東方魔龍仮面   作:草賀魔裟斗

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自分にとっての第2作目です
頑張って書かせていただきます
そんなに長く連載することはありません


一話 異世界の扉

幻想郷の暗闇を駆ける影が四つ

「…追い詰めたわよ…仮面の魔法使い…!」

「うにゅ~…疲れた…もう逃がさないよ」

「ったく…手間取らせやがって…」

13代目博麗の巫女こと博麗霊夢

八咫烏の霊烏路空

そして普通の魔法使い、霧雨魔理沙が息切れしながら一点を見詰める

その一点には金色の仮面をつけ

金色のマントをひらつかせる魔法使いがいた

その腰には特徴的な手のひらの形を象ったベルトをつけ

両手に巨大な丸い指輪を着けていた

金色の魔法使いは指輪をベルトに翳した

[バインド、プリーズ]

魔法使いの背後に魔方陣が現れ

魔力の鎖がまるで生き物のように三人に向かってくる

「"恋符"マスタースパーク!」

鎖は巨大な光線に消えた

その光線は金色の魔法使いすら巻き込む

しかしそこからすぐに金色の魔法使いのベルトの声が聞こえる

[コネクト、プリーズ]

右側に魔方陣を展開しその中から斧のような杖を取り出した

それで斬りかかるも霊夢たちは飛ぶように動きそれによるダメージを避ける

「…魔理沙、こいつの魔法の種類、分かる?」

「…解らん」

「お空、魔理沙、気を付けてよ、こいつ危ない…」

金色の魔法使いは首をコキッと鳴らす

「一斉にいくわよ、準備して!」

霊夢、お空、魔理沙がスペルカードを取り出す

「"七星"セプテントリオン!」

「"恋符"マスタースパーク!」

「"霊符"夢想封印!」

大量の弾幕が金色の魔法使いにぶつかり

あたり一面に砂煙が舞い上がる

一時的に金色の魔法使いの姿が見えなくなる

「…うそ」

霊夢の一言が虚空に響いた

三人のスペルカードを受けた

金色の魔法使いはその場に存在し続けていた

「ふっ…この程度か…」

金色の魔法使いが嘲笑うように喋りだした

「この程度の魔力では足しにもなるまい…もういい…この幻想郷も外れらしい」

「この幻想郷?」

お空が直ぐに返す

金色の魔法使いは指輪を付け替えた

[ゲートプリーズ]

「ふっ」

金色の魔法使いの魔方陣は四人を通過する

凄まじい閃光に三人は目を瞑る

 

 三人はビルの屋上のようなところで気を失っていた

「うにゅ~…っ!!」

お空が一番始めに起き上がる

ビルの屋上の端まで歩を進めた

「ここは…?」

「いてて…ひでぇ目に遭ったぜ…」

魔理沙が起き上がるとお空の方に進む

「ここは…どこだ?」

「外界かな?」

「外界ってこんなに魔力が充満してんのか?」

「…解らないけど…それになんか」

下の人々は箒に乗り移動していた

「魔理沙が一杯居るし…」

最後に霊夢が起き上がる

「う~痛ぁ~…私たち何処に飛ばされたの?」

「さぁ…」

霊夢は目を細めて下を見回す

「兎に角…下に降りてみましょう」

三人は飛翔してビルから飛び降りる

 

下は今までの幻想郷とは大違いだった

山より高い建物が沢山建っていて

人々は箒に乗り空中を飛行していた

「まるで夢の世界ね…ここには妖怪とかはいないのかしら…」

「霊夢、あれみて」

お空が指さした人間は金色の魔法使いのベルトを着けていた

「見つけたわよさっさと倒して…あれ?」

周囲を見渡すと通行人全員、同じようなベルトをつけていた

「…なっ…」

「何よこれ…」

「ここにいるの全員敵なの?、あたし頭痛いよ…」

霊夢たちは呆然と立っていると

警察のような人達に囲まれた

「貴様ら…霊烏路空と博麗霊夢だな!?」

「えっ?、そ、そうだけど…貴方達は?」

「あれ?私ってもしかして異世界でも人気者?」

警察のような人達はベルトに指輪をかざして金色の魔法使いのように仮面にマントをつけた姿になった

そのあと、杖のような物を取り出し

三人に其を突きつける

「霊夢、お前が人気者ならどうしてこいつらは臨戦態勢なんだよ?」

「熱狂的なファンなのね…人気者は辛いわ…」

「霊夢、なにいってんの?」

お空の冷静な一言に一気に冷静になった霊夢は恥ずかしさ払いに咳を一つ入れて間をつくった

「…兎に角、無駄な戦闘は避けたいし…逃げるわよ!」

三人は飛翔してその場を後にする

魔法使い達も追い掛けるがスピードが違いすぎ、すぐに見失ってしまった

 

町を離れると直ぐに森林が広がる場所に出た

森林に着地すると直ぐに霊夢が深いため息をついた

「…はぁ~どうしたもんかな…」

「あたし達って何かしたのかな?」

「お前の身に覚えがなかったら、何もしてねぇだろ、それよりどうしてあいつらがどうしてお前らの名前を知っていたかが問題だ…ここは異世界だぜ?」

「…そうね…あぁ!イライラする!大体!考えてても分かるわけないじゃない!ここは異世界なのよ!?私達の常識が通用しない世界なの!!」

霊夢が声を荒げるも三人の沈黙から霊夢も沈黙に混ざる

「ねぇ…あれ…なに?」

お空が指をさした先には黒いマントを着た人間が一人たっていた

「…あんたは?」

「…自己紹介は後でいい?、少し来て貰いたいの」

「はぁ?」

「時間がない…早くして」

黒マントに言われるがまま三人は移動を始めた

 

森もかなり深くまで歩いてきた

霊夢がたまらず声をあげた

「…ねぇ!なんなのよ?あんた」

「しっ!…」

黒マントは周囲を伺うように見渡すとふぅと長く息を吐いた

「ここで良いでしょう…貴方達の事は紫から聞いてる…ソーサラーの魔法で非魔法の幻想郷から来たのよね?」

「紫が?それに非魔法の幻想郷?」

「あぁそっからなのね…まぁ外で悠長に話すのも危険だし…そうだな…詳しい話は安心できる場所で…とりあえず…」

黒マントはその顔を隠していたフードを取った

その瞬間、三人は絶句した

特に霊夢は目をまん丸にして黒マントを見つめた

「自己紹介ね、私の名前は博麗霊夢

またの名をウィザード」

黒マントの中身はそのまま霊夢の顔だった

それどころか色こそ違うもののリボン髪飾り全て鏡に写したように錯覚するほどに霊夢だった

「えっ?…どうなって…」

「詳しい話は後で…とりあえず移動しましょう…そのあと事の経緯を話してあげるわ」

 

少し歩くと魔法のように森は姿を消し

工事現場のような場合に出た

シャベルで盛り上げたと思われる巨大な砂山にこちらの霊夢は近づいた

「…私よ、お空開けて」

「わー霊夢!おかえりー!」

黄色い魔法陣が展開され砂山に扉が現れた

「中でゆっくり話しましょう」

 

中は綺麗に整頓されていた

薄暗い室内に少しの照明

そして本棚やビリヤード台まである

その部屋の中央にある机を挟んだ

ソファーに三人は座る

「…まずは改めて、私は博麗霊夢…だけど二人いると面倒だね…ウィザードって呼んでよ、でこっちが」

「あたし、霊烏路空!あたしはね…うーん…ビーストって呼んで!」

「お空はお茶を出して」

「はーい」

ビーストがその場を離れていく

「さて…聞きたいことある?」

「えぇ山ほど」

「だよね…それじゃまず、非魔法の幻想郷だよね?」

霊夢が頷いた

「そうだねぇ…君たちは何で戦うの?」

「スペルカードって言うものと弾幕で闘うわ」

「そうなると君たちの幻想郷は個々の特殊弾幕で異変解決するから弾幕幻想郷、でその他の幻想郷の事を非能力幻想郷と呼ぶの…まぁ、簡単にいうと幻想郷は沢山あるって訳、私たちの世界は魔法が発達したから魔法幻想郷ね」

「魔法を使うから魔法幻想郷、でその他は非が付くだけか…簡単で良いわね」

「そうねぇ…でこの世界の事だけど…まぁ、言わなくても分かるわね、この世界の魔法はこれで行うわ」

ウィザードはその腰のベルトにベルトと同じデザインの指輪を翳す

[ドライバーオン]

そのベルトは金属部品が現れ手の部分が浮き出る

「ウィザードドライバーっていうの…そうね…一応、予備があるから貴方達にも渡しておくわ、指輪も渡しておく、ちょっと、待っててね」

ウィザードが立ち上がった

「それじゃ、あたしも魔法が使えるのね!」

「そうなるな」

「やったー」

「お前には核融合があるじゃねぇか…なんで魔法が使えることが嬉しいんだ?」

お空と魔理沙の話は霊夢には届いていなかった

「お待たせ…えーと使い方分かる?」

ウィザードがベルトと指輪を3つずつ持ってきた

「ねぇ、どうして、私達にそんなに親切なの?」

霊夢が立ち上がった

「私達は貴方達からすれば素性の解らない人間でしょ?…どうしてそこまで信用できるの?」

「それは…」

ウィザードは一瞬、暗い表情を見せたあとそれを振り払うように話題を変えた

「お空ちゃん魔理沙さん、ちょっとビーストを見てきてくれないかい?ちと遅すぎる」

「うん、解った」

「OKんじゃいくかお空」

お空と魔理沙がその場を去っていった

「…なぁ霊夢…お空の事は好きかい?」

「なっ!?なななななななっ!!何を!!」

「いやぁ質問してみたかっただけさ…それじゃさお空の居ない生活を想像できるかい?」

「それは………難しいわね…」

「…そいうことさ、あいつもきっとまだ…」

「えっ?」

ウィザードはまた振り払うように笑みを向けた

「なんでもない…それより、今日は泊まるといい…明日、お空の師匠に会いに行くんだ…かなり信用できる人だから君たちも厄介になるといいよ…ソーサラーを倒さないと…なんだろう?」

「待ってよ、まだ質問に答えてないわ!」

「その内わかるさ、人を愛してる君にはね…」

ウィザードは奥の部屋に入っていった

「嫌み言われた気分…」




短編で書こうとしただけあって長い
書くのも辛くて地獄のような2週間でしたよ(T0T)
仮面ライダーウィザードの劇場版
劇場版仮面ライダーウィザードin Magic Landを元に書かせていただきます
頑張ります(´・ω・`)
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