IS~獅子の瞳を持つ男~   作:木原@ウィング

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レオ兄弟とゼロが好きなので二つとも出しちまおうぜって事で書き始めました


1話

ここはK76星、この星に今は4人の男が集まっていた

 

レオ「久しぶりだな、ゼロ」

 

ゼロ「っへ、そうだな師匠」

 

アストラ「元気そうで安心したよ」

 

最初に声をかけたのはウルトラマンレオ

獅子座L77星出身のウルトラマンで伝説のウルトラ兄弟の一人だ

 

レオに声をかけられた赤と青色の男はウルトラマンゼロ

M78星雲光の国のウルトラマンで、光の国の若き最強戦士と呼ばれる程の実力者だ

彼は父親にウルトラセブンがおり、レオは彼の師匠でもある

 

最後に声をかけたのは、アストラ

彼はレオと同じ獅子座L77星出身のウルトラマンだ

アストラはレオと兄弟で彼もゼロの師匠の一人だ

 

「揃ったようだな? ゼロ、レオ兄弟よ」

 

話をしていた三人の前にマントを翻しながら一人の人物が現れた。

彼こそが三人をこの星に呼び出した人物。

彼の名は

 

レオ「お久し振りです、ウルトラマンキング」

 

ゼロ「何のようだよ、キングのじいさん」

 

アストラ「ちょっとゼロ!?」

 

キング「ふっふ、アストラよ。気にするな、ゼロはそうでなくてはな」

 

そう笑いながら言う、彼の名はウルトラマンキング

ウルトラマン達にとっても伝説と呼ばれる超人だ。

キングはかつて、光の国を追放されたゼロをレオ兄弟に預け修行させ立派なウルトラ戦士にした人物であり、ゼロはその恩義から彼の願いのためだったら別宇宙に居ても飛んでくる事を密かに誓っている。

 

レオ「それで、ウルトラマンキング。一体どうしたのですか?」

 

キング「うむ、実は別宇宙の地球に宇宙人たちが侵略を行うと言う情報が入ったのだ」

 

ゼロ「別の宇宙? それってタイガ達の地球にまた!?」

 

タイガとは、かつてゼロが別の宇宙で出会った勇敢な青年だ。

ゼロは彼と一緒に侵略者バット星人が作り出したハイパーゼットンと死闘を繰り広げたのだ

 

キング「いや、その宇宙では無いようだがその地球が少しばかり内情が厄介での」

 

アストラ「内情が厄介? どういう事ですか?」

 

キング「これに関しては行って貰った方が手っ取り早いのでな」

 

ゼロ「まぁ、つまりその地球に行って侵略者から守れば良いんだな?」

 

キング「うむ、そう言う事じゃ」

 

レオ「キング、それは我々だけでですか?」

 

キング「いや、お前たちは先行隊として向かってもらう。しばらくしたら、他の者達も向かわせる」

 

ゼロ「その時はまた俺がこっちに戻ってきた方が良いのか?」

 

キング「その必要はない。私がその宇宙に送るからの」

 

レオ「分かりました。すぐにでもその地球に向かいます」

 

ゼロ「よっしゃ! そうと決まれば俺のイージスでさっさと飛ぶぜ!」

 

キング「頼んだぞ、戦士達」

 

ウルトラマンキングからの激励の言葉を受けて三人の戦士は別の宇宙へと向かった

 

 

________ ________

 

 

ゼロ「で? ここがキングのじいさんが言っていた地球か?」

 

レオ「あぁ、ここで間違いない」

 

アストラ「見た感じではM78星雲の有る地球と変わらないですね」

 

レオ「とにかく情報を集めるぞ」

 

レオ達はそう言って地球に降り立った。

 

ゼロ「さてと! それじゃあ行動開始と行きますか」

 

レオ「待てゼロ!」

 

ゼロ「うぉっ!? なんだよ師匠」

 

レオ「そのままでは不味い。人間の姿にならなければ」

 

ゼロ「あ、いけね。すっかり忘れてたぜ」

 

ゼロは頭をかきながら反省する

 

アストラ「前に地球に行った時はどうしたんだ?」

 

ゼロ「タイガの時はアイツが瀕死の重症だったから融合して、その後のギンガ達の地球ではこの姿のままだったからな」

 

レオ「その辺りの意識もしっかり持っておかないと後々に面倒な事になるぞ?」

 

ゼロ「分かったって! 気を付けます!!」

 

レオに注意を受けてもそれを軽い返事で済ませるゼロ

そして自分の顔の前で腕を組んでみせる

すると、ゼロの体が光に包まれてその光が収まった時、そこには人懐っこそうな青年がいた。

 

ゼロ「これで良いんだろう?」

 

レオ「あぁ、それだったら問題ない」

 

アストラ「ねぇ、ゼロ。その時の名前はどうするの?」

 

ゼロ「え?」

 

アストラ「いや、だから人間体の時の名前だって」

 

レオ「俺は地球ではおゝとりゲンと言う名前だ」

 

ゼロ「え~……それじゃあ諸星 零(もろぼし しん)で良いかな」

 

レオ「諸星 零、か。セブンの地球での名前と似ているな」

 

ゼロ「ヘヘッ親父が愛した星で親父と同じ名前って言うのも乙だろ?」

 

アストラ「ふふっ、ゼロらしいね」

 

ゼロ「さぁ、これでもう問題ないよな? 今度こそ行こうぜ!」

 

レオ「あぁ、行くとするか」

 

 

________________________ _______________________

 

 

ゼロ「……」

 

レオ「……」

 

アストラ「……」

 

「…………」

 

この地球での調査を開始してしばらく経過し、この地球の情勢などの情報はある程度集まった

そして現在、ゼロ達の前には一人の女性がいた。

一見すると美少女だが、その格好は可笑しかった。

片方の腕はなぜか鉤爪のついたフックを装備しているし、もう片方の腕は大きな箱が付いていた。

どうやらその箱の中にもう一本の腕が有るようだが良く分からない

そして黒いタイツ姿をしている。

その姿はなんと言うか、もう……

 

ゼロ「不審者だ」

 

レオ「不審者だな」

 

アストラ「不審者ですね」

 

「な、何なんだ! 突然人を見て不審者などと!?」

 

「「「その格好を鏡で見てこい、不審者以外の何者でも無いぞ」」」

 

「ガーン!!」

 

三人にバッサリと切り捨てられてショックを隠しきれていないその女性。

ショックの余りに地面に手をついて落ち込んでいる。

それを見て少し申し訳ない気持ちになる三人だが、すぐに頭を振って仕切り直す

 

ゼロ「って、そうじゃねぇ! 何でお前がそんな姿で地球にいるんだ!?」

 

レオ「マグマ星人ッ!?」

 

マグマ「な、何の事だ!? わ、私はマグマ星人ではない!!」

 

アストラ「いや、どこからどう見てもマグマ星人だろう」

 

アストラの素早いツッコミにぐぅの音も出ない。

そして観念したのか、溜め息をついて、ゼロ達に向き直る

 

マグマ「良く分かったな」

 

ゼロ「いや、良く分かったじゃなくてバレバレだったからな?」

 

レオ「それで、何故この地球にいる。マグマ星人」

 

マグマ「……実はな」

 

そうしてマグマ星人は話始める。

自分はゼロ達と同じ宇宙のマグマ星人で、宇宙を旅していたら突然発生したワームホールに吸い込まれて気がついたらこの時空の地球にいたらしい。

 

アストラ「なるほど、そんな事が」

 

レオ「だが、なぜ先程は自分がマグマ星人で無いなどと嘘をついた?」

 

マグマ「……あなた達ってウルトラマンレオとアストラ、それに最近噂に聞くウルトラマンゼロでしょう?」

 

ゼロ「あぁ、そうだな」

 

マグマ「いきなりそんな大物達が目の前に現れて聞いてくるなんて恐怖しか感じないわよ」

 

アストラ「僕達ってどう思われてるの?」

 

マグマ「……それに、レオ兄弟の前にマグマ星人が出れる訳が無いじゃない」

 

レオ「……それは何故だ?」

 

マグマ「何故だって……あなた知っているでしょう!?」

 

レオの質問に大きな声を上げてマグマ星人は立ち上がる

その顔は今にも泣き出しそうな少女の顔だった

 

マグマ「私達は! あなた達の故郷を滅ぼしているのよ!? 出れる訳が無いじゃない!?」

 

レオ「……君は私達の故郷を滅ぼした時の個体か?」

 

マグマ「え? ……違う、けど」

 

レオ「ならば良いじゃないか」

 

マグマ「な、何で!?」

 

レオ「悪いのは私達の故郷を滅ぼした奴だ。他のマグマ星人を恨んだり憎むのは筋が違うだろう?」

 

レオはそう言ってマグマ星人の頭を撫でながら微笑む。

その姿は、さながら娘を見守る父親のような優しい微笑みだった。

マグマ星人は俯いて、レオにされるがままじっとしていた。

 

 

レオ「で、これからどうするか」

 

アストラ「やっぱり、この地球で行動するにしても拠点が無いとな」

 

ゼロ「俺達のマイティーベースでも持ってくるか?」

 

マグマ「……何の話をしているの?」

 

ゼロ「あ? そう言えば説明していなかったな」

 

アストラ「僕達はこの地球を狙う侵略者を追って来たんだ」

 

ゼロ「で、今は情報を集めてこの後の活動拠点を探しているんだ」

 

マグマ「……なるほど」

 

レオ「とは言っても、拠点などそう易々と手にはいるものでは無いぞ」

 

ゼロ「そうなんだよなぁ、どうすっか」

 

マグマ「……ねぇ、あなた達はISって知っている?」

 

アストラ「あぁ、この時空の地球に有るパワードスーツだっけ?」

 

マグマ「そう、実はこの先にそのISに乗る子供達を教えている学校がある」

 

ゼロ「ふ~ん。で?」

 

マグマ「そこを拠点にすれば良い」

 

レオ「……しかし、確かISとは「女性」しか動かせないのでは無かったか?」

 

マグマ「普通はね? でも、私達は違う」

 

レオ「……」

 

マグマ「私はそこの有る人物と仲が良い。私が口添えすればどうにかなるかもしれない」

 

ゼロ「だったら行ってみるか?」

 

アストラ「まぁ、行ってみて駄目だったら新しい方法を考えよう」

 

レオ「……分かった。一応、行ってみることにしよう」

 

そう言って四人はIS学園に向かって行った

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