まず、最初に絵里誕生日おめでとう!!自分がラブライブを知ったときから、ずっと一推しとして来ましたが、もう、自分が絵里推しになってから3年がたったのですね……いつも、絵里に癒されたり、勇気づけられたり。今となっては、自分にとって絵里は無くてはならない存在になりました。絵里、本当に生まれてきてくれてありがとう!そしてこれからもよろしく!
さて、前書きはここまでにして、本編スタート!
「ふわぁぁ……んん!!」
朝の心地よい日差しによって、私は自然と目が覚めた。
あら、こんにちは、絵里よ。
10月になって気温も下がり、朝と夜は冷え込むことが多くなってきたわね。そして、今日は私にとっても大切な日である。
「10月21日、私の誕生日、か」
そう。今日10月21日は私、絢瀬絵里の誕生日なのです。毎年、亜里沙と一緒に過ごすのだけれど、今年は少し、いや私にとっては全然違うのである。何故なら、
「鈴哉とデート、か。ウフフッ♪」
そう、私の幼馴染みであり、最愛の想い人、荻野鈴哉と一緒に過ごすからなの。きっかけは、昨日の帰り道
『お前、明日誕生日だろ?だったら、2人でデートに行かね?』
とあっちから誘ってくれたからである。その誘いを言われた時、私はあまりの嬉しさに、子供みたいにじゃれついてしまった。今思えば、かなり恥ずかしいわね//
「さ、支度しようかな」
と呟きながら、私はベッドから出て、出かける支度をした。
さ、まずは
「着ていく服から、ね」
と言い、昨晩に決めていた服を手に取って着替え始めた。そういえば、
「ちょっとブラがキツくなってきたかも……今日、新しいのを買おうかしら」
ふと気が付き、そう言った。最近、また胸が大きくなったのかも……。大きくなるのも困りものよね。
「でも、よく考えると、私だけならまだしも、鈴哉もいるのよね。ちょっと誘いづらいわね」
そう私は考えた。女の子の下着売り場に男の子が入るのは流石に辛いものもあるだろう。居心地とか、立場とか。でも、苦しいのもまた、事実だし。
「し、仕方ないけど、鈴哉には我慢してもらいましょう」
そう考え事をしていると、
ピンポーン
「絵里ー!来たぞー!!」
と鈴哉の声が聞こえた。え!?早くない!?なんでこんな時に限って来るのよ!!
「ち、ちょっと待ってて!!もう少しで行くから!!」
と私は慌てながら言うと、
「お、おう!あまり慌てなくても大丈夫だぞー?」
と返してくれた。本人はあぁ言ったけど、やっぱり待てせるのも悪いので、私は急いで身支度を終えた。
「お、お待たせ!ごめんなさい、遅れちゃって!」
「おう、お疲れ。いや、気にしなくて大丈夫だよ。準備に時間掛かったんだろ?なら、仕方ないよ」
私がそう謝罪すると、鈴哉は笑顔でそう言ってくれた。やっぱり、鈴哉は優しいなぁ♪ほんとずるいわぁ♡
「ありがとう!で、どうかしら?」
「ん?何が?」
「もう、分かってるくせに」
「ハハッ、冗談だって。とても可愛いよ、絵里」
「鈴哉……//ありがとう!!」
私は鈴哉から可愛いと言われ、とても嬉しかったわ!
だから私も
「そう言う鈴哉もかっこいいわよ//!」
「おう、ありがとな!」
褒めると、鈴哉はニカっと笑いながら、そう答えてくれた。もう、なんでそんなクールなのよ、惚れちゃうじゃない//まぁ、惚れてるけどね♪
「それじゃあ、行くか」
「えぇ!」
そして、私達のデートが始まった。今日はめいっぱい楽しも♪
◆
「あ、そういえば忘れてた」
「ん?何が?」
家から出て、ショッピングモールに着いた時、私は今朝の事を思い出した。思い出したらなんか恥ずかしくなってきた///
「そ、その//すごく言いにくいんだけど//」
「なんだよー、頼みなら聞くからとりあえず言ってみ?」
「え、えぇ//なら、言うわね?」
「おう、どんとこい」
深呼吸。……よし!
「その、下着を買いたいのだけど//」
「……は!?//」
覚悟を決めて言うと、鈴哉は一気に顔が真っ赤になった。
あ、ちょっと可愛いかも♪
「な、な、なんで下着!?//」
「そ、それはその……、今朝ブラをつけてみたら、胸の方がキツくなってて///」
「む、胸、か//」
「ちょっとぉ、どこ見てるのよ、エッチ!!////」
「お、お前が言ったから変に意識してしまったんだろ!!///」
「うぅ……ほら、早く行きましょう!!///」
「お、おう!分かった」
その後、お互い恥ずかしかったのか一度も会話をせずにただ目的地である下着売り場まで歩いた。さっきはあんなこと言っちゃったけど、鈴哉の恥ずかしがってる顔も見れたし、ちょっと、いやかなり満足かも♪でも、やっぱり胸を凝視されたのはかなり恥ずかしかったわね//でも、鈴哉になら、いい…かな♡
(いやいや!何を言ってるの、絢瀬絵里!いくら鈴哉でも、まだそれは早いわよ//そう言うのは、もっと、こう、お互いの愛を深めてから!!)
「な、なぁ、絵里」
「ひゃいっ!?///」
私の中で大パニックになっていると、いきなり鈴哉が話しかけてきたもんだから変な声が出てしまった。うわぁぁぁぁぁん、恥ずかしすぎるわ!!!エリチカ、お家かえ………らないけど。
「うおっ!?どうした、いきなり!?」
「い、いえ!何でもないわ、気にしないで!」
「え、でもなんか可愛い声も聞こえたような」
「気、に、し、な、い、で!!!」
「お、おう」
鈴哉がしつこかったので、私は強くそう言った。
ほんと意地悪なんだから……
「それより、着いたみたいだけど、下着売り場」
「え?あ」
どうやら私は気づかないうちに下着売り場の前を素通りしていたようだ。こんな失態をしてしまうなんて!全て鈴哉が悪いんだから!!
と心の中で愚痴っていると
「じ、じゃあ俺は外で待っとくから//」
「え、なんで?」
「何でって、男が入っていい場じゃねぇだろうが。入ってても居心地悪いし」
鈴哉がそう言ってきた。まぁ、確かに女性下着売り場の中に男性がいるのはおかしい、か。でも、私は何故か
「えーと、その、私は鈴哉に選んでほしいなぁ、って思うのだけれど……ダメかしら?//」
「なっ………!!! 」
大胆な提案をしてしまった。それを聞いた鈴哉はまた狼狽してしまった。
「はぁ、分かったよ」
「え、ホントに?」
「あぁ、男に二言はねぇ!」
なんと、鈴哉が賛成してくれた。
「そうと決まったら、さっさと選んでしまおうぜ!長い間いるのも嫌だし」
「え、えぇ、わかったわ」
そう言うと、2人とも下着売り場の方に入っていった。でも、今更ながら
(もしかなくても、これって結構恥ずかしいじゃない!)
と思ってしまった。多分、デートのせいで頭がやられてしまってるんだわ、そうよ、きっとそうだわ!……私、何してるんだろ。
さて、さっさと選んでしまいましょう。
「絵里に似合ってるものか……これとかは?」
そう言って鈴哉が差し出したのは、白いレースに包まれた水色を基調とした3/4カップブラとショーツだった。あ、わからない人はググってみてね♪
「ハラショー!とっても可愛いわ♪ちょっと着けてみるわね!」
「え!?なにもそこまで、って行っちまった」
私はあまりの嬉しさに鈴哉の言葉を無視して試着室の中に入っていった。そして、着替えるために全部脱いで、選んでくれた下着を着けてみる。それで、どうかな、っと。
(かなりいいじゃない、これ!見た目もとてもいいし、これにしましょ!)
そう決め、外そうとした時、ふと思った。
(そういえば、このカーテンの向こうに鈴哉がいるのよね?もし、この姿をみたらどう反応するのかしら)
そう思ってしまった。いくら学生と言っても、やっぱり恋人だし、人肌が恋しくないかと言われれば嘘になる。でも、やっぱり………
(あぁ、もう!ウジウジするんじゃないわよ、絢瀬絵里!思い切っていきなさいよ!!)
そう数分考えこんでから、決心し
「(ね、ねぇ!鈴哉!)」
「うおっ、どうしたんだよ、絵里。なんかあったのか?」
「(ちょっとこっちに来て!)」
「は?なんで?」
「(いいから!!くる!!)」
「分かった、分かったから!」
と不満を漏らしながら鈴哉が近づいてきた。あと少し………よし!
「えい!」
「うわぁっ!?」
なんとか成功した。ちなみに何をしたかと言うと、って何となく分かると思うけど、試着室の中に鈴哉を引き込んだの。しかもさっき選んでもらった下着姿で。
「いきなり、なんだ………よ……って、え?」
「ど、どうかしら//に、似合う?///」
「に、似合うっていうか、この状況についていけないんだけど」
どうやら、鈴哉は私が連れ込んだことに戸惑ってるようだ。ま、当然よね。だって、こんなことした自分だってびっくりしてるのだから///
どうしてしまったのよ、私!!
「そ、そんなことはいいから!!似合うかって聞いてるの!////」
「え、あぁ、まぁ、似合ってると思う、ぞ?」
「なんで、疑問形……まさか、似合ってなかったとか」
「ない!それは無いから!ただ、なんでこんなことを?」
「そ、それは」
私はその言葉に少し躊躇ってしまった。でも、鈴哉は真っ直ぐと私の方を見ていた。だから、私も鈴哉と向き合った。
「なんて言えばいいのかしら……今日、私誕生日じゃない?そして、今年は鈴哉と一緒に過ごせることになって。私ね、舞い上がるくらい嬉しかったの。だって、私の初恋の人と過ごせるんだもの。でも、鈴哉の周りには私だけじゃなくて、μ'sのみんなもいるようになって、正直怖かったの」
「なんで?」
「誰かに鈴哉を取られちゃうんじゃないかって。私は、小さい頃から鈴哉の事が好きだった。今でもその思いは変わらないわ。でも、鈴哉と他のみんなと仲良くしている所を見ると、嬉しいのだけれど、胸が苦しいのよ。こんなに思ったのは鈴哉が初めてなの!私にとって鈴哉は、ただの幼馴染みじゃないの!私は、鈴哉の恋人になりたい!だから…私と付き合って欲しい」
私は心の中に閉じ込めてた思いを今爆発させた。今にも泣き出しそうな顔で言った。すると、私の頭の上に手の感触がした。
「そっか」
鈴哉が私の頭を撫でながらそう言い、
「気持ちはめっちゃ嬉しい。でも、告白は男からさせてくれ。だから、やり直しだ」
そして、鈴哉は深呼吸をし、私に向き直り
「俺も絵里のことが好きだ。だから、俺の恋人になって下さい」
と手を差し出しながら言った。答えは言うまでもない。
「えぇ、こちらこそよろしくお願いします!」
IMG23393
◆
そんなこんなで私達は無事、恋人同士になったのだけれど
「よくよく考えたら、試着室でしかも私、下着姿だったのよね///?は、恥ずかしいわ///」
「だ、大丈夫、綺麗だったぞ?」
「なんか…喜んでいいのか、怒っていいのか、すごい複雑な気持ちだわ」
「まぁまぁ」
私が微妙な表情をしてると、鈴哉は私を宥めていた。腑に落ちないわね……。そう思っていると、鈴哉が
「わりぃ。ちょっとトイレ行ってくるな」
と言ってきた。
「ええ、分かったわ。じゃあここで待っとくわね」
「おう。じゃあ行ってくる」
と言うと、小走りでトイレの方へ向かった。その間私は、スマホを弄っていた。あ、ちなみにさっきの下着は買ったわ。
そうしてると
「ねぇ、君。俺たちと一緒に遊ばない?」
とチャラ男2人組が寄ってきた。でも、私は構わずスマホを弄っていると
「お、無視?クールな感じでいいねぇ。なぁ、俺らと一緒に来いよ。気持ちいいことしてあげるぜ」
「だから、さ。早く行こうぜ」
チャラ男Aはしつこく私に話しかけてき、チャラ男Bが私の肩に手を置きながらそう言った。
「嫌!私に触らないで!!」
と私が嫌がっていると
「おい、てめぇら、人の彼女に何してんだよ」
と声がしたので、振り向くと
「鈴哉!」
鈴哉が立っていた。
「あ?なんだてめぇ。雑魚はすっこんでろ」
「大切な彼女が嫌がっているのに、はいそうですかと言うと思ってんの?お前ら馬鹿?」
「んだと、てめぇ!!舐めた口聞きやがって!!」
とチャラ男Bがさっきの言葉に痺れを切らしたのか、鈴哉へ殴りに掛かった。
「鈴哉!」
私は心配しそう叫ぶと
「大丈夫だ。こんなイノシシ、屁でもないさ」
と言い、飛んでくる拳をひらりと交わした、そして足を引っ掛けて、チャラ男Bは無様に地に転んだ。
「ちっ!舐めてんじゃねぇぞ!!」
そして、チャラ男Aも突っ込むが、
「だから、動きが単純なんだっての」
そう言い、また交わした。
「ちっ!避けんじゃねぇよ!」
「避けなかったら、当たるじゃん。そんなことも分かんないの?ホントに人間?」
「んだと、ゴルァぁぁぁぁ!!」
と言い、ちゃんと男Aが回し蹴りをしたが、
「よっ、と」
見事に足を掴まれた。そしてそのまま、
「せい!」
横にぶん投げられた。投げられたチャラ男Aはチャラ男Bのところへと落下した。
「「ぐはっ!」」
「ふぅ、まぁこんなとこか」
そう言うと、鈴哉は私の方に向き直った。どうやらチャラ男どもは気絶したようだ。
「大丈夫だったか、絵里」
「えぇ、でもちょっと怖かった。だから、助けてくれた時は本当にヒーローみたいだったわ」
「大袈裟だなぁ。俺はヒーローでもなんでもねぇよ。絵里の彼氏、そうだろ?」
「フフッ、そうね♪」
「そんじゃあ、デート再開としますか!」
「えぇ!」
それから、私たちは色々な所を回った。専門店だったり、ゲームセンターだったり、本屋だったり。そんなごく普通に見える一日も、私にとってはとても楽しくて、短かった。やっぱり鈴哉といるから、かな。
そして、私たちはショッピングモールからでて、ある場所に向かっていた。そこは
「真姫ー!来たぞー!」
そう西木野宅だった。これからμ'sのみんなと誕生日パーティーをするの。
「鈴哉?いいわ。上がりなさいよ」
と真姫のお出迎えによって、私達は上がった。
そして、リビングにつくと
「お、主役の登場やね♪」
「2人とも来るの遅いよ!鈴ちゃん!絵里ちゃん!」
希と穂乃果が私たちにそう言った。
「「はいはい」」
返事を返すと、鈴哉と見事に声が重なってしまった。
そして、私たちはお互い向き合うと、なんだか可笑しく思えてきて、笑いあった。そのやり取りに、穂乃果は
「なんか鈴ちゃんと絵里ちゃん、前に比べて仲良くなったよね。なんというか距離がより一層縮まったというか」
そう言った。すると、鈴哉が
「何言ってんだよ、穂乃果。俺と絵里は最初からめっちゃ仲良かったぞ。な、絵里?」
「えぇ!」
そう言ったので、私は頷いた。
「じゃあ、主役が来たところで!誕生日パーティーを始めるにゃー!」
そんなやり取りをしていると、凛が始める合図をしたと同時に誕生日パーティーは始まった。
そして、始まって、数時間後、
「ついに来ましたー!プレゼントターーーイムっ!」
そう穂乃果の言葉から始まったプレゼントタイム。
みんなから様々なプレゼントをもらった。穂乃果はほむまんだったり、ことりはマフラー、海未はハンカチ、花陽と凛はラーメンセットと米俵、真姫は私のソロ曲、にこと希は誕生日ケーキとお守りだった。そして、鈴哉の番になった。
「鈴哉くん、トリなんやからバシッと決めたって!」
「言われなくても分かってるよ!まったく、希は」
そして、私のとこまでくると
「まぁ、改めて、誕生日おめでとう、絵里」
「えぇ、ありがとう、鈴哉!」
「お前にはいつも世話になってるし、これからも世話になると思う」
「鈴哉……。私はそんなこと気にしてないわよ」
「そっか。そんでプレゼントなんだけど、はい」
そして渡されたのが紙袋だった。
「ありがとう。早速開けてみていい?」
「あぁ」
そして開けてみると、
「わぁ、綺麗!ハラショー!」
中身から出てきたのは、イヤリングだった。しかもただのイヤリングじゃなく、なんか石が埋め込まれていた。しかも、それは私が知っているものだった。
「もしかして、このイヤリングについている石って」
「そう、お前の誕生石だよ。ちなみにトルマリンの方な」
そう、私の誕生石であるトルマリンっていう石だった。
「嬉しい…。こんな素敵なプレゼント、初めてよ!」
私は嬉しさのあまり感極まって、涙が出てしまった。
「な、泣くなって!お前には笑顔が一番似合ってるぜ!」
「うん!」
「それでこそかしこい、かわいい、エリーチカだ!」
「もう、からかわないでよ!」
「ハハッ、悪い悪い」
「ホントに……。ねぇ、鈴哉。一つ頼んでいい?」
「ん、なんだ?」
「このイヤリングを私の耳につけて」
「あぁ、分かった」
そう言うと、鈴哉はイヤリングを手に取り、私の横に立った。そして、
「よし、こんなもんか」
どうやら、つけ終えたようなので、鏡で確認してみると、
「すごい!絵里ちゃん、とても綺麗だよ!」
「うん、とっても可愛いよ!」
穂乃果とことりが言った通り、とても綺麗だった。そして、私は思ったの。
(本当に鈴哉が幼馴染みで、恋人で私は本当に幸せだわ)
と。
「ありがとう、鈴哉。愛しているわ」
こうして、私にとって世界一幸せの時間が終わったとさ。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は挿し絵を入れてみましたw上手に出来ていましたか?
理由としては、やっぱり誕生日回だからというのと、前々からやってみたいと思っていたからです。
それでは、また本編か番外編でお会いしましょう。