ホウエン地方で始まる日常   作:kazusaichinomiya

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ここからが今作のメインです。サンムーン発売前にはなんとか区切りのいいとこまで持っていきたい。です。
他にも駄作を書いてるので今後もっと遅くなる場合があります。


第十一話 計画の序章

夜空の中を駆ける3人の影があった。一人の少女を追いかけている。

「ゴニョニョ!?」

 

「ヒガナ、だな?話を聞かせてもらいたい」

「え?ちょっと!」

 

シガナは一人残された。

「ごにょ……」

 

「ねむい……」

「あたしもうむりしにそうです」

タツキとコルニ共に眠気でおかしくなってます。全く……まぁいいでしょう、ここでキャンプとしますかね。

「わかりました。今日はここで野宿……って寝るの早っ!」

僕が振り返るとタツキもコルニもボスゴドラも寝てました。全然進んでないんですがね。じゃあ僕も寝ますか。

 

〜翌朝〜

「あれ、タツキは?」

「見てないですよ?」

朝起きるとタツキだけがいなかった。しかも足跡が残ってないし……。ということは。

「拉致の可能性もないですね」

「足跡が無いなんて……」

でもどこに行ったのでしょう……!

「荷物はありますよ、全部」

「アイツの事だ。おそらくあたし達に黙ってどこか行くことはないはず」

どこからそんな信頼が湧き出てくるのでしょう。

 

 

「んあ?どこここ?ボスゴドラは?」

「知らないわよ、ていうかなんでアンタがここにいるのよ?」

気がついたら海岸にいた。なんでかはわからないけど、ボスゴドラもいないし、他のもいないし、なのにヒガナがいる。

「なんで?」

てかここどこなの?

「………………………………夢か」

「夢ではない!」

目の前に三人の影が現れた。

「「だ……誰?」」

「我々はダークトリニティ、フレア=プラズマ連合団最高幹部だ」

フレア?プラズマ的なアレかな?連合団?幹部?だめだ、全然状況が読めない。

「遺伝子を知るために君たちが必要なんだ。協力してもらおう」

「き、協力って……拉致しといてそれはないでしょ!」

「……………………拉致?」

 

「拉致って……え?」

「強行手段を採っただけだ。お前が言うことを聞かなかったからな」

拉致って……。オレ達をどうするつもりなんだろう。

「簡単な話だ。DNAを調べるだけだ。お前たち二人……流星の民の……な」

は!?

誰の事だ?

二人……ヒガナと……オレ?

オレが……流星の民……?

「ってなんだ?」

「後もう一人連れてくる予定だったが、まあいい」

「待って!タツキが!?何かの間違いでしょう!?それにもう一人って!?」

「喚くな……!この場で死ぬか?末裔くん?」

「うっ……!」

流星の民の末裔?それって何かすごない?いや間違えた、すごくない?何かわからないけど。

「コイツは末裔じゃない、純粋な流星の民だからな、殺すわけにはいかない」

純粋!?オレが!?ってことは両親も!?両親……今まで見た事のない存在だ。オレの血筋が流星の民だってこと!?

「親が誰か知りたいのか?それもDNAで分かる」

「いや……いい。……オレを捨てたのは事実だ」

今さら親なんて興味ないし。オレの親はボスゴドラだし……唯一の親友だし……唯一の……彼氏だし。あ、でもゲイじゃないぞ!ただボスゴドラだけが好きなだけだ。他の人、いやあらゆる生物を恋愛対象として見ることはできないだろうな。ってか……寂しい。

「帰らせて……!」

「まだムリだ」

「いや五月蝿いガキは殺そう」

「やめとけ、少なくとも雄の方は残しとけ」

「じゃあさっきから喚いてる雌を殺すか」

「……そっちならいい」

 

「いや……来ないで……いやッ!」

「……………………………………せ」

「「「ん?」」」

 

「離せっていってんだろ!」

 

叫んだ瞬間、大地が割れた。比喩ではなくて、割れたのだ。パカッと。そして……!

「ギャアアアアアアアーーーーーース!!!!!!!!」

ルギアが現れた。

 

「は!?」

「え!?」

「「「なんだ!?」」」

 

「…………何?」

「何ってひどいなぁ♪ヒーローが助けに来たんじゃない♪」

そもそもヒーローだと思ってないし、ってかポケモンなんだし喋んな。

「いいじゃん♪素直じゃないな〜カワイイ!」

「てか誰?」

「ボクはルギア!タツキのお婿さんだよ♪」

何を言ってるんだ?オレはボスゴドラを嫁にしてもいいけど、ルギア?

「嫁になった覚えはない」

「まあまあ追い払ったことだし、シよーよ♪」

「何をだよ!」

「ピー(自重)」

「え?犯されるの?」

「優しくスるから、大丈夫♪」

「いやぁあああああああ!!!!!!」

 

ボスゴドラ……ホントにごめん。逃げたからなんとかなったけど。オレはマジ一途だからな!

 

こうしてオレの地獄の生活が始まった。朝から晩までルギアはオレに発情してくるし、ヒガナは無口だし、オレは逃げ回る。今回は自力で脱出するぞッ!

「タツキ♪シようよ♪」

「ぎゃああああ!!!!!」




よい子のみんな、見た目だけで判断するのは良くないぞ!人気のあるルギアさんだが……変態だったとか。
次回はタツキ自身の力に迫ります。
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