東方遊戯王ー夢魅の物語ー 番☆外★編   作:星紡 粋蓮

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(筆記する意味で)初コラボです。

お相手は瑞田高光さんの「遊戯王ARC-V 風纏いの振り子」です。

こちらの時系列は本編の7話から1週間後です。


コラボ-風纏いの振り子編
コラボ-風纏いの振り子1


今日は学園が休みである。そして現在、悠紀と共にカードショップにやって来ているて、闇属性サポートが多く入っているパックの争奪戦を隼としていたのだが……。

 

 

「バトルだ! 《RR-アルティメット・ファルコン》で《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を攻撃! ファイナル・グロリアス・ブライト!」

 

 

RR-アルティメット・ファルコン

ATK/3500

VS

スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン

ATK/1800

 

 

「ぐあ!」

煌[LP:1200→0]

 

WIN 隼

 

 

あっさり負けました。

 

 

「負けたか。ほらよ」

 

「ふん」

 

 

俺は隼に他の奴らが持ってかないように持っていたパックを差し出す。隼はそれをパッと取り、会計に向かった。俺たちはそれを尻目にその場を後にした。

 

 

「ヤバい、やることがなくなった!」

 

[買いだめもまだありますしね。どうしましょう]

 

「欲しいカードないしね」

 

[アロマのシンクロ体はまだですか?]

 

 

俺たちが悩んでいると、Dフォンから音が鳴る。取り出すと画面には赤馬零児と出ていた。俺は溜め息をつきつつ、通話ボタンを押す。すると零児が映る。

 

 

「なんだよ零児」

 

〔休みのところ悪いが、大きめの時空の歪みが発生した。迷い人がいないか確認してくれ。ポイントはF3だ〕

 

 

零児はそう言うと通話が切れた。

 

 

「……用件だけ言って切りよった」

 

[でもマスター、F3ってそこの大通りですよ]

 

「だな。行くぞ」

 

「そんなにあわててどうしたんだ」

 

 

俺たちが駆け出そうとすると、後ろから声をかけられた。

 

 

「ん? 藍じゃないか」

 

「私もいるよ」

 

「橙ちゃんも一緒なんだね」

 

「さっき零児から歪みが発生したと連絡があったんだ。場所はF3だ」

 

「ふむ、ならば同行しよう」

 

「わかった。急ぐぞ」

 

 

俺たちはポイントF3へ駆け出した。

 

 

ーーーーー

 

 

【大通り】

 

「手分けして探そう」

 

「そうだな。ポイントF3はここの大通りだ。ならば私と橙で東側を探す。お前たちは西側を頼む」

 

「なら、見つけたら《フラッグマーカー》を使おう」

 

「そうだな」

 

 

フラッグマーカー。それはデュエル外で使うカードの一種で、使うとしばらくの間フラッグマークがデュエルディスクで確認できる。しかし、確認できるのは登録したカードのみ。

 

俺たちは4枚のフラッグマーカーを登録し、各自1枚持った。

 

 

「行きましょう藍しゃま」

 

「ああ!」

 

 

藍と橙が東側へ走っていく。

 

 

「俺たちも行くぞ。俺は道路の向こうを探す!」

 

「うん!」

 

 

そして俺たちは藍たちとは逆の西側へ駆け出した。

 

 

ーーーーー

 

 

しばらくすると前からベクターが歩いてきた。

 

 

「おやおや、そんなに急いでどうしたのかなぁ~」

 

「ベクター、悪いが_」

 

「おおっと! 迷い人なら見つけておいたぜ」

 

「……は?」

 

「そこの“征竜カフェ”に用があって来たのよ。で、来る途中でなんか話し合ってる奴らがいてよ……」

 

 

なるほど……

 

 

「つまりお前は分身体か」

 

「お、よくわかったな」

 

「バリアン七皇の中じゃ頭がキレる方のお前が、ほったらかしにするわけないもんな」

 

「そうかよ。“上”から行った方がわかりやすいだろうな」

 

「サンキュ。行くぞエアトス!」

 

[わかりました!]

 

 

エアトスの力を借り、飛翔する。そしてベクターが来た方へ飛んでいくと建物の上から下の路地裏を眺めているベクターを見つけた。

 

 

「よおベクター、見張りご苦労」

 

「はっ! テメェの為じゃねぇっての。俺はさっさと征竜カフェに行かせて貰うぜ」

 

 

そう言ってベクターは、眺めていたところとは別の路地裏から飛び降りた。

 

 

「さてと、降りますか」

 

[はい!]

 

 

俺はフラッグマーカーを発動しながら路地裏へ降りた。

 

 

ーーーーー

 

 

 

路地裏には青年が二人おり、こちらを見て驚いている。恐らくエアトスの羽根だろう。

 

 

「エアトス、もういいぞ」

 

[はい!]

 

 

エアトスが返事をすると背中の羽根が消える。

 

 

「さて、お前らが迷い人でいいな」

 

「……え、えーと。あぁ、多分……」

 

 

俺の言葉にクリーム色の髪の毛をした青年が答える。ところで彼らの近くにいる青い二色の眼の竜と赤い獣は……とりあえず置いとこ

 

 

「そうか、少しすれば俺の仲間が来る。何か知りたいことはあるか?」

 

「じゃあ、ここってどこなんだ?」

 

「ここは“夢魅町”、“混合次元”だ。お前たちのいた場所の名は?」

 

「……舞網市だ。それより、次元ってどういう意味だよ」

 

「いずれわかるさ、いずれな」

 

 

とりあえず今は言わないでおこう。

 

 

「きーらー!」

 

 

俺の言葉に何か言言いたそうだが、路地裏に悠紀たちが入って来たため言えなかった。

 

 

「ああ、ちょうど仲間が来たようだ」

 

「はぁ、はぁ。この人たちが迷い人?」

 

「ああ、舞網市からのな。さて、そろそろ自己紹介しよう。俺は鈴城(すずしろ)(きら)だ」

 

「私は如月(きさらぎ)悠紀(ゆき)、よろしくね」

 

「私は八雲(やくも)(らん)だ。で、こっちが」

 

(ちぇん)です」

 

「……うん、色々聞きたいんだが……まず、迷い人ってどういう意味だ? それと、次元ってなんだ? それと……さっきのお前の背中にあった羽根はどういうギミックなんだ?」

 

「1度に聞くな、1つずつ聞け。まず、“次元”というのは簡単に言えば世界だ。召喚法に特化した世界とかな。で、ここ“混合次元”は様々な次元の影響を受ける。それゆえに時空が歪み、別次元の住民が迷い混む。そいつらが迷い人だ。羽根に関しては……いずれわかるさ、いずれな」

 

「ったく……重要な所が分からねぇが……まぁ、良いか。俺は(さかき)遊牙(ゆうが)、だ」

 

「俺は宝良(たから)光一(こういち)だ、宜しくな!」

 

「遊牙に光一だな。とりあえず……」

 

「ねえ煌」

 

「あん?」

 

 

悠紀が俺の肩を突っついて俺を呼んだ。俺は「ちょっと待っててくれ」と言っては遊牙たちに背を向け、小さな声でみんなと話をする。

 

 

「なんだよ、あいつらをレオ・海馬コーポレーションに連れていかないと」

 

「わかってるよ。でも彼の名字が遊矢と同じのはなんで? それと彼らの近くにいるのって……」

 

「恐らくだが、俺たちの知っている舞網市とは別の舞網市、いわゆるパラレルワールドだろう」

 

「なら、赤馬には会わせん方が良いな」

 

「そうですそうです」

 

「ああ、藍の言う通りだ。だから赤馬にはこっそり連絡しておく。そして彼らの近くにいるのは十中八九、《オッドアイズ・ファントム・ドラゴン》と《宝玉獣ルビー・カーバンクル》、たぶん精霊だ」

 

「わかった」

 

 

情報共有をして、遊牙たちに向き直る。

 

 

「さて、これからお前たちを元の次元に戻すためにある場所へ向かう。着いてきてくれ」

 

 

そう言って俺はDフォンを起動しながら路地裏から出た。

 

 

「こっちだよ」

 

 

悠紀たちも俺に続いて路地裏を出る。

 

 

【レオ・海馬コーポレーション】

 

暫くして入り口に青眼の白龍とDDD死偉王ヘル・アーマゲドンの像が置かれたレオ・海馬コーポレーションに着いた。そしてレオ・海馬コーポレーションに入ろうとすると藍に止められた。

 

 

「煌、すまないが紫様に呼ばれてしまったのでな、失礼する」

 

「わかった」

 

「じゃーねー」

 

 

藍は橙を尻尾に乗せて、どこかへ飛んで行った。恐らく紫の元だろう。

 

 

「ん? 今のは藍と橙?」

 

「霊夢に魔理沙じゃない。どうしたの」

 

「タッグデュエルしてきたんだ。その後ちょっとブラブラしてたら悠紀たちがいたんだぜ」

 

「そうか」

 

 

俺たちが話終えると遊牙が尋ねてきた。

 

 

「なぁ、ここは?」

 

「LKC。唯一、次元の研究をしている会社だ」

 

 

あえて略した会社名を言う。舞網市にはレオ・コーポレーションがあった筈だからな。ここに来るまでに連絡は入れておいたから案内人が来る筈……。俺が辺りを見回していると中から目的の人物が歩いてきた。

 

 

「待たせたな煌、悠紀」

 

「モクバか。彼らが迷い人だ、例の場所へ」

 

「わかったぜ」

 

「霊夢と魔理沙はどうする?」

 

「そうね、折角だし同行しようかしら」

 

「私もだぜ」

 

「なら、着いてきてくれ」

 

 

俺たちはモクバに続いて、レオ・海馬コーポレーションの中へ入り、エレベーターで5階のデュエル試験場にやって来た

 

 

「ここだ、入るよ兄さま」

 

 

モクバがドアノブに手をかけ、開けた。すると

 

 

「《破壊竜ガンドラ-ギガ・レイズ》の攻撃! デストロイ・ギガ・レイズ!」

 

「ふああああっ!?」

 

 

遊戯の攻撃宣言と共に(実際はタイムラグがあるが)が、海馬の悲鳴(?)が聞こえてきた。中を除くと遊戯と海馬が向かい合っていて、海馬が膝をついていた。

 

 

「大丈夫、兄さま」

 

「遊戯、貴様ぁ! もう少し手加減せんか! デュエルフィールドが壊れたらどうする!」

 

「ご、ごめん」

 

 

海馬が遊戯を睨みながら叫び、立ち上がる。

 

 

「それより兄さま、迷い人だよ」

 

 

モクバが説明するために振り返る。それに続き俺が彼らの名前を言う。

 

 

「迷い人の遊牙と光一だ」

 

「榊遊牙だ。よろしく」

 

「宝良光一だ、よろしくな!」

 

「よろしく、遊牙くん、光一くん。僕は武藤(むとう) 遊戯(ゆうぎ)。で、こっちが」

 

「ふん、海馬(かいば) 瀬人(せと)だ。次元装置を作動させる。手伝えモクバ」

 

「わかった兄さま」

 

 

海馬とモクバが管理室に入りなにか操作する。するとスピーカーから海馬の声が聞こえてきた。

 

 

〔次元移動装置を起動させるには貴様らのデュエルエナジーが必要だ。さっさとデュエルフィールドに立て〕

 

「ちなみに、君たち迷い人がデュエルしないと座標がわからないからね」

 

「だったら俺が先でも良いかな、遊牙?」

 

「あぁ、構わないよ」

 

 

遊戯の忠告を聞き、光一が名乗り出る。遊牙もそれを承諾した。それを見て俺は皆に聞いた。

 

 

「俺たちはどうする?」

 

「私と魔理沙はいいわ、デュエルしてきたし」

 

「そうだぜ」

 

「なら、俺と悠紀、それから遊戯になるが」

 

「僕は止めておくよ」

 

「あ! なら、私が行きたい」

 

「んー。まあいいか。頑張れよ、悠紀」

 

「うん!」

 

[よーし、頑張るぞ~]

 

 

悠紀は、俺と拳の甲を合わせてからデュエルフィールドへ向かった。ジャスミンもやる気だしな。

 

 

「……ま、頑張れよ。アクションデュエルじゃないけど……楽しんでいけ」

 

「あぁ。元より、アクションデュエルはそこまで得意じゃないからさ……その辺は問題ないぜ」

 

 

光一もそう遊牙に言い、デュエルフィールドへ向かう。そして俺たちは観戦できる場所へ移動する。

 

 

〔ディメンションムーバーシステム作動準備完了!〕

 

〔デュエルエナジー吸収装置起動! デュエル開始の宣言をしろ!〕

 

 

管理室からモクバと海馬の声が聞こえて来る。それを聞き、デュエルフィールドの二人はデュエルディスクを構える。

 

 

「よし、行くぞ!」

 

「ええ、来なさい!」

 

「「デュエル!」」




藍と橙は高光さんのリクエストで出しました。

最も、扱いが難しくて途中退場させて頂きました。
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