「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」
紫色の空の下で逃げ回る堕天使がいた。周りには誰一人いない状況だった。
「コロシテヤル。コロシテヤル。コロシテヤル。」
と呟く黒いドラゴンの羽を生やした右腕がドラゴンの腕の少年が追いかけていた。
少年が漆黒の槍を出すと堕天使の足に投げ命中させた。
「がぁ....。」
倒れたとこに凄いスピードで近づき当たった逆の足に向けて突き刺した。
「何なんだお前は。俺に何の恨みがあるんだ!」
「これはお前達堕天使への復讐だ。」
と無機質な声で少年が答えた。
堕天使が負傷した翼を使い逃げようとしたら2枚の翼を少年が瞬時に切り落とした。
「ーー...ーー。:
堕天使が声にならない叫びを上げていた。
少年はそれを嘲笑うかのように堕天使を霧で包んだ。そして堕天使の能力を奪い、漆黒の槍を出し両腕、両足を地面に貼り付けるた。
そしていつものようにペンチで指を潰していく。両手と両足を潰し終ると顔を殴り気絶から現実へと引き戻す。そして最後に能力を解放して漆黒を侵食させた
「これで52匹目。」
今日で23日目だったような気がする。初めの方は1日5~7匹ほど殺れていたけどこのごろ見当たらない。どこにいったのだろうか?と考え事をしていたらバハムートが話しかけてきた。バハムートとは俺に力をくれた漆黒のドラゴンだ。
「我が主よ。堕天使はお前を恐れ気配に敏感になっているぞ。このままだとあまり殺れないだろうし、人間界の堕天使でも殺したらどうだ?」
「それは嫌だ。」
「なぜだ?」
「それは、この力が強大すぎるから、人を巻き込むのが嫌だから。」
「そういう事なら仕方がない、か。」
なんて聞き分けのいいドラゴンだろうと思っていたら、声を掛けられた。
「お前が噂の邪竜か?」
気づかなかった。こんなにも近くにいるのに、しかも堕天使だ。今までの奴とはレベルが違うと言うのもわかり、すぐに後ろに下がり、神器を発動させて、相手の動きをまった。
「まてまて、今日は話に来ただけだ」
「なんの?」
冷たい声で返した
「なんで俺達堕天使を狙っている?」
「仇」
殺気を込めて睨みながらいった
「やめる気はあるのか?」
「あるわけない。」
そう言ったら堕天使が挑発するかのように言ってきた
「俺は堕天使の総督アザゼル。止めないようならお前を殺すがな」
「....。」
コイツは強い。でも殺したいと頭の中がそれだけでいっぱいになった。
「コロシテヤル。コロシテヤル。コロシテヤル。コロシテヤル。コロシテヤル。」
そう何度も呟きながら霧を発生させた。
「うわっ、なんだこの神器初めて見るぞ」
といいながら俺の攻撃を全て避けたり、いなしたり、受け止めたりしていた、攻撃さえ当たればと思い突進して行ったら殴り飛ばされた。
「おい。冗談ならこれくらいにしとけよ。これ以上するなら本当にここで消す。」
今までに感じたことないくらい濃密な殺気が俺に向けられた。俺は立ち上がり仕掛けていた髪の毛ほどの細さの針で左足のふくらはぎにか擦り傷を追わせることができた。
「なんだこれは?」
と漆黒が侵食していくのを驚いていた。
こんな単純なことに引っかかるとは思ってもいなくて俺も少々驚いた。
「その左足切り落とした方がいいよ」
と告げ誰も介入できないようなスピードで人間界に転移した。
魔界には左足の膝から下を失った男性が自分の足が漆黒に染まって塵となっているのを見ていた。
少年は自分にあの能力が無かったらぼろ負けだったと悔やみ、白色の世界に入りドラゴンから禁手のなり方に付いて聞いていた。
次アザゼルの殺し方を考えるために。
主人公の転移は場所を決めない代わりにすぐに転移が出来るものです。今回はたまたま人間界に着いただけです。
少しでも頭に入れていてもらえたら嬉しいです。