明日の天気は晴後きっと槍(仮題)   作:マックス

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そういえばめだかボックスって目測だけど巨乳多いよね。めだか然り、くじら然り、そしてスク水の人もでかいよね。個人的には八代先輩、あの人モブだけどかなり好きだ。


でもね、結局は瞳先生が最強って事よ!! あ、でも江迎さん良いよね。作者は幼女とヤンデレが好きです。もう片方の小説でのヒロインは金髪ロリのヤンデレ娘なんですよね。ロリBBAでもいいのよ。


三言目「あくまでも予測」

 

 ただいま俺と銭吉と不知火ちゃんの三人で食堂に来て飯を食っている。…のはいいのだが、銭吉君がなぜかは知らないけれど、雑巾みてぇにボッロボロだ。昨日のなんとか箱って奴関連かねぇ。

 

「おい、今日雨降ってないじゃねぇか。雲だって殆ど無いしよ」

 

「あくまで予測だぜ? …んで、折り畳み傘とかは?」

 

「…持ってきた」

「信じてるじゃねぇか」

 

 俺の天気予報も捨てたもんじゃねぇな。

 

「…前から思ってたんだけどさぁ、人吉ってひょっとして頭悪い?」

 

「おいおい、不知火ちゃんよぉ。銭吉はなぁ、ひょっとしなくても頭が悪いんだぜ? 頭ぶん殴ったらもしかしたら馬鹿になる所を一周して天才が生まれるかもしれん。どうせだから不知火ちゃん、ちょーっと試してみたらどうよ?」

「善吉だ!! つかお前毒舌過ぎるだろ!」

 

「あひゃひゃ、まあ馬鹿は死んでも直らないって言うし☆」

 

 銭吉、俺が口悪いって言うのは良いけど、俺より不知火の方が毒舌だと思うんだけどどうだろうなぁ…。

 後、そのちっこい身体でなんでそんなに食べ物が入っていくのか…。某丸いピンクの悪魔と同じで腹にブラックホールでもあるのか。ちっこいとか言ったら睨まれるから口に出さないけれども。

 

「まっ、銭吉は本物の馬鹿で心の底からのお人好しだからな。困ってる奴をみると会長さん程じゃなくとも、ついつい手を差し出しちゃうんだろうな。

 …下手したら長年近くにいる会長さんの影響かもな」

 

「うるせぇ」

 

 否定しないところを見ると、どうやら最低限の自覚はあるらしい。

 

「んま、それが善吉の良いところなんだけどな」

 

「そーだね、っていうか人吉も人吉で何であのお嬢様に一々付き合ってるんだよ」

 

「…うるせぇ」

 

 そういえば人吉の最初【お】を付けると【お人好し】だな。名前が体に出てるのかねぇ。っま、これも言ったら殴られるからな。

 というか、あの善吉がボロボロになる事って…何するんだ?何かの秘密特訓でもするのか?でも生徒からの依頼だしなぁ。できれば怪我するような事は避けたい。痛みに耐性がない訳ではないが運動が好きな訳ではないし、怪我するのも仕方がないなら諦めるが生活に支障は出したくねぇしな。

 自分の手元にある醤油ラーメンを食べ終え、さっさと立ちあがった。

 

「ん、俺は飯食い終わったからさっさと先に戻るぜ。おさきにー」

 

「早いねぇー。また後でね♪」

 

 先に席を離れる事を適当に伝えてから、片付けようと歩き出す。相変わらず不知火と銭吉は話し続けている。

 すると近くに居たクラスメイトの日向が苛ついた表情で一人事を呟いていた。そんな日向はどうでもいいのでそのまま進もうとすると気になる言葉が耳に入った。

 

「……めでたくなってもらわなきゃ困るんだよッ」

 

「ん?」

 

 普段だったら無視する所だが、一瞬だけ足を止めた。それも少しだけですぐに歩き出したが、先程の聞いた言葉を思い浮かべる。まあ、大方何が起こってるのか分かるんだけどもな。どうやって対処をすればいいのかは中々困る。

 

 

「さてと、どうするかな…」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

「あ、会長さんじゃん。どーもー」

 

「む? ああ、古座同級生ではないか」

 

 放課後になって剣道場に行こうとすると、会長さんに出会った。待ったり待たせたりする手間が省けて丁度良いな。ってか一つだけ気になる事があるな。

 

「おいおい、名字ってのは他人行儀過ぎるって。友人…かは思われてるか分かりませんけどもぉ、さすがに他人って訳じゃないんだから見来でいいんだぜ?」

 

「そうか、では改めて見来同級生よ」

 

 …今分かったが、他人行儀過ぎると思うのは最後に同級生やらが付いてるからなんだろうな。まあ、下の名前で呼んでくれるだけマシか。

 お互いに歩きながら話し続ける。そういえば剣道場で何するんだ?

 

「会長さん、そういえば剣道場では何をするんだ? 確かあそこって不良がタムロってる所じゃ?」

 

「正確に言えば【していた】だ」

 

 過去形って事は、今はもうしてないってことか?

 

「ということは、今は違うって訳?」

 

「そうだ、そしてあそこにいた者達は皆私が剣道というモノを基礎から教えている所だ。話しあってみれば良き者達でな、ちゃんと練習してくれたさ」

 

「なるほど…」

 まったくわからん

 

 それは会長さんが怖かっただけだと思いますとか間違っても言えない。言ってもなんだかんだで呆けられると思う。そしてまったくもって何があったのか分からない。助けて銭吉先生も今はいない。とりあえず生返事を返しておくしかなかった。

 

 

「分かってくれればよろしい。ではさっそく見来同級生に頼み事がある」

 

「なんでござんすか?」

 

 漸く剣道場の目の前に着いたが、人気はない。先輩方もまだ放課後になったばっかりだから来て無いのか。

 

「剣道の練習すると言えども、環境が良くなければ気合いも入らん。そこで…」

 

 一旦言葉を切ると会長さんは勢い良く扉を開けた。中を見るとどこもゴミだらけだけ、それと異質の存在感を放っている……大量の掃除用具。

 

「ああ、掃除して形から入ろうってことか」

 

「その通りだ! さて、さっそく始めるぞ」

 

 …めんどくせ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふはははははははは、この俺ッチに追いつけますかねぇ!!」

 

「ッフ、見来同級生もまだまだ甘いな!」

 

「馬鹿みてぇに速ェ!?」

 

 二人して子供の様に雑巾掛けレースをして猛スピードで走り抜ける。この会長、ただ者じゃねぇぞ!?

 中々、というかかなり大変だ。最初にゴミを詰めて、箒を使ってチリを取り除き、雑巾で綺麗にすると…簡単に纏めれば、まだまだあるがこんな感じだ。

 

「ハァ…ハァ……、結構片付いて来たな」

 

「うむうむ、これも見来同級生の協力があってこそだ。感謝するぞ!」

 

「どうも……っと、ちょっと疲れたから休んでからまた来ますね」

 

「む? そうか、まぁ休憩時間を取ってもいいだろう。休み終わったらもう一度ここに来て剣道の練習をしてくれんか?」

 

 …もしかして、銭吉がボロボロになったのってその練習が理由なのか?

 

「分かった。とりあえず水分補給でもしてきますかね」

 

 

 

「……待て」

 

 一度教室に戻って休憩をしようと思い、扉に手を掛けると会長さんに呼び止められたので足を止めた。

 ただし、会長さんの方は向かずに背を向けたままだ。

 

「なんですかねぇ?」

 

「何、ちょっと貴様の雰囲気が知り合いと似ていて気になっただけだ」

 

「…へぇ」

 

 会長さんの話が気になり、思わず聞き入る。

 

「中学時代の知り合いでな、『奴』も貴様と同じ様に飄々としていたがそれ以上に、目が同じだった。目が血走ってるとか、そう言う意味でな。そして貴様の目は『奴』と似ている…いや、同じだ」

 

「………」

 

 俺は黙ったまま返事をしない。

 

「『奴』と私は色々と因縁があるのでな。貴様に問いたい、何故『奴』と貴様はそこまで似てい「かいちょーさん」…なんだ」

 

 途中で話しを無理矢理切ると、少し不満と戸惑いを含んだ声で帰ってきた。

 

「『奴』ってのは誰と似ているかは分かりませんけど、それって俺とかいちょーさんが初めて会ったときに感じたんのか?」

 

「…そうだが」

 

「その割には無反応でしたよね。…あ、もしかしてかいちょーさんって感情隠すのうまい?」

 

「誤魔化す気か?」

 

「いやいやまさか、俺には誰の事を言ってるか分からないし、そんな急な事を聞かれて戸惑ってるだけだぜ?」

 

「……そうか、急にすまなかったな」

 

 俺は今だに背を向けているので、会長さんがどういう表情をしているか分からない。

 

 

「いーや、気にする事ねぇよ。それに世界には最低でも三人は似ている人間が居るって言うからな。そんな言葉だってあるんだから俺に似てる奴だってそこらへんにもいるだろ?

 

 だから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         『君は悪くない』

                      」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 会長さんに向かって振り向くと同時に、最後の一言を微笑みながら言う。

 

 

「――――!!?」

 

「お、やっと会長さんも驚いた表情見せてくれたな。これで一本取れたかな?

 んじゃ、俺はそろそろ戻りますね」

 

 何か会長さんが言っているが、それを無視して剣道場を出て扉を閉める。 

 …どうやら追ってこないみたいだな。まあ、後でいくらでも話せるしな。

 

 それにしても、会長さんは【あの人】が言ってた通りちょっとだけ厄介だな。

 

「ま、別にそんな警戒しなくてもいいのにな。【今のところは】何かする予定はないからな」

 

 

「…見来か」

 

「ん、銭吉か」

 

「……善吉だ」

 

 いつもだったら少し怒り気味で返してくる所を、苛つきが籠もった声で帰ってきた。

 

「おいおい、そんなに機嫌悪かったらこの後が面倒だぜ?」

 

「お前はもう手伝い、終わったのか?」

 

「俺は早めに来たからな、一旦休憩だ。

 それよりも、会長さんもお人好しだな、不良達の為にあんなにするんだもんな」

 

「…カッ!」

 

「んま、頑張れや」

 

 少し会話をすると、さっさと銭吉は剣道場に向かって歩いていった。お前も十分会長さんと同じくらいのお人好しなんだけどな。

 

 

 

 

「あ、どもー」

 

「…なんだお前?」

 

 しばらく歩いていると、剣道着を来た一目で不良と分かるようなクールな人たちに出会った。やっぱこの人達は方向的に剣道場へ行くのかな?

 

「いやー、中々気合い入った格好してますねーって話しっすよ」

 

「…ッチ、どけよ」

 

「へいへい」

 

 少し弄ろうとすると、不機嫌な表情になる。

 俺が道を空けると、少し早歩きで剣道場へ足を向ける。

 

「あ、そうそう…先輩方の事、会長さんは楽しみに待ってますよ?」

 

「…ッチ!」

 

 先程と同じ様に舌打ちが帰ってきたが、さっきと違うのは不機嫌とかそういうモノではなく照れ隠しにした様だ。いやー、正直だねー、これがツンデレって奴か?

 

 

「んじゃ、俺はさっさと休憩して戻りますかねぇ」

 

 

 

 




お人好し
 僕が銭吉を見た瞬間の最初の印象。そしてその通りで某野菜王子級にツンデレだよね。

雑巾掛けレース
 あんな事、やったことあるよ♪(某億千万)

『奴』
 『ん?』『僕の事でも呼んだかい?』
 呼んでません、まだ出番は遠いから一旦帰ってください。

『君は悪くない』
 『そーだ』『そーだ!!』『(便乗)』

ツンデレ
 …俺の幼馴染みもツンデレが良かった。まあデレてくれる機会なんてねぇけど!!

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