから」

「そんなんなら逆に女子との付き合いに慣れてそうだが?」

「……その子たちね。何を勘違いしたか私を神聖視して、不可侵条約みたいなものを結んじゃったみたいでさ、全然近づいてこなかったんだよ」

「そういえば、ファンクラブ以外の子で何人か告白してきた子がいたよね? じゃあ、今回も夏樹の色仕掛けで――」

 

 明久がそう言いかけるや否や、夏樹はすばやく動いて明久を壁際に追い詰めて頬に優しく手を添えた。しかし、なぜか俺は鋭い爪が明久の頬に突きつけられている光景を幻視した。

 

「あっきー? 私そういう冗談は大嫌いだなぁ」

 

 あくまで穏やかな声で明久に告げる。夏樹は俺たちに背を向けているので表情は分からないが、明久の表情がどんどん恐怖に歪んでいるのを見ると逆に背を向けていてくれて助かったと思う。

 

「申し訳ありませんでした、夏樹様。調子に乗りすぎました」

 

 うん。夏樹にそういう話題は禁句(タブー)だな。

 

 

 まぁ、そんなトラブルもあったが無事にCクラスに到着した。

 

「Fクラスの坂本雄二だ。このクラスの代表はいるか?」

 

 俺がCクラスに入りざまに教室にいる全員に告げた。すると、俺たちの前にまじりっけの無い黒髪をベリーショートにした気が強そうな女子が出てきた。Cクラス代表の小山友香だ。

 

「Fクラスが何の用かしら?」

「Fクラス代表としてクラス間交渉に来た。時間はあるか?」

「クラス間交渉? ふぅん……」

 

 なんだ? ずいぶんといやらしい笑みを浮かべていやがるが。まあ、こうなったら考えてもしょうがない。このまま交渉を進めるしかないんだからな。

 

「ああ。 不可侵条約を結びたい」

「不可侵条約ねぇ……どうしようかしらね、根本クン?」

 

 小山は振り返り、教室の置くにいる奴らに声をかけた。なに、根本だと!?

 

「当然却下。だって、必要ないだろ」

「なっ!? 根本君! Bクラスの君がどうしてこんなところに!」

 

 取り巻きを連れて現れたのは、現在の俺たちの敵であるBクラス代表の根本恭二。畜生! はめられた。明久が騒いでいるが無駄だろう。全部相手の計算ずくだ。

 

「酷いじゃないかFクラスの皆さん。協定を破るなんて。試召戦争に関する行動を一切禁止したよな?」

「何を言って――」

「先に協定破ったのはソッチだからな? これはお互い様、だよな!」

 

 根本が告げると同時に取り巻き立ちが動き出した。そして、その背後には数学の長谷川教諭の姿が隠されていやがった。

 

「長谷川先生! Bクラスの芳野が召喚を――」

「させるか! Fクラス須川が受けて立つ! 試獣召喚(サモン)!」

 

 俺に対して攻撃しようとしたBクラス生を須川が身代わりで受けた。いい判断だ、須川!

 

「僕らは協定違反なんてしていない! これはCクラスとFクラスの――」

「無駄だ明久! 根本は条文の『試召戦争に関する一切の行為』を盾にしらを切るに決まっている!」

「ま、そゆこと♪」

「へ理屈だ!」

「へ理屈も立派な理屈の内ってな」

「明久、ここは逃げるぞ!」

「くそっ!」

 

 俺たちは戦闘を行っている須川に背を向け、Cクラスから離脱しようと駆け出す。

 

「逃がすな! 坂本を討ち――」

「全員、止まれぇ!!」

 

 根本の号令を遮って女の声が大音声で響き渡る。その声に驚いて根本はおろか俺たちも動きを止めてしまった。というか、普段と調子が違うがこの声は……

 

「戦闘をする前に全員私の話を聞いてもらいます」

 

 その声を聞き、離脱しようとした俺たちが振り返り再び教室に視線を向けるとそこには予想通り夏樹の姿があった。しかし、その顔には普段の温厚さはかけらも無く、睨み付けるような鋭い目つきをしている。それに、声にも硬さがあっていつもと少し違う。

 

「な、なんなんだよ。お前らが協定を破ったのは間違いないだろう」

 

 Fクラスの戦力を調べるときにウチの主力である夏樹についてもある程度調べたんだろう。根本の奴も評判との違いに戸惑っている。

 

「だから、協定違反をしたのは――」

「明久は黙ってて。今は私が話す」

 

 ここぞとばかりに反論しようとした明久を夏樹が制した。何をする気かは知らんがここはあいつに任せるしかないだろうな。そう判断していると夏樹が真剣な表情で長谷川教諭に顔を向ける。

 

「長谷川先生。根本君の言うとおりFクラスは条約に違反してしまったようです。申し訳ありませんでした」

『夏樹(ちゃん)!』

「神谷さん!」

 

 いきなりこちらの条約違反を認めた夏樹にFクラスのメンバーが悲鳴を上げる。逆にBクラスの連中やCクラスの一部はニヤニヤしている。

 

「それでは自分たちの非を認めるんですね?」

「はい。これでは迎撃されても仕方が無いですね」

「はっ、Fクラスの中でもお前だけは物分かりがいいじゃねぇか」

 

 その言葉を聞いた夏樹は笑みを作る。

 

「では、これは迎撃と認めるんですね」

「はぁ? 当たり前だろうが。お前らの条約違反に「その条約、もう一回、正確に読み上げてもらっていいですか」あぁ?」

 

 台詞を遮られた根本が苛立たしげに夏樹を睨む。しかし、夏樹はそんなものを意に介さず涼しい顔を浮かべている。

 

「っち。『試召戦争に関する一切の行為を禁じる』だ。これでいいか?」

「長谷川先生。それでいいですか?」

「ええ、そう聞いていますね」

「お前何がしたいんだ。今ので自分たちの不利が明らかになっただけだろう」

 

 確かにそうだ。条約を確認したところで事態は一向に好転しねぇ。

 

「じゃあ、なんであなたたちは迎撃できたんでしょうか?」

 

 はっ! その手があったか。こりゃあ、ひょっとするとひょっとするかもしれねぇな。俺は夏樹の意図がなんとなく理解できたが、他は理解ができないって顔をしていやがる。思った以上に策士だな、夏樹。

 

「だって、おかしいじゃないですか。試召戦争が停戦状態なのにFクラスを迎撃するだけの戦闘員、フィールドを張るための教師が他クラスであるCクラスにそろっているなんて」

「確かにそうだな。俺たちが逆の立場ならここで迎撃なんてできなかっただろうぜ」

 

 夏樹の話に俺も加わり一気に畳み掛ける。これは勢いの勝負だ。

 

「お前ら何を言って「私たちを迎撃するには伏兵を置いておく以外に方法はないって言ってるんです」」

「なぁ、根本? 伏兵の配置だって立派な戦争行為だよな? 一切の行為を封じているのに伏兵を配置していいのか?」

「き、貴様何を言って――」

「ここで問題になるのは時間ですよね。私たちがCクラスと停戦協定を結ぼうとしたときには既にこの教室にはあなたたちはいた。つまり、私たちよりも前にあなたたちが協定違反をしていることになる」

「友香は俺の彼女なんだ。別に俺らがCクラスにいたっていいだろ」

「お前は友達と教師を連れて彼女に会うのか?」

「お、俺たちが伏兵として潜んでいたって証拠はあるのかよ!」

「ありませんよ。ですが、実際伏兵として機能しているじゃないですか」

「だからよ。俺たちもお前らの伏兵を許すから、お互い一回の違反ってことで水に流さねぇか?」

「それを拒むなら、長谷川先生にどんな風に言われてここに連れてこられたのか、Cクラスの人間に何であなたたちが教師連れでここにいるのを認めたのか徹底的に詰問して、どちらの協定違反が先か明らかにしますよ」

「根本君、どうなんですか。事と次第によっては君に質問しなければならないことがありますよ」

 

 俺たちの雰囲気に流されて、長谷川教諭も根本を疑いだした。よし、これで詰んだな。

 

「……確かに紛らわしいことをしてしまったな。今回のところはお互い水に流すことにしよう」

 

 根本は苦々しげな表情で帰っていった。教室を見てみると小山も悔しげな表情をしている。危ない綱渡りだったけど、こんな表情が見れるなら案外悪くなかったかもな。それにしてもさっきの夏樹は凄かったな。あれじゃあ、女子のファンクラブができるわけだ。……夏樹、残念だったな。多分、この学校でもお前のファンクラブができるかもしれねぇぞ。

 

 

 

 

「凄いですよ。夏樹ちゃん」

 

 Cクラスの教室を出てFクラスに向かっていると姫路が夏樹に賞賛を送っていた。確かに俺も礼を言ったほうがいいかもな。

 

「助かったぜ、夏樹。まさか、お前があそこまで頭が回るとは」

「流石、神谷さん! 余裕のやり取りでしたね」

 

 口々に夏樹を褒めていると、いきなり夏樹が膝をついた。一体どうしたんだ!?

 

「こ、怖かったぁ~」

 

 先ほどの真剣な表情はなりを潜め、不安げな表情を浮かべている。

 

「ど、どうしたのさ、夏樹!? あんなに余裕のやり取りだったじゃない」

「よ、余裕なんてないよぉ。あんなの根本君以上のへ理屈で論理もガタガタ、冷静になって聞き直せば穴だらけの話なんだから。アレは表情や雰囲気で場を混乱させて誤魔化しただけで、もう一度やれって言われても上手くいく自信なんてないよ。もっちー! 代表なんだからしっかり背後関係は調べておいてよね! 何のためにむっつーを情報係に使ったのさぁ! 今ので絶対寿命が何年か縮んだよ」

「はっはっは。まあ、上手く言ったんだからいいじゃねぇか。でも、良くあんな理屈を思いついたな」

「ヴェニスの商人」

「は?」

 

 ヴェニスの商人っていうとあれか。確かシェイクスピアの喜劇だったか。

 

「学芸会の劇で唯一女の役をもらったのが『ヴェニスの商人』の裁判長だったから何度も読み込んで頭に内容が染み付いてて、何とか活用できたんだよ」

「なるほど。そういえばあの話はいったん要求を呑んでからその要求にへ理屈で無理やり穴を作って突っぱねるって話だったな」

 

 まあ、なんにしても夏樹がいてくれて助かった。正直俺ではあんな風にいったん相手のへ理屈を受け入れるなんて発想は出てこないからな。だが、こうなると秀吉に活躍してもらうしかないんだが、夏樹は反対するだろうからな。一体どうやって夏樹を遠ざけたものか。

 

「あっ、そうだ、もっちー。明日の朝はもっちーと一緒にBクラスを倒したときの約束であの時のメンバーにお菓子をあげるのにいったん保健室に行きたいんだけど、何時なら大丈夫?」

「んあ!? あ、明日の朝か。それなら八時二十五分から二十分くらい抜けてて大丈夫だ。ゆ、ゆ、ゆっくり渡してやれ」

「どうしたの? 変なもっちー。まあ、いいや。着替えもあるからその五分前に抜けても平気?」

「ああ、その位はかまわない」

「ありがと、もっちー」

 

 まさか、こちらから何かする前に夏樹のほうから抜けるつもりでいたとはな。Dクラスの戦後交渉といい、今回といい、かなり運がいいな。

 

 だが、このときの俺は今まで運が良かったつけを後で払わされることになるということをまったく知らなかった。

 




今回は夏樹に対する禁句が出ました。Dクラス戦の始めで明久のモノローグで語ったように夏樹は美波と同じように女子にモテます! 美波と違ってきちんと男子版の彼女にしたいランキングでも1ケタに入るくらいにはモテるだけましですが、女子の親衛隊ができるくらいに洒落にならないくらいのもて方をするので、はっきり言ってトラウマです。そのせいで、中学時代は友達も少なかったですし。

最後の方にヴェニスの商人を夏樹が読み込んだとありますが、それ以前はロミオとジュリエットでロミオを任されたり、白雪姫の王子を任されたりと男役ばかりの人生だったので、女の役をもらったのがとてもうれしかったためです。まあ、あの話の裁判官は男性的なかっこよさが求められると思うので、夏樹への見方はいつもと変わっていなかったり。

書きため次第ではもう一話アップできたらと思っています。それでは、今後もよろしくお願いします。
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