アザゼルと出会ってからかなり時間が経った。
今は人間で言う中3か高1くらいの年齢だと思う。
そして今日心の拠り所ができた日だった。
人間界に久しぶりきた。堕天使の気配を追い、向かっていると
「キャー!」
女の子の声が聞こえた。気にをせずに気配の方を追いかけていたら、女の子を堕天使が追っていた。
「ふざけてんのか?お前ら堕天使は俺に殺されるだけでいいのに。殺してやる。殺してやる殺してやるコロシテヤルコロシテヤル.....。」
「落ち着け」
相棒の声が聞こえた
「あぁ、すまん。ついに殺せると思うとな」
この頃こんな感じの会話しかしてないと思う。
「はぁっはぁっ。はぁ。」
10代前半くらいの女の子が走っていた。
「ふんっ」
光の槍が左足に当たってしまった。そして倒れた少女が自分で足を治していた。
神器持ちか、と思いながら少女に近づく堕天使を殴り飛ばした。
「だれだっ!気配を感じなかったぞ!」
立ち上がりながら堕天使が、喋った。そして堕天使の口を抑えた。
「喋ってんじゃねーよ。お前何様のつもりだ?」
「んーー!!ーー?!」
「何言ってんの?」
顔をにぎり潰した。このごろ殺せなかったから結構スッキリしていた。
「お兄さん、大丈夫だった?怪我してない?」
茶髪の可愛らしい女の子が聞いてきた。
「あぁ。大丈夫だ。」
漆黒の翼を出して立ち去ろうとすると服を掴まれた。
「私も連れてって。」
「嫌だ。」
面倒だし、置いていこうと思っていたら
「パパもママを私を捨ててどっかに行っちゃったの。だから私を連れてって」
「...。」
なにしてんのコイツの親は。子供は大事なものじゃないのかよ。
「お願い。」
と涙目で呟いた。
何となく連れていきたくなった。
「お前が死んでも責任は取らんぞ。」
「ありがとう」
妹の笑顔と似ていた。この時少し心が暖かくなったのには気付かなかった。
「名前はなんて言うんだ?」
「私の名前は捨てたの。だからお兄さんが付けて」
「なら、みうでいいか?」
妹の名前が咄嗟にでてしまった。なぜ?あいつの名前が?
「どーしてみうなの?」
「何となくだよ」
と言い終わったら、みうを抱えて家へと飛んでいった。10分くらい飛んでいたらみうは寝てしまった。その顔が可愛いと思ったのは気のせいだろうと自分に言い聞かせながら
赤色の夕日をバックに漆黒の翼で飛んでいく一輝を気配を消した男がずっと眺めていたのは誰も知ることなく....。
彼の物語は悲劇へと向かっていくのには誰も想像などしていなかった。
オリキャラ登場です!
これからもよろしくお願いします!