ホウエン地方で始まる日常 作:kazusaichinomiya
他にも駄作を書いてるので今後もっと遅くなる場合があります。
夜空の中を駆ける3人の影があった。一人の少女を追いかけている。
「ゴニョニョ!?」
「ヒガナ、だな?話を聞かせてもらいたい」
「え?ちょっと!」
シガナは一人残された。
「ごにょ……」
「ねむい……」
「あたしもうむりしにそうです」
タツキとコルニ共に眠気でおかしくなってます。全く……まぁいいでしょう、ここでキャンプとしますかね。
「わかりました。今日はここで野宿……って寝るの早っ!」
僕が振り返るとタツキもコルニもボスゴドラも寝てました。全然進んでないんですがね。じゃあ僕も寝ますか。
〜翌朝〜
「あれ、タツキは?」
「見てないですよ?」
朝起きるとタツキだけがいなかった。しかも足跡が残ってないし……。ということは。
「拉致の可能性もないですね」
「足跡が無いなんて……」
でもどこに行ったのでしょう……!
「荷物はありますよ、全部」
「アイツの事だ。おそらくあたし達に黙ってどこか行くことはないはず」
どこからそんな信頼が湧き出てくるのでしょう。
「んあ?どこここ?ボスゴドラは?」
「知らないわよ、ていうかなんでアンタがここにいるのよ?」
気がついたら海岸にいた。なんでかはわからないけど、ボスゴドラもいないし、他のもいないし、なのにヒガナがいる。
「なんで?」
てかここどこなの?
「………………………………夢か」
「夢ではない!」
目の前に三人の影が現れた。
「「だ……誰?」」
「我々はダークトリニティ、フレア=プラズマ連合団最高幹部だ」
フレア?プラズマ的なアレかな?連合団?幹部?だめだ、全然状況が読めない。
「遺伝子を知るために君たちが必要なんだ。協力してもらおう」
「き、協力って……拉致しといてそれはないでしょ!」
「……………………拉致?」
「拉致って……え?」
「強行手段を採っただけだ。お前が言うことを聞かなかったからな」
拉致って……。オレ達をどうするつもりなんだろう。
「簡単な話だ。DNAを調べるだけだ。お前たち二人……流星の民の……な」
は!?
誰の事だ?
二人……ヒガナと……オレ?
オレが……流星の民……?
「ってなんだ?」
「後もう一人連れてくる予定だったが、まあいい」
「待って!タツキが!?何かの間違いでしょう!?それにもう一人って!?」
「喚くな……!この場で死ぬか?末裔くん?」
「うっ……!」
流星の民の末裔?それって何かすごない?いや間違えた、すごくない?何かわからないけど。
「コイツは末裔じゃない、純粋な流星の民だからな、殺すわけにはいかない」
純粋!?オレが!?ってことは両親も!?両親……今まで見た事のない存在だ。オレの血筋が流星の民だってこと!?
「親が誰か知りたいのか?それもDNAで分かる」
「いや……いい。……オレを捨てたのは事実だ」
今さら親なんて興味ないし。オレの親はボスゴドラだし……唯一の親友だし……唯一の……彼氏だし。あ、でもゲイじゃないぞ!ただボスゴドラだけが好きなだけだ。他の人、いやあらゆる生物を恋愛対象として見ることはできないだろうな。ってか……寂しい。
「帰らせて……!」
「まだムリだ」
「いや五月蝿いガキは殺そう」
「やめとけ、少なくとも雄の方は残しとけ」
「じゃあさっきから喚いてる雌を殺すか」
「……そっちならいい」
「いや……来ないで……いやッ!」
「……………………………………せ」
「「「ん?」」」
「離せっていってんだろ!」
叫んだ瞬間、大地が割れた。比喩ではなくて、割れたのだ。パカッと。そして……!
「ギャアアアアアアアーーーーーース!!!!!!!!」
ルギアが現れた。
「は!?」
「え!?」
「「「なんだ!?」」」
「…………何?」
「何ってひどいなぁ♪ヒーローが助けに来たんじゃない♪」
そもそもヒーローだと思ってないし、ってかポケモンなんだし喋んな。
「いいじゃん♪素直じゃないな〜カワイイ!」
「てか誰?」
「ボクはルギア!タツキのお婿さんだよ♪」
何を言ってるんだ?オレはボスゴドラを嫁にしてもいいけど、ルギア?
「嫁になった覚えはない」
「まあまあ追い払ったことだし、シよーよ♪」
「何をだよ!」
「ピー(自重)」
「え?犯されるの?」
「優しくスるから、大丈夫♪」
「いやぁあああああああ!!!!!!」
ボスゴドラ……ホントにごめん。逃げたからなんとかなったけど。オレはマジ一途だからな!
こうしてオレの地獄の生活が始まった。朝から晩までルギアはオレに発情してくるし、ヒガナは無口だし、オレは逃げ回る。今回は自力で脱出するぞッ!
「タツキ♪シようよ♪」
「ぎゃああああ!!!!!」
よい子のみんな、見た目だけで判断するのは良くないぞ!人気のあるルギアさんだが……変態だったとか。
次回はタツキ自身の力に迫ります。