―――人がいずれ朽ち行くように、国もやがては滅びゆく
千年栄えし帝都ですらも
今や腐敗し生き地獄
人の形の魑魅魍魎が闇の中で跋扈する
天が裁けぬその悪を
闇の中で始末する―――
我等全員
殺し屋稼業!!
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帝都、中央、王宮内、将軍部屋、其処に二人の男がいた
「来てやったぞロクゴウ。」
「遅かったな、殺しもほどほどにしておけよ。」
片方は将軍、もう片方はムクロ、また、≪しゃれこうべ≫とよばれる凄腕の暗殺者だ、暗殺者といっても個人営業でやっているため、ナイトレイドや革命軍とは何の関係もない、
さて、本来であれば帝国に仇名す敵である暗殺者と将軍が面会しているのには理由がある、
「いや~それにしてもロクゴウ、お前が将軍になっているとはな~。」
「そういうお前だって、士官学校で、最強の将軍になって、この帝都を変える!とか言ってただろ、理由は言わずともわかるが暗殺者になっていたとはな・・・。」
そう、二人は士官学校同級生である、そして、この帝都に不満を持っている者同士でもあった、
「さて、ロクゴウ、ホントにいいんだな?」
「ああ、この帝国についても、いち将軍じゃあ何も変えられない、やはり一度潰さなければ、変えることはできないさ・・・。」
悲しそうに呟く、
「解った、それじゃあ革命軍に合流するか・・・、お前が行くなら俺も行こうかな・・・。」
「ああ、それもいいかもな、ムクロ、お前も来いよ。」
「じゃあ、何時にする?次の賊討伐にか?革命軍との合流は。」
「その時がいいかもな、じゃあ、一週間後、俺のところにこい。」
「ああ、精々その時まで死ぬなよ、ロクゴウ。」
「お前もな。」
この時、ロクゴウはムクロの精々死ぬなよ、の言葉を深く考えていなかった・・・・
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暗殺部隊が動いた、標的はロクゴウ、将軍部屋に向かい黒い集団が動き始めていた、
先頭にいるのはクロメと呼ばれる少女、帝具と呼ばれる超兵器の一つを持っている、
真っ直ぐにロクゴウのいる寝室まで走っている、
その道のど真ん中に骸骨のような仮面をつけた長身の若干線の細い男が立っていた、
「悪いな、俺の親友がこの先にいるんだ、通行止め、させてもらうぜ。」
その一言だけで十分だった、暗殺集団が彼を敵、と認識するのは、
暗殺集団五人のうち二人が動いた、動きのスピードが長い間の鍛練をしたもの以上を誇っている、薬などで強化しているのだろう、腐った帝国がやりそうなことだ、
それを投げナイフで牽制、少し距離をとる、五人が一斉にかかってくる、帝具と思わしき刀だけは躱し、残りを長めの短剣で切り殺す、が、さすが薬で強化した、というべきか眉間を貫いたのにまだ動く、逆上したのか帝具使いが斬りかかってくる、避けようと思ったが何かに足をつかまれる、死体だ、
「クソ!これがお前の帝具の効果か!」
毒づきながら短剣で刀を受ける、
「よくも!仲間を!」
逆上している、
「うるせえ!いつかこうなるってわかってたんだろーが!」
チッ!と暗殺部隊の体調と思わしき少女の頬を俺の短剣が掠める、
「・・・撤退しかないか・・・。」
「そーそー、早く帰れ、そしてもう二度とこっち来るな。」
俺は少女を嘲笑う。
すると少女は俺を見て
「いつか・・・絶対に・・・殺す・・・。」
そう言って去って行った。
それから一週間後、ロクゴウ将軍が帝国を離反、帝国は決して少なくない戦力を失った、
そして、ナイトレイドに、新たな戦力が加わることとなる。
その新たな戦力の名を、ムクロ、またの名を≪しゃれこうべ≫といった。
主人公本格始動は次回以降です。