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上の間の台詞は観戦組
「「デュエル!」」
光一 LP:4000 デッキ:35 手札:5
VS
悠紀 LP:4000 デッキ:35 手札:5
「先攻は俺だ! 俺のターン!!」
先攻は光一、後攻が悠紀か。アイツと共にいたルビー・カーバンクルから恐らくデッキは……。
「俺は《宝玉獣 サファイア・ペガサス》を召喚!」
宝玉獣 サファイア・ペガサス ☆4
ATK1800
光一[手札:5→4]
[よっしゃぁい、俺が一番目ぇ!! 光一、見てるかぁ!?]
やはり宝玉獣……しかもあの様子からしてヨハンとは別個体か。テンション高いし、なんか光一の方向いて飛び跳ねてるしさ……見えてなさそうだけど。
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「テンション高いわね、アイツ」
「ああ、ヨハンのとは全然違うぜ。見ろよ、悠紀もびっくりしてるぞ」
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魔理沙の言う通り、悠紀はびっくりしたのか左足が一歩分下がっている。
「え、えーと……」
「……ん? どうした、何か俺のプレイングに変なとこあるか?」
[……だめ、かぁ……お、そこの対戦相手のお姉さん、俺見えてる感じか!?]
「だ、大丈夫だよ。続けて(ヨハンくんのと違いすぎるよ)」
「ん、そっか。じゃあ、《サファイア・ペガサス》の効果で、《宝玉獣 アンバー・マンモス》を宝玉として魔法・罠ゾーンに置くぜ。そしてカードを2枚セット、《虹の古代都市-レインボー・ルイン》をフィールドに発動して、ターンエンドだ」
光一[デッキ:35→34 手札:4→2→1]
[お、モスさんが待機してくれてるな! はやく一緒に戦えねぇかなあ?]
光一[デッキ:34 手札:1 LP:4000
モンスター:宝玉獣サファイア・ペガサス
魔法・罠:伏せ2
宝玉獣アンバー・マンモス
フィールド魔法:虹の古代都市-レインボー・ルイン
Pゾーン:なし]
「さてと。私のターン、ドロー!」
悠紀[デッキ:35→34 手札:5→6]
「いつものいくよ! 《ローンファイア・ブロッサム》を召喚!」
ローンファイア・ブロッサム ☆3
ATK/500
悠紀[手札:6→5]
「《ローンファイア・ブロッサム》の効果発動! 自身をリリースして《アロマージ-ジャスミン》を特殊召喚!」
アロマージ-ジャスミン ☆2
DEF/1900
悠紀[デッキ:34→33]
[どうもー、ジャスミンちゃんです! ……やめよ]
「さらにフィールド魔法《アロマガーデン》を発動!」
悠紀[手札:5→4]
虹がかかった遺跡に草花が生い茂り、小川が流れる。
「《アロマガーデン》の効果でライフを500回復」
悠紀[LP:4000→4500]
「さらに私のモンスターの攻撃力、守備力を次の相手ターンの終わりまで500あげる」
アロマージ-ジャスミン
DEF/1900→2400 ATK/100→600
「そして《ジャスミン》の効果、1ターンに1度ライフを回復したときデッキからドローできる!」
悠紀[デッキ:33→32 手札:4→5]
「《ジャスミン》が場にいて私のライフが相手より高い時、1度だけ植物族モンスターを追加で通常召喚できる。《アロマージ-カナンガ》を召喚」
アロマージ-カナンガ ☆3
ATK/1400→1900 DEF/1000→1500
悠紀[手札:5→4]
アロマガーデンの強化は後出のモンスターにも有効。これ地味に厄介。
「そして《フレグランス・ストーム》を発動! 《ジャスミン》を破壊し、ドロー! 追加ドローはなしだよ」
悠紀[デッキ:32→31 手札:4→3→4]
[またね悠紀]
「ええ。アロマモンスターが破壊されたことにより《アロマガーデン》のもうひとつの効果発動! 私はライフを1000回復する」
悠紀[LP:4500→5500]
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「いつもの破壊コンボね」
「でも、アロマージは相手よりライフを高く保つ必要がある。それに《ジャスミン》の追加召喚は1度裏にするか場から離さないと再使用はできない」
「戦術としては悪くないし、遊戯の言う通りだな」
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「《アロマージ-カナンガ》は私のライフが回復したとき、相手の魔法・罠を1枚手札に戻す。私は……伏せカードを手札に戻す!」
カナンガが投げたフラスコから突風が発生し、伏せられていたカードが光一の手札に戻る。
「あー、こっちが戻されるかぁ……」
光一[手札:1→2]
「バトル! 《カナンガ》で《サファイア・ペガサス》を攻撃!」
「ま、こっちが戻されなくてよかった、と思うか。リバースカードオープン! 《宝玉の集結》!」
「な!」
アロマージ-カナンガ
ATK/1900
VS
宝玉獣サファイア・ペガサス
ATK/1800
光一[LP:4000→3900]
[うおっ……まぁ、俺がやられても次がいるから、またな!]
「《サファイア・ペガサス》は破壊された時に自身を宝玉にするぜ! そして、《宝玉の集結》の効果で1ターンに1度宝玉獣をデッキから特殊召喚できる! 来てくれ、《宝玉獣ルビー・カーバンクル》!」
宝玉獣ルビー・カーバンクル ☆3
DEF/300
光一[デッキ:34→33]
[僕、登場だよっ……アベッ]
ルビー・カーバンクルがクルクルと回って登場するも地面に顔面から激突した。
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「おう、盛大にこけたな」
「顔面からいったわね」
「大丈夫かな、あれ」
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「《ルビー・カーバンクル》の効果! 俺のフィールドにある宝玉の中から任意の数だけ自分フィールドに特殊召喚できる! ルビー・ハピネス!」
[っつぅ……みんなきてー!!]
ルビーが顔をさすりながら尻尾のルビーを光らせる。すると宝玉となっていた宝玉獣たちがモンスターゾーンに移動し、それが輝きはじめ、モンスターの姿になる。
[おっしゃあ! またまた俺の出番だぜ!]
[やれやれ、光一はまだ私たちの事は見えんようだが……ルビー、大丈夫か?]
[だいじょーぶだよ、アンのおっちゃん!]
[……うむ、怪我がないのならいいが……]
宝玉獣サファイア・ペガサス ☆4
ATK1800
宝玉獣アンバー・マンモス ☆4
ATK1700
「《サファイア・ペガサス》の効果、今度はデッキから《トパーズ・タイガー》を宝玉化!」
光一[デッキ:33→32]
「やっちゃった。カードを2枚伏せてターンエンド」
悠紀[デッキ:32 手札:2 LP:5500
モンスター:アロマージ-カナンガ
魔法・罠:伏せ2
フィールド魔法:アロマガーデン
Pゾーン:なし]
「よーし、俺のターンだ! ドロー!」
光一[デッキ:32→31 手札:2→3]
「うーん……あまり動けないし……装備魔法《宝玉の解放》を宝玉獣アンバー・マンモスに装備! これで攻撃力を800あげる!」
宝玉獣アンバー・マンモス
ATK1700→2500
光一[手札:3→2]
「バトル!《 アンバー・マンモス》で《カナンガ》を攻撃!」
「手札の《ジュラゲド》の効果発動! 手札のこのカードを特殊召喚し、ライフを1000回復する!」
ジュラゲド ☆4
ATK/1700→2200 DEF/1300→1800
悠紀[LP:5500→6500 手札:2→1]
「そして《カナンガ》の効果で《宝玉の集結》を手札に戻す!」
光一[手札:2→3]
「っ……でも、攻撃対象はこのまま《カナンガ》でバトル続行!!」
「《ジュラゲド》のもうひとつの効果発動! このカードをリリースして《カナンガ》の攻撃力を次のターン終了時まで1000ポイントアップさせる!」
「それくらい、想定済み! 手札から速攻魔法《禁じられた聖槍》を《カナンガ》を対象に発動! その攻撃力を800下げる! モンスターの増減巻き戻しは特に攻撃を止める気はないから無意味!」
光一[手札:3→2]
「そんな!」
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「《禁じられた聖槍》は対象モンスターに魔法・罠の効果を受けない効果を与える」
「つまり、《カナンガ》は《アロマガーデン》の効果を受けられず、攻撃力が下がる」
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宝玉獣アンバー・マンモス
ATK/2500
VS
アロマージ-カナンガ
ATK/1900→1400→600→1600
「くっ! 《アロマガーデン》の効果でライフを1000回復する!」
悠紀[LP:6500→5600→6600]
「まだまだ! サファイアペガサスで直接攻撃!」
「罠カード、《ピンポイント・ガード》を発動! 墓地の《ジャスミン》を特殊召喚!」
アロマージ-ジャスミン ☆2
DEF/1900→2400 ATK/100→600
[アタシ復活!]
「そしてこのターン、《ジャスミン》は破壊されない」
「チェッ、ライフを削るどころか結局回復されちまった……攻撃中断だ。俺はカードを2枚セット、ターンエンドだ!」
光一[デッキ:31 手札:0 LP:3900
モンスター:宝玉獣ルビー・カーバンクル
宝玉獣サファイア・ペガサス
宝玉獣アンバー・マンモス
魔法・罠:伏せ2
宝玉獣トパーズ・タイガー
宝玉の解放
フィールド魔法:虹の古代都市-レインボー・ルイン
Pゾーン:なし]
「エンドフェイズに永続罠《潤いの風》を発動! ライフを1000払ってデッキから《アロマポット》を手札に加える!」
悠紀[LP:6600→5600 デッキ:32→31 手札:1→2]
「そして《アロマガーデン》の効果も切れる」
アロマージ-ジャスミン
DEF/2400→1900 ATK/600→100
「私のターン、ドロー!」
悠紀[デッキ:31→30 手札:2→3]
「《潤いの風》の効果発動! ライフを払って《アロマージ-ベルガモット》を手札に加える!」
悠紀[LP:5600→4600 デッキ:30→29 手札:3→4]
「モンスターをセットして《アロマガーデン》の効果発動! ライフを500回復して《ジャスミン》の効果でドロー!」
アロマージ-ジャスミン
DEF/1900→2400 ATK/100→600
悠紀[LP:4600→5100 デッキ:29→28 手札:4→3→4]
「《ジャスミン》の効果を使い、《ジャスミン》をリリースして《ベルガモット》を召喚!」
アロマージ-ベルガモット ☆6
ATK/2400→2900 DEF/1800→2300
悠紀[手札:4→3]
「バトル! 《ベルガモット》で《アンバー・マンモス》を攻撃!」
「リバースカード、Wオープン! 《マジカルシルクハット》! 《宝玉の集結》! 」
「な! これはちょっときついかな……」
「まずは《宝玉の集結》の発動を処理後、《マジカルシルクハット》の効果! デッキから《宝玉の解放》2枚をアンバー・マンモスと一緒にセットし、場所をシャッフル! そしてその後に装備されていた《宝玉の解放》が破壊されて、宝玉の解放の効果発動! 今度は《宝玉獣アメジスト・キャット》をセット!」
光一[デッキ:31→29→28]
「そして宝玉化している宝玉獣が2体になったから《レインボー・ルイン》の効果でダメージが半分に……か」
悠紀は手札を見て考えているようだ。現時点で宝玉獣はルビー、サファイア、アンバー、トパーズ、そしてアメジストの5つがフィールドに存在する。そしてこのバトルフェイズ終了時には、残りのコバルトとエメラルドが出てくるだろう。この状況をどうする、悠紀。
「(この手札ならある程度はリカバリーできる。リカバリーできない事が来そうだけど……)攻撃対象を《ルビー・カーバンクル》に変更! 《ベルガモット》の効果で私のライフがそっちより高い限り植物族モンスターは貫通効果を得る!」
[うわわっ!? こっち来たっ!?]
アロマージ-ベルガモット
ATK/2900
VS
宝玉獣ルビー・カーバンクル
DEF/300
「《ルビー》の宝玉化効果は使わない。そして……《宝玉の集結》の効果も、だ」
光一[LP:3900→2600]
「バトルを終了するよ」
「んじゃあ、セットされていた2枚の《宝玉の解放》は破壊されて効果発動! デッキから《宝玉獣コバルト・イーグル》と《宝玉獣エメラルド・タートル》を宝玉化!」
「カードを2枚伏せてターンエンド!」
悠紀[デッキ:28 手札:1 LP:5100
モンスター:伏せ1
アロマージ-ベルガモット
魔法・罠:伏せ2
潤いの風
フィールド魔法:アロマガーデン
Pゾーン:なし]
「俺のターン、ドロー!」
光一[デッキ:28→27 手札:0→1]
「俺は《レインボー・ルイン》の第4の効果を発動! 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時にデッキからカードを1枚ドローできる」
光一[デッキ:27→26 手札:1→2]
「ドロー後に《潤いの風》の効果発動! ライフを1000払い、デッキから《アロマセラフィ-アンゼリカ》を手札に加える」
悠紀[LP:5100→4100 デッキ:28→27 手札:1→2]
「宝玉の集結を墓地に送って第2の効果! 俺のフィールドの宝玉状態のコバルト、そして……」
光一は少し考えてから対象を選択した。
「……うん、ここはメインデッキ側のセットカードを手札にバウンスする!」
光一[手札:2→3]
「くっ!」
悠紀[手札:2→3]
悠紀は苦虫を潰したような表情で対象のカードを手札に戻す。恐らくだがレインボー・ドラゴン用だったのだろう、宝玉7つそろってるし。
「ナイト・ショットを残ったセットカードに対して発動!」
光一[手札:3→2]
「使うしか……チェーンして手札の《アロマセラフィ-アンゼリカ》の効果を墓地の《カナンガ》を対象に発動! このカードを墓地に送り、そのモンスターの攻撃力分ライフを回復する! さらにチェーンして永続罠《渇きの風》を発動!」
悠紀[手札:3→2]
「……チェーンはない」
「ならチェーンの逆処理。けど《渇きの風》は表にするだけで何もない。そして《アンゼリカ》の効果でライフを1400ポイント回復する」
悠紀[LP:4100→5500]
「ナイト・ショットはセットカードじゃないと反応しない……と」
「そして《渇きの風》の効果、私のライフが回復した場合に発動でき、相手の表側表示モンスター1体を破壊する。《サファイア・ペガサス》を破壊!」
[うおぉぉぉ!?]
「《サファイア・ペガサス》は自身の効果で宝玉化する」
「そして《ベルガモット》はライフを回復した場合、相手のターン終了時まで攻撃力・守備力が1000ポイントアップする」
アロマージ-ベルガモット
ATK/2900→3900 DEF/2300→3300
「けど、これでとりあえずの後顧の憂いは無くなった! 魔法カード《レア・ヴァリュー》を発動!」
「……《トパーズ・タイガー》を選択」
「それじゃあ、《トパーズ・タイガー》を墓地に送って2枚ドロー!」
光一[デッキ:26→24 手札:2 →1→3]
「俺は《アンバー・マンモス》を反転召喚! そして魔法カード《エクシーズ・レセプション》を《アンバー・マンモス》を対象に発動! 選択した《アンバー》と同じレベルのモンスター……《コバルト・イーグル》の効果を無効化し、攻撃力・守備力は0にして……手札から特殊召喚する!」
宝玉獣コバルト・イーグル ☆4
ATK/1400→0 DEF/800→0
光一[手札:3→2→1]
[うぅ、さみぃ……]
[全く、もっとしっかりしないか……]
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「……なあ、なんでアイツは寒がってるんだ?」
[《レセプション》で攻守が0になったからでは?]
「それだったら力が入らないとかだろ」
[それもそうですね]
俺とエアトスはどうでもいいことに悩みを抱えたが、とりあえずデュエルに集中することにした。
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「そして《コバルト・イーグル》をリリース! 光り輝け! 《光帝クライス》をアドバンス召喚!」
光帝クライス ☆6
ATK/2400
光一[手札:1→0]
「そして、《クライス》の効果! 《クライス》自身と《アンバー・マンモス》を破壊する! 」
[っ……! マンモス使いが荒いんだから……ホント、困ったマスターだ……]
「そしてこの効果で破壊されたカードのコントローラーは破壊された枚数分ドローする! 破壊されたのは俺のカードだけ、よって2枚ドロー!」
光一[手札:0→2]
「そして、またまた《レア・ヴァリュー》を発動するぜ!」
光一[手札:2→1]
「ま、またですか。なら、《サファイア・ペガサス》を選択します」
「それじゃあ、《サファイア・ペガサス》を墓地に送って2枚ドロー!」
光一[デッキ:24→22 手札:1→3]
「……! 来た来たぁ! 魔法カード《宝玉の導き》を発動! デッキから新たな《サファイア・ペガサス》を特殊召喚! 効果で2枚目の《アンバー・マンモス》を宝玉化!」
サファイア・ペガサス ☆4
ATK/1800
光一[デッキ:22→21→20 手札:3→2]
「行くぜ、俺はフィールドにある宝玉化した仲間達を墓地に送り!」
「ゑ! 嘘でしょ!」
「発動! 《宝玉の氾濫》! フィールドの全てのカードを墓地に送る!」
光一[手札:2→1]
悠紀の場にはアロマガーデン、ベルガモット、セットモンスター、潤いの風、渇きの風の5枚がある。そして宝玉の氾濫は墓地送りにした相手のカード1枚につき1体、墓地の宝玉獣を復活させる。悠紀を見ると勝敗が分かったのか、ディスクを下げていた。
「現れろ! 俺の仲間たち!」
宝玉獣サファイア・ペガサス×2 ☆4
ATK1800
宝玉獣アンバー・マンモス×2 ☆4
ATK1700
宝玉獣トパーズ・タイガー ☆4
ATK1600
「……俺、デッキを信じてるんだ。最も、遊勝塾に入る前……負け試合が多すぎて年間勝率1割切るとか平気であったし」
「え? 急にどうしたの」
光一は急に語りだし、悠紀は少し困惑した。
「勿論、何度もデッキを組み直したし、枚数の変更とかもした。それでも……ダメだった。敗けが続いたんだ。デッキそのものを変えたら? 友人にこうも、言われるほどにな。でも……俺は、宝玉獣たち以外のデッキを使う気にはなれなかった。それは、俺が小さい頃から使い続けているから……そして……俺はコイツらを、親友だと、思ってるから!」
[[俺たちのマスターは、いくら負けても……]]
[[周りの人間の様にデッキを切り換えることは今まで一切してこなかったのさ!]]
[そして、俺らはそんなマスターの想いに応えたいんだよ!]
サファイア・ペガサス、アンバー・マンモス、トパーズ・タイガーが光一に続く。そして光一に周りに、今は場にいない者たちが現れる。
[だから、ぼくらはどんなにきずついても……]
[マスターの為になら何度でも盾になってやるし、破壊されようとも屁じゃないってもんさ!!]
[それが私たちの想い]
[そして、儂らの決意じゃ]
[そして、声は届かなくとも……伝えたい私(わたくし)たちの言葉です、私たちの声が聴こえるものたちよ]
「だからさ、俺が言うのも変な話だけどよ……今回負けても……デッキを信じてやれよな!」
「……ふふ。なら、“彼ら”の声に気づいてあげなきゃね」
[そーだよ。精霊は主と一心同体なんだから]
「バトル! サファイア・ペガサスとアンバー・マンモス、トパーズ・タイガーで総攻撃だ!」
宝玉獣サファイア・ペガサス×2
ATK/1800
+
宝玉獣アンバー・マンモス×2
ATK/1700
+
宝玉獣トパーズ・タイガー
ATK/1600
↓ ↓
悠紀[LP:5500]
「ごめんね、ジャスミン」
悠紀[LP:5500→0]
悠紀は光一の総攻撃を受け、小さくジャスミンに謝った。
WIN
光一
「っ! はぁ。あーあ、なんとかなると思ってたんだけどな~。《通告》じゃなくて《ツイツイ》だったら変わってたかな、結果論だけどね」
「っ…………まぁ、さっきの2回目の《レア・ヴァリュー》のドロー、もう1枚……《ラスト・リゾート》だったし、一応アレを防がれても何とかはなってたんだけどな」
「そう……」
悠紀と光一が軽く会話すると、管理室から海馬たちの声が聞こえてきた。
〔二人ともお疲れなんだぜ〕
〔貴様らのデュエルで40%チャージが完了した。ゆっくり休むがいい〕
「そうさせて貰うわ」
悠紀と光一はデュエルフィールドからそれぞれの待ち人の元へ向かった。