ホウエン地方で始まる日常   作:kazusaichinomiya

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第十二話 世界

朝からルギアに犯されかけて大変だよ…………。

「ねえねえ!処女を取られたくないの?なんで?」

「うっせえよ!」

オレは知りたい。オレは流星の民だとか言ってたけど……なんで狙われたんだろうか……。

「知りたいんでしょ、理由」

図星だった。でもコイツが教えてくれるのかな?

「犯させてよ!したら教えるよ!」

「結構です!」

「ふーん」

はい!?なんですかその反応?

 

「僕より素敵な男性がいるんだね……わかるよ」

は!?なんで!?ってか男性って断定する時点でヤバイだろ!

「でも……そーゆーことなんだよ」

「ふぇ?」

訳がわからないよ。

「流星の民って言うのは、もともとポケモンだったんじゃないか、って言われていて、ポケモンと深く分かち合える唯一の人族だったんだよ♪」

なんでコイツは知ってるんだよ!いやスゲェけど!

「だからさ、キミに魅力を感じるポケモンも多いはずだよ♪」

「いや、それが全部オスなのかよ!」

「僕みたいに両性もいるよ!」

はい、まともに聞いてしまったオレが馬鹿でした。

でもポケモンがオレに惹かれるのか……。

「ボスゴドラ……」

「ふーん、まあ戻る方法がないわけじゃないけどね……」

「へ!?どうすんの!?」

 

「ここはホウエン地方じゃないんだ」

「へーそーなんだー………………………………って」

 

 

「えええええええええええええええええ!?」

 

 

いやちょっと待て待て、どーやったらこのオレはホウエン地方を出てしまったんだ!?しかもたった一人で?

「どういうことだよ!?」

「ここはアローラ地方だよ。あの三人組に飛ばされて来たんだね」

「いやお前なんで知ってんだよ!」

「僕は君の夫だからね。君を助けに来たんだ」

「じゃあ今すぐホウエンに返してくれよ」

「無理だね。向こうの監視体制は徹底しているからまた拉致されるのがオチだよ」

「どうすりゃ帰れるんだよ……」

「僕のお嫁さんになるなら帰っても守れるよ」

「結構です!じゃあこっちにいるしかないんだ……」

「僕の予想だと彼らも拉致されてこっち来るね」

「そこで落ち合えばいいな!」

しかしホウエンにはどうやって帰ろうか……。空を飛ぶか、海を渡るか……。

 

「ちょっと待ちなさいよ!」

後ろにはヒガナがいた。知ってはいたが、オレは何も言わなかったから困惑していたのかもしれない。

「なんで助けたの?」

「んー、助けるのに理由って必要か?」

「!?」

「まあ、生きれることっていいからな!」

希望が見えてきた。オレは負けない。絶対に再会するんだ!




次回からサン・ムーン編スタート!
無理やりですがホウエン地方から出ることだし、完結扱いにさせていただきます。
十二月頃に新作を出せればと思うのでよろしくお願いします!
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