インフィニット・ストラトス 黒と白の騎士   作:オラクリオン

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ビンタの話は百春君は鈍感ではないのでやりません


クラス代表対抗戦

百春SIDE

 

アッシュフォード・コーポレーション見学からすでに三週間が過ぎ五月の中ごろ

そして今日はついにクラス代表対抗戦

しかも一回戦は僕VS鈴だ

剣さんとの戦いを見て研究したけどさすが代表候補性というべきなのか凄かった

スキが少なく無駄がない

でも鈴の性格のせいでそれもすぐに無駄になっちゃうんだよね...

鈴ってちょっと怒りっぽいからね

 

「百春、そろそろだぞ。」

「うん、わかってるよ箒、秘密兵器があるし絶対勝って見せるさ。」

 

白式を展開する僕

雪片弐型を展開し鈴が待つアリーナへと飛び立つ

アリーナの上空では鈴が甲龍(シェンロン)展開して待っていた

 

「来たわね!百春!」

「ごめんね少し待たせたでしょ?」

「別にいいわよ、このぐらい。それより早く始めましょ!」

 

お互いに武器を構え相対する僕と鈴

この二週間箒とセシリアに特訓してもらったんだ

負けるわけにはいかない

 

ピーーーーーーーー!

 

試合開始のブザーが鳴り響きお互いに動き出す

雪片で斬りかかるも鈴の青竜刀、双天牙月に防がれる

鈴がもう一本の双天牙月を展開しカウンターで斬りかかってくる

急いで離れてその攻撃をかわす

鈴はその隙に双天牙月を連結してバトンの様にクルクルと回す

...そのモーションいるのかな?

そんなことを思っていると鈴が双天牙月をブーメランのように投げつけてくる

雪片ではじく

と、急に双天牙月が鈴の手元に戻っていく

 

「それにそんな機能有ったの?」

「いいえ、これは最近つけてもらった機能よ。種は教えられないけどね。」

 

勝手に剣が手元に戻って来るか...厄介だな

対策を練る間を鈴が与えてくれるはずもなくアンロックユニットの龍砲の砲口が開き目に見えない砲弾が放たれる

慌てて回避するが休む間もなく連射してくる

一発一発の威力が低いとはいえ白式は短期決戦向きだ、時間はかけていられない

回避してばかりじゃ勝てない、とまた双天牙月を投げてくる

はじいても手元に戻るんだなら!

 

「えいっ!」

「なっ!?」

 

掴んじゃえばいいんだよね!

そしたら戻っていかない...!?

急に双天牙月を持つ手が引っ張られる

見ると鈴が右手を突き出していた、その顔は驚愕に染まっている

さらによく見ると手首のあたりがバチバチとスパークしている

もしかして...

 

「そりゃ!」

 

鈴に向かって投げると思った通り彼女の右手に吸い込まれるように戻っていた

 

「鈴、それ磁石みたいなのを剣に埋め込んで手元に引き付ける磁波を発生させて戻ってくるようにしてるんでしょ?」

「うぐっ!?もうばれたの...」

「やっぱりね。」

 

仕掛けが分かれば怖くない!...多分

雪片を構えなおし斬りかかるが龍砲の連射に阻まれる

一瞬直線ルートにすきが出来る

 

今だ!!

 

体が強い圧迫感に潰されそうになる

これが千冬姉に教えてもらった瞬時加速(イグニッションブースト)だ

一回限りの奇襲しかできないが零落白夜が当たれば問題ない

案の定鈴は驚き反応が遅れる

零落白夜を発動する

勝った!

そう思った瞬間...

 

ズドォォォォン!

 

上空からビームが飛来しアリーナに爆音が響き渡る

 

「な、なに!?」

 

鈴が慌てている

 

[試合は中止だ急いでピットに戻れ!]

 

切羽詰まった様子の千冬姉の声が聞こえる

煙が張れるとそこには深い黒に近い灰色をした武骨なISがいた

両腕は異様に大きく銃口のようなものがついていて目は六つもついている

そして全身装甲なのも目に付く

 

(でもまぁ一夏兄や剣さんのも全身装甲なんだけどね...)

 

などとのんきに考えている場合じゃない

急いで逃げないとと思っているとふと観客席に目が行く

そこには扉が閉まり逃げられなくなった生徒たちがいた

 

「千冬姉...僕はここであいつと戦って時間を稼ぐよ。」

[馬鹿なことを言うな!急いで退避しろ!]

「でもここで逃げたら他の生徒のみんなに被害が出るからね。やって見せるよ。」

 

そんなことを話しているうちにアンノウンはその太い右腕をこちらに向けレーザー砲のチャージを開始している、瞬間腕が光ったかと思うとかなりの太さのレーザーが放たれる

何とか回避するも左腕のレーザーを放とうとしていた

 

(アリーナのシールドは確かISのシールドと同じもののはず、喰らったらまずい!)

 

そう考えているとアンノウンに何がが当たり急によろめく、見ると鈴が衝撃砲を当てたみたいだ

 

「アタシも加勢するから頑張るわよ!」

「ありがとう!」

 

SIDEOUT

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一方その頃、管制室ではセシリアが千冬に詰め寄っていた

 

「織斑先生!私もあそこにいせてください!」

「だめだ、それにこれを見ろ。」

 

千冬が示した先には...

 

「遮断レベル4!?そんな...」

「現在、避難経路の各所で隔壁が降りて生徒が出ることはおろか、突入部隊が入ることすらできん状態だ。今突入部隊が解除中だ。もしできたとしても突入部隊の中にはお前は入れられん。」

「なぜ!?」

「お前のISは一対多数では強いが多数対一では足手まといだ。ビットがほかのものにあたってしまうやもしれん。」

 

千冬が言うことは至極正論だった

 

(百春...!)

 

そんな中ただ一人管制室から抜け出す影があった...

 

 

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百春SIDE

 

さっきから鈴がけん制して僕が斬りかかるがすべて躱される

いい加減鈴もいらいらしてきたのか軽く歯ぎしりしている

 

「鈴、なんかあいつ動きが機械っぽくないかな?」

 

戦ってる時に思った疑問を鈴に聞いてみる

 

「はぁ!?ISは機械でしょ。」

「そうじゃなくて動きがなんだか決められたパターンがあるような...」

「そういえば変ね、アタシたちが話してるとき攻撃してこないわね。」

「仮に無人機なら零落白夜が全力で打てるんだけど...」

 

作戦を練り直していると突然

 

『百春ーーーーーーーーー!』

 

箒の声が響き渡った

 

『男なら...男ならそれぐらいの敵倒せなくてなんとするーーー!』

 

無人機(仮)がその銃口を箒に向ける

 

「やめろぉーーーー!」

 

だがレーザーは無慈悲にも発射される

それが箒のいる放送室へと向かっていき...

 

ドォォォォォン!

 

「箒ーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これからリアルで受験期間が迫ってくるので少し更新が遅くなっていきます

次回黒、白、青VS灰
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