女神アクアとカズマの観察から1ヶ月がたった
土木作業からやっと冒険者らしくクエストに行った
俺は後をつけたんだがクエストの仕事ぶりはひどいものだった
クエスト自体はジァイアントトードの討伐という俺が最初にやったクエストで簡単なものだった
しかしカズマたちはジァイアントトードから逃げ回っていたり、打撃系の攻撃は効かないのにそれをして食われるわで散々なものだった
それから翌日のギルドで
「やあカズマ」
「あ、ケイトさんじゃないですか」
「君も冒険者だったんだね(知っていたけど)」
「ええ実はそうなんですよ」
「ねえカズマ。この人誰よ」
「この人は冒険者の先輩だ」
「ふーん」
この様子だと忘れているようだな
転生者だってことは言わないでおいてもいいんだろうけど今後のためにも言っておくか
「実は俺は転生者なんだ」
「へーそうなんですか…………………ってええええええええええ!!!!!」
カズマの声はギルド中に響いた
「ケイトもこの駄女神に転生させられたんだ」
「ああそうなんだ」
カズマは驚いて再起不能な状態だったがすぐに戻った
それから俺は今までのことを話すとカズマも自分のことを話してくれた
少女をトラックから助けたと思ったら実はトラックはトラクターでそんなことしなくても助かったこと
目が覚めると不思議な空間にいて女神アクアがそこにいたこと
アクアの言動に腹が立ってアクアを転生特典として連れてきたこと
この世界に来て冒険者になるはいいがなるためにお金が必要でそれが無くてお金に困って近くにいた人に借りたこと
生活費や装備を揃えるために街の整備の土木の仕事を毎日ひたすら身を粉にして働いたこと
しばらくして異世界らしいことをしてないことに気づいてクエストにいったのはいいが結果は散々だったこと
「大変だったんだな」
「この駄女神のせいでメチャクチャな毎日だよ」
「ちょっと、何で私のせいになるのよ!」
「この金あげるから好きなもの頼め」
「やったー、カズマさんありがとー!」
「……………苦労してるんだな」
「……………ええ」
「よし、決まった。俺はカズマのパーティに入るぜ」
「本当か!ケイト」
「ああ、今はパーティに入ってないからフリーなんだ。それで暇をしているからちょうどいいからな」
「それは良かったよ。アクアだけじゃ不安なんだよ」
「まだまだ弱いやつだがよろしくお願いするよカズマ」
「ああ、こちらこそよろしくケイト」
「さて、どのクエストに行く?」
「そうだな………ジャイアントトードの討伐クエストに行くか」
「それにしようか」
こうして時が過ぎて行く